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イケメンフランス人2人の移動販売「ムッシュ・マドレーヌ」で初めて知る、本物のマドレーヌ

イケメンのフランス人2人が作る本場マドレーヌが、密かに話題を集めています。その名も「ムッシュ・マドレーヌ」。1度食べたら虜になり、リピーターが後を絶ちません。本業をもちながら、朝5時から製造を始め、東京近郊を中心としたエリアでの移動販売でフランス本場のマドレーヌを届けています。
そんな話題の移動販売店ながらも、
- マドレーヌって、お店で売っている普通のお菓子でしょ?何が違うの?
- 種類が8つもあって、どれを食べればいいかわからない
このような疑問をもっている方も多いのではないでしょうか。
そんな方に向けて、海外グルメマニアのおぐが、「ムッシュ・マドレーヌ」を運営するアバディ・レオさん(33)とリギデル・ジェレミさん(39)に取材をさせていただきました。
本記事では、「ムッシュ・マドレーヌ」の誕生秘話から製造へのこだわり、人気フレーバーTOP3の実食レポート、今後の展望まで詳しくご紹介します!
この記事を読み終えるころには、「今まで食べていたマドレーヌは何だったんだ」と感じ、すぐにでも「ムッシュ・マドレーヌ」の本場マドレーヌを食べたくなっているでしょう。
目次
- フランス出身のイケメン2人が作る本場のマドレーヌ
- 運命の出会いから、1ヶ月未満でマドレーヌの販売がスタート
- 人気のマドレーヌTOP3を実食
- 「ムッシュ・マドレーヌ」今後の展望
- 【まとめ】「ムッシュ・マドレーヌ」で本場フランスの味を堪能しましょう!
フランス出身のイケメン2人が作る本場のマドレーヌ
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プロフィール
東京の街角に、本場フランスのマドレーヌを届ける移動販売店があります。その名も「ムッシュ・マドレーヌ」。東京・八王子を中心に、聖蹟桜ヶ丘や大手町などにも出店しています。運営するのは、フランス出身のイケメン男性2人です。
1人目(写真右)は、フランス西部の都市ナント出身のアバディ・レオさん(33)。来日して10年になるタクシードライバーで、工房では生地を型に流し込み、オーブンで丁寧に焼き上げる工程を担当しています。
2人目(写真左)は、フランス北部ノルマンディー出身のジェレミ・リギデルさん(39)。航空部品会社の営業職として働きながら、焼き上がったマドレーヌにコーティングを施し、スタンプを押す仕上げ工程を担当しています。来日からまだ2年ほどですが、その温かい人柄はすっかり日本の街に馴染んでいます。
2人の役割と製造体制
2人は京王八王子駅近くの工房で、2人だけでマドレーヌを作っています。それぞれの役割は固定されているため、作業に迷いがなく、回を重ねるごとに製造スピードも着実に上がってきました。
その成長は数字にも表れています。初めて作った際は600個を仕上げるのに9時間かかりました。2025年の時点でも、3時間で300個を作るのがやっとだったといいます。それが2026年4月現在、同じ3時間(朝5時から8時)で800個を製造できるようになりました。試行錯誤を積み重ねたプロセス改善の成果です。
出店の日はさらにハードです。たとえば大手町への出店時には朝4時に起き、家に着くのは夜10時。最短でも14時間は働き続けます。それでも2人が笑顔で続けられる理由は、「おいしい」という言葉とお客様の笑顔が見れるからです。
マドレーヌってどんな存在?
