

<TOP画像:写真提供 富山市観光協会>
こんにちは!たびこふれライターの中尾です。
毎年、9月1日・2日・3日の3日間、富山県富山市八尾町で開催されます。おわら風の盆の特徴は、11の町で踊りが繰り広げられ、それぞれ衣装や唄と踊りに特徴があります。
しかしながら、メイン会場というものがなく、スタート時間が決まっていないので、どこの町でいつ踊りが始まるかが分かりづらく、「現地へ行ったけど、ほとんど踊りを見ることができなかった」ということもあるそうです。そんなことにならないよう、僕が解説記事を作成しました。
ご熟読いただき、当日慌てることがないよう、しっかりと準備しておわら風の盆を楽しんでくださいね。
目次
- 富山県富山市八尾町
- おわらの由来
- おわら風の盆
- おわら風の盆を観賞する際、事前に準備するもの
- 八尾町へのアクセス方法
- 八尾町内の移動方法
- おわら風の盆の概要
- おわら風の盆当日の現場の状況
- おわら風の盆を観賞する上で大切なポイント
- おわら風の盆のココを観賞しましょう
- おわら風を観賞する際の注意点
- おわら風の盆を観賞する際の禁止事項
- おわらを支える11の町
- 八尾町の観光施設
- 富山県関連リンク
富山県富山市八尾町
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<写真提供:富山市観光協会>
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富山市八尾町(やつおまち)は、380年以上の歴史がある坂の町。八尾の名は、飛騨山地から越中(富山)へのびる8つの山の尾根を意味しています。
飛騨山地と富山平野が隣接する交通の要地にあり、その昔は養蚕・和紙などの交易で大いに栄えました。江戸時代には「富山藩の御納戸」とも呼ばれ、栄華を極めた町人文化を象徴する豪華絢爛の曳山や全国的にも有名な「おわら」などの伝統文化が息づいています。なお、八尾町には11の町(支部)があります。
おわらの由来
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<写真提供:公益財団法人とやま観光推進機構>
おわら節の町練りは、江戸時代の元禄年間(1702年頃)から始められたと伝えられていて、すでに300年以上の歴史があります。
「おわら」の由来は諸説あり、遊芸の達人たちが滑稽な変装をして新作の歌を唄いながら町練りを行い、歌詞の中に「おわらひ」という語を差しはさんで唄ったのが「おわら」に変わったという『お笑い節説』、豊年万作を祈り、藁の束が大きくなるようにとの願いから「大藁節」と言われ、「おわら」に転じたという『大藁節説』、八尾近郊の小原村出身の娘が得意の美声で唄った糸操り歌が起源だとする『小原村節』などが語源とされています。
おわら風の盆
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<写真提供:公益財団法人とやま観光推進機構>
いまや全国屈指の民謡行事となった「おわら風の盆」。
毎年9月1日から3日にかけて、町中のぼんぼりに淡い灯がともり、揃いの法被や浴衣姿に編笠をつけた踊り手が、三味線、胡弓の地方(じかた)にあわせ踊り、町中を流し歩きます。おわら風の盆が行われる9月1日は、立春から210日目に当たり、台風到来シーズンと重なる風の災厄日とされてきました。豊作を祈るとともに、風の災害が起こらないことを願う行事として「風の盆」という呼び名が付けられたと言われています。
おわら風の盆を観賞する際、事前に準備するもの
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<写真提供:公益財団法人とやま観光推進機構>
- 服は動きやすい服装で。スカートは控えたほうがいいでしょう...
