【東京】今、若者も注目の巣鴨。赤い下着はもう遅い?

和菓子

こんにちは。mArielです。

暖かい冬の休日。春を先取りしたいですね!

今、巣鴨には地元の方々やおばあちゃんおじいちゃんのみならず、若者もワクワクするお店がいっぱい!今回子どもたちと行ってみましたのでご参考になればうれしいです♪

目次

『おばあちゃんの原宿』の愛称で親しまれている巣鴨

江戸時代、中山道の日本橋を出発して最初の休憩所として賑わったのが始まり。

かつてはご年配が楽しい街とされていた巣鴨地蔵通り商店街

赤い下着が名物でしたが、それもわずか1軒しか見当たらず、最近では年齢関係なく楽しめる街に進化しています。

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今回こんな感じで巣鴨を巡ってきました。

訪れたところを1つずつご紹介していきますね♪

1. 駅を出てすぐ、老舗和菓子店「千成もなか」

千成もなか

名物はもなか、塩大福とありますが、あんバター塩どら焼きが売りのようでした。

バターのいい香り~

〈千成もなか 巣鴨店〉

  • 住所:170-0002 東京都豊島区巣鴨3-28-8
  • TEL:03-3917-8885
  • 営業時間:10:00~18:00
  • 公式サイト:千成もなか

2. 駅から徒歩約2分 「眞性寺」(しんしょうじ)

眞性寺

運の良いことにたくさんの桜が見られました。

啓扇桜

山形の"啓扇桜(けいおうさくら)"という種類だそう。

【眞性寺とは?】

眞性寺

江戸六地蔵尊の一つとして知られるこのお寺は、真言宗豊山派醫王山東光院眞性寺と申します。起立年代不詳。元和元年(1615年)境内には松尾芭蕉の句の石碑があります。大きな傘をかぶり、杖を持つお地蔵様。江戸の六街道の出入口に置かれ旅の安全を見守ってくれました。 (巣鴨は中山道の出入り口でした)関八州江戸古地図、江戸絵図ほか多くの文献から眞性寺界隈は交通の要として賑わっておりましたことが伝わっております。

毎年6月24日に行われる百万遍大念珠供養では、全長16m、541個の桜材の珠からなる大念珠を500~600名で廻し江戸六地蔵の供養を行います。

巣鴨地蔵通り商店街(江戸六地蔵尊 眞性寺)公式サイトより引用>

〈眞性寺〉

3. 眞性寺からすぐ、老舗和菓子店「伊勢屋」

伊勢屋

創業昭和30年の老舗店。塩大福が有名ですが、和菓子の種類が豊富。

海苔巻きやいなり寿司まであります。

相変わらずどの時間でも5~10人ほどの列ができていました。

巣鴨地蔵通り商店街

〈伊勢屋〉

ーここから巣鴨地蔵通り商店街へー

4. 駅から徒歩約5分 喫茶店「タカセ」

喫茶店「タカセ」

池袋に本店があるレトロな喫茶店。

パンやケーキなどの生菓子、焼き菓子もあり、1階で購入した後に2階で食べることができます。ちょっとした休憩にもおすすめ。

そうそう、美味しそうな店頭のパンがタイミングよくタイムセールに!

パン

レーズンとりんごのクリームが入ったパンに、シュガー、チョコがそれぞれコーティングされています。

甘いのに止まらない味。初めてでしたが、どこか懐かしさを感じる味でした。

他にも店内でお惣菜パンを購入。種類も豊富で全体的に良心的なお値段。どれも美味しかったです。

そうそう、無料のお水サービスがあるのがちょっと嬉しいポイント★

〈タカセ〉

  • 住所:170-0002 東京都豊島区巣鴨3-20-16
  • TEL:03-5980-7557(代表)
  • 営業時間:1.2階(パン・洋菓子コーナー,カフェ)9:00~19:00/3階(レストラン)11:00~19:00
  • 公式サイト:タカセ

5. 駅から徒歩約5分 元祖塩大福「みずの」

みずの

大福

今回一番の目的地。ここの塩大福が好きなんです!

パンでお腹いっぱいになったのでお土産に購入。塩大福以外も大満足でした。

〈みずの〉

  • 住所:170-0002 東京都豊島区巣鴨3-33-3
  • TEL:03-3910-4652
  • 営業時間:9:15~18:30
  • 公式サイト:みずの

6. みずのの目の前にあるアンテナショップ「ガモールマルシェ」

がモールマルシェ

10県ほどの名産品を購入できる新しいお店。

店内は混み合っていましたが、通路が広いのでゆったり見られます。

〈ガモールマルシェ〉

  • 住所:170-0002 東京都豊島区巣鴨3-20-14
  • TEL:03-5980-8741
  • 営業時間:10:30~17:30
  • 定休日:水曜日(祝日の場合は木曜日定休日)
  • 公式サイト:ガモールマルシェ
  • 公式SNS:Instagram

7. 駅から徒歩約6分 コロッケの「ころっ家」※2024年5月に閉店いたしました

ものまね芸人のコロッケさんのお店。若い女子に人気!

