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東京の博物館14選! 大きな博物館から変わった博物館まで
首都・東京は、ミュージアムがとても充実しているエリア。首都圏在住の人は日帰りで、そうでない人は東京観光がてら、1度は訪れてみたい博物館が目白押しです。
1日では周りきれないほど大規模な有名博物館から、ちょっぴり変わった博物館まで、東京でおすすめの博物館14選を紹介します。
目次
- 2.1 お札と切手の博物館
- 2.2 地下鉄博物館
- 2.3 目黒寄生虫館
- 2.4 スヌーピーミュージアム
- 2.5 日本銀行金融研究所 貨幣博物館
- 2.6 文化庁国立近現代建築資料館
- 2.7 消防博物館
- 2.8 小平市ふれあい下水道館
1. 東京にある大きな博物館
首都だけに、東京には日本有数の大規模博物館がそろい踏み。日本人なら1度は行っておきたい施設ばかりです。
1.1 東京国立博物館
<出典元:写真AC>
台東区上野にある「東京国立博物館」は、1872年に開館した日本最古の博物館。日本やアジアの美術作品や考古遺物などを所蔵しており、全館の収蔵品は約12万件。質・量ともに日本一のコレクションを誇ります。
1938年に開館した本館は、建物自体が国の重要文化財に指定されており、建築自体も見どころです。
「東京国立博物館」の広さは?
敷地面積約12万平米、展示面積約2万平米を誇る東京国立博物館。日本を代表する博物館だけに、ハイライトをざっと見て周るだけでも4時間は見ておきたいところ。すべてをくまなく見ようとすると1日では足りないので、2日以上に分けて見学の計画を立てる必要があります。
「東京国立博物館」の展示内容
東京国立博物館は複数の建物に分かれており、日本美術を展示する「本館」、日本の考古を展示する「平成館」、東洋美術や考古遺物を展示する「東洋館」、奈良の法隆寺から皇室に献納された宝物を展示する「法隆寺宝物館」、洋画家・黒田清輝の油彩画やデッサン等を展示する「黒田記念館」などがあります。
常設展示だけでも十分見ごたえがありますが、年に3~5回程度開催される大規模な特別展示もあり、何度訪れても新しい世界に出会えます。
「東京国立博物館」の基本情報
- 住所:東京都台東区上野公園13-9
- アクセス:JR上野駅公園口または鶯谷(うぐいすだに)駅南口より徒歩10分。東京メトロ銀座線/日比谷線上野駅、千代田線根津駅より徒歩15分。京成電鉄京成上野駅より徒歩15分。
- 公式HP:東京国立博物館
1.2 国立科学博物館
<出典元:写真AC>
同じく台東区上野にある「国立科学博物館」は、国立の唯一の総合科学博物館。1877年設立という長い歴史をもち、自然史と科学技術史研究に関する研究機関としての役割も果たしています。
コレクションはなんと450万点以上。巨大な恐竜の復元骨格やリアルなはく製や模型、体験型の観測ステーションなど、大人も子どももワクワクするような展示が満載で、自然科学に楽しく触れられます。
「国立科学博物館」の広さは?
その広さと見どころの多さから、1日では周りきれないほどの国立科学博物館。見学時間が限られている場合は、興味があるものに絞って見るなど、事前に見学範囲を決めておくと良いでしょう。
「国立科学博物館」の展示内容
国立科学博物館の上野本館は「日本館」と「地球館」の2館からなり、日本館では日本列島の生い立ちや、自然と共存してきた日本人の歴史、日本列島に生息してきた生き物たちを紹介。地球館では、地球環境の変動や地球の多様な生き物などを紹介しているほか、体験型展示の観測ステーションでは、最先端の科学技術の世界が楽しめます。
「国立科学博物館」の基本情報
- 住所:東京都台東区上野公園7-20
- アクセス:JR上野駅公園口より徒歩5分、東京メトロ銀座線/日比谷線上野駅より徒歩10分。京成電鉄京成上野駅より徒歩10分。
- 公式HP:国立科学博物館
※2021年11月18日現在、国立科学博物館 上野本館の入館にはオンラインによる事前予約が必要です。詳しくはホームページでご確認ください。
1.3 江戸東京博物館
江戸と東京の歴史や文化を楽しく学べる博物館として、1993年に墨田区横綱に開館したのが「江戸東京博物館」。徳川家康の江戸入城から現代にいたるまでの約400年間を、復元模型や体験型資料を使って紹介しており、外国人観光客にも高い人気を誇っています。
「江戸東京博物館」の広さは?
