

馬耳山は全北特別自治道の道立公園で、鎮安(チナン)郡に位置しています。2つの山が馬の耳のように見えることから、馬耳山という名前が付けられました。
西の雌馬耳峰(アムマイボン)と東の雄馬耳峰(スマイボン)を中心に、10を超える小さな峰からなる岩山です。筆者が初めて馬耳山を訪れたのは20数年前の桜の季節。その後、昨年の紅葉の季節に再訪し、今回は約1年ぶりに訪ねました。
今回は、南部駐車場から馬耳山・塔寺までのおすすめコースと名物グルメをご紹介します。
目次
1. 南部駐車場から塔寺まで散策
秋の兆しを感じる9月後半、心地よい風に吹かれながら1年ぶりに馬耳山を訪ねました。
スタート地点には南北の2つのルートがありますが、南部ルートは道が歩きやすくお店も多いため、南部駐車場から塔寺に向かうのがおすすめです。
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塔寺までは徒歩30~40分ほど。南部駐車場からスタートすると、賑やかな飲食店が立ち並ぶ歩きやすい道が続きます。
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しばらく進むと見えてくる「塔影堤(タビョンジェ)」は、水面に映る山が美しいフォトスポットです。南側から見る雌馬耳峰では、いくつもの大小の窪み(タフォニ現象)が観察できます。
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塔影堤のすぐ近くには石塔体験場があり、実際に自分で石を積み上げてみることができますよ。
2. パワーあふれる神秘的な「塔寺」
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さらに歩いていくと、塔寺が見えてきました。塔寺への入場には、入場料が必要なため、チケットを購入して中へ入ります(大人 3,000ウォン)。
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塔寺は馬耳山の麓にあり、大小いくつもの石を積み上げた塔が取り囲む不思議な仏教寺院です。
案内板によると、これらの石塔は1885年に入山した李甲龍(イ・ガプリョン)という人物が、30年以上にわたって手作業で積み上げたもの。当時は120基の塔があり、現在でも80基余りがそのまま残っています。
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石を一つひとつ丁寧に積み上げており、セメントなどの接合剤は一切使われていません。それにもかかわらず、100年をはるかに超えた現在でも崩れることなく姿を保っているなんて、神秘としか言いようがありませんよね。
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大雄殿の背後にそびえ立つ2基の塔が、一番大きな「天地塔」です。近づくと、その圧倒的な大きさとしっかりと積み上げられた石の力強さがダイレクトに伝わってきます。あまりの神々しさに、訪れる人々も静かに手を合わせていました。
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岩肌を背に立つ弥勒尊仏。背景の青々とした緑は、秋が深まると鮮やかな赤色へと染まります。9月後半に訪れた時の写真と、昨年11月中旬の写真を見比べると、季節の移り変わりがよく分かります。
馬耳山塔寺
- 所在地:367 Maisannam-ro, Maryeong-myeon, Jinan-gun, Jeonbuk State, 韓国
3. 名物料理「ドゥンカルビ」でランチタイム
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塔寺でパワーチャージした後は、お待ちかねの馬耳山名物「ドゥンカルビ」です。ドゥンカルビとは、骨付きの豚リブ肉を炭火で香ばしく焼き上げた料理。塔寺に向かう途中でチェックしておいた人気のお店に入りました。
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メニューからドゥンカルビと山菜ビビンバがセットになったお得なメニューを選びました。新鮮な野菜が入った器にごはんを入れ、8種類の山菜ナムルをのせてしっかり混ぜていただきます。
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ドゥンカルビは手づかみで豪快に味わいましょう!香ばしく焼き上がったお肉と、野菜たっぷりのヘルシーなごはんを自然の中で堪能しました。
초가정담(チョガジョンダム)
- 所在地:全北特別自治道鎮安郡馬霊面馬耳山南路213
- 電話:063-432-2469
- 営業時間:9:00~20:00
- 定休日:無し
- 料金:チャンナム定食(ドゥンカルビクイ)17,000ウォン
4. ソウル・全州からの馬耳山アクセスとモデルコース
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ソウルから馬耳山へアクセスする場合、まずはKTXで「龍山(ヨンサン)駅」から「全州(チョンジュ)駅」へ向かいます。そこから「馬耳山南部駐車場」行きの直通バス(所要時間約40分)に乗り換えるルートが非常に便利です。
バス運行本数の目安
- 全州駅発 ➔ 馬耳山南部駐車場行き直通バス:1日3回(9:45、15:20、18:00)
- 馬耳山南部駐車場発 ➔ 全州駅行き直通バス:1日1回(17:00)
- 馬耳山南部駐車場発 ➔ 鎮安バスターミナル行き路線バス:1日5回
おすすめ日帰りモデルコース
- 往路:全州駅 9:45発の直通バスで馬耳山南部駐車場へ(10:25頃到着)
- 復路:南部駐車場 14:05発のバスで鎮安バスターミナルへ(所要時間約20~30分。タクシーの場合は約15分・15,000ウォン程度)。鎮安バスターミナルから全州市外バスターミナル行きの市外バスに乗車(1時間に2~3本運行・所要時間約40~50分)
公式サイト:韓国観光公社 交通アクセス
※時刻や料金などの情報は2026年9月現在のものです。お出かけの前に必ず最新の運行情報をご確認ください。
5. おわりに
今回の韓国地方旅も一見ハードに見えますが、ソウルからの日帰り散策は十分に可能です。行きは早朝にソウルを出発して全州駅から直行し、帰りはバスターミナルから高速バスや市外バスでソウルへ戻るルートが組めます。また、バスターミナルから全州駅へ戻り、再びKTXを利用するのもスムーズです。
せっかくなら全州で1泊して、「全州市内観光&馬耳山ハイキング」をセットで楽しむ地方旅がとてもおすすめです。見どころいっぱいの秋の全州へ、ぜひ足を延ばしてみてくださいね!
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あんそら
- 2005年より「あんそら」のペンネームで韓国のガイドブック(単行本)を企画・製作。2021年12月から、韓国の地方都市でのんびり暮らしています。
































