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未来のエジプト博士
田中 環子わこさん
幼少期より古代エジプト文明に親しみ、テレビ・新聞・Webなど多様なメディアで活動し、展覧会公式アンバサダーとしての企画・動画出演や万博関連イベント登壇など幅広い参加経験を持つ環子さん。この春高校生となった今でも古代エジプトの魅力を多くの方々と分かち合い、学びと発信を続けています。
現地に行く前にアレを見たい、これを見たい、あの場所に立ってあの角度から見るとどうなる...?とか、頭の中にある知識や想像が実際現地に行ってみるとどうなのか、という答え合わせをするのがたまりません。例えば、資料にはクフ王のピラミッドの内部はコウモリの糞の匂いがする、と書かれていたのですがあまりピンとこなくて。実際立ち入って初めて、ああ。これがコウモリの糞の匂いなのか、と確認できたのが印象的でした。
王墓の壁とか、神殿の壁画とか、細かな場所に当時の人たちのメッセージがたくさん残されているんです。何千年も前に生きていた人たちの想いや出来事を、今を生きる私たちが受け止められるのがすごく楽しいんです。
例えばもっとも偉大といわれるファラオ、ラムセス2世は、あちこちに巨大な自身の像を作らせたり、巨大な神殿をあちこちに建てたりと、我が強い印象を持たれがちなんですが、妻のために美しい墓を建てたり、愛妻家の一面も垣間見えるんです。残された建築物や壁画から人間味を感じられるのも魅力ですよね。
きっかけはテレビ番組と絵本!
両親が世界遺産や世界史が好きで、幼い頃から歴史発見系の 番組を見せてもらっていたので、そこから興味をもつようになりました。かこさとしさんの『ピラミッド』という絵本を両親に買ってもらったのですが、きれいな図解入りで当時の様子が詳しく描かれていて、のめり込むように読んでいました。
まばゆく輝く秘宝の美しさ!
発掘された財宝のキラキラした美しさに驚いて、何千年もの大昔のものが未だに美しく輝いたまま残されていることと、それが成立する文化が受け継がれていることに強く興味を抱いたんです。
古代エジプトにはフンコロガシの顔をもつ神様がいますが、それはいったい何の象徴として崇められていたでしょうか?
古代エジプト人は糞玉を太陽とみなし、フンコロガシ(スカラベ)を「日輪を司る神の化身」として崇めていたんです。
エジプトに現存する神殿としては最大規模の巨大な神殿複合体がカルナック神殿です。10の塔門、大列柱室、オベリスクなどから構成され、その壮大さは見るものを圧倒します。
スフィンクスというと、ギザのスフィンクスに代表される頭は人間、胴体はライオンのものが有名ですが、ここカルナック神殿のスフィンクスは頭がヒツジなんです。入口の参道にずらりと並んでいますのでぜひ見てください。
▲ラムセス2世の石像
カルナック神殿は、ラムセス2世やツタンカーメン、ハトシェプスト、トトメス1世やセティ1世など、時代の異なるファラオたちが改築・増築を重ねた神殿なんです。石像やレリーフにファラオそれぞれの自己主張が見られて面白いですよ。
134本もの巨大な柱が連なる迫力のエリア。一部残る天井には、美しい彩色の絵が見て取れるんです。柱は花の閉じたパピルスの形を模して作られているんですが、134本中12本だけは花が開いた状態になっているのでぜひ見つけてください。
優れた統治で国を繁栄に導いたハトシェプスト女王ですが、当時は男装し、女性であることを隠して王位に就いていたといわれています。異端とみなされていた女王の姿を後世に残さぬよう、壁画すらも削り取られてしまった様子が見られるんです。
紀元前13世紀、ヒッタイト(現トルコ周辺地域)のハットゥシリ3世とエジプト王朝ラムセス2世との間で交わされた和平条約が、外壁に残されています。世界最古の和平条約といわれており、ラムセス2世の先進性が伺えます。
この柱、どうやって建てられたものなのか、想像できないんです。ギザのピラミッドのほうがまだ理屈がわかるんですけど。
輪切りにした石を積み重ねて...なんて想像するのも楽しいんです。
古王国時代 世界最大のピラミッドの主 クフ王
なぜ文明は3000年も続いたのか?
第2回 7/15(金)公開予定
第3回 8/17(月)公開予定
第4回 9/15(水)公開予定
第5回 10/15(木)公開予定
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未来のエジプト博士
田中 環子さん
幼少期より古代エジプト文明に親しみ、テレビ・新聞・Webなど多様なメディアで活動し、展覧会公式アンバサダーとしての企画・動画出演や万博関連イベント登壇など幅広い参加経験を持つ環子さん。この春高校生となった今でも古代エジプトの魅力を多くの方々と分かち合い、学びと発信を続けています。
田中環子さんならでは!
