ママが楽しい!赤ちゃんとお出掛け in お台場~チューリップ編

お台場

お台場は子連れに優しい街!道幅が広く、バリアフリー化が進んでいるので、ベビーカーでの移動もラクラク。各商業施設には、授乳室やベビールームも完備されています。

子ども向けの遊びスポットもたくさんありますが、、、遊ぶのは子どもだけで、大人はただの付き添いになることがほとんどです。日ごろ、家事や育児で忙しいママたちも、リフレッシュして欲しい!

そこでお台場の、赤ちゃんと一緒に行ける「ママが楽しいスポット」をシリーズでお伝えします。第1回目は、お台場の「チューリップフェスティバル」です。

目次

知られざる花の街、お台場にチューリップを見に行こう!

シンボルプロムナード公園
<お台場のシンボルプロムナード公園に咲くチューリップ。「公園」という名は付くが、実際は遊歩道に近い>

湾岸エリアの観光地で、「海」のイメージが強いお台場ですが、実は「花の街」でもあることをご存知でしょうか?

国際展示場(東京ビッグサイト)前からダイバーシティまで伸びる「シンボルプロムナード公園」は、四季折々の花々が植え替えられていて、いつ訪れても花と緑に癒されます。特に3~4月のチューリップと6月のアジサイは見事で、「都内にこんな場所があったのか!」と驚きます。

買い物や観光のついでに気軽に立ち寄れて、入場料などはなく無料で見学できるのも良いところ。ベビーカーでもアクセスできるので、赤ちゃんとのお出掛けにもおすすめします。

お花好きなら「チューリップフェスティバル」は必見ですよ!

チューリップフェスティバルとは?

チューリップ
<色とりどりのチューリップ。その数には圧倒される>

春になると、各地でチューリップが見られますが、お台場のチューリップはその数300品種16万球と関東最多です。前年秋に、計600名以上のボランティアが植えつけを行っているそうです。あまりマスコミなどでも取り上げられていないように思いますが、色とりどりのチューリップが咲き乱れる風景は圧巻で、ぜひ多くの人に見ていただきたいです。

「フェスティバル」と名が付くものの、なにか特別なイベントをやっている訳でもなく(コロナ前は、チューリップの切り花を配る日が1日間だけありました)、開花から花の終わりまで、自由に訪れて、自由に鑑賞できます。開花の時期は、その年の気候によって変わりますが、大体3月上旬ごろです。品種によっても、開花の時期が異なるので、3月から4月にかけては、いつ訪れていても何かしらのチューリップが見られますが、開花のピークは3月下旬ごろから2週間程度になります。

桜と同様に、チューリップも開花のピーク時期が短いので、ホームページで開花状況をチェックしておくと良いですよ。

>>>チューリップ開花情報はこちら(2021年度のもの)

チューリップフェスティバル~主な見どころは3か所

チューリップフェスティバル
<チューリップの咲いている場所を表す看板。かなり広いエリアに点在している>

チューリップフェスティバルの会場となる「シンボルプロムナード公園」は、全長約4kmもあり、徒歩で全てを見て回るのは大変です。主な見どころは3か所あり、それぞれに特徴があります。詳しく説明しますので、気になるエリアに絞って訪れるといいでしょう。

チューリップフェスティバル~見どころその1:セントラル広場

セントラル広場
<チューリップフェスティバル会場内で、桜とチューリップが一緒に見られるのはここだけ!>

シンボルプロムナード公園の西側の突き当りになる、セントラル広場。1番の見どころでもあり、もし1か所だけを訪れるのであれば、こちらをおすすめします!

ここには、異なる品種のチューリップが混植されています。そのため、開花時にはさまざまな色のチューリップが咲き乱れて、まるでチューリップのじゅうたんのようです。植えられているチューリップの数も、約10万球と1番多いです。

品種によって、開花の時期が異なるので、比較的長い時期チューリップを楽しめます。

そして、セントラル広場には、桜の木もあるので、タイミングが合えば、桜とチューリップの両方が見られるというメリットもあります。

ここでおすすめの写真スポットは、ダイバーシティの実物大ガンダムを入れること。お台場らしい1枚が撮れますよ!

