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<マルメ観光編その1>コペンハーゲンから35分!スウェーデンへ電車で日帰りの旅♪
前回に引き続き、マルメ・セントラルステーション(Malmö C)からの街歩きの様子をお届けします。
>>前回の記事「<電車の乗り方編>コペンハーゲンから35分!スウェーデンへ電車で日帰りの旅♪」はこちらから!
こちらが駅の正面です。駅構内には、両替ショップ、キオスク、切符売場、本屋、カフェ、ハンバーガーショップなどがあります。
▼マルメ・セントラルステーション(中央駅)
スウェーデンは、SEK(スウェーデンクローナ)という通貨で、デンマークのDKK(デンマーククローナ)とは違うのでご注意を。ご参考までに、1SEKは現在約15.3円、1DKKは約18.8円と約20%も違うので、一気に物価が下がった気がします。
特に 外食がデンマークに比べてスウェーデンは安価なのでうれしいですね。例えばスウェーデンだとカフェランチでも100SEKでドリンク込みな場合が多いのに対して、デンマークだとランチ+ドリンクで150DKKは覚悟したほうがいいくらい。同じ北欧でもずいぶんと違うのです。
※換算レートは公開当時(2014年10月)のものです
さて、駅前の運河からは観光ボートが出ています。運行は毎年4月中旬から10月初旬まで。約50分間、市内の運河から海辺の開発地域(ターニングトルソー付近)、公園の中まで散策するマルメ満喫のルート。お天気のいい日はおすすめです。詳しい出発時間などは下の公式サイトで確認できます。
◆Rundan Sightseeing
- 公式サイト:Rundan-Sightseeing
その他、観光情報、市内の地図は駅の西側にあるインフォメーションセンターでも手に入りますよ。
◆Malmö Tourism
- 住所:Börshuset, Skeppsbron 2, SE-211 20 Malmö
- TEL:+46 40 34 12 00
- 公式サイト:Malmo Tourism
街の南側に歩いていくと、大広場Stortorgetに出ます。16世紀半ばにつくられた歴史のある広場です。広場の中央には、スウェーデン国王カール10世グスタフの銅像があり、周りは美しく保存された建築が立ち並びます。
大広場で、一番目立つのは写真のマルメ市庁舎。現在も市庁舎として現役です。
市庁舎の地下にはクラシックなスウェーデン料理を楽しめるレストランRådhuskällarenもあります。ランチ100SEKから、ディナー3コース455SEK(アラカルトもあり)。
◆Rådhuskällaren
- 住所:Stortorget 2, 211 35 Malmö
- TEL:040-79020
- 公式サイト:Radhuskallaren
その他、大広場にはスウェーデン国内で最古のレイヨネット薬局(Apoteket Lejonet)も有名。店内の素敵なアンティーク内装はため息もの。今でも薬局として空いているので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
時代の波には逆らえないのか、大広場の一角にスウェーデンのファーストフードチェーン・MAXバーガーを発見。デンマークには1店舗しかないので新鮮です。
ちなみに、マルメはデンマーク人にとって気軽に行ける隣町なので、気分転換に遊びに行ったり、買い物しに行ったりしています。実は私も今回の旅の一番の目的は、デンマークでは手に入らないちょっと高めな物の購入でした。
さらに、街でコペンハーゲンの知り合いにばったり合うなんでいうハプニングもあり。また、買い物だけにはとどまらず、マルメに住みながらコペンハーゲンで仕事をしてる人も少なくないのです。税金、家賃、車などデンマークより安いのでコペンハーゲンに住むよりも出費が抑えられるとか。
そして、ストックホルム周辺のスウェーデン人からしてみれば「マルメはデンマーク」なんて言う人もいるくらい。距離もストックホルムから600km離れているのでちょっと納得?国同士が近いヨーロッパならではですね。
次回は最終回として、カフェやレストランが集まる小広場からコペンハーゲンに戻るまでをお届けします。
>>最終回「<マルメ観光編その2>コペンハーゲンから35分!スウェーデンへ電車で日帰りの旅♪」はこちらから!
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mig
- 2011年よりコペンハーゲンで夫と二人暮らし。デンマーク語を勉強しながら、北欧の生活を楽しんでいます。好きなことは、食べること、陶器集め、散歩。苦手なのはラクリスです。