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食通を語るのはまだ早い!?世界のご当地グルメ12選!こんな珍しい料理、食べたことありますか?
たびこふれ編集部のnishiurashiです。私は東京に住み始めて約4年が経ちましたが、東京は本当に飲食店が多くて飽きることがありません。好奇心旺盛な私は色んなお店で食べてみたいと考えており、極力同じお店には行かないようにと意識しています。お陰でたくさんのお店を知ることができ、「ちょっとは東京のグルメを語れるかな」なんて思ったりもしていますが、グルメな方々はもう次元が違うんでしょうね。東京どころか、日本中のお店を知り尽くしている方もいらっしゃるはず。
でもそんな日本のグルメを知り尽くした方!日本だけで満足していませんか?世界に目を向けると、まだまだ日本では知られていないような、現地に行かないと食べられないようなグルメがたくさんありますよ!
今回はそんな、ちょっと変わった世界の料理をご紹介したいと思います!各料理の最後に、全て現地で実際に食べたレポートへのリンクを付けましたので、あわせてご覧下さい!今回ご紹介する料理、全部食べたことある方、かなり凄いです!!!
目次
- 1. ザリガニ(デンマーク~ノルウェー)
- 2. 鱔魚意麺(台湾)
- 3. ココレチ(トルコ)
- 4. ブリゾーラ(ギリシャ)
- 5. アカラジェ(ブラジル)
- 6. コンチキンパ(韓国)
- 7. クファシニツァ(ポーランド)
- 8. パトゥルジャン・サタラス(トルコ)
- 9. プロフ(ウズベキスタン)
- 10. バビ・グリン(インドネシア)
- 11. トナカイ(フィンランド)
- 12. オオカミウオ(アイスランド)
1. ザリガニ(デンマーク~ノルウェー)
料理と言いつつ、いきなり食材ですみません。しかもザリガニ。私は子供の頃、よく川でザリガニを捕まえて家で飼っていました。その頃、ちょっと食べてみたいなーなんて思ったことは一度もありません。。。
そんなザリガニですが、実は北欧では一般的な食材で、スーパーでも売られているようです!しかもスウェーデンなどでは、「ザリガニ・パーティー」なるイベントも開催されているようで。。。文化の違いって面白いですね♪
2. 鱔魚意麺(台湾)
鱔魚(シャンユー)とは「タウナギ」のことですが、そもそも「タウナギ」がピンと来ないですよね。ウナギとは全く別の生き物のようで(タウナギ目タウナギ科)、日本でも田んぼなどに生息しているようです。そのタウナギを玉ねぎと炒めたソースを、台湾南部・台南発祥の意麺(イーミェン)と絡めたのがこの「鱔魚意麺」です。タウナギは、その独特な歯ごたえにハマる人も多いようですよ!
3. ココレチ(トルコ)
トルコ料理と言えばケバブが有名ですね。日本でも、トルコアイスのパフォーマンスと一緒にケバブを売るお店をよく見かけます。また、B級グルメとして「サバサンド」をご存知の方もいらっしゃると思います。私もトルコで食べましたが、意外と美味しいんですよ笑。
そんなグルメが豊富で、世界三大料理の一つに数えられるトルコ料理において、今回ご紹介したいB級グルメがこの「ココレチ」。パッと見、ケバブとも似ていますが、実はこれ「羊の腸」なんです。
焼いたココレチを細かく刻んで、そこに乾燥ミントや唐辛子、刻みトマトやピーマンなどを混ぜてパンに挟んで食べることもあるようで、なんだかとっても美味しそうですね♪
4. ブリゾーラ(ギリシャ)
国民的ロールプレイングゲームの呪文みたいな名前ですが笑、これはギリシャのポークチョップ、「豚肉のブリゾーラ」です。ギリシャというとエーゲ海に面しているため、魚介類をよく食べるんだろうなーという印象ですが、実はお肉も大好きで、イベント事ではむしろ「魚より肉!」なんだそうです。エーゲ海を眺めながらの食事なんて、憧れますね~。
5. アカラジェ(ブラジル)
ブラジル北東部バイーア州のソウルフードがこの「アカラジェ」。インゲン豆をすりつぶした生地を成形し、ホットドックのような形のパンをデンデ油で揚げ、その中にセロリやトマト、玉ねぎやパクチ―など酸味の効いた野菜と、バイーアの海で取れたエビを辛く味付けして押し込んだものです。良いですね、なんか南米っぽいですね。サンバを踊りながら食べると多分エビも一緒に踊って落ちます。
6. コンチキンパ(韓国)
これはインパクトありますね笑。サンマが丸ごとのり巻きを貫いています笑。この「コンチキンパ」、韓国の済州島(チェジュとう)にあるオルレ市場の名物だそうです。発想は無限大ですね!
>>現地で「コンチキンパ」を食べた取材レポートはこちらから!
7. クファシニツァ(ポーランド)
ポーランド山岳地方の伝統料理「クファシニツァ」。ベーコンや肉でだしをとり、ザワークラウト(キャベツの漬物)をたっぷり使う酸っぱいスープです。存在感抜群の大きなベーコンはこぶし大の大きさ!日本なら、食べやすいように小さく切って、、、と手を加えそうですが、このサイズで入れてしまうのが海外っぽくって良いですね!それでも食べると、柔らかくてジューシーのようです!