- 9月といっても残暑厳しい時期です。暑さ対策をしっかりと
- 靴は履きなれた歩きやすい靴を。八尾町は坂の町です。階段や石畳を歩きます
- 町中では飲料水の自動販売機はほとんどありません。飲料水は商店や屋台で買うことができますが、できるだけ自分で用意しましょう
- 大きな荷物(キャリーケース)は、混雑と坂と石畳で邪魔になります。コンパクトなリュックを用意しましょう
- タオル、熱中症対策飴、日焼け止め、帽子(意外と日影がありません)を用意して、熱中症対策をしましょう
- トイレ用に水に溶けるティッシュ、手を拭くウェットティッシュを必ず用意しましょう
八尾町へのアクセス方法
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<写真提供:公益財団法人とやま観光推進機構>
列車
JR高山本線を利用して富山駅から約25分で越中八尾駅に到着します。臨時列車が増発されますが、列車に乗車するには整理券が必要です。帰りの列車の発車時間も要チェックです。
飛行機
富山きときと空港からタクシー利用で25分~30分。空港から直接八尾町へ行くにはタクシーしかありません。
路線バス
JR富山駅前(南口)6番乗り場から「富山地鉄バス・八尾線」利用で終点下車(所要50分~60分)です。
車
富山インターまたは富山西インターから40~60分です。
※八尾町内は許可車両以外、通行規制が行われます。9月1日と2日は16:00~24:00まで、3日は18:00~24:00までです。全面車両通行禁止区域もあります
※駐車場は1台3,000円(2025年)かかり、駐車場からJR越中八尾駅まで徒歩約25分(約2km)かかります
※駐車場が満車の場合は、逃げ場がなくなります(郊外なのでコインパーキングもほとんどありません)。早めに行くことができる場合以外、車での訪問はおすすめしません
八尾町内の移動方法
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<写真提供:とやま観光推進機構>
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- 町内は通行規制がかかります。それでも車が通行できるところではご注意ください
- JR越中八尾駅から福島は目の前ですが、一番奥の東新町まで徒歩約45分(約2.8km)かかります
- 駐車場から一番奥の東新町まで徒歩約70分(約4.8km)かかります
- おわら風の盆当日、町内にはタクシーは運行していません
- JR利用の方、帰りの列車の時刻に間に合うよう時間配分を考えて行動しましょう
- 八尾町の旧町は、坂、石畳が続きます
おわら風の盆の概要
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<写真提供:富山市観光協会>
- 開催日:毎年9月1日・2日・3日の3日間
- 町流しの時間:9月1日・2日が15:00~23:00頃(17:00~19:00は休憩を取っている場合があります)、9月3日が17:00~23:00頃
- 案内所:JR越中八尾駅、越中八尾観光会館、バスの乗降場など主要な場所にあります
- トイレ:八尾町内各所に設置されています。トイレマークの標識にしたがってください
- 宿泊施設:町内に宿泊施設はありますが、数が少ないのでほぼ満室状態です。富山市内からアクセスすることをおすすめします
- 飲食施設:町内に約30店舗ありますが、夕食時間はとても混雑します。できるだけ簡単に食べれるものを持参することをおすすめします。ただし、食中毒に気をつけ、ゴミは必ず持ち帰りましょう
- 雨天・悪天候:雨が降ると踊りは中断します。終日、降り続く場合は、外では踊っていないこともあります
おわら風の盆当日の現場の状況
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<写真提供:富山市観光協会>
- 11の町でも旧町はとても混み合います
- 暑いです。水分補給はこまめに行いましょう
- トイレは各所に設置(簡易トイレもあり)されています。それでも数が少ないので混み合います。トイレットペーパーが切れていることがあります
- 石畳で足を取られて転倒しないようにご注意ください
- 場所によって、溝があります。踊りに夢中になって足を突っ込んで転倒しないように十分注意してください
- 夕立が降ることがあります。折りたたみ傘や雨合羽を必ず用意しましょう
- スマートフォンのバッテリー切れが起こらないようにモバイルバッテリーを持参してください
- 日が沈むと急に暗くなります。足元にご注意ください
おわら風の盆を観賞する上で大切なポイント
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<写真提供:とやま観光推進機構>
- 八尾町には11の町(支部)があります
- おわら節の演奏、踊りは基本的には共通していますが、支部によっては唄や踊りに昔ながらの特徴を残している所もあります
- 11の町で衣装が異なっていて、衣装は1種類ではなく、地方や踊り手、年齢によって色や模様が異なり、各町特徴のある意匠が凝らされています
