<後編>これは知っておきたい!デンマークでやってはいけないコト

前編に引き続いて、知っているとちょっと便利な「デンマークではやってはいけないコト」をお届けします。

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デンマークの電車には、Stillezone(サイレントゾーンという意味)という場所が車両の一部にあります。
空港からの電車Oeresundstogやコペンハーゲン近郊電車のS-togにもあるのでこのサインを見かけたら要注意です。

サイレントゾーンでは静かにしなくてはならず、携帯電話は使用不可、おしゃべりも禁止です。電車の中で静かに過ごしたい人のための場所です。知らずに入ってしまい、おしゃべりを始めると周りの人に「しーっ!」と注意されてしまいます。

ということは、サイレントゾーン以外での携帯電話は使用可、おしゃべり可ということ。ある程度の常識は守らなくてはいけませんが、移動中に携帯で話している人がたくさんいるので日本から来ると驚くかも?

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サイレントゾーンはこの扉の先にあります。電車の先頭または最後尾にあることが多く、S-togだと自転車やベビーカーを載せる車両と同じ場合があります。
自転車、ベビーカーは赤線より先には置かないように、写真のような注意書きがあります。

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自転車を載せられる車両はホームのこの自転車マークがある場所に止まります。自転車なしでもここから乗れるので、サイレントゾーンを目指すときはここからどうぞ。

また、喫煙について。2014年の夏よりDSB(デンマーク国鉄)のすべてのプラットホームで禁煙です。車両内はもちろん禁煙です。

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さて、もう一つデンマークでやってはいけないコト。この空ペットボトルと空き缶をみてピンときた方は北欧通かもしれません。
日本とはちょっと違うリサイクルシステムがあるんです。

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裏にPANTマークがあるものは、購入時にデポジットを支払っています。
ということで、これは普通に捨ててはダメ。スーパーの裏や入口付近に返金できる機械があるので、そこに持って行ってリサイクルしましょう。
日本のようにペットボトルを分けて回収する仕組みがないので、ゴミ箱に捨ててしまうと燃えるゴミ扱いになってしまいます。
さらに、空き缶をつぶしてはダメ。なぜかというと、ボトルや缶の回収機はPANTマークをスキャンするので、空き缶がゆがんでいると認識されないのです。

ちなみに、このようなリサイクルシステムはスウェーデン、ノルウェー、フィンランドでも同じです。
が、各国のPANT料金や通貨は異なるため、スウェーデンのペットボトルをデンマークでリサイクルして換金などはできなのでご注意を。

というわけで、知っておくとちょっと便利な「デンマークではやってはいけないコト」でした。

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2011年よりコペンハーゲンで夫と二人暮らし。デンマーク語を勉強しながら、北欧の生活を楽しんでいます。好きなことは、食べること、陶器集め、散歩。苦手なのはラクリスです。

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