高床式の倉をイメージしたユニークな建物は、 延床面積約4万8000平米、展示面積は約9,700平米。平均見学時間は2時間程度で、半日あれば全体を見て周ることができます。
「江戸東京博物館」の展示内容
江戸東京博物館の特徴は、なんといっても55点にもおよぶ大型模型。江戸時代の街並みの一部がそのまま再現されており、テーマパークのような楽しい雰囲気の中、当時の風俗について知ることができます。人の表情や着物にいたるまで、精巧に表現されたジオラマも必見。
常設展示のほか、年間10回前後の企画展と、年間5回前後の特別展も行われています。
「江戸東京博物館」の基本情報
- 住所:東京都墨田区横網1-4-1
- アクセス:JR総武線両国駅西口より徒歩3分。都営地下鉄大江戸線両国駅(江戸東京博物館前)A3・A4出口より徒歩1分。
- 公式HP:江戸東京博物館
1.4 江戸東京たてもの園
都立小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」は、江戸東京博物館の分館として、1993年に開園した野外博物館。江戸時代から昭和中期にかけての都内の民家、商店など文化的・歴史的価値の高い建造物を移築・復元し、展示しています。
さまざまなレトロ建築が集まる園内に足を踏み入れると、タイムスリップしたかのような気分に。ジブリ映画『千と千尋の神隠し』で「大いに参考にした」場所として江戸東京たてもの園が挙げられており、映画の世界に迷い込んだかのような感覚が味わえるかもしれません。
江戸東京たてもの園について詳しく知りたい方は「【東京/小金井】江戸東京たてもの園・完全ガイド! 見どころと周り方を解説します」の記事もご覧ください。
「江戸東京たてもの園」の広さは?
江戸東京たてもの園の敷地面積は約7ヘクタールで、東京ドームおよそ1.5個分。それぞれの建物にさまざまな見どころがあるので、じっくり見学すると4時間ほどかかります。
「江戸東京たてもの園」の展示内容
園内には明治や昭和の雰囲気を感じられる建物が並ぶ通りのほか、メルヘンチックな洋館など異国情緒を味わえる建物も。それぞれ建物の中にも入れるようになっていて、文房具屋「武居三省堂」の内部は、『千と千尋の神隠し』で釜爺が働くボイラー室のモデルになったといわれています。
「江戸東京たてもの園」の基本情報
- 住所:東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)
- アクセス:JR中央線武蔵小金井駅北口から西武バスに乗車し、「小金井公園西口」下車(所要5分)後、徒歩5分。JR中央線東小金井駅北口からCoCoバス(小金井市コミュニティバス)北東部循環に乗車し、「たてもの園入口」下車(所要6分)後、徒歩10分。
- 公式HP:江戸東京たてもの園
※2021年11月18日現在、江戸東京たてもの園の入園は事前予約制となっています。詳しくはホームページでご確認ください。
1.5 日本科学未来館
<出典元:写真AC>
日本科学未来館は、「いま世界に起きていることを科学の視点から理解し、私たちがこれからどんな未来をつくっていくかをともに考え、語り合う」ことを目的に、2001年にお台場にオープンした科学博物館。
科学技術の素晴らしさが直感的に分かるよう工夫されており、体験型の展示も多いため、老若男女誰でも楽しめるのが魅力です。
「日本科学未来館」の広さは?
日本科学未来館の延床面積は約4万平米、展示面積は約 1万1,000平米にのぼります。見学時間の目安は2時間程度ですが、プラネタリウムを楽しむ場合は長めに時間を取ったほうが良いでしょう。
「日本科学未来館」の展示内容
館内は4つの展示ゾーンに分かれており、「地球環境」「ロボット」「生命科学」「宇宙」「情報科学」といったテーマを紹介。ロボット・アンドロイドが見られたり、ヒューマノイドロボット「ASIMO」が登場したりと、最先端の技術との出会いが待っています。
大人気のプラネタリウム「ドームシアターガイア」も必見。約1,000万個の星が投影できる投影機「MEGASTAR-II cosmos」を使った立体視プラネタリウならではの、大迫力の星空が体験できますよ。
これらの常設展示に加え、年に2回ほど特別展・企画展も行われています。
「日本科学未来館」の基本情報
- 住所:東京都江東区青海2-3-6
- アクセス:新交通ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル駅」より徒歩5分、「テレコムセンター駅」より徒歩4分。東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」より徒歩15分。
- 公式HP:日本科学未来館
1.6 府中市郷土の森博物館
府中市にある「郷土の森博物館」は、森全体を博物館として、府中の自然と歴史について学べる博物。常設展示室のある博物館本館のほか、農家や町家など、移築された江戸~昭和初期の歴史的な建物が点在しており、敷地全体で府中の自然や地形、風土の特徴が表現されています。
敷地内の様子は「かつての府中市のミニチュア」さながら。広々とした敷地内では季節の花々にも出会うことができ、特に2月の梅や6月のアジサイの時期がおすすめです。
「府中市郷土の森博物館」の広さは?
