世界遺産ドロミテの大高原アルペ・ディ・シウージ!|イタリア

今回、2度目となる世界遺産ドロミテに行ってきました。イタリア北東部に広がる世界的に有名な山岳地帯で、ドロミテと一言でいってもその規模感は東京23区の2倍以上の広さです。
>>【イタリア】世界遺産ドロミテに行って良かった7つのこと

エリアごとに異なる景色が広がるため、一度ですべてを巡るというより、エリアごとに訪れるのがおすすめ。今回はドロミテの西側寄りに位置する「アルペ・ディ・シウージ(Alpe di Siusi)」へ。ヨーロッパ最大級の広さを誇る大草原の魅力と楽しみ方をお伝えします。

目次

1. ヨーロッパ最大級のお花畑

ヨーロッパ最大級の高原、それがアルペ・ディ・シウージ(現地では、ドイツ語の「ザイザー・アルム」と表記されていることも多いです)。

ヨーロッパ最大級の高原、アルペ・ディ・シウージの季節の花が咲く景色
<自然の草原に季節の花が咲いて、まさにお花畑がどこまでも続く>

草花が広がるアルペ・ディ・シウージ大地と空
<お花を見ながら、大草原をトレッキング>

標高2,000m前後に天空の大草原が広がり、春から夏にかけてこの高原にさまざまな草花が咲き誇る、ヨーロッパ最大級のお花畑でもあります。

アルペ・ディ・シウージの高原で草を食べる馬
<放牧された馬も幸せそう>

夏には牛や馬が放牧されています。ドロミテ特有の迫力ある岩の世界とは異なり、アルペ・ディ・シウージはのんびりとした自然の世界。一般車が乗り入れられない交通規制があり、ロープウェイや公共シャトルで訪れる仕組みになっているため、静かな環境の中で自然を存分に満喫できる高原です。

2. 初心者向けのなだらかなトレッキングコースも充実

なだらかなトレッキングコース
<美景を眺めながらのトレッキング>

冬はスキー、春夏はトレッキングを楽しめます。標高は約2,000m前後ですが、高原のため、高低差のゆるやかな道を歩きながら絶景を堪能できます。そのため、初心者でも挑戦しやすいコースがたくさん揃っています。

トレッキングコースで犬と散歩したりする人々
<愛犬もお花畑を歩いたり、走ったり大喜び>

高原から見えるドロミテらしい山々
<目の前には迫力満点のドロミテらしい山々>

目の前にはドロミテの岩山がそびえ、お花畑から草原、牛や馬の放牧地帯など、歩くたびに異なる景色に出会え、まるで映画の世界にいるかのよう。今回は愛犬のための旅行でもあり、愛犬が大喜びで歩いて、歩いて、歩きまくっていました。

3. 拠点となる近くの街、オルティゼイ

アルペ・ディ・シウージへのロープウェイが発着し、観光の拠点となる山岳リゾート「オルティゼイ」。

山岳リゾート、オルティゼイのかわいい建物の街並み
<かわいい建物が立ち並ぶ山の町>

街にはショップやレストラン、ホテルなどが立ち並び、にぎやかな雰囲気です。

木彫りのある建物、文化のあるオルティゼイ
<このエリアは木彫りの文化としても有名>

ちなみにこの一帯は、イタリアでありながらドイツ語圏でもあります。イタリア文化とアルプス文化が融合した建築や文化があり、かわいらしい街並みに思わずうっとりしてしまいます。

4. 食べる楽しみドロミテグルメ

アルペ・ディ・シウージのグルメといえば、「南チロル料理 × イタリア料理」。燻製・熟成した生ハム「スペック」や、りんごを薄い生地で包んで焼いた伝統菓子「アップルシュトゥルーデル」などが有名です。

山小屋レストランRifugio Tirlerのエントランス
<花と果物で華やかに彩られたエントランス>

とある日、ランチを目指してアルペ・ディ・シウージのサルトリア地区へトレッキング。目的地の山小屋レストラン「Rifugio Tirler」へ行ってきました。

伝統的な生ハム、スペックと目玉焼きとフライドポテトの料理
<伝統的な生ハム「スペック」と目玉焼きをあわせたボリューム満点の一皿>

私は焼いたスペックと目玉焼きを合わせた「スペック・エ・ウオーヴォ」をオーダー。トレッキング後にぴったりの塩味とボリューム感で、味も雰囲気もお気に入りのお店となりました。

Rifugio Tirler

  • 所在地:Via Saltria, 59, 39040 Alpe di Siusi, BZ, Italy
  • 公式サイト:Rifugio Tirler

5. ひと足のばして、カレッツァ湖

最終日にアルペ・ディ・シウージから車で1時間ほどの場所にある湖へ立ち寄りました。そこは、私がずっと憧れていたカレッツァ湖。

カレッツァ湖のコバルトブルーの湖と木々
<コバルトブルーの湖面に映る山や木々が幻想的>

湖は、光や天気によってがエメラルドグリーンやターコイズブルーなど、さまざまな表情を見せ、その美しさから「ドロミテの虹色の湖」と称されることもあります。

カレッツァ湖に移る山々の美しい景色
<憧れていた湖は想像を超える美しさ>

湖面が鏡のようになり、山々や森を映し出すため、どこを切り取っても絵になる写真が撮れます。観光客はたくさんいますが、互いに譲り合いながら撮影できるため、まるで誰もいないかのような写真や動画を撮影できました。

湖へ続く地下道の階段
<地下道を進むとスムーズに湖へアクセスできる動線の良さ>

駐車場から地下道でつながっており、スムーズに湖へたどり着けるアクセスの良さも魅力です。

6. 最後に

正直、最初はあまり期待せず訪れたアルペ・ディ・シウージでしたが、どこまでも続く花畑に「まるで天上界に来てしまったのでは!?」と感動し、日に日に好き度が増していきました。

トレッキングコースも初心者向けから中級・上級向けまで幅広く揃っており、おいしい空気と美しい大自然を眺めながらのハイキングは贅沢そのもの。

何より1歳の愛犬がすっかり気に入ったようで、帰宅後は普段の散歩道を歩きたがらなくなってしまったほどです。みなさんもぜひ、ドロミテの美しい大自然を体験しに訪れてみてください。

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