- 11の町が自分の町を中心にそれぞれ自主的に活動を行っているので、11の町が一堂に会することはありません
- 風の盆では男女とも笠をかぶっています。これは風の盆の町回りが始まった当初は、照れや恥ずかしさから人目を忍び、手ぬぐいで顔をかくして踊ったといわれますが、それが編笠に代わったと言われています
おわら風の盆のココを観賞しましょう
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<写真提供:とやま観光推進機構>
地方(じかた)
おわらに欠かせない役割を担っているのが、唄と楽器を奏でる「地方」です。
地方は、「唄い手」「囃子方」「三味線」「太鼓」「胡弓」をいいます。唄の調べは遠く彼方に放とうとするかのような甲高い声で唄い出し、息継ぎなしに詞の小説をうねらせながら楽器の調べに溶け合います。唄は楽器の調べに応え、楽器は唄に応える。この音の絡みがおわら節独特の音曲となります。唄が終わると「合いの手」と呼ばれる楽器だけの間奏曲が奏でられます。
唄の旋律とまったく違う曲を演奏することは民謡では珍しいことといわれ、この「合いの手」がおわら独特の哀調を醸し出しています。
豊年踊り(旧踊り)
豊年踊りは、古くから踊られる踊りで、老若男女を問わず踊れる踊りです。
この踊りは輪踊りなどで踊られ人気の高い踊りです。種まきや稲刈りといった農作業の動きを手、指先を巻くように舞踊の要領で表現しています。風になびくよう水に揺れるように、指す手、引く手の動きが列をなして通りを流れる様子はとても美しく観られます。
男踊り(新踊り)
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<写真提供:富山市観光協会>
男踊りは、男性の舞台用として振り付けられた踊りです。
日本舞踊の若柳流家元吉三郎によって昭和初期に振り付けられた踊りもいつもとなく変化して、今ではすっかり町民の踊りとなり、素直で素朴な直線的力強さの中にしなやかさを持つ魅力的な踊りとなっています。若衆らしい法被姿に男の色気も漂います。これも豊年踊りと同様に農作業の所作を表した踊りです。
女踊り(新踊り)
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<写真提供:富山市観光協会>
女踊りも、女性のための舞台用として振り付けられた踊りです。「四季踊り」ともいわれ、画家であり俳人でもあった小杉放庵が八尾の春夏秋冬を詠った「八尾四季」のために振り付けられたものが最初で、その後、夏の河原で女性が蛍狩りに興じる姿を表した一連の女踊りが完成しました。舞台家家元・若柳吉三郎の振り付けなだけに日舞の艶めきがあります。
現在も当初の優美で艶容な踊りは変わらず、他にない上品な踊りとして有名で、男踊りの直線的な踊りと並ぶことによりいっそう情緒が際だち観る者を魅了します。おわら踊りは他の盆踊りのように発散する雰囲気はなく、情緒を内に秘めた表現で舞踊の形が色濃いものです。舞台などでは、「八尾四季」の唄の最後に春夏秋冬それぞれ異なった決め手の所作を踊ります。
町流し
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<写真提供:とやま観光推進機構>
町筋を地方の演奏に合わせて踊り流すもので、おわら最大の特徴です。地方だけで練り歩く町流しもあり、11の町のどの町内でも見ることはできますが、演舞場でのおわら競演会の出場や休憩などで中断したり、通りが混雑しているとできない場合があります。
舞台踊り
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<写真提供:とやま観光推進機構>
男踊り、女踊り、豊年踊りの組み合わせを各町が毎年創意工夫を凝らし体系的に行うもので、演舞場での競演会や各町の特設舞台などで見ることができます。
女踊りの「四季踊り」はこの舞台踊りでしか見ることができません。
輪踊り
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<写真提供:とやま観光推進機構>
地方を囲むように踊り手が輪を作り踊るもので、民謡らしい素朴さがあります。輪踊りにも各町の演技者のみ行うものと観光客を交えるものと2通りあり、日中の町流しにおける輪踊りなどは、各町の演技者のみで行われます。
おわら風を観賞する際の注意点
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<写真提供:とやま観光推進機構>
- 雨が降ると即中断します。衣装や楽器を濡らさないためです
- 11の町でいつどこで踊りがスタートするか分かりづらいです
当日、越中八尾観光協会が発信するSNSに最新情報が出ます - 何となく人が集まり始めたら、踊りがスタートする合図です
- 基本は立ち見です。人が輪になっていくので、後列の人は見づらいです
おわら風の盆を観賞する際の禁止事項
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<写真提供:富山市観光協会>
