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岡田港から海岸遊歩道を抜けて大島公園へ|歩いてめぐる伊豆大島

東京から近い自然豊かな離島、伊豆大島。飛行機で約25分、ジェット船で約1時間45分で行くことができます。島のど真ん中にある活火山、三原山を目指して訪れた筆者ですが、限られた時期以外の平日は「三原山頂口」行きのバスが運行していませんでした。
港に置いてあった「伊豆大島ジオパークMAP」を手に、自力で三原山を目指して岡田港から歩き始めた結果、海岸遊歩道を堪能することに。分厚い雲に覆われた伊豆大島の、岡田港~海岸遊歩道~大島公園椿園までの行程を紹介します。
目次
岡田港から八幡神社へ
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<港に隣接したminatoにぎわいマーケットの建物>
港のすぐ側にあるminatoにぎわいマーケットは、コインロッカーやソファーがあり、食堂やお土産屋さんもあるので何かと便利です。
計画を充分に練って来た人はすぐに行動に移せますが、「行けばなんとかなる」と思っていた筆者の場合、ここで無料の観光マップをいくつか手に取って3階の食堂へ向かいました。
べっこう寿司が名物と知り、これをほお張りながら観光マップを眺めます。気になっていた海岸遊歩道を歩いて三原山へと向かう"テキサスコース"に合流できることがわかったので、早速歩きはじめました。
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<八幡神社への参道>
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<境内にあった八幡神社の看板>
港町は小さな路地がたくさんあって、雰囲気があります。適当に歩いていると鳥居が見えたので行ってみました。入り口にはきちんと結界が張られていました。流罪となった源為朝が建立したと伝えられているようです。
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<イボッチャ>
境内の祠が並んでいる前に、茅の束が立てられていました。これは「イボッチャ」と呼ばれているもので、かつては屋敷神として各家で祀られていたものだそうです。
結界にはユズリハと思われる葉っぱが使われていて、昔ながらの習わしが色濃く残っている印象を受けました。祠の前を通り抜けて階段を上がると小さな通りに出たので、そこから大島一周道路へと向かいました。
八幡神社
- 所在地:東京都大島町岡田4
富士山が見えるヨウゴシ岬展望台
観光マップには特に掲載されていませんでしたが、八幡神社から大島一周道路を大島公園方向に25分ほど歩くと、左手にヨウゴシ岬展望台がありました。駐車場と公衆トイレがあり、公衆トイレの上が展望台になっています。
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<ヨウゴシ岬展望台からの景色>
筆者が訪れたときは残念ながら分厚い雲に覆われ、真っ白な空と海面しか見えませんでしたが、天気が良ければ富士山が見えるようです。
ヨウゴシ岬展望台
- 所在地:東京都大島町岡田
縄文遺跡!?鉄砲場の岩陰遺跡
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<鉄砲場の岩陰遺跡がある場所>
徒歩なのでバスで通らないような道を歩こうと、バス停 秋の浜入口の先を左折して海沿いの道へ入りました。![]()
<「鉄砲場の岩陰遺跡 看板>
すると鉄砲場の岩陰遺跡の看板があり、「岩陰を利用した縄文時代前期末から中期初頭にかけての居住跡です」と書かれています。
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<岩陰へと続く道>
海っぺりに何やら洞窟のようなものが見え、道が続いていたので行ってみました。昔利用されたであろう岩陰が、自然のままそこに存在していました。
バスや車を利用していたら出会えなかったであろう場所を発見でき、趣のある漁港の街並みをのんびり楽しめるのは徒歩ならでは。その後、泉津漁港の前を通って再び大島一周道路へと戻りました。
鉄砲場の岩陰遺跡
- 所在地:東京都大島町泉津秋之原31-1
大島公園海岸遊歩道をウォーキング
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<入り口にある案内図>
泉津集落の二本松から、行者トンネルに至る5.5kmの海岸線を歩ける「大島公園海岸遊歩道」。筆者は、二本松から大島公園までを歩きました。
元町港や岡田港から大島公園へ向かうバス「大島公園ライン」は平日でも運行しているので、大島公園海岸遊歩道へ直接向かいたい方はバスで泉津まで行き、大島公園方向へ歩くと左手に大島公園海岸遊歩道の入り口があります。
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<森の中の道>
