

「添乗員が同行してくれるツアーに参加したいけれど、どんな人が案内してくれるのかしら・・・」
そんな不安を感じることはありませんか?
ツアーの満足度を大きく左右するのは、同行する添乗員の"質"と"人間力"です。
この記事では、そもそもの添乗員とは?資格はどうやって取得する?などの基礎知識から、プロフェッショナルとしての裏側、そして現場で活躍する人気のベテラン添乗員15名の生の声まで、添乗員という仕事を目指す方や現場の生の声から次回のツアー選びに役立つ情報をお届けします。ぜひ最後までお読みください。
目次
- そもそも添乗員とは?ツアーにおける役割とは?
- 添乗員の仕事内容とガイドとの違いとは?
- 添乗員になる為の資格で「旅程管理主任者」の難易度・合格率は?
- 15名のベテラン添乗員の一挙紹介と現場から届く生の声
- 【まとめ】信頼できる添乗員と一緒に、一生モノの感動体験へ
1. そもそも添乗員とは?ツアーにおける役割とは?
一見華やかに見えるツアーの引率ですが、そもそも「添乗員とは」どのような存在なのでしょうか。
添乗員とは、旅行業法に基づく専門職であり、旅行するお客さまが安全に予定された行程通りに行動できるよう、裏側で多岐にわたるマネジメントを行う役割を担っています。
ツアーが旅行条件通りに運営されるように「旅程を管理をする」ことが、添乗員にとって一番重要なミッションです。トラブルの際にも迅速に対応し、お客さまの旅の安心を守る「旅のプロフェッショナル」と言えます。
2. 添乗員の仕事内容とガイドとの違いとは?
では、具体的に「添乗員 仕事」とはどのような内容なのでしょうか。大きく分けて以下の3つが挙げられます。
- 行程・運行管理:飛行機、列車、専用バスや現地のホテル、レストラン、現地のガイドとの綿密な時間調整、ナビゲーションを行います
- 安全・衛生管理:旅行中のお客さまの体調不良、思いがけないトラブル、紛失物などへの迅速な対応を行い、安全を守ります。
- 演出と空間作り:現地の歴史、文化、習慣などをガイドと連携してわかりやすく伝え、ツアー全体が楽しく進んでいくようにコーディネートします。
ガイドと添乗員の違い
よく混同されがちですが、現地ガイドの仕事が「観光地の説明、歴史・文化の紹介」といったガイディングを専門とするのに対し、添乗員の仕事は「旅の安心・安全と円滑な進行を管理する仕事」という明確な違いがあります。
3. 添乗員になる為の資格で「旅程管理主任者」の難易度・合格率は?
プロとして業務を行うには、「添乗員資格」である「旅程管理主任者」の取得が必要です。旅行業法によって、添乗業務を行う際は有資格者が1名以上同行することが定められています。
資格には、国内のみの添乗ができる「国内旅程管理主任者」と、海外の添乗も可能になる「総合旅程管理主任者」の2種類があります。
資格の取得方法
「旅程管理主任者」の資格を取得するには、主に以下の2つのステップをクリアする必要があります。
1. 指定機関での「研修の受講」と「修了試験」
観光庁長官の登録を受けた機関が実施する「旅程管理研修」を受講する必要があります。
研修は、「国内旅程管理主任者」と「総合旅程管理主任者」で一部プログラムが異なりますが、基本的には以下の流れで進みます。
- 基礎研修: 添乗員業務の基礎を学ぶ
- 応用研修: 旅行業法や約款、添乗実務について学ぶ(※総合旅程管理主任者の場合は英語科目も追加)
- 修了試験: 研修課程で学ぶすべての科目について、60%以上の成績を収めると合格となります。
研修期間の目安としては、「国内旅程管理主任者」が2日間、「総合旅程管理主任者」は3日間が基本となっています。
2. 一定の「添乗実務」を経験
研修を修了しただけでは資格取得とはなりません。実際の現場で添乗実務を経験することが必須条件となります。
- 条件: 旅程管理研修修了日の前後1年以内に1回以上、または、研修修了日から3年以内に2回以上の添乗実務を行うこと
- 方法: 企画旅行に「補助添乗員」として同行する、あるいは派遣会社の「研修ツアー」に参加するなどの方法があります
いずれの場合も、必ず有資格者である添乗員講師の指導の下で行うことが規定されています。
旅程管理主任者の研修はどこで受けられる?
