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世界一周旅行に必要な持ち物はコレ!6年間旅するバックパッカーの私が教える実際に必要なもの、不要なものとは!?
旅行に出かける際、まずは最初にやるべきことの1つに「どういった荷物を持っていくか?」というものがあります。
1泊2泊の旅行なら多少忘れ物があっても我慢できますが、それが1年を越すような長期旅行で必須アイテムを忘れようものなら大変です。
私も、実際に世界一周に行く時に他の旅行者さんたちのブログを見たり、旅行本を読んだりとずいぶん悩みました。しかも、暑いところに行くとか寒いところに行くとかの場所に合わせた荷物選びが出来るわけではないので、基本的にどこに行っても良いように全気候に合わせた荷物が必要になり、もし欲しい物を全部詰め込んだら何十キロになるか分かりません。
そんな、いきなり旅スキルが試される荷物選びについて、6年以上世界一周をしている私から紹介させていただきます。ちなみに旅のスタイルやその人の趣味などによって必要な物が大きく変わってきますので、今回紹介するものを見て自分流に選んでもらえればと思います。
目次
実際に持っていった物
貴重品系
- パスポート
- 海外運転免許証
- 海外保険証
- 日本の免許証
- クレジットカード(×2)
- 国際キャッシュカード
- 証明写真(×5)
- 財布
カバン系
- バックパック
- サブバック
- ボディバック
洗濯+洗面系
- 洗濯ロープ
- 折りたたみバケツ
- トイレットペーパー
- ポケットティッシュ
- ウェットティッシュ
- 歯磨き粉&歯ブラシ
- 洗濯用の洗剤
医療系
- 酔い止め
- ビタミン剤
- ポカリの粉末
- 正露丸
- プッシュ蚊取り
- 目薬
- 虫刺され薬
- 虫よけ
- マスク
- バンドエイド
- シャンプー&トリートメント
- 日焼け止め
電子系
- PC+充電器
- スマホ+充電器
- SDカード(×2)
- イヤホン
- 防水カメラ+充電器
- 一眼レフカメラ+充電器
- カメラ用ブロアー
- 急速充電
- タコ足コンセント
- パソコンカバー
- 外付けHDD
- 世界共通プラグ
- 乾電池
- 電子辞書
- 小さい三脚
衣料系
- 下着(×2)
- 靴下(×2)
- Tシャツ(×3)
- ロンT
- パーカー
- 短パン
- チノパン(×2枚)
- ニット帽
- サンダル
- ダウンジャケット
- 水着
その他
- ヘッドライト
- ダイヤル式の南京錠(×2)
- ワイヤーロック
- 腕時計
- メモ帳
- ボールペン
- ガムテープ
- 圧縮袋
- スイムタオル
- T字カミソリ
- 爪切り
- 毛抜き
- ハサミ
- カラビナ(×2)
- ジップロック(×5)
- 耳栓
- 名刺
- 寝袋
- 折り畳み傘
- 鏡
- おまもり
- 裁縫セット
- 醤油
- ほんだし
- 十徳ナイフ
- 英会話の単語帳
- 旅の指さし会話帳
持っていって良かったもの
この中で、特に持っていって良かったと感じたものベスト5を紹介します。
1. スイムタオル(速乾タオル)
本来だったら水を良く吸収する大きなタオルなどを使いたいところですが、ふかふかなものだとそれだけでかなりかさばりますし、何より乾きにくいです。移動が多いと連日パッキングしないといけないのですが、その時に濡れていたりすると生乾きで臭くなってしますので、タオルはコンパクトで早く乾くことが何より大切です。
水泳などでも使われるスイムタオルは、速乾性が高く厚さもかなり薄いので、持ち運びやすくて使い勝手がよかったです。商品によっては乾くとパリパリになってしまったり臭いが出るものもありますが、このGULLという商品は6年使っていても全く問題ありませんでした。
2. 蚊よけ(ワンプッシュタイプ)
海外の家の多くは日本のように網戸がないので、暑い時など窓を開けっ放しにしていると蚊がガンガン入ってきて大変だったのですが、ワンプッシュタイプの蚊取りスプレーをすると、面白いように蚊がバタバタ床に落ちていきました。特にアフリカや南米などは、デング熱やマラリアなど蚊を媒体とした病気が流行っているので、多くの旅人が持ち歩いてるアイテムの1つです。
