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紫陽花と菖蒲、6月にぜひ訪ねてほしい東京の花名所5選

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記事投稿日:2018/05/27
最終更新日:2018/08/28

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6月といえば紫陽花と菖蒲の花が見どころ。東京の知られざる花の名所を取材し、膨大な花情報を無償提供している葛飾区金町「花の写真館」館長・松山忠徳さんに、都内と近郊でぜひ訪ねてほしいスポットを紹介してもらいました。今回は穴場というより、花好きの人には知られている場所をあえて厳選しています。

目次

1. 千代田区「皇居東御苑」

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<皇居東御苑の花菖蒲>

皇居の一部である皇居東御苑は一般にも公開されている庭園で、6月は紫陽花や花菖蒲などが美しく咲き誇ります。旧江戸城の本丸(城の中核をなす一区画)があった場所なので、明暦の大火(1657年に江戸の大半を焼いた大火事)で焼失し、その後再建されなかった天守閣の大きな台座が残り、その上に登ることもできます。紫陽花はこの天守閣の台座と、忠臣蔵で有名な江戸城の全長約50mの大廊下「松之廊下」跡周辺に咲いています。また、皇居東御苑にはコンパクトですが、実によく整備された花菖蒲園があり、水面に揺れる「影菖蒲」の風情に魅せられます。このほか、東御苑には、江戸城の石垣上に建てられた長屋で、石垣よりも強固な防御施設「富士見多聞」が公開されていて、内部を見学できます(8月末日までは9:00~16:30公開、入場は16:15まで)。

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<天守閣周辺に咲く紫陽花>

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<松之廊下跡のまわりでは紫陽花のほか、ドクダミの花も目を楽しませてくれる。松之廊下は元禄14年(1701)の3月14日に、播摩赤穂藩主・浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみながのり)が、高家旗本・吉良上野介義央(きらこうずけのすけよしひさ)に切りかかる刃傷事件が起こった場所>

皇居東御苑 基本情報

■住所:東京都千代田区千代田1-1
■6月の公開時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
■休園日:月曜、金曜
■HP:http://www.kunaicho.go.jp/event/higashigyoen/higashigyoen.html

2. 葛飾区「水元公園」

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<水元公園のポプラ並木。高さ20mものポプラが1.2kmにわたって連なる>

広大な池をめぐって、紫陽花やキンシバイ、睡蓮などの花を同時に楽しむことができる水元公園。毎年開催される「葛飾菖蒲まつり」の会場になっていて、今年は6月1日から6月20日までステージが設けられ、歌謡ショーや踊りが披露。屋台も多く出ます。この公園でとくにお勧めしたいのは、生きた化石といわれるメタセコイアの林。6月に新緑の林のなかを歩くと、原始林をさまよっているような印象を受けるでしょう。また、都内では珍しいポプラの並木道もあり、この並木道を進むと「水元かわせみの里」の愛称で親しまれる水元小合溜水質浄化センターに行き着きます。小合溜は江戸時代から続く溜め池で、この施設はかつて生息していた生きものを呼び戻すことを目的に開設されました。水元かわせみ里内の「水辺のふれあいルーム」からは、運がよければカワセミの姿を観ることができるかもしれませんよ。園内にあるレストラン「涼亭」で名物の海老穴子丼を食べるのも一興です。

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<約100種、約1万4,000株の花菖蒲が咲く。開花状況はこちらの葛飾区観光サイト「かつまるガイド」で確認できる>

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<花菖蒲と同時期に見ごろとなる紫陽花。「葛飾菖蒲まつり」のもうひとつの会場である堀切菖蒲園へ。京成線・堀切菖蒲園駅から向かう途中の通称「あじさい通り」の紫陽花も必見!>

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<メタセコイアの林。木洩れ日もきれい>

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<キンシバイの花>

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<「涼亭」名物の『海老穴子天丼』1,100円。ドンブリに横たわる穴子に驚く>

水元公園 基本情報

■住所:葛飾区水元公園、葛飾区水元猿町、葛飾区東金町5・8丁目、埼玉県三郷市高洲3丁目
■開園時間:常時開園
■HP:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html

3. 足立区「しょうぶ沼公園」

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<5つの菖蒲田に、江戸系を中心とした140品種、約8,100株の花菖蒲が咲き誇る>