実務経験が必須となるため、基本的には独学で取得することは困難です。観光庁長官の登録を受けた以下の会社や団体で研修を受けるのが一般的なルートです。
旅行会社や添乗員派遣会社
多くの旅行会社や派遣会社では、社内で資格取得を目指すスタッフ向けに研修を実施しています。業界の具体的な知識や、実践的なスキルを現場目線で学べるのが強みです。
専門学校
旅行業を専門とする学校では、資格の研修を行っています。試験対策はもちろん、業界で役立つ広範な知識をじっくり学ぶことができます。
大学や短期大学
観光学部・観光学科などを設けている学校では、一部のカリキュラムの中に旅程管理主任者の研修が組み込まれている場合があります。
【研修場所を選ぶ際のポイント】
資格取得には「研修の受講」と「添乗実務」の両方が必要です。そのため、旅行会社や派遣会社、専門学校などを探す際は、座学の研修だけでなく「実際の添乗実務経験の場まで用意されているか(サポートしてくれるか)」を事前にしっかり確認することが大切です。
(参考)添乗員に必須の資格である旅程管理主任者になるには ↓
難易度と合格率は?
難易度について気になる方も多いと思いますが、旅程管理主任者は「研修を受けることで取得できる資格」のため、極端に難易度が高いわけではありません。
合格率は、国内旅程管理主任者であれば90%以上、総合旅程管理主任者でも70~80%と言われています。
未経験者を歓迎している添乗員派遣会社などに登録すれば、資格取得に向けた研修から添乗実務まで丁寧に教えてもらえるため、安心してチャレンジすることができます。
4. 15名のベテラン添乗員の一挙紹介と現場から届く生の声
実力派添乗員たちには、「あの添乗員とまた一緒に旅行したい」というお客さまからの温かい感謝の声が多く届いています。
ここでは、現場で活躍し、多くのお客さまから好評をいただいている人気のベテラン添乗員15名をご紹介します。
添乗歴数十年・渡航国50カ国以上のベテランから、富士山登山ツアー30回以上のアクティブ添乗員まで個性豊か。各リンク先のインタビュー記事では、彼ら自身のリアルな「添乗員 の生の声」を掲載しています。
新人の頃の失敗談や、旅のプロ直伝の旅の楽しみ方、旅準備のコツ、この国に行くなら買うべきお土産など、具体的ノウハウが満載です。
▼人気のベテラン添乗員15名のインタビュー一覧
- 山下 陽子(大阪拠点)|Coming soon
- 樅山 真弓(大阪拠点)|Coming soon
- 溝田 真子(大阪拠点)|Coming soon
- 真杉 孝文(大阪拠点)|Coming soon
- 中尾 真奈美(大阪拠点)|Coming soon
- 織田 一恵(福岡拠点)|Coming soon
- 五味 美江(福岡拠点)|Coming soon
- 桑原 宏美(福岡拠点)|Coming soon
5. 【まとめ】信頼できる添乗員と一緒に、一生モノの感動体験へ
各添乗員にインタビューして筆者が感じたことは「添乗員は旅好きなだけでは務まらない。世話好きでなければ」ということです。
旅程管理という最重要な仕事を果たしつつ、お客さんに向き合い、寄り添い、人それぞれ異なる旅の目的を楽しめるように、限られた中でできる限りフォローする。
深いコミュニケーション力、判断力、緊急時の対応力が求められる仕事です。
「トラベルの語源はトラブル」と言われるほど(諸説あり)イレギュラーなことが多く起こるツアーに於いて、臨機応変にコーディネイトしていくことは至難のワザです。
それでも、添乗員という仕事をやり続けることができるのは、「人が好き」「出会いが好き」「お客さんが楽しむのを見ているのが好き」「美しい風景を見た感動をみんなと分かちあいたい」という性格なのだろうな、と感じました。
個人で好きな時に好きなことをする旅行も自由自在で楽しいですが、ツアーで添乗員と一緒に感動を共有する旅も面白いですよ。
次の旅行はぜひ添乗員同行のツアーをお楽しみください。

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シンジーノ
- ローマと北京に駐在歴あり。海外渡航歴は36か国。日本は47都道府県踏破。「お客さんが”笑顔”で買いに来る商品」を扱う仕事がしたいと旅行会社に入って三十余年。今はその経験を基により多くの人に「旅の魅力」を伝えるべく“たびこふれ”にいます。モットーは「その土地の温度が伝わるような血の通った記事を書く。」旅はカタチには残りませんが生涯忘れられぬ宝物を心に残してくれます。たびこふれを通じて、人生を豊かに生きる力を秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきます。