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そもそも、フランスにおいてマドレーヌとはどんな存在なのでしょうか。2人によると、マドレーヌは子どもが学校から帰ってきたときに食べるおやつ。
フランスにはマドレーヌにまつわる有名な言葉があります。「madeleine de Proust(プルーストのマドレーヌ)」です。特定の香りや味、音などが五感を刺激することで、意図せず記憶が溢れ出してくる現象のことを指し、「プルースト効果」とも呼ばれます。
フランスの文豪マルセル・プルーストの代表作『失われた時を求めて』の第一篇「スワン家の方へ」に登場する、非常に有名な場面に由来しています。
物語の語り手が、ある冬の日に紅茶に浸したマドレーヌを一口食べた瞬間、言葉にできないほどの至福感に包まれます。その味と香りをきっかけに、すっかり忘れていた子ども時代が鮮明に蘇るのです。
プルーストは、過去の真の姿は「頭で考えた思い出」の中にあるのではなく、こうした「感覚的な刺激」の中に眠っていると考えました。
今日では「プルーストのマドレーヌ」という言葉は、それを見たり、嗅いだり、食べたりするだけで懐かしい子ども時代を思い出させるもの――ノスタルジーの象徴として広く使われています。
「大人になってマドレーヌを食べると、子どものころに戻れる気がして幸せなんです。子どものころって幸せだから、そこに戻れるものが、自分たちにとってのマドレーヌなんです」と、レオさんは言います。
2人が考える「理想のマドレーヌ」とは
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では、2人が目指すマドレーヌとはどんなものでしょうか。「ふわふわだけど、ちゃんと食感がある。1個食べたら足りるはずなのに、もう1個食べたくなる。2個食べてもまだ大丈夫、と思えるもの」と話します。バターの豊かな風味があって、食べた瞬間にふわっとリラックスできるような、シンプルで飾らない味わいが理想だといいます。
日本のお菓子でマドレーヌに近いものを挙げるとすれば、カステラだと2人は言います。カステラの方がもう少し凝縮された感じがしますが、子どものお菓子で、お母さんが買ってきてくれるような、懐かしい感じが似ていると思いました。
ちなみにレオさんの好きな日本のお菓子は、どら焼きと饅頭。「饅頭は最初あまり好きではなかったんですが、あるときふと『うまい』と気づいて、それからすっかり大好きになりました」と笑います。マドレーヌと同じように、食べ続けることで気づく美味しさがある――そんな共通点があるのかもしれません。
運命の出会いから、1ヶ月未満でマドレーヌの販売がスタート
2人のイケメンフランス人が「本物のマドレーヌを届けたい」という思いで立ち上げた、移動販売店「ムッシュ・マドレーヌ」。苦労と試行錯誤を重ねながら、今では多くのリピーターに愛される存在へと成長しました。
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出会いのきっかけ
2人の出会いは、ある意味で必然だったのかもしれません。お互いの自宅が徒歩5分ほどの距離にあり、レオさんの息子さんとジェレミさんの娘さんは同い年。お母さん同士がママ会をきっかけに出会い、ともにフランス人のお父さんだと知り、交流が始まりました。
最初の出会いから1週間後、ジェレミさんがレオさんの家を訪ねます。話が弾む中で、ふとマドレーヌの話題になりました。2人とも日本のマドレーヌを食べていて、同じことを感じていたのです。「日本のマドレーヌはバターが多すぎる」と。子どもをもつ親として、そのまま食べさせるのをためらってしまうといいます。
「日本人も、このようなマドレーヌを食べているんだ。だったら、本物のフランスのマドレーヌを食べさせたい」――その思いが、2人の背中を押しました。出会いから1ヶ月も経たないうちに、「マドレーヌをやろう」という話がまとまりました。「人と人が出会うのは、運命があるような気がします」とレオさんは振り返ります。
マドレーヌ作りの苦労と成長の軌跡
スタート直後は苦労の連続でした。まず自宅でマドレーヌを作り、レオさんが通うジムの仲間や、ジェレミさんの奥さんの家族・知人など、約30人に食べてもらいました。匿名アンケートを取ったところ、みんなから「おいしい、おいしい」という評価をもらい、手応えを感じたといいます。
