"楽園の住人、旅に出る"第3回:アメリカ・ラスベガス観光の楽しみ方

「ラスベガスは、ハワイの9番目の島」

ハワイに暮らす人なら、一度は耳にしたことがあるこの言葉。オアフ、ハワイ(ビッグアイランド)、マウイ、カウアイなど、8つの主要な島に続く「9番目の島」として、ラスベガスはハワイ・ローカルの間で長年愛されてきた特別な街です。ラスベガスの街を歩けば、ピジン・イングリッシュ(ハワイ訛りの英語)がそこかしこで聞こえてきて、実際にハワイからの移住者も多いのだとか。カジノが合法化されていないハワイでは、ちょっとした刺激を求めて島を飛び出す人が後を絶たず、ホノルルからの格安ツアーも数多く組まれています。

そしてもう1つ、ラスベガスが特別な理由。アメリカでは州によって法定飲酒・ギャンブル年齢が定められていて、ラスベガスでは21歳がその年齢にあたります。多くの若者にとって「21歳の誕生日はラスベガスで」というのは、ちょっとした通過儀礼のようなもの。合法的にお酒を飲み、カジノに足を踏み入れられるようになる特別な日を、この街で祝うのが定番なのです。

「ラスベガス=カジノの街」というイメージを持つ方は多いかもしれませんが、実際に滞在してみると、ギャンブルをしなくても十分すぎるほど楽しめる要素にあふれていることに気づかされます。今回は、ラスベガスを支える4本柱――ショッピング、グルメ、ショー、そして少し足を延ばして楽しむデイトリップ――を軸に、ラスベガスという街そのものの魅力をお伝えしたいと思います。

目次

ラスベガス・ストリップの観光名所<街並みテーマパーク>

ラスベガスで楽しむショッピング

ラスベガスのグルメ:カジュアルからファインダイニングまで<カジノの中の隠れた名店たち>

ラスベガスのショー<世界最高峰のエンターテインメント>

ラスベガスから日帰りで足を延ばす:フーバーダム<20世紀を代表する巨大建造物へ>

まとめ:ラスベガスは、大人も楽しめるテーマパーク

ラスベガス・ストリップの観光名所<街並みテーマパーク>

ストリップと呼ばれるラスベガス大通り沿いには、世界中の名所を模したホテルがずらりと立ち並んでいます。最近では、シンプルでモダンなデザインのホテルが主流になりつつありますが、1990年代後半から2000年代にかけて建てられたテーマ性の強いホテル群は、今もストリップの見どころとして健在です。

代表格が、噴水ショーで有名なベラッジオ(Bellagio)。ホテル名は、北イタリア・コモ湖畔に実在する高級リゾート地から取られていて、ホテル前に広がる噴水の池も、その名にちなんで「レイク・コモ」と呼ばれています。一周約600mのこの人工湖では、最大50mもの高さまで噴き上がる噴水が音楽に合わせて踊る、無料の噴水ショーが繰り広げられ、ラスベガスを代表する夜景スポットとなっています。

平日は午後3時から7時半まで、土日祝は午後12時から7時半まで30分おき、毎日午後8時から午前12時まで15分おきに開催される噴水ショー
<平日は午後3時から7時半まで、土日祝は午後12時から7時半まで30分おき、毎日午後8時から午前12時まで15分おきに開催される噴水ショー>

その向かいに建つパリス・ラスベガス(Paris Las Vegas)のシンボルは、なんといってもエッフェル塔のレプリカ。実物の約2分の1スケールで再現されていて、当初は原寸大での建設も検討されたそうですが、近隣のマッカラン国際空港への影響を考慮して縮小されたのだとか。展望台は地上約140mの高さにあり、目の前に広がるベラッジオの噴水ショーを見下ろせる特等席として人気です。展望台のすぐ下にはフレンチレストランも併設されていて、ロマンチックなディナーを楽しむこともできます。

ストリップから見上げるパリス・ラスベガスのエッフェル塔は圧巻
<ストリップから見上げるパリス・ラスベガスのエッフェル塔は圧巻>

続いてヴェネチアン(The Venetian)は、その名の通りイタリア・ヴェネツィアの水の都をコンセプトにしたホテル。館内のショッピングモール「グランド・キャナル・ショップス(Grand Canal Shoppes)」には、本物の運河を模した水路が流れていて、ゴンドリエーレ(船頭)がカンツォーネを歌いながら漕いでくれるゴンドラ・ライドが名物です。サンマルコ広場の鐘楼を再現した建物もあり、まるでイタリアの街をそのまま切り取ったかのような空間が広がっています。

