

<TOP画像:一面が真っ赤なじゅうたんに!能取湖のサンゴ草>
北海道の秋と聞いて、どんな景色を思い浮かべますか?
山々を彩る紅葉、黄金色に輝く草原。北海道にはさまざまな秋の絶景がありますが、少し珍しい「真っ赤な秋」を楽しめる場所があります。
北海道網走市、能取湖(のとろこ)の南岸にある卯原内(うばらない)。ここには、秋になると真っ赤に色づく「サンゴ草」が一面に広がる、日本一のサンゴ草群生地があります。
青い空、静かな水面、そして大地を覆うように広がる真紅のサンゴ草。私はつい先日訪れましたので、能取湖の一足早い秋の絶景をご紹介します。
目次
能取湖のサンゴ草とは?
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<サンゴ草(アッケシソウ)の近写>
サンゴ草の正式名称は「アッケシソウ」。
塩分を含む湿地に生育する一年草で、秋になると茎や枝が赤く色づき、その姿がサンゴを思わせることから「サンゴ草」と呼ばれています。
北海道網走市、能取湖の南岸にある卯原内では、約4ヘクタールにわたってサンゴ草が群生しています。
その規模は日本一とされ、「日本一のサンゴ草群生地」として知られています。
青い空と真っ赤な大地。想像以上だった能取湖の風景
普段私たちが「秋の赤」と聞いて思い浮かべるのは、モミジやカエデなどの紅葉なのですが、ここで赤く染まるのは木々ではなく、大地そのもの。
この「日本一のサンゴ草群生地」は遠くから眺めると、湖のほとりに大きな赤いじゅうたんを敷き詰めたように見えます。
実際に訪れてまず驚いたのは、その広さです。目の前だけではありません。
右を見ても、左を見ても、ずっと先まで赤い大地が続いています。
そして、サンゴ草の赤、真っ青な空、緑の木々。
とてもシンプルな色の組み合わせなのに、まるで1枚の絵のようです。
サンゴ草群生地には木製の遊歩道が整備されているため、群生地の中まで歩いていくことができます。
木道を歩いていると、遠くから見ていた赤いじゅうたんが、実は小さな植物の集まりであることが分かります。
広大な風景を眺めるのもいいですが、少し足元にも目を向けてみてください。
小さなサンゴ草が集まり、あの壮大な赤い景色をつくっていることに気づきます。
サンゴ草が最も美しく見える時期は?
能取湖のサンゴ草は、例年8月下旬頃から色づき始め、9月に見頃を迎えます。
特に9月中旬頃は赤色が鮮やかになり、青空との美しいコントラストを楽しめる季節です。ただし、サンゴ草は自然の植物。
その年の気候などによって色づき具合や見頃は変わります。訪れる前には最新の状況を確認することをおすすめします。
私が訪れた時は、まさに一面が深い赤色。2026年はまだ気温が高いため、10月頃まで見ることができる可能性がありそうです。(今後の気象状況によります)
ちょうど、「サンゴ草祭り」が行われていて、キッチンカーやホタテのふるまい、カラオケ大会などで盛り上がっていました。
能取湖サンゴ草群生地へのアクセス
能取湖サンゴ草群生地は、北海道網走市卯原内にあります。
JR網走駅から車で向かうほか、公共交通機関では網走駅からバスを利用して約20分。「西網走コミセン前」で下車し、徒歩約3分です。見学は無料で、無料駐車場もあります。
施設情報:能取湖サンゴ草群生地
- 所在地:北海道網走市卯原内60-3
- 見学:自由
- 料金:無料
- 見頃:例年8月下旬~9月下旬頃
- 駐車場:あり(無料)
- 公式サイト:網走観光協会
まとめ:オホーツクの秋には「赤い大地」がある
北海道の秋といえば紅葉。そんなイメージを持っていましたが、能取湖で出会ったのは、木々ではなく大地が赤く染まる秋でした。
青く広い北海道の空。静かな能取湖。そして、その湖畔を埋め尽くす真っ赤なサンゴ草。
写真を撮るのも楽しい場所ですが、ぜひ一度カメラを下ろして、目の前に広がる景色そのものを眺めてみてください。
北海道には、まだまだ知らない風景がある。そんなことを改めて感じさせてくれた、オホーツクの秋でした。
9月に網走を旅するなら、ほんの短い期間だけ現れる「真っ赤な北海道」を訪ねてみてはいかがでしょうか。
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みちたび
- 福岡県在住、旅行会社勤務歴約30年です。現在は、東北地方と九州地方のツアーをコーディネート、ツアーコンダクターとして現地を案内しています。地元の人と一緒に情報発信しています。
