- 大声を出さない、掛け声を出さない
- カメラおよびスマートフォンでのフラッシュ撮影は禁止です
- 踊りの列を遮ってはいけません
- ゴミは必ず持ち帰りましょう
おわらを支える11の町
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<写真提供:とやま観光推進機構>
八尾町には旧町と呼ばれる「天満町、下新町、今町、西町、東町、鏡町、上新町、諏訪町、西新町、東新町」と「福島」を合わせた合計11の町があります。各町の代表者で構成されるのが「富山県民謡越中八尾おわら保存会」で、保存会を本部、支部と呼んでいます。おわら節の演奏、踊りは基本的には11の町(支部)で共通していますが、支部によっては唄や踊りに昔ながらの特徴を残している所もあります。
当日は、下記の11の町の特徴を参考に、自分が行きたい町を選び、そして地図を見ながら回ってみてはいかがでしょうか。
※紹介する順番は、JR越中八尾駅の近くから並べました。
福島(ふくしま)
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<左から順に「女踊り」「男踊り」「地方」の衣装の模様>
旧町から移り住んだ人達を中心として結成された最も新しい支部です。
歴史は浅いですが、11支部の中で最大のおわら人口を誇ります。JR越中八尾駅が支部内にあることから、風の盆期間中は駅横の特設舞台での舞台踊りや上下線の始発列車を見送る「見送りおわら」が行われます。
天満町(てんまんちょう)
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<左から順に「女踊り」「男踊り」「地方」の衣装の模様>
東西北を川に囲まれた町で、かつては川窪新町と呼ばれていました。
明治23年に「天満町」と改称し、町にはその名の通り天満宮と富山県最初の永久橋「眼鏡橋」があります。この支部の「コクボ(川窪)おわら」と呼ばれる唄い方は上句の途中で中断し「コラショット」と囃子が入り、音程を下げて力強く唄う独特の節回しが特徴のおわらです。
下新町(しもしんまち)
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<左から順に「女踊り」「男踊り」「地方」の衣装の模様>
八尾の鎮守社、八幡社のある町です。風の盆の期間には境内に舞台を設け、特に夜はこの舞台での踊りを中心に行われます。
鳥居を背景に色鮮やかな衣装が夕闇に照らされて踊る姿は幽玄な趣を醸し出します。
今町(いままち)
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<写真提供:富山市観光協会>
八尾の古刹・聞名寺の正面に位置する町です。東西両町の中心に位置することからかつては「中町(なかまち)」と呼ばれていました。
戸数が少ないため一家総出でおわらに参加したり、「今町おわら後援会」を組織して結婚や引っ越しで今町を離れた人も参加できる体制をつくり、行事の運営に取り組んでいます。
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<左から順に「女踊り」「男踊り」「地方」の衣装の模様>
西町(にしまち)
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<左から順に「女踊り」「男踊り」「地方」の衣装の模様>
東町と並び八尾の中心として発展した町です。老舗の旅籠や造り酒屋、呉服店、禅寺や金比羅堂が並び今でも当時の面影を残します。
町の西側、家屋の裏は石垣がそびえる急傾斜地区となっており、井田川沿いから眺めるとその光景は圧巻です。
東町(ひがしまち)
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<左から順に「女踊り」「男踊り」「地方」の衣装の模様>
旦那町と呼ばれた町で、おわらの名手・江尻豊治氏や初代おわら保存会会長・川崎順二氏を生んだ町であります。当時の遊び心が衣装や雰囲気にもうかがえます。
「越中おわら中興の祖」と呼ばれた川崎順二氏の生家が現在は「おわら資料館」となっています。
鏡町(かがみまち)
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<写真提供:富山市観光協会>
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<左から順に「女踊り」「男踊り」「地方」の衣装の模様>
かつて花街だったこともあり、おわら踊りにも当時を思わせる芸妓風が残っており、艶と華やかさに定評があります。ポケットパーク前の広場で和踊りや舞台形式の踊りが行われ、すぐそばのおたや階段の石段は格好の観覧席となります。
また、野口雨情がおわらの唄にも詠んだ「おたや地蔵さん」はこの石段の上にあります。
上新町(かみしんまち)
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<左から順に「女踊り」「男踊り」「地方」の衣装の模様>