そしてもう1つ忘れてはならないのが、黒く輝くピラミッド型のホテル、ルクソール(Luxor)。古代エジプトの都市ルクソールにちなんで名付けられたこのホテルは、高さ約106mのピラミッド本館と、入り口に鎮座するスフィンクス像が特徴。夜になるとピラミッドの頂点から強力な光線が夜空に向けて放たれ、ラスベガスの象徴的な夜景の1つになっています。

こうしたテーマホテルの数々が、まるで世界一周旅行をしているかのような気分にさせてくれるのも、ラスベガスならではの醍醐味。ストリップをただ歩いているだけでも、十分に旅の満足感を得られるはずです。

ネオンが煌めく景色はラスベガスそのもの
<ネオンが煌めく景色はラスベガスそのもの>

ラスベガスで楽しむショッピング

1. フォーラム・ショップス<古代ローマとギリシャ神話が息づくモール>

ラスベガスのメインストリート、通称「ストリップ」の中心に位置するのが、シーザーズ・パレス(Caesars Palace)で、このホテルに隣接するショッピングモールが、フォーラム・ショップス(The Forum Shops at Caesars Palace)です。1992年にオープンした老舗で、その名の通り、古代ローマの「フォルム(公共広場)」をコンセプトに設計されたモール。約675,000平方フィートの敷地に160店舗ほどが軒を連ね、グッチやルイ・ヴィトン、シャネル、カルティエといったラグジュアリーブランドから、カジュアルブランドまで幅広く揃っています。

天井にもフレスコ画が模されていたり、完成度の高い装飾のモール内部
<天井にもフレスコ画が模されていたり、完成度の高い装飾のモール内部>

大理石風の柱が立ち並ぶ通路、天井いっぱいに描かれた地中海の空、そして随所に配された彫像や噴水。まるで映画のセットの中を歩いているような気分にさせてくれるのが、このモールの最大の魅力です。館内には、ギリシャ神話に着想を得た「アトランティスの没落(The Fall of Atlantis)」という無料のショーもあり、噴水を舞台にアニマトロニクスの神々が炎と水しぶきの中でアトランティス伝説を演じてくれます。ショッピングの合間に、ちょっとしたエンターテインメントを楽しめるのも、フォーラム・ショップスならではの体験です。

ギリシャ神話の神々をモチーフにした像が配置された噴水
<ギリシャ神話の神々をモチーフにした像が配置された噴水>

The Forum Shops at Caesars Palace(フォーラム・ショップス・アット・シーザーズ・パレス)

  • 所在地(住所):3500 Las Vegas Blvd S, Las Vegas, NV 89109
  • 電話:702-893-4800
  • 営業時間:日曜~木曜:10:00~21:00/金曜・土曜:10:00~22:00
  • 公式サイト:The Forum Shops at Caesars Palace

ラスベガスのお土産でおすすめなのが、エセル・エム・チョコレーツ(Ethel M Chocolates)。フォーラム・ショップス内の「フォウンテン・オブ・ザ・ゴッズ」付近に小さなキオスク店舗を構えています。

このブランドの創業は1981年。M&M'sやマース・バーの生みの親として知られる実業家フォレスト・マース・シニアが、母エセル・マースの手作りチョコレートのレシピを受け継ぎ、彼女の名にちなんで立ち上げたのがはじまりです。マース家は元々、ワシントン州タコマの自宅キッチンでチョコレート作りをしていたそうで、そのファミリーレシピを守りながら、保存料を一切使わない少量生産の高品質なチョコレートを作り続けています。ラスベガス郊外のヘンダーソンには本店の工場兼直営店とサボテン・ガーデンもあり、工場見学もできる人気スポットになっています。フォーラム・ショップスの店舗でも、トリュフやキャラメル、ナッツクラスターなど定番の詰め合わせが購入でき、小さいサイズのものはお土産にもぴったりです。

Ethel M Chocolates(エセル・エム・チョコレーツ)

  • 所在地(住所):2 Cactus Garden Dr, Henderson, NV 89014(ヘンダーソン本店)
  • 電話:702-435-2608
  • 営業時間:9:30~18:30(フォーラム・ショップス店は10:00~22:00まで営業)
  • 公式サイト:Ethel M Chocolates