府中市郷土の森博物館の敷地は、約14万平米。見学時間は90分程度が目安ですが、プラネタリウムやワークショップを楽しむ場合、時間に余裕をもって計画を立てると良いでしょう。
「府中市郷土の森博物館」の展示内容
郷土の森博物館の中核となっている建物が、蔵を模した博物館本館。常設展示室では、
府中の文化と自然と、歴史・考古・民俗などをテーマにして紹介しています。本館にはプラネタリウムも併設されており、人気アニメとコラボした番組や、世界旅行気分が味わえる番組など、時期ごとにさまざまな番組が用意されています。
屋外に点在する歴史的建造物も必見。昔話に出てきそうな農家や、大正ロマン漂う昔の町役場、昭和の小学校校舎などを見学でき、府中の歴史が手に取るように分かります。
「府中市郷土の森博物館」の基本情報
- 住所:東京都府中市南町6-32
- アクセス:JR武蔵野線「南武線府中本町駅」、京王線・南武線「分倍河原(ぶばいがわら)駅」、西武多摩川線「是政(これまさ)駅」からそれぞれ徒歩20分。または、分倍河原駅から「郷土の森総合体育館」行き路線バスに乗車し、「郷土の森正門前」下車。
- 公式HP:府中市郷土の森博物館
※2021年11月現在、天井改修工事のため常設展示室は休室中です。また、2021年11月30日まで、プラネタリウムは日曜・祝日のみ投影されます。
2. 東京にあるちょっと変わった博物館
多種多様なミュージアムが集中する東京。マニアにはたまらない博物館も多いので、ちょっと変わった博物館にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
2.1 お札と切手の博物館
北区王子にある「お札と切手の博物館」は、大蔵省印刷局(現国立印刷局)創立100年を記念して1971年に開設された博物館。歴代のお札や切手などを展示しており、お札や切手の歴史や製造技術について、総合的に学ぶことができます。
明治以前のお札や世界の珍しいお札や切手、お札の製造と深く結びついている銅版画など貴重な資料が多数展示されており、そこから社会や経済、文化、技術の移り変わりが見えてくるはずです。
「お札と切手の博物館」の広さは?
お札と切手の博物館の展示面積は439平米。見学時間は1時間程度を見ておくと良いでしょう。
「お札と切手の博物館」の展示内容
1階展示室では、お札や切手の製造技術を紹介。2階展示室では、歴代の日本のお札や切手、世界の珍しいお札や切手など、お札と切手の歴史を展示しています。
自分のお札で偽造防止技術を確認できる体験型のコーナーも人気。常設展示に加え、年3回程度の特別展も開催されています。
「お札と切手の博物館」の基本情報
- 住所:東京都北区王子1-6-1
- アクセス:JR京浜東北線王子駅中央口から徒歩3分。東京メトロ南北線王子駅1番出口から徒歩3分。都電荒川線王子駅前駅から徒歩3分。
- 公式HP:お札と切手の博物館
2.2 地下鉄博物館
<出典元:写真AC>
「地下鉄博物館」は、東京メトロ東西線葛西(かさい)駅の高架下にある、地下に特化した博物館。「みて、ふれて、動かして」をテーマに、地下鉄の歴史と技術に触れられる参加型の展示が魅力で「地下鉄はどのようにできるのか」「安全管理はどのようにしているのか」など、東京の地下鉄の秘密が垣間見えます。
運転シミュレーターを使った運転の疑似体験もできることから、子連れのファミリーにも大人気。鉄道ファンならずともワクワクすること請け合いです。
「地下鉄博物館」の広さは?