外国でもスプレータイプの蚊よけはありますが、性能が高くてコンパクトかつ長期間使えるのは間違いなく日本製のものになります。
3. モバイルバッテリー
昔のバックパック旅行と今が大きく違うのは、スマホができたことだと思います。目的地に行くために地図アプリを使ったり、バスに乗るためネット予約をしたり、旅中に会った外国人とコミュニケーションを取るためにGoogle翻訳を利用したりと旅が快適になるだけではなく、暇つぶしにゲームをしたりSNSで友達に連絡を取ったりと今ではパスポートに匹敵するほどスマホは大事なツールになっています。
そんなスマホも充電が切れたらただの箱、、、。宿によってはドミトリーなのに部屋に電源が1つしかないとかもあって、自分のタイミングで充電出来ないこともよくありますので、移動の際などにも困らないように少し容量が大きめのモバイルバッテリーを用意すると良いと思います。
4. 常備薬
世界一周をしていると夜行バスが冷房効きすぎで寒かったり、衛生状況が悪い食堂でご飯を食べてお腹が痛くなったりと結構体調を崩すことが多くあります。
わざわざ病院に行くまでもない場合は薬を飲みたいところですが、外国の薬は日本人にとって成分が強い物が多く、逆に人によっては余計に体調が悪くなることもあると聞きます。それに飲み慣れている薬があった方が安心ですし、処方も知っているのでよく効くかと思います。個人的にはロキソニン、正露丸、葛根湯などはどこの国でもかなり重宝したので、かさばらない程度に持っていくことをオススメします。
5. ほんだし
ヨーロッパなどは、1泊1,000円くらいの安宿でも共用で使えるキッチンが付いているところが多いので、節約しようとするとどうしても自炊になりがちです。地元の食材もそれはそれで美味しいのですが、やっぱり長く外国にいると日本のご飯が恋しくなります。
そんな時、簡単に日本の味にしようとすると調味料が大切になってくるのですが、醤油や味噌を日本から持っていこうとするとバッグの中でこぼれたり、液体などが重かったりするので、私は顆粒タイプのほんだしを持っていきます。パスタや野菜スープなど外国製のコンソメとかだけでは物足りない時にも、これさえあればグッと日本風になること間違いなしでした。
現地で買った方が良いもの
- 重くてかさばる物
- クオリティを求めない消耗品
- 毎日使う日用品
などは日本から持っていくのは最小限にして、残りは海外で買った方がよいです。
具体的に言えば、Tシャツや靴下などの肌着や寒いところに行った時に必要なマフラー、手袋などの衣料品、シャンプー、ボディソープなどの重い液体があげられます。特に冬物の服などはとてもかさばりますし、世界一周の場合いつも寒い場所にいるわけではないので、そのためだけにバッグにずっと入れておくのは得策ではないです。
また途上国など物価の安い国では、Tシャツ1枚100円とか日本よりもはるかに安い値段で売っていることが多いので、使い捨てとして買っても勿体なくないです。人によっては高級なレストランに行ったりオシャレもしたいなどのプランもあるので、そのような場合は1枚フォーマルな服を用意した方が良いでしょう。
持っていったけど使わなかったもの
次は、逆に持っていったけど使わずに旅の途中で送り返したものを紹介します。こちらもあくまで私基準になりますので、ものによっては持っていって助かったという人もいるため参考程度にしてください。
1. 貴重品入れ(腹巻きタイプ)
これは、出発する前に多くの世界一周本といわれるようなガイドブックで「必ず持っていった方が良いもの」の1つに数えられていたので、私も東急ハンズで買っていきました。最初は旅に不慣れなこともあってお金やらパスポート、クレジットカードなどを入れていたのですが、いちいちお腹のところから出すのが面倒なのと暑い地域に行くと蒸れてしまい、途中から全然使わなくなりました。
防犯の点でつけていた方が良いかもと思ったのですが、今の強盗は貴重品ベルトの存在を知っていて、襲う時に真っ先にお腹や首から下げるタイプの貴重品入れを持っていないか調べるのと、1番の防犯は貴重品のありかを分散させた方がいいことや、逆に貴重品入れにすべて入れているとそれを万が一無くした時に大変だということに気づきました。