左から「女踊り」「男踊り」「地方」の衣装の模様です。
現在八尾最大の商店街で広い道幅を最大限に利用した「大輪踊り」が名物になっており、観光客も気軽におわら踊りを楽しむことができます。八尾のもう1つの大きな行事である曳山祭の曳山(ひきやま)を展示した「富山市八尾曳山展示館(越中八尾観光会館)」があります。
そして、その会館前には「蔵前通り」と呼ばれる土蔵が立ち並ぶ通りがあり、八尾町のかつての栄華を偲ばせます。
諏訪町(すわまち)
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<写真提供:富山市観光協会>
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<左から順に「女踊り」「男踊り」「地方」の衣装の模様>
「日本の道百選(昭和61年選定)」に選ばれた町で、以来、無電柱化と石畳化の工事が行われ、それに合わせて家構えを町並みに合わせるなど、町民あげて景観の保全に努めています。東新町へと続く緩やかな坂道にぼんぼりが並び、狭い家並みにおわらの反響音が道の両脇を流れる「エンナカ」と呼ばれる用水の水音と相まって最高の舞台を演出します。
西新町(にししんまち)
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<左から順に「女踊り」「男踊り」「地方」の衣装の模様>
東新町と同じく高台に位置し、新しい屋敷引きがなされたことから「新屋敷(しんやしき)」と呼ばれます。11町の中でも取り分け勇壮な男踊り(通称「しんやしき踊り」)が有名で、女踊りの艶やかな浴衣色と相まって、青年男女らしさを強調しています。
東新町(ひがししんまち)
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<左から順に「女踊り」「男踊り」「地方」の衣装の模様>
旧町の中で最も高台に位置する町。戸数が旧町の中で最も少なく、またこの町の少女だけが、素朴な衣装を着て、赤いたすきがけの田植え姿(早乙女姿)で踊ります。
かつて、「かいこみや」と呼ばれた蚕養宮に合祀されている若宮八幡社の境内で行われる前夜祭は独特の風情があります。
八尾町の観光施設
桂樹舎(けいじゅしゃ)和紙文庫
世界や日本の紙の歴史を知ることができるほか、工房では伝統工芸の紙すき体験ができます。
- 所在地:富山市八尾町鏡町668-4
- 入館料:大人500円 小中学生250円
- 紙すき体験料:770円(実施日は火・水・木・金)2名以上で要予約
- 開館時間:10:00~17:00(16:30入館受付終了)
- 休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)、9月5日~6日、12月29日~1月10日
- 公式サイト:桂樹舎・和紙文庫
八尾おわら資料館
おわら中興の祖といわれる初代おわら保存会会長の医師・川崎順二氏の自宅だった場所にあり、川崎氏が所有していたおわらに関する貴重な資料を多数展示しています。
- 所在地:富山市八尾町東町2105-1
- 入館料:大人210円 高校生以下は無料
- 開館時間:9:00~17:00(16:30入館受付終了)
- 休館日:年末年始(12月29日~1月3日)を除き、年中無休 ※臨時休館あり
- 公式サイト:富山市役所
富山市八尾曳山展示館(越中八尾観光会館)
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富山市八尾曳山展示館では、毎年5月3日に開催される曳山祭りに関する資料の展示、ふるさと八尾をこよなく愛し、越中おわらの心と風景を板画に刻んだ林秋路氏(はやしあきじ)の展示、江戸時代からの養蚕業が八尾町の暮らしを支えてきたカイコに関する展示などを観覧することができます。また、常時3基の絢爛豪華な曳山を展示して、祭りに関わる情緒そのままに体感することができます。
- 所在地:富山市八尾町上新町2898-1
- 入館料:大人500円 小人300円(高校生以下)
- 開館時間:9:00~17:00(16:30入館受付終了)
- 休館日:年末年始(12月29日~1月3日)を除き、年中無休 ※臨時休館あり
- 公式サイト:越中八尾観光協会
富山県関連リンク
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<写真提供:とやま観光推進機構>
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※当記事は、「とやま観光ナビ」「富山市公式観光サイト」「越中八尾観光協会」から、解説を一部引用しています。

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中尾勝
- 旅が大好き!国内海外を問わず飛び回っていますが、海外へは2011年に渡航して以来、出国していません。今は原点に戻り国内を旅しながら日本の良さを体感中。