店名は当初「マドレーヌ・モンスター」を考えていましたが、友人から「モンスターはちょっと...」という意見が出て、現在の「ムッシュ・マドレーヌ」に落ち着きました。
次のステップとして、レオさんの友人の店を借りて本格的な製造に挑みました。しかし当時はマドレーヌの型が2つしかなく、1回に焼けるのはわずか16個。600個を作り上げるのに9時間かかりました。2人の知り合いに声をかけて届けるため、朝6時に起きて動き始め、すべてが終わって帰宅したのは翌朝7時。
「最初はこれでは無理かもしれないと思った」とレオさんは当時を振り返ります。それでも2人はあきらめず、型を少しずつ買い足し、オーブンも増設しながら、試行錯誤を重ねてきました。現在は型が12個、オーブンも1台から4台に増え、製造体制は当初とは別物になりました。
販売の場所探しも手探りでした。最初の出店場所として選んだのは、ジェレミさんの自宅近くの居酒屋の駐車場。真夏の35度の暑さの中、1日140個を売りました。それが200個、240個と増えていくにつれ、確かな手応えを感じるようになっていきました。「リピーターの方が笑顔で『おいしかった』と来てくれる。それが続ける力になりました」と2人は言います。
今では1回の出店で100人ほどのお客様が訪れ、そのうち80人ほどと会話を交わすといいます。お客様の家族の話や仕事の話に耳を傾けながら、マドレーヌを手渡す時間は、2人にとってかけがえのないものになっています。「お客様もそれぞれ大変なことを抱えている。自分たちのマドレーヌで笑顔を届けられると、出店準備の大変さも朝から夜まで働く疲れも、全部忘れられるんです」。
移動販売ならではの魅力
固定店舗を持たない移動販売には、独自の魅力があると2人は話します。出店するたびに新しいお客様と出会えるのはもちろん、SNSで出店情報をチェックして足を運んでくれるリピーターの方も多く、移動販売ならではの出会いが生まれます。
リスクの少なさも移動販売の強みです。出店場所の使用料はその日限りで完結するため、万が一うまくいかなくても翌日にはリセットできます。また、お客様の動線上に出店することで自然と人が集まりやすく、固定店舗では得られにくい出会いが生まれます。
その結果、リピーターの定着率も高く、場所が変わっても現在のお客様の6〜7割が再来訪のお客様だといいます。「1個食べたらもう1個食べたくなるのが、マドレーヌの性質でもあるんです。1回買っていただければ、ファンになってもらえる自信があります。誰かが買い始めると、迷っていた方も勇気が出て買ってくれるようになるんですよ」とレオさんは笑います。
人気のマドレーヌTOP3を実食
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「ムッシュ・マドレーヌ」のマドレーヌは、クラシック、レモン、いちご、塩チョコレート、オレンジフラワー、八王子名産桑の葉、紅茶、コーヒーの全8種類。桑の葉は八王子産のものを使用しており、地元へのこだわりも感じられます。定番から個性派までそろったラインナップは、どれにしようか迷ってしまうほどです。本記事ではその中でも人気TOP3をご紹介します。
- 第1位:クラシック
- 第2位:塩チョコレート
- 第3位:レモン
第1位「クラシック」
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1番人気は「クラシック(¥190)」です。フレーバーを加えていないため、マドレーヌ本来の味わいを楽しめます。
マドレーヌを手で持ち、口元に近づけると、バターの豊かな香りが漂います。しっとりとした食感とともに、バターの穏やかな風味を感じました。バターの味わいは伝わってきますが、味の主張がマイルドで食べ飽きません。1個食べると、もう1個食べたくなるというのも納得です。これまで食べてきたバターたっぷりの濃厚なマドレーヌとは一線を画します。
店頭で買っていくお客様の中には、ご高齢の女性も度々見かけ、そのような方でも食べやすい風味のマドレーヌなのだと感じました。
第2位「塩チョコレート」
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「塩チョコレート(¥190)」は、濃厚なチョコレートにフランスゲランド塩(食塩)を加えたマドレーヌ。