>>現地で「クファシニツァ」を食べた取材レポートはこちらから!
8. パトゥルジャン・サタラス(トルコ)
一見リゾットにも見えますが、実はこれ「パトゥルジャン・サタラス」というナスのペースト(「パトゥルジャン」がナスを意味しています)。焼きナスに、ヨーグルト、オリーブオイル、ニンニクなどを混ぜてペースト状にしたものです。前菜の一種ですが、トルコではこうしたペースト状の前菜が多く、パンに付けて食べるようです。ナスをペーストにするなんて、日本ではなかなかお目にかかれない気がしますので、ぜひ一度食べてみたいですね♪
>>現地で「パトゥルジャン・サタラス」を食べた取材レポートはこちらから!
9. プロフ(ウズベキスタン)
多様な文化が入り混じるウズベキスタン。そんな国の料理って非常に興味深いですよね。この「プロフ」はウズベキスタンの国民食で、見た目や名称から想像出来るかもしれませんが、ウズベキスタンのピラフです。
「お米は日本で食べるのが一番!」とお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、あえて海外でお米を食べることで日本のお米との違いが感じられ、文化の違いも感じられ、単純に「美味しい、まずい」、「口に合う、合わない」だけではない楽しみ方ができると思いますよ。
この「文化の違いを感じること」が旅行の醍醐味だなーとつくづく感じる私は、海外では色んな食事を楽しむように心がけています。
10. バビ・グリン(インドネシア)
インドネシアのバリ島において、緑あふれる大自然エリア「ウブド」で有名なのが、豚の丸焼き「バビ・グリン」。
実はこれ、私が今年の7月にバリへ行った際に、現地で食べて一番美味しかった料理です。「イブ・オカ」という有名なお店でいただきました。丸焼きと言っても豚が丸ごと出てくるのではなく、お肉や皮や腸などの各部位が味付けされて一皿で提供されます。
スパイシーな味付けで様々な部位が食べられましたので、肉好きとしては大満足でした!特に右側にあるパリパリの皮が、独特な食感で非常に美味しかったです!またバリを訪れた際も絶対に食べたい、まさに絶品です!
>>現地で「バビ・グリン」を食べた取材レポートはこちらから!
11. トナカイ(フィンランド)
最初のザリガニを除いて料理名で続けて来られましたが、また食材、というか動物の名前になってしまいました。。。「トナカイ」です。トナカイ、食べるんですね。
ここ最近日本でも「ジビエ」ってよく聞きますが、ジビエとは狩猟した動物のお肉のことで、イノシシとかシカとかを食べられるお店も増えてきています。フィンランドではトナカイも狩りの対象なんですね。
私はペルーに行った際に「アルパカ」を食べましたが、日本人の感覚では「見る対象」であるトナカイやアルパカも、現地では一つの食材として昔から食べられていることを知ると、これもまたその国の文化を学べて面白いですね。
トナカイ肉はスモークされて臭みもなく、牛肉に近い味わいで美味しいようです。ちなみにアルパカも、臭みがなくて美味しかったですよ!
12. オオカミウオ(アイスランド)
そそっかしい私は、目に入った単語や文章の一部だけで勝手に解釈して、思い込んでしまうことがよくあります。。。私が読者の場合、ページをスクロールしてこの見出しがサラッと目に入ると、「なんとアイスランドではオオカミも食べるのか!!!」と一瞬思ってしまうかもしれませんが、、、誰も思わないですね。書いてて恥ずかしくなりましたが残しておきます。
ほんとは「オオカミウオ」です。いや、オオカミウオでもスゴイですよね。オオカミウオって知ってますか?オオカミみたいに恐ろしい顔をした魚なんだそうで。。。でも調理されると、ご覧の通りお上品に仕上がりますね笑。ソテーにすると柔らかくて美味しいみたいですよ♪
>>現地で「オオカミウオ」を食べた取材レポートはこちらから!
あなたはいくつ、食べたことがありましたか?
いかがでしたか?1つや2つ、食べたことがある料理はありましたか?こうしてみると、本当に世界は広いなーって改めて思います。そして料理一つとっても、その国を表すぐらい、食文化って奥深くて面白いなーって思います。日本のレストランで外国料理を食べることでももちろん雰囲気は感じられますが、やはり実際にその国へ行って食べてこそ、その国を知ることが出来るのではないかと思います。また海外に行きたくなってきました。。。皆様も是非次回の旅行を検討する際は、グルメもポイントにしてみて下さいね!
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nishiurashi
- たびこふれ編集部員。人生初の海外渡航先であるラスベガスに衝撃を受け、海外旅行が好きになりました。年末年始にロンドン一人旅をしてサッカー観戦したこと、ナスカの地上絵遊覧飛行前にビールを飲み、セスナ機内で激しく酔ったこと、九寨溝から成都まで訳あって2人の中国人と丸一日乗用車で移動したこと、どれも良い思い出です。