周辺には、商業施設も多くあるので、買い物や食事をするのに便利なエリアでもあります。おむつ替えのできるトイレや授乳室もあります。

最寄駅は、りんかい線の「東京テレポート」またはゆりかもめの「台場」から、それぞれ徒歩で約10分です。

チューリップフェスティバル~見どころその2:光と石の広場(センタープロムナード)

光と石の広場
<チューリップで描かれた波の模様。芝生の中にも入れます>

国際展示場(ビッグサイト)前から始まるこのエリアは、色別のチューリップが波を描くようにデザインされて植えられています。

ここは、芝生があるのでピクニックにおすすめのエリアです。周辺に大きな商業施設はありませんが、コンビニやファーストフード店などがありますので、食べ物や飲み物を購入できます。

ビッグサイトでのイベント時を除くと、人が少なくて、とっても静かです。芝生の上に敷物をしいて座るか、または点在するベンチに座って、ゆっくりのんびりと過ごすといいですよ。

赤ちゃん連れには1番おすすすめのエリアです。

最寄駅は、りんかい線の「国際展示場」またはゆりかもめの「有明」「東京ビッグサイト」から、それぞれ徒歩5分くらいです。

また、ここから「夢の大橋」を渡って、見どころ1のセントラル広場までは、徒歩で30~40分です。

車の通らない道ですので(自転車の通行は可能)、ベビーカーを押しながらや小さなお子様と一緒でも安心して歩けます。途中の花壇にも、花々が植えられていたり、東京湾の風景が見えたり、気持ちの良いお散歩道なので、晴れた日には歩いて移動するのもいいですよ。

チューリップフェスティバル~見どころその3:日本科学未来館前

日本科学未来館前
<バラの花のように見えますが、これもチューリップ。多種多様さにビックリ!>

このエリアは、チューリップの見本園になっていて、300品種ものチューリップが品種ごとに植えられています。チューリップは品種改良がしやすいことから、現在5,000種類以上が品種リストに登録されているのだそう。大きさも、色も、形も、多種多様なチューリップが見られて、「チューリップってこんなにたくさんの種類があるんだ」と驚きました。

前述の2か所と比べると地味な感じもありますが、個人的には一番面白いエリアでもあります。お花の好きな方には、ぜひ立ち寄っていただきたいです。それぞれに、名札が付いているので、お気に入りの品種を探してみてくださいね。

最寄駅は、ゆりかもめの「テレコムセンター」から徒歩5分ほどです。

お台場の中心部からは、少し離れていますので、ここに来るにはゆりかもめに乗って移動することをおすすめします。コニュニティサイクルと呼ばれるレンタル自転車の利用も便利なのですが、大人用の一人乗り自転車のレンタルしかないため(2021年8月現在)、子連れでの利用ができないのが残念なところ。

お台場の次は富山のチューリップフェスティバルへ

砺波市のチューリップをPRする看板
<砺波市のチューリップをPRする看板。行ってみたくなる>

この「チューリップフェスティバル」は、富山県砺波市とコラボレーションを行っていて、植えられている球根は全て砺波産になります。日本最大のチューリップの産地である、砺波市には「チューリップ公園」があり、こちらで行われる「チューリップフェア」では、なんと300万本ものチューリップが見られるのだそう!

筆者はお台場で、すっかり多種多様なチューリップに魅せられてしまったので、次は砺波市を訪れたいなと思いました。みなさんも、まずはぜひお台場のチューリップを見に行ってみてくださいね。

まとめ

「ママが楽しい」お台場の赤ちゃんと出かけられるスポットとして、チューリップフェスティバルのご紹介をしました。とにかく広いので、全てを回ろうとせずに、主な見どころ3か所の解説を読んで、優先順位をつけてから訪れてくださいね。

赤ちゃんにとって、お散歩は五感を刺激するので、発育に良い影響を与えるそうです。3、4月は、気候も良くなり、お散歩にはいい季節です。ぜひ赤ちゃんと一緒にお台場のチューリップを見て、ママも癒されてください。

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Tabicco(旅っ子)

子連れ旅行アドバイザー。2児の母。ツアーコンダクター歴20年。ダイビング歴も20年以上。好きな地域は、東京、沖縄、パリ、ハワイ。最近のお気に入りは「都心を歩く」で、東京の魅力を再発見中。

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