昔は野生のノハナショウブが咲いていた一帯を公園として造成。旧地名の菖蒲沼耕地にちなんで「しょうぶ沼公園」と名付けられました。この公園ができた当時は花数が少なく貧弱でしたが、最近では整備が進み、見違えるほど立派な菖蒲園になっています。花数も多く、花菖蒲が見ごろの時期は菖蒲田内に木道が設置され、間近で観察できます。ほかにも、せせらぎや、滝があり、水路には小さな三連の水車が回り、風情たっぷりな場所です。高台から眺める菖蒲群は紫、薄紫、黄、白など色とりどりで、じつに鮮やか!
5月6日(金)~6月11日(日)は18:00~ 20:30に園内の花菖蒲をライトアップ。また、6月3日(土)、4日(日)の2日間は「しょうぶまつり&スタンプラリー」を催すそうです。

しょうぶ沼公園 基本情報

■住所:足立区谷中2-4-1
■開園時間:常時開園
■HP:http://www.city.adachi.tokyo.jp/koen/shisetsu/koen/010.html
■しょうぶまつり&スタンプラリーのHP:http://adachikanko.net/event-syoubumaturi

4. 小平市「あじさい公園」

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<紫陽花と彫刻作品>

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<珍しい柏葉紫陽花>

昭和48年(1973年)に紫陽花の名所を目指して、この「あじさい公園」は造られましたが、まわりの樹木が成長して陽をさえぎり、日向むきの紫陽花が絶滅の危機に陥ってしまいました。そのために平成8年(1996年)から平成9年(1997年)にかけて再整備されて、明るさを取り戻した公園全体に、さまざまな種類の紫陽花が約1,000株咲くようになりました。この公園で特筆すべきは、近代彫刻の旗手・齋藤素巖のブロンズ彫刻作品が配置されていること。作品に紫陽花がよくマッチして独特の雰囲気を醸し出しています。この公園から西武新宿線・花小金井駅に続く小平グリーンロード(狭山・境緑道)沿いには齋藤素巖の彫刻作品が配置されていて(彫刻の小径)、それらの作品も合わせて鑑賞する散策をお勧めします。

あじさい公園 基本情報

■住所:小平市美園町1-25-23
■開園時間:常時開園
■HP:http://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/000/000115.html

5. あきる野市「わんダフルネイチャーヴィレッジ」

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<斜面を覆い尽くすアナベル。雪山のような景色を楽しみながら上まで登って行ける>

夏のレジャーで人気が高い東京サマーランドに隣接する秋川丘陵の豊かな自然のなかに、アウトドア複合施設「わんダフルネイチャーヴィレッジ」があり、イベント「あじさい観賞」期間中には、施設内の「あじさい園」が約60種、約1万5,000株の紫陽花で彩られます。圧巻なのは、6月下旬から満開になる国内でも貴重品種の真っ白な紫陽花「アナベル」が雪山のように傾斜地に咲き誇る光景。一度目にしたら忘れないほどのインパクトがあります。白いアナベルのほか、ピンクアナベルも見られ、これは他ではほとんど目にできない貴重な品種です。6月16日(土)、17日(日)、23日(土)、24日(日)の4日間は先着300名に苗木の無料配布するほか、大多摩地域の特産市や温泉が足湯として日替わりで楽しめる期間限定イベントを催すそうです。

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<ピンクアナベル>

わんダフルネイチャーヴィレッジ 基本情報

■東京都あきる野市上代継600 株式会社東京サマーランド
「第44回あじさい観賞」期間:2018年6月9日(土)~7月8日(日)
■開園時間:平日10:00~17:00/土日9:00~17:00
入園料:中学生以上の大人600円(500円)、小学生300円(200円)
※開園期間中は無休
※犬を連れたお客さんは別途ドックパーク料金が必要。詳しくはホームページで確認を
※( )内は20名以上の団体料金
■HP:https://www.wnv.tokyo/

撮影・情報提供/「花の写真館」(平成・万葉集の館)松山忠徳さん

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取材で撮影した花を「花の写真館」でデータベース化する松山さん。このギャラリーでは松山さんが長年蓄積した、東京と近郊の花情報を提供。松山さんは現在も精力的に花の名所を取材しています。その様子はSNSで配信中

花の写真館

■住所:東京都葛飾区金町5-15-4
■予約電話:03-3607-2786 ※外出がちなので、訪問は要予約
■HP : http://blog.goo.ne.jp/kasiopea0102
■Facebook : https://www.facebook.com/profile.php?id=100006904590875
■Twitter : https://twitter.com/kashiopea01

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