ひときわ目立っていました。

    8. ころっ家さんの目の前 トリックアートを発見!

    トリックアート

    地蔵蕎麦「大橋屋」の脇に3Dアートがありました。

    テレビでもよく紹介されているんですね!

    巣鴨のキャラクター、すがもんがかわいい!

    9. 大橋屋のほぼ隣 名所「とげぬき地蔵 髙岩寺」

    高岩寺

    巣鴨といえばこちらですね。

    【今さら聞けない「とげぬき」の由来とは?】

    『今より三百年ほど前、髙岩寺が上野屏風坂にあった頃の話である。

     正徳三年(一七一三)、江戸小石川に住む、武士で髙岩寺の檀徒、田付又四郎の妻は地蔵菩薩を篤く信仰していたが、出産後に重い病を得て床に臥し、手足は竹のようにやせ細ってしまった。医師の治療も甲斐がなく、妻も「実家に取り憑いた怨霊の仕業」とまでいい出すようであった。

    悲しんだ又四郎は、怨霊の悪行であるならば、妻が深く帰依する地蔵菩薩におすがりするほかはないと、毎日一心に祈願をつづけたところ、ある日の夜、不思議な出来事があった。

    又四郎の夢に一人の僧が現われ、「私のすがたを一寸三分に彫刻して川に浮かべなさい」という。又四郎がすぐにはできない、と答えると、「では印像を与えよう」といわれ夢からさめた。不思議な夢だと思いつつ、ふと枕もとを見ると、地蔵菩薩の尊影があらわれた小さな「霊印」があった。

    そこで又四郎はこの霊印を印肉にしめし、宝号を唱えつつ、紙片に一万体の「御影」をつくり、両国橋から隅田川に浮かべ、帰宅した。すると、夜に病床の妻が又四郎を呼び、「今、枕元に死魔が現れたが、お坊さんが、杖でつき出すのを見ました」というのであった。以後、重かった妻の病はみるみる快方に向い、無病になったという。

    さて、この霊験に感心し、又四郎から地蔵菩薩の「御影」を授かった西順という僧がいた。正徳五年のある日、西順が出入りする毛利家の屋敷で、女中があやまって口にくわえた針を飲みこんでしまった。そこで西順が懐中より御影を取り出し水で飲ませたところ、誤飲した針が、地蔵菩薩の尊影を貫いて出て来たという。以上は又四郎が、亨保十三年(一七二八)にみずから記し、霊印とともに献納された霊験記の抄録である。

    髙岩寺ではこの霊印を「本尊」として本堂・地蔵殿に祀り、和紙に霊印で印じた「御影」(おみかげ・おすがた)を広く参拝者等に授与している。御影は病を治し、針を抜いた本尊延命地蔵菩薩そのものであり、昼夜携帯し、あるいは体の痛いところ、よくなってほしいものに貼るなどしてもご利益があるという。いつしか「針抜き」は「とげ抜き」となり、針のみならず「心のとげ」やさまざまなとげを抜く地蔵菩薩として江戸中に広く知られるようになったのである。』

    髙岩寺 公式サイトより引用>

    荒い観音

    とげぬき地蔵の境内にある洗い観音は、自分の体の悪い部分と同じ場所を洗うことで、その部位を治してくれるご利益があるそうです。

    こちらの洗い観音でしっかり悪い部分を洗ってきました。

    〈髙岩寺〉

    • 住所:170-0002 東京都豊島区巣鴨 3-35-2
    • TEL:03-3917-8221
    • 公式サイト:髙岩寺

    ※お手洗い、おむつ交換台あり

    10. 髙岩寺斜め向かい「喜福堂」

    喜福堂

    あんぱんの有名店です。

    〈喜福堂〉

    • 住所:170-0002 東京都豊島区巣鴨3-17-16
    • TEL:03-3917-4938
    • 営業時間:10:00~18:00
    • 定休日:火曜日
    • 公式サイト:喜福堂
    • 公式SNS:InstagramX

    11. 駅から徒歩約7分「REST'art」

    Rest'art

    パスタからスイーツ、アルコールまで盛りだくさん。

    広めの店内で休憩できます。

    魚釣り

    店の前には「ご自由にお楽しみください」と優しい心使いの掲示が。

    ありがたく魚釣りを楽ませていただきました。

    なんだか商店街らしくほっこりする心使いですよね^^

    〈Rest'art〉

    • 住所:170-0002 東京都豊島区巣鴨3-15-16 三石ビル1階
    • TEL:03-5980-9077
    • 営業時間:ランチ 10:00~14:00(L.O.13:45)/ティータイム 14:00~17:00(L.O.16:45)/バルタイム 17:00~22:00
    • 定休日:年末年始(12/30~1/1),不定休
    • 公式サイト:Rest'art
    • 公式SNS:Instagram

