高速餅つきにヨーロッパの水道橋!?いつもと違う京都・奈良のおすすめ観光スポット

みたらし祭 下鴨神社

京都と言えば清水寺・金閣寺・八つ橋...、奈良といえば奈良公園・鹿・大仏...というイメージが強く、いつもほぼ同じ観光地を訪れていました。しかし、旅行のたびに同じ観光地を訪れるのも、さすがに少し飽きてしまいました...

ということで、今回は定番の観光地・お菓子を楽しみつつ、夏ならではの祭典を楽しんだり工場見学をしたり...と、いつもとは少し違った京都・奈良旅行をしてきました!

この記事を読んで、京都・奈良の新たな楽しみ方を発見してもらえれば嬉しいです♪

目次

中谷堂で高速餅つきとつきたてのお餅を満喫!

まずは、次に奈良を訪れることがあれば絶対に見たい!食べたい!と思っていた高速餅つきで有名な「中谷堂」を訪れました!

中谷堂

ただ、1番のお目当てである高速餅つきは常にやっているわけではなく、1日に数回しかおこなわれません。しかも、この高速餅つきの時間はお店に行かないと分からないということで、まずは中谷堂で時間を確認し、そこからこの日の行動を決めることに...。

すると、次の餅つきまでは約1時間

ということで、まずはよもぎ餅を食べ、鹿を見に行き、1時間後に中谷堂に戻ってくることにしました。

よもぎ餅は1個単位で購入することができて、その場で食べるかお持ち帰りかを選ぶことができます♪

その場で食べる場合は紙で包んだだけのすぐ食べられる状態で渡してもらえますし、持ち帰りの場合はパックと袋に入れて渡してもらえます。

また、レジはその場で食べる場合と持ち帰りとで分かれているので、お店の前には多くのお客様がいましたが、すぐに購入することができました!

餅

テレビで見たようにビヨーンと伸びるわけではなく、よもぎの味もあまりしませんでしたが、もっちもちでやわらかくて美味しかったです♪

ここで1つ問題が...。高速餅つきの時間を確認し、鹿に会いに行こうとしたところまではよかったのですが、何分前からお店の前でスタンバイをしていればいいのかわからず、悩んだ結果10分前にお店に戻ってきました

すると、お店にはすでに多くの人だかりが...!

お店の前には高速餅つきを見るための列がすでに3列くらいできていました...。ということで、楽しみにしていた高速餅つきは、人と人の隙間からお餅をついているのがギリギリ見えなくはない...!くらいの場所で見ることになってしまいました...。

しかも、蒸しあがったもち米をつくのではなく、すでにある程度お餅の状態になったものをつくので、餅つきは1分くらいしかなく、あっという間に終わってしまいました。

お店の前の道は狭くて、その場でお餅を食べるのも、高速餅つきの時間を待っているのも難しいので、ギリギリを攻めようとしたところ、悔いの残る結果になってしまいました...。

次回、奈良を訪れる際は、他の方への配慮を忘れずに今度こそはベストポジションで高速餅つきを見たいと思います!!

中谷堂

  • 住所:奈良市橋本町29
  • TEL:0742-23-0141
  • 営業時間:10:00~19:00
  • 公式サイト:中谷堂

ちなみに、今回はお腹がいっぱいで食べられなかったのですが、TVでよく紹介されている油揚げの中にうどんが入ったユニークなきつねうどんが有名な「麺闘庵(めんとうあん)」は中谷堂の真後ろにあります。

お腹とお時間に余裕のある方はこちらも食べてみてください♪

麺闘庵

  • 住所:奈良市橋本町30-1
  • TEL:0742-25-3581
  • 営業時間:11:00~19:00

奈良公園でたくさんの鹿に困惑...

中谷堂でよもぎ餅を食べて、三条通を東に進み、五重塔の西側を通り、中金堂と東金堂の間を通って北参道へ行くと、国宝館の北側が広場になっています。奈良公園まで行かなくても、ここでたくさんの鹿に会うことができます

奈良公園 鹿

絶対に鹿に鹿せんべいをあげる!と意気込んで鹿に会いに行ったのですが、いざ鹿を見ると怖くなってしまい、今回は鹿に鹿せんべいをあげるのは断念しました...。

ちなみに、鹿せんべいは公園で売っているので、事前にどこかで購入しておく必要はありません!

鹿は表情豊かで、❝せんべいありますか?❞という声が今にも聞こえてきそうな表情をしたり、鹿せんべいを持っている人にはずっとついて回ったりしていました...!

また、ポケットにせんべいを入れた状態でせんべいを持っていないふりをすると、❝ここにせんべいあるよ!❞鼻でつんつんして教えてくれます(笑)勇気のある方は、ぜひ鹿に鹿せんべいをあげてみてください!

奈良公園

  • 住所:奈良市登大路町30
  • TEL:0742-22-0375
  • 公式サイト:奈良公園

世界遺産 下鴨神社の夏の風物詩 みたらし祭

今回はタイミングