アブダビは真夏を迎え、毎日うだるような暑さです。何回経験しても、この湿気と日差しの強さは過酷なものです。が、そんなアブダビにこの度、ドバイでは大人気で既に4店舗を構える「鼎泰豊（DIN TAI FUNG）」がオープンしました！言わずもがななの台湾発祥の有名飲茶レストランです。今回は、アラブの鼎泰豊をレポしてみようと思います。

目次

• 場所は？
• メニュー、小籠包は？
• 実食！
• まとめ

場所は？

アブダビ島の隣にある、アルマリヤ島（Al Maryah Island）にあるショッピングモール、"The Galleria"に入っています。The Galleriaは2つの建物から成っており、ChanelやFendi, Dior, Louis Vuittonなど高級ブランド店が集まるLuxary Collectionと、スーパーやファストファッション、デパートなどが集まる建物があり、2つは地下通路で繋がっているのですが、鼎泰豊が入るのは後者の、いわゆる普通のショッピングモール側になります。

Ground floor（日本でいう1階）と、1st floor（2階）にまたがって店舗があります。モールの建物のちょうど真ん中の分かりやすい位置にありますよ。入口は両方の階にあり、どちらからも席に案内してもらえます。予約は受け付けておらず、混雑時は順番が来たら振動する機械を渡されます。食事時はかなり混雑しているので、待ちたくないのであれば少し早めに入店することをおすすめします。

メニュー

鼎泰豊といえば、小籠包が有名ですが、豚肉は使われているのでしょうか...。そうです、UAEはイスラム教国家なので豚肉ではなく、鶏肉の小籠包になります！

海鮮の小籠包や、なんとマトン（羊肉）の小籠包まで！豚肉は使えませんが小籠包の種類は豊富です。

お酢と醤油もばっちりセットされており、小籠包を頼むとお馴染みの細切り生姜が来ますよ！

食べ方のレクチャーの紙には、なんと日本語の説明もあります！

注文は、注文用紙がテーブルに置いてあるので、それに個数を記入して店員さんに渡すスタイルです。

実食！

今回は、チキンの小籠包と、排骨チャーハンを頼んでみました。豚肉を使っていないとは思えないほど、ジューシーでスープもたっぷりな小籠包です！

排骨といえばやはり豚肉ですが、こちらもやはりチキンで再現されています。あっさりしていますが、パリパリでこちらもとても美味しい！

豚肉を使っていない飲茶ってどうなの...？と思ってしまいますが、心配することなかれ、豚の部分は上手にチキンを使ってメニューが構成されています。さっぱりと美味しく食べられるメニューがたくさんあり、今までのアブダビの中華にあまりない優しい味に、いくらでも食べられそうな気がしてしまいます。

ちなみに、上の階では、従業員さんが小籠包を作っているところを見られます。

子連れでしたら、子供用取り分け皿やコップが必要になりますが、頼まなくても持ってきてくれますよ。

まとめ

旅行中、アラビック料理や脂っこいものを食べ続けているとだんだん胃が疲れてきてしまいますよね。日本食レストランで一休みするのもいいですが、せっかくなのでアラブ流にアレンジされた飲茶もいかがでしょうか。優しいお味にホッとすること間違いなしです。

余談ですが、レジではお馴染みキャラクターのグッズがたくさん売られていますよ。

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