コース内は、木々に覆われた森を歩くこともあれば海岸線を横目に海を眺めながら歩ける場所もあるので、景色の変化を楽しみながら歩けます。
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<海沿いの道>
ときどき海岸へ出られそうな細い脇道があり、初めはそういった道を見つけるたびに遊歩道を反れて海岸へと出ていましたが、それをやっているといつまでたっても前へ進めないので途中でやめました。
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<案内板やベンチが設置されている>
要所要所に地図や案内板があり、ベンチなどもあるのんびり休憩しながら歩けます。視界が開けて海が見える場所などは「天気が良ければもっときれいに見えただろうな」と残念に思いました。島の東海岸側にあるコースなので、午前中に歩くと日当たりが良さそうです。
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<大島公園への案内板>
道中、何か小動物が逃げる音がしましたが、姿は見えませんでした。キョンの駆除を行っている旨の看板があったので、もしかしたらキョンだったのでしょうか。人っ子一人出会わないまま大島公園への案内が出てきたので、海岸遊歩道を離れて大島公園へ向かいました。
大島公園海岸遊歩道
- 所在地:東京都大島町泉津福重657
- 公式サイト:伊豆大島ナビ
大島公園 椿資料館
大島公園は入園無料で、東京ドームの1.5倍、7ヘクタールの敷地にある国内最大規模の椿園や動物園、椿資料館を楽しめます。
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<椿資料館へと続く階段>
海岸遊歩道から椿園へ向かうと芝生広場に出て、桜を見ることができました。芝生の上に立つと、ヤシの木や海が見えてピクニックを楽しめそうな場所です。
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<正面から見た椿資料館>
海を背にして正面に見える建物が椿資料館で、表ではキッチンカーが出店していました。
早咲きのオオシマザクラは2月中旬、椿は1月下旬ごろから咲きはじめ、1月下旬から3月下旬には「椿まつり」が開催されます。椿資料館では切花やドライフラワーを展示して、一年中椿の花が楽しめるようになっています。
港へ戻る方は、大島公園からバスが出ています。バスの本数や時刻は、時期により異なるので事前に大島バスの公式サイトから確認してください。
大島公園 椿資料館
- 所在地:東京都大島町泉津福重756-2
- 電話:0499229111
- 開館時間:8:30~16:30
- 閉館日:無し
入館料:無料
伊豆大島への行き方と移動手段
東京の竹芝港から伊豆大島行きのジェット船や大型客船が出ていますが、東京以外に熱海から伊東を経由して伊豆大島に行くジェット船もあります。
毎年椿まつりの時期になると、季節限定(2月~4月ごろ)で千葉県館山市からも高速ジェット船が出ていて、55分で伊豆大島へ行けます。
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<館山耐震岸壁に着岸したジェット船>
島での移動手段は、路線バスかレンタカー、レンタサイクル、タクシーもしくは徒歩など。筆者の場合、館山から季節限定の高速ジェット船で伊豆大島に向かい、三原山の中腹にあるホテルを予約していたので、ホテルの送迎を当てにしていました。
ところが、送迎の予約電話をしたところ、送迎できるのは14時と15時の2本であることが判明。高速ジェット船が到着するのは10時30分だったため、バスを利用しようと思いましたが、2026年4月は土日祝日以外「三原山ライン」は運行していませんでした。
1泊2日で、三原山のお鉢巡りと裏砂漠・表砂漠コースを満喫する予定でしたが、難しくなりました。タクシーを選択する気はなかったので、徒歩でどこまで満喫できるか挑戦することにしました。
人混みを避けて平日を選んだ結果がこれですが、混雑する時期はレンタカーの予約が取れないこともあるらしいので、移動手段の確保は早めに抑えたほうが良さそうです。また、出帆港は天候等により元町港と岡田港を使い分けているので、当日の確認を忘れずに。
まとめ
天候がイマイチだったので写真映えしていませんが、天候に恵まれれば富士山や対岸の房総半島もきれいに見え、より景色を楽しめるコースです。
歩くと時間の流れもゆっくり流れ、地元の人に「ようこそ」と声をかけられたり、道を教えてもらうこともありました。バスと徒歩をうまく組み合わせるのもおすすめです。
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鍋田ゆかり
- バックパッカーで旅したあと房総半島に上陸。自転車キャンプ、犬連れ車中泊、サハラ砂漠、ラクダ、アラブ・イスラム文化、行き当たりばったりな旅が好き



