    12. REST'artのすぐ先「ときわ食堂」本店

    ときわ食堂

    ときわ食堂メニュー

    夜は飲む人で賑わう食堂ですが、昼時もランチで大人気。行列ができていました。

    昔ながらの食堂で気になりましたが、今回食べ逃してしまったので次はここでランチがしたいです。

    〈ときわ食堂 本店〉

    • 住所:170-0002 豊島区巣鴨3-14-20
    • TEL:03-3917-7617
    • 営業時間:10:00〜22:00(L.O 21:30)
    • 公式サイト:ときわ食堂

    13. 駅から徒歩約7分 パン屋「Boulangerie Bonheur」

    Boulangerie Bonheur

    2023年カレーパングランプリ バラエティー部門金賞の「しあわせな納豆カレーパン」がいただけるパン屋さん。巣鴨限定「とげぬき地蔵パン」もかわいいです。

    おしゃれなお店で家族連れや女性に人気。

    〈Boulangerie Bonheur〉

    • 住所:170-0002 東京都豊島区巣鴨3-14-17
    • TEL:03-5972-1131
    • 営業時間:9:00~18:00
    • 定休日:年始(1月1日〜3日)
    • 公式サイト:Boulangerie Bonheur

    14. 衣料品店「マルジ」

    マルジ

    左右に1号店、2号店があり、たくさんのタオルや衣料品、日用雑貨まであるお店。とにかく安い。

    掘り出し物が見つかるかも!

    〈マルジ〉

    • 住所:170-0002 東京都豊島区巣鴨4-21-11
    • TEL:03-3910-1409
    • 営業時間:10:00~18:45
    • 定休日:年3日(11日、2月と8月の棚卸し
    • 公式サイト:マルジ

    すがもんのポスト
    <巣鴨郵便局前>

    こんなところにすがもんが!!

    かわいくて、愛着が沸いてきちゃいました。

    子どもたちも商店街をずっと歩いてすがもんを目にして来たせいか反応が早い!笑

    帰り道にはぜひ、すがもん探しも楽しいですよ。

    15. 駅から徒歩約8分 タルト専門店「Tarterie ALBERT」

    Tarterie ALBERT

    お惣菜系からスイーツ系まで15種類ほど並ぶタルト屋さん。

    珍しい味のソフトクリームも買えます。

    〈Tarterie ALBERT 本店〉

    • 住所:170-0002 東京都豊島区巣鴨4-19-9 メゾン・ド・モール 1F
    • 営業時間:土日祝日,4のつく日 11:00~19:00,平日 不定期営業
    • 定休日:土日祝日,4のつく日以外
    • 公式SNS:Instagram,X

    16. 駅から徒歩約13分 巣鴨地域文化創造館「待夢(たいむ)」

    待夢

    だいぶ歩いたのでひと休憩。外にベンチがあり自由に利用できます。

    ジオラマ

    建物内には数々の街風景のジオラマが展示されていました。

    巣鴨地域文化創造館(中山道待夢)

    あれ!?外に何か不思議な物を発見

    すがもんのお尻

    なんとすがもんのお尻じゃないですか~!!笑 ふわふわで気持ちいい。

    ディズニーのドナルドダックを思わせるような癒されるお尻でした。

    ※お手洗い、おむつ交換台あり

    17. 駅から徒歩約15分 猿田彦大神「庚申塚」(こうしんづか)

    庚申塔

    庚申塔とも呼ばれています。都電 庚申塚駅のすぐ手前の交差点内にあります。

    〈猿田彦大神 庚申塚〉

    最後の目的地

    庚申堂

    入口には『見ざる・聞かざる・言わざる』の猿たちがお出迎え。

    巣鴨庚申塚は江戸時代中山道の立場として栄え、旅人の休憩所として簡単な茶店もあり、人足や馬の世話もしていました。江戸名所図会ではそれらの様子がにぎやかに描かれています。

    ここは中山道板橋の宿場にも近く、右に向かえば花の名所「飛鳥山」、紅葉の王子にでる王子道の道しるべを兼ねた庚申塔が建っていました。庚申塚は広重の浮世絵にも描かれています。

    現在は庚申堂に猿田彦大神を合祀しています。猿田彦大神とは日本神話に登場する神様です。天孫降臨の際に道案内をしたということから、道の神、旅人の神とされるようになり道祖神と同一視されました。

    巣鴨地蔵通り商店街(巣鴨庚申塚)公式サイトより引用>

    龍

    手水舎では今年の干支の龍を発見。

    小さいですが、御利益ありそうな力強さを感じたので、思わず手を合わせました。

    庚申塚は思っていた以上にこじんまりしています。休日でしたが、貸切で訪問できました。

    のんびり春を見つけつつ、新たな物を探すこんな巣鴨散歩をしてみては?

    今回、お昼頃の到着でのんびりできないかなと心配でしたが、昼食や休憩を入れて4時間の滞在。

    食べ歩きや巣鴨の新旧それぞれの良さを発見することができ、お花もたくさん咲いていたのでのんびり散歩ができました。

    今の巣鴨はまだ『赤い下着』、『おばあちゃんの原宿』というイメージが強いのですが、老若男女問わずたっぷり楽しめる街でした。

    まだまだ進化していきそうな予感です。

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