のエジプトの楽しみ方
残されたものから人柄が伺い知れる!
現地に行く前にアレを見たい、これを見たい、あの場所に立ってあの角度から見るとどうなる...?とか、頭の中にある知識や想像が実際現地に行ってみるとどうなのか、という答え合わせをするのがたまりません。例えば、資料にはクフ王のピラミッドの内部はコウモリの糞の匂いがする、と書かれていたのですがあまりピンとこなくて。実際立ち入って初めて、ああ。これがコウモリの糞の匂いなのか、と確認できたのが印象的でした。
古代エジプト人の息遣いを感じたい!
王墓の壁とか、神殿の壁画とか、細かな場所に当時の人たちのメッセージがたくさん残されているんです。何千年も前に生きていた人たちの想いや出来事を、今を生きる私たちが受け止められるのがすごく楽しいんです。
残されたものから人柄が伺い知れる!
例えばもっとも偉大といわれるファラオ、ラムセス2世は、あちこちに巨大な自身の像を作らせたり、巨大な神殿をあちこちに建てたりと、我が強い印象を持たれがちなんですが、妻のために美しい墓を建てたり、愛妻家の一面も垣間見えるんです。残された建築物や壁画から人間味を感じられるのも魅力ですよね。
田中環子さんに
聞きたい!
エジプトに興味をもったきっかけは?
きっかけはテレビ番組と絵本!
両親が世界遺産や世界史が好きで、幼い頃から歴史発見系の 番組を見せてもらっていたので、そこから興味をもつようになりました。かこさとしさんの『ピラミッド』という絵本を両親に買ってもらったのですが、きれいな図解入りで当時の様子が詳しく描かれていて、のめり込むように読んでいました。
世界に数ある歴史遺産の中でもエジプトに惹かれたのはなぜ?
まばゆく輝く秘宝の美しさ!
発掘された財宝のキラキラした美しさに驚いて、何千年もの大昔のものが未だに美しく輝いたまま残さ
れていることと、それが成立する文化が受け継がれていることに強く興味を抱いたんです。
環子さんに挑戦!!
古代エジプトにはフンコロガシの顔をもつ神様がいますが、それはいったい何の象徴として崇められていたでしょうか?
古代エジプト人は糞玉を太陽とみなし、フンコロガシ(スカラベ)を「日輪を司る神の化身」として崇めていたんです。
も最も大好きな場所のひとつ!
カルナック神殿遺跡の魅力に迫る!
古代都市テーベの夢の跡 カルナック神殿
エジプトに現存する神殿としては最大規模の巨大な神殿複合体がカルナック神殿です。10の塔門、大列柱室、オベリスクなどから構成され、その壮大さは見るものを圧倒します。
ヒツジ顔のスフィンクスがかわいい!
スフィンクスというと、ギザのスフィンクスに代表される頭は人間、胴体はライオンのものが有名ですが、ここカルナック神殿のスフィンクスは頭がヒツジなんです。入口の参道にずらりと並んでいますのでぜひ見てください。
歴代ファラオの栄華の跡を見る!
カルナック神殿は、ラムセス2世やツタンカーメン、ハトシェプスト、トトメス1世やセティ1世など、時代の異なるファラオたちが改築・増築を重ねた神殿なんです。石像やレリーフにファラオそれぞれの自己主張が見られて面白いですよ。
ピラミッドを超える謎!? 迫力の大列柱室!
134本もの巨大な柱が連なる迫力のエリア。一部残る天井には、美しい彩色の絵が見て取れるんです。柱は花の閉じたパピルスの形を模して作られているんですが、134本中12本だけは花が開いた状態になっているのでぜひ見つけてください。
削り取られた女王の姿
優れた統治で国を繁栄に導いたハトシェプスト女王ですが、当時は男装し、女性であることを隠して王位に就いていたといわれています。異端とみなされていた女王の姿を後世に残さぬよう、壁画すらも削り取られてしまった様子が見られるんです。
世界最古の和平条約!
紀元前13世紀、ヒッタイト(現トルコ周辺地域)のハットゥシリ3世とエジプト王朝ラムセス2世との間で交わされた和平条約が、外壁に残されています。世界最古の和平条約といわれており、ラムセス2世の先進性が伺えます。
開花型の柱
輪切りにした石を積み重ねて...
なんて想像するのも楽しいんです。
【 カルナック神殿見取り図 】
田中 環子さんの特集に関
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トするエジプト!連載特集〈全5回〉
古王国時代 世界最大のピラミッドの主 クフ王
なぜ文明は3000年も続いたのか?
こちら
第2回 7/15(金)公開予定
第3回 8/17(月)公開予定
第4回 9/15(水)公開予定
第5回 10/15(木)公開予定
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