2. ファッション・ショー・モールとアウトレット<巨大モールと郊外の掘り出し物>

フォーラム・ショップスと並んでストリップ沿いの人気スポットが、ファッション・ショー・ラスベガス(Fashion Show Las Vegas)。1981年にオープンした、ストリップ最大級のショッピングモールで、敷地面積は約200万平方フィート。250以上の専門店と30店舗を超えるレストランが集まり、ノードストローム(Nordstrom)やニーマン・マーカス(Neiman Marcus)、メイシーズ(Macy's)などのデパートも名を連ねています。モールのシンボルである巨大な雲状の構造物「ザ・クラウド(The Cloud)」は、昼は日除けとして、夜は映像を映し出すスクリーンとして機能する、ラスベガスらしい遊び心のある建築物として有名です。

Fashion Show Las Vegas(ファッションショー・ラスベガス)

  • 所在地(住所):3200 Las Vegas Blvd S Ste. 600, Las Vegas, NV 89109
  • 電話:702-784-7000
  • 営業時間:月曜~木曜:11:00~20:00/金曜・土曜:10:00~21:00/日曜:11:00~19:00
  • 公式サイト:Fashion Show Las Vegas

ストリップからもう少し足を延ばすなら、アウトレットショッピングもおすすめです。ダウンタウンに近い「ラスベガス・ノース・プレミアム・アウトレット(Las Vegas North Premium Outlets)」は、ストリップから車でおよそ10~15分ほどの距離にあり、コーチやマイケル・コース、トリー・バーチ、バーバリー、ルルレモンなど、175店舗ほどのデザイナー・ブランドがアウトレット価格で揃います。ストリップ南側には、より庶民的な価格帯の「ラスベガス・サウス・プレミアム・アウトレット(Las Vegas South Premium Outlets)」もあり、こちらは屋内型で140店舗ほどが入っています。ブランド品を狙うならノース、掘り出し物をゆっくり探すならサウス、と目的によって使い分けるのがラスベガス通の楽しみ方です。

Las Vegas North Premium Outlets(ラスベガス・ノース・プレミアム・アウトレット)

  • 所在地(住所):875 S Grand Central Pkwy, Las Vegas, NV 89106
  • 電話:702-474-7500
  • 営業時間:月曜~土曜:10:00~20:00/日曜:10:00~19:00
  • 公式サイト:Las Vegas North Premium Outlets

Las Vegas South Premium Outlets(ラスベガス・サウス・プレミアム・アウトレット)

  • 所在地(住所):7400 Las Vegas Blvd S, Las Vegas, NV 89123
  • 電話:702-896-5599
  • 営業時間:月曜~土曜:10:00~20:00/日曜:10:00~19:00

ラスベガスのグルメ:カジュアルからファインダイニングまで<カジノの中の隠れた名店たち>

ラスベガスのグルメシーンは、内陸の砂漠都市にもかかわらず、新鮮なシーフードが楽しめることで知られています。特にユニークなのが、カジノフロアの一角に設けられた「オイスターバー」形式のカウンター。目の前で牡蠣を剥いたり、鍋でガンボやチャウダーを仕上げたりする、ライブ感あふれるカジュアルなお店が、ストリップ周辺だけでなくダウンタウンや郊外のローカル向けカジノにも点在しています。ストリップからほど近いパレス・ステーション(Palace Station)のオイスターバーは24時間営業で、地元の人にも観光客にも愛される名物店。ニューオーリンズ仕込みのガンボやエトゥフェ、クラムチャウダーなどが、深夜でも行列必至の人気メニューです。

オイスターバーで提供される新鮮なシーフード
<オイスターバーで提供される新鮮なシーフード>

The Palace Station Oyster Bar(ザ・パレス・ステーション・オイスター・バー)

  • 所在地(住所):2411 W Sahara Ave, Las Vegas, NV 89102
  • 電話:702-367-2411
  • 営業時間:24時間・年中無休
  • 公式サイト:The Palace Station Oyster Bar

一方で、ラスベガスは高級レストランの激戦区としても知られています。かつては「ミシュランガイド」がラスベガスも対象にしていた時期があり、2008~2009年のピーク時には17軒のレストランが星を獲得。ジョエル・ロブションのレストランはこの街唯一の三つ星に輝いたこともありました。ミシュランは2009年を最後にラスベガスの格付けから撤退してしまいましたが、当時星を獲得した店の中には、ガイ・サヴォワやジョエル・ロブションの系列店など、8軒が今も営業を続け、変わらぬクオリティで美食家たちを魅了しています。ちなみに、ミシュランが新たに南西部エディションの展開を発表しており、ネバダ州も対象に含まれる見込みで、今後ラスベガスに星付きレストランが復活する日も近いかもしれません。