チョコレートのねっとりした口溶けと、生地のしっとりとした食感が見事に合います。チョコがもつ深みのある味わいも印象的です。そこにアクセントとなっているのが食塩。塩気のとがりが少なく、チョコレートの風味を引き立て、程よい甘塩っぱさを演出しています。
チョコレートはマドレーヌの3分の1ほどを占める割合のため、マドレーヌ本来のバターの風味もしっかりと感じられました。
第3位「レモン」
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「レモン(¥190)」は、マドレーヌの表面全体にレモンがコーティングされています。
サクッと歯ごたえの良い音とともに、爽やかな風味が広がります。しっとりとした生地との食感の対比も見事です。レモンの酸味は控えめで、バターの風味を邪魔せず、微かな甘味も感じました。暑い季節にも口の中を潤してくれるマドレーヌと言えるでしょう。
せっかくなら、本場流の食べ方も試してみてください。フランスでは子どものころから牛乳と一緒に食べるのが定番で、大人になるとコーヒーを合わせるようになるといいます。「牛乳に浸して食べると格別においしい」と太鼓判を押します。飲み物にそこまでこだわらなくても十分おいしいですが、迷ったらまずは牛乳と合わせるのが本場流です。
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なお、まとめて楽しみたい方は、全8種類セット(¥1,400)も選べます! また50個以上の予約であれば、通常の販売日以外でもお届けが可能とのこと。職場への土産や贈り物としても喜ばれそうです。
「ムッシュ・マドレーヌ」今後の展望
当初は2026年9月に店舗をオープンさせる構想もあったそうですが、今はもう少し時間をかけるつもりだと話してくれました。
「移動販売をもう1年続けながら、いろんな場所に出店して、ムッシュ・マドレーヌという名前を知ってもらいたいです。その先に、実店舗をもつという目標があります」
とはいえ、1年間移動販売をやってきた経験から、すぐに上手くいくものではないということも実感しているようです。焦らず、着実に。そんなペースで歩んでいきたいと言います。
その先に描く夢は、スケールが大きいです。いつかは日本の主要都市すべてに店舗を展開し、さらにはシンガポールや香港といったアジアの都市への進出も視野に入れています。
そこで心強いのが、ジェレミさんの経験です。現在、航空部品会社の営業職として海外とのやりとりを日常的にこなし、現地への出張も重ねるジェレミさんは、アジア各地に仕事を通じたコネクションをもっています。その経験とネットワークが、将来の海外展開の大きな助けになりそうです。
【まとめ】「ムッシュ・マドレーヌ」で本場フランスの味を堪能しましょう!
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フランス出身のレオさんとジェレミさんが2人で手がける移動販売店「ムッシュ・マドレーヌ」。本業をもちながら、朝5時から製造を始め、出店日には14時間以上働き続けるその姿勢は、「本物のフランスのマドレーヌを日本の皆さんに届けたい」という純粋な想いから生まれています。
マドレーヌはフランスにおいて、学校帰りの子どもが食べる懐かしいおやつ。「プルーストのマドレーヌ」という言葉が示すように、一口食べると幸せだった子ども時代の記憶が蘇る、ノスタルジーの象徴でもあります。2人が目指すのは、ふわふわでしっとり、バターの風味が豊かで、1個食べたらもう1個食べたくなるシンプルで飾らない味わいです。
「ムッシュ・マドレーヌ」のメニューは全8種類。人気TOP3は定番の「クラシック」、濃厚な「塩チョコレート」、爽やかな「レモン」。いずれも税込190円で楽しめます。全8種類のセット(1,400円)や50個以上の予約販売にも対応しているため、職場へのお土産や贈り物にもぴったりです。食べるときはぜひ、本場流の牛乳と合わせてみてください。
現在は移動販売を続けながら認知度を高め、その先には実店舗のオープン、さらには日本全国の主要都市やシンガポール・香港といったアジア展開も見据えています。
お客様の笑顔のためなら何時間でも働ける――そんな2人の情熱が詰まった「ムッシュ・マドレーヌ」のマドレーヌを、ぜひ一度味わってみてください。最新の出店情報はInstagramやLINEアカウントで確認を!
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