地下鉄博物館の延床面積は3,535平米。見学時間は1~2時間程度を見ておくと良いでしょう。
「地下鉄博物館」の展示内容
地下鉄博物館では、地下鉄の歴史や地下鉄建設の技術、安全運行のための取り組みなどについて、実際の車両や実物大の設備とともに分かりやすく展示しています。とりわけ、国の重要文化財にも指定されている、日本初の地下鉄車両は見逃せません。
「地下鉄プレイランド」では、本物と同じ電車の運転台が操作できる電車運転シミュレーターも。常設展示だけでなく、年間4回程度の特別展やコンサートなどのイベントも行われています。
「地下鉄博物館」の基本情報
- 住所:東京都江戸川区東葛西6-3-1
- アクセス:東京メトロ東西線葛西駅下車すぐ
- 公式HP:地下鉄博物館
2.3 目黒寄生虫館
名前だけでもインパクト大の「目黒寄生虫館」は、医師の亀谷了氏が私財を投じて1953年に創設した博物館。寄生虫専門の博物館としては世界でも唯一で、珍しさゆえ海外からの訪問者も多いそう。
寄生虫の液浸標本や関連資料など約300点が展示されており、世界の多様な寄生虫が分かる唯一無二のミュージアムとなっています。
「目黒寄生虫館」の広さは?
目黒寄生虫館の展示面積は145平米。平均見学時間は30~45分程度です。
「目黒寄生虫館の展示内容」
常設展示は「寄生虫の多様性」「人体に関わる寄生虫」の2つのテーマに分かれていて、世界のさまざまな寄生虫やそれらが人体に寄生する仕組みなどを紹介。中でも、8.8mものサナダムシの液浸標本には誰もが圧倒されます。
「目黒寄生虫館」の基本情報
- 住所:東京都目黒区下目黒4-1-1
- アクセス:JR山手線/東京メトロ南北線/都営三田線/東急目黒線目黒駅西口から徒歩12分。または目黒駅からバスに乗車し「大鳥神社前」で下車後、徒歩1分。
- 公式HP:目黒寄生虫館
2.4 スヌーピーミュージアム
町田市にある「スヌーピーミュージアム」は、世界で愛されるキャラクター「スヌーピー」の世界を堪能できる博物館。
2016年4月、「スヌーピーファンの聖地」と呼ばれるアメリカ・カリフォルニア州のシュルツ美術館の世界初の分館として、2年半の期間限定で六本木に開館。その後、2019年12月に、南町田グランベリーパーク内に移転して再オープンしました。
コミック原画や貴重なヴィンテージグッズの展示や、オリジナルアニメーションの上映、全長8mの巨大スヌーピー像など、ファンならずとも夢中になってしまうスヌーピーワールドが広がっています。
「スヌーピーミュージアム」の広さは?
スヌーピーミュージアムは延床面積が約2,600平米。見学時間は1時間程度ですが、ワークショップに参加する場合は、体験の内容に応じてプラス1~2時間が必要となります。
「スヌーピーミュージアム」の展示内容
常設展では、スヌーピーの生みの親であるチャールズ・シュルツ氏の創作の歴史や、コミック「ピーナッツ」やその登場人物について、写真や映像、複製原画やヴィンテージグッズとともに紹介されています。また、マルチスクリーンを駆使した「オープニング・シアター」では新作オリジナルアニメーションも上映。
何体もの大きなスヌーピー像が迎えてくれる「スヌーピー・ルーム」は、フォトスポットとしても人気です。
「スヌーピーミュージアム」の基本情報
- 住所:東京都町田市鶴間3-1-1
- アクセス:東急田園都市線「南町田グランベリーパーク駅」より徒歩4分
- 公式HP:スヌーピーミュージアム
2.5 日本銀行金融研究所 貨幣博物館
<出典元:写真AC>
「日本銀行金融研究所 貨幣博物館」は日本銀行創立百周年を記念して、1985年に中央区日本橋に開館した博物館。古代から現代までの日本のお金や、それに関連する資料を歴史に沿って展示しているほか、外国の貨幣も展示しています。
「貨幣博物館」の広さは?
貨幣博物館の展示面積は約600平米。見学時間の目安は30分~1時間程度です。
「貨幣博物館」の展示内容
常設展示は、日本のお金の歴史について、本物の資料を通して分かりやすく学べるのが特徴。江戸時代に造られた世界最大級の金貨の重さを体感したり、お札の偽造防止技術について体験したりと、実物を見るだけでなく肌で感じられるようになっています。
常設展示のほか、年に1~4回程度企画展も開催されています。
「貨幣博物館」の基本情報
- 住所:東京都中央区日本橋本石町1-3-1(日本銀行分館内)
- アクセス:東京メトロ半蔵門線三越前駅B1出口から徒歩1分。東京メトロ銀座線三越前駅A5出口から徒歩2分。東京メトロ東西線日本橋駅A1出口から徒歩6分。
- 公式HP:日本銀行金融研究所 貨幣博物館
2.6 文化庁国立近現代建築資料館
文京区湯島にある「文化庁国立近現代建築資料館」は、2013年にオープンした建築資料のアーカイブズ施設。近現代建築に関する図面や模型といった資料の収集・保管を行っているほか、年に2回、建築資料に関する展示も行っています。
「文化庁国立近現代建築資料館」の広さは?