MGMグランド内にあるラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション(L'Atelier de Joël Robuchon)の絵画のように美しい料理
<MGMグランド内にあるラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション(L'Atelier de Joël Robuchon)の絵画のように美しい料理>

L'Atelier de Joël Robuchon(ラトリエ ・ドゥ ジョエル・ロブション)

  • 所在地(住所):MGM Grand, 3799 S Las Vegas Blvd, Las Vegas, NV 89109
  • 電話:702-891-7358
  • 営業時間:木曜~月曜:17:00~21:30/火曜・水曜:定休
  • 公式サイト:L'Atelier de Joël Robuchon

ラスベガスのショー<世界最高峰のエンターテインメント>

1. シルク・ドゥ・ソレイユとレジデンシー公演

ラスベガスの夜を彩るのが、数々のショー。中でも別格の存在感を放つのが、カナダ発のサーカス集団、シルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil)です。現在、ラスベガスでは常設の演目が5作品上演されており、これほど多くのシルク・ドゥ・ソレイユ作品が一つの都市に集中しているのは、世界でもラスベガスだけ。水をテーマにした幻想的な演目「O」、マイケル・ジャクソンの音楽と共演する「マイケル・ジャクソン ワン」、切り立った崖のようなステージが特徴の「KA」など、それぞれまったく異なるコンセプトで作り込まれた舞台は、一度見ると病みつきになるスケール感です。

マイケル・ジャクソン ワン(Michael Jackson ONE)の舞台演出
<マイケル・ジャクソン ワン(Michael Jackson ONE)の舞台演出>

シルク・ドゥ・ソレイユ以外にも、大物アーティストによる長期公演、通称「レジデンシー」もラスベガスの名物。2003年にセリーヌ・ディオンがシーザーズ・パレスのコロシアムで始めたレジデンシーは大きな話題を呼び、以来ブリトニー・スピアーズやアデル、レディー・ガガなど、数々のスターがラスベガスをステージに選んできました。中でもバックストリート・ボーイズは、球体型の巨大会場「スフィア」で公演を行っており、まさにこの夏、8月いっぱいまでラスベガスで公演を行っています。360度スクリーンを活かしたダイナミックな演出は、コンサートというより没入体験に近いと評判です。

2. 家族で楽しむショー:トーナメント・オブ・キングス<中世の騎士と骨付き肉のディナー>

子供から大人まで楽しめるショーも充実しているラスベガスで、子供連れの家族におすすめしたいのが、「トーナメント・オブ・キングス(Tournament of Kings)」です。ラスベガス・ストリップの中でも、ひときわ目を引く中世の城のような外観のエクスカリバー・ホテル(Excalibur Hotel & Casino)で上演されているこのショーの舞台は中世ヨーロッパ。魔法使いマーリンの案内で幕を開け、各国の王たちが馬上槍試合や剣術で技と誇りを競い合う中、悪の炎の魔術師モルドレッドが乱入し、王たちが力を合わせてこれに立ち向かう...というアーサー王伝説をモチーフにしたストーリーが展開されます。実際に馬に乗った騎士たちが客席を取り囲むアリーナを疾走し、火花や炎の演出も交えながら繰り広げられる約90分のライブアクションは、観客も自分の応援する王に向かって声援や時にはブーイングを送りながら参加する、臨場感あふれるショーです。

そしてこのショーのもう一つの目玉が、中世の宴を再現したディナー。フォークやナイフは使わず、すべて手づかみでいただくスタイルで、骨付きのコーニッシュ・ゲーム・ヘン(小型の丸鶏)やコーン、ローストポテトなどが振る舞われます。ナイフやフォークを使わず豪快に骨付き肉にかぶりつく体験は、まさに中世の騎士や貴族になったような気分を味わわせてくれます。約900席のアリーナ型劇場で、3歳以下の子供は入場無料(大人と食事をシェアする形)となっているのも、家族旅行にはうれしいポイントです。

ボリュームたっぷりの鶏の丸焼き
<ボリュームたっぷりの鶏の丸焼き>

Tournament of Kings(トーナメント・オブ・キングス)