2. 折りたたみバケツ
こちらも出発前に持ち物をブログ等で調べた時に、「洗濯に使ったり寒い時にはお湯を入れて足湯にすることも出来てとても便利♪」と書いてある記事を見つけ、急遽近くの釣具店で購入しました。
しかし、実際に持っていくとパーカーやジャケットなど厚手の物を洗うのには小さいし、下着やTシャツくらいだったら宿にある洗面台や、シャワーをする時に一緒に洗濯した方が便利で手っ取り早いので結局全然使いませんでした。また折り畳めると言っても直径が25cm、厚みも5cmくらいあるのでバックパックに入れるにはかなり場所を取り、もっとコンパクトになるものだったら良いかもしれませんが、安価な釣り具用品で代用するのはオススメ出来ません。
3. 名刺
これは今考えるととても恥ずかしいのですが、私は世界一周旅行に出る際に「自称:職業 トラベラー」を名乗っていて、TwitterやFacebook、LINEのアドレスを記載した名刺をわざわざ自分で100枚ほど作って持っていきました。最初のうちは宿で出会った旅仲間に配ったりしていたのですが、途中から「他の人でそんなことしてる奴いない、、。」ということに気づき、配るのを止めました(笑)。
今ではスマホの赤外線で簡単にLINEやインスタなどのアドレス交換が出来るので、こういった紙媒体でのやりとりは言うまでもなく必要ないですね。何人か有名なYouTuberだったり、ピアノやギターなどを演奏する音楽家や自身で事業をやっている人などから名刺をもらったことはありますが、そんな人に混じってただのバックパッカーである私も名刺を配っていたと思うと恥ずかしいです。
4. 電子辞書+和英辞典
私は2013年に世界一周する際、最初フィリピンへ語学留学に行くということもあって電子辞書と和英辞典も買って持っていきました。電子辞書はわざわざ高いものを買うのも勿体なかったので、5,000円程度の安物を買っていきましたが、いざ授業が始まるとWi-Fiもあるしスマホで調べるくらいで事足りることが多くて、途中からは授業にも持っていきませんでした。
また留学が終わり旅が始まると、宿などで外国人と英語でコミュニケーションを取ることがあるのですが、その時もいちいち辞書を出して調べている暇もなく使わなくなりました。辞書も自身で英語の勉強をする人は必要だと思いますが、旅するのに使うかと言えば全くいらなかったです。
5. 乾電池
先程紹介した、電子辞書や停電時にも使えるヘッドライトを持っていくこともあって充電が切れた時用に乾電池も用意していったのですが、乾電池は外国でも普通に売っているので持っていく必要はありませんでした。しかもそもそも充電自体あまり切れることはないので1回も取り替えることなく、旅の途中に現地で知り合った友達にあげてしまいました、、。乾電池は大きさの割に重いですし、濡れたりして万が一中の液体が漏れたりすると処理が面倒なので、心配な方は現地に着いてから1、2本ほど購入するだけでよいかと思います。
まとめ
出発する前は不安から「アレも持っていきたい、コレもないと不便かも!」といってなんでも詰め込みバッグに入り切らないくらいの荷物になりがちですが、選ぶコツとしては本当に必要なもの以外限りなく荷物を減らしていき、もし持っていくか迷った時は「持っていかない」という方を選択しましょう。外国でも代用品など大概のものは手に入りますし、どうしてもなかったらそのうち無いことが平気になって諦めます。
荷物が重いとそれだけで歩くのがしんどいですし、盗難にも気をつけないといけません。最低限、自分にあった常備薬や日本でしか買えないようなお気に入りの商品など、どうしてもそれじゃないと駄目なもの以外は現地で買うようにすると良いと思います。それぞれ自分に合った荷物を選んでワクワクする旅に出かけましょう。
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DAITABI
- 日本で8年間働いていた会社を退職し、子供の時からの夢であった世界一周に2013年11月に出発!!ありきたりな観光名所よりもローカルなエリアを発掘することが大好きで、現在東ヨーロッパを中心にさまよい中。安宿や街歩きなどを中心にお得な情報も紹介できればと思っています。