文化庁国立近現代建築資料館の延床面積は約1,162平米、展示面積は約292平米。見学所要時間は30分~1時間程度が目安です。
「文化庁国立近現代建築資料館」の展示内容
文化庁国立近現代建築資料館では常設展示は行われておらず、企画展示のみ。過去には「ル・コルビュジエ×日本」「丹下健三 1938-1970」「安藤忠雄初期建築原図展」などのテーマで展示が行われています。
※次回展示準備の間など、展示のない期間があるのでご注意ください。
「文化庁国立近現代建築資料館」の基本情報
- 住所:東京都文京区湯島4-6-15(湯島地方合同庁舎内)
- アクセス東京メトロ千代田線湯島駅より徒歩3分。東京メトロ銀座線上野広小路駅より徒歩10分。都営大江戸線上野御徒町駅より徒歩10分。
- 公式HP:文化庁国立近現代建築資料館
2.7 消防博物館
新宿区四谷にある「消防博物館」は、江戸時代から現代にいたるまでの消防の歴史や防火・防災の知識などを紹介する博物館。消防に関する江戸時代の錦絵や古文書、明治時代以降の
消防ポンプや消防衣など、消防関係の資材や書籍約8,000点の資料を所蔵しています。
実際に活躍していた消防車や消防ヘリコプターなどの展示もあり、子どもから大人まで楽しめる内容になっています。
「消防博物館」の広さは?
消防博物館の延床面積は4,062平米。見学時間は1時間程度を見ておくと良いでしょう。
「消防博物館」の展示内容
展示室は江戸時代の「火消」について紹介する「消防の夜明け」や明治時代から大正、昭和初期にかけての消防装備の移り変わりを紹介する「消防の変遷」、消防消火・救急活動について学べる「現代の消防」などのテーマに分かれており、江戸時代の街並みを精巧に再現したジオラマや、大正時代以降の消防クラシックカーは圧巻。屋外には消防ヘリコプターがあり、操縦席に座る貴重な体験もできます。
常設展示以外に、秋から春にかけて企画展示会を開催しているほか、定期的に行われる乗車撮影会では、貴重な消防クラシックカーに乗った姿を撮影してもらうチャンスもあります。
※2021年11月現在、一部展示を休止しています。詳しくは公式HPでご確認ください。
「消防博物館」の基本情報
- 住所:東京都新宿区四谷3-10
- アクセス:東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅2番出口直結。JR中央本線信濃町駅/四ツ谷駅から徒歩各12分。都営新宿線曙橋駅から徒歩7分。
- 公式HP:消防博物館
2.8 小平市ふれあい下水道館
「小平市ふれあい下水道館」は、知る人ぞ知る日本で唯一の下水道テーマパーク。下水道の普及率が100%を達成したことを記念し、1990年に創設されました。
下水道の仕組みや歴史をパネルや映像で紹介しているほか、実際に使われている地下25mの下水道管の中を見るという、日本でもここにしかない体験ができます。
「小平市ふれあい下水道館」の広さ
小平市ふれあい下水道館の見学時間は1時間30分程度が目安です。
「小平市ふれあい下水道館」の展示内容
常設展示は「くらしと下水道」「小平の水環境」といったテーマに分けられており、東京の地下に隠された下水道の仕組みや、昔の井戸用具など、知られざる水と下水の歴史や役割について紹介しています。
小平市ふれあい下水道館のメインイベントが、日本で唯一、現役の下水道管の中を見られる「体験コーナー」。本物の下水の色や匂いまでをリアルに感じる、強烈な経験が待っています。
「小平市ふれあい下水道館」の基本情報
- 住所:東京都小平市上水本町1-25-31
- アクセス:西武国分寺線鷹の台駅から徒歩7分。
- 公式HP:小平市ふれあい下水道館
このように、東京には大小合わせてたくさんの博物館があります。行ってみると意外な発見がある博物館。ぜひ東京のさまざまな博物館に足を運んでみてください。
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