  • 所在地(住所):Excalibur Wy, Las Vegas, NV 89109
  • 電話:702-597-7600
  • 営業時間:木曜~月曜:18:00と20:30の2回公演
  • 公式サイト:Tournament of Kings

ラスベガスから日帰りで足を延ばす:フーバーダム<20世紀を代表する巨大建造物へ>

ラスベガスに滞在するなら、少し足を延ばしてフーバーダム(Hoover Dam)を訪れるのもおすすめです。

ストリップから車で1時間ほど、ネバダ州とアリゾナ州の州境、ブラック・キャニオンでコロラド川をせき止めるこのダムは、20世紀を代表する巨大建造物の1つとして知られています。

その大きさに圧倒されるフーバーダム
<その大きさに圧倒されるフーバーダム>

建設が始まったのは1931年。世界恐慌のさなか、フランクリン・ルーズベルト大統領のニューディール政策の一環として進められたこの一大プロジェクトには、延べ2万人を超える労働者が従事し、わずか5年というスピードで完成にこぎつけました。1935年9月30日にはルーズベルト大統領自らが出席して竣工式が行われ、高さ726フィート(約221m)は当時、世界一の高さを誇るダムでした。過酷な砂漠の環境下での工事は困難を極め、96名の労働者が事故で命を落としたと記録されています。当初は建設地の名にちなんで「ボルダーダム」と呼ばれていましたが、1947年に正式に「フーバーダム」と改称され、現在に至ります。このダムによって誕生したのが、北米最大級の人造湖として知られるミード湖。コロラド川の氾濫を防ぎ、周辺地域に電力と水を供給するこのダムがなければ、今日のラスベガスの繁栄はなかったともいわれています。

アクセスは、レンタカーで直接訪れることもできますが、テロ対策のための検問所やビジターセンターでのセキュリティチェックがあるため、大きな荷物を持っての訪問には注意が必要です。

運転に自信がない方や効率よく回りたい方には、ラスベガス市内のホテルから送迎付きで参加できるツアーが便利。ダムの外観とミード湖の景色、そして労働者たちが暮らした歴史あるボルダー・シティの街並みを巡る半日ハイライトツアーから、追加料金でダム内部の発電施設まで見学できるガイド付きツアーまで、滞在時間や興味に合わせて選べます。グランドキャニオンへ向かうツアーの道中に立ち寄るプランも多く、時間に余裕のある方はぜひ組み合わせて訪れてみてください。

渓谷の間を流れるコロラド川とミード湖
<渓谷の間を流れるコロラド川とミード湖>

Hoover Dam(フーバーダム)

  • 所在地(住所):2786+CW Boulder City, Nevada
  • 電話:702-494-2517
  • 営業時間:9:00~17:00/サンクス・ギビング・デーとクリスマスは閉館
  • 公式サイト:Hoover Dam

ダムの見学ツアーは事前申し込みと当日購入できるものがあるので、公式サイトで確認してください。

まとめ:ラスベガスは、大人も楽しめるテーマパーク

カジノ、ショッピング、グルメ、ショー、そして少し足を延ばした先にある壮大な自然と歴史。ラスベガスは、ギャンブルをしない人にとっても、驚くほど多層的な楽しみ方ができる街です。「ハワイの9番目の島」と呼ばれるだけあって、ハワイからのアクセスの良さと、どこかハワイに通じる開放的な空気感も、この街の人気の理由なのかもしれません。

次回は、ガラリと雰囲気を変えて、タイ・バンコク編をお届けします。同じ暑さでも、乾いた砂漠の熱気から、湿度をまとった南国の熱気へ。次回もどうぞお楽しみに。

"楽園の住人、旅に出る"シリーズ

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Saeko

短大卒業後、外資系企業での営業職を経験し、2001年ハワイへ留学。マーケティングの学位を取得後、卒業と同時に結婚、出産、そして離婚。紆余曲折ありましたが、すっかり大人になった一人娘と人生をエンジョイ中。セールス、マーケティング関連の仕事をする傍ら、フリーランスのWEBライターとしてハワイの情報を発信する記事を投稿しています。

趣味は読書と旅行。旅先のゆったりとしたお風呂で半身浴をしながらの読書が至福の時。美味しいものを食べること、スパでリラックス・マッサージ、美術館巡りなど、五感を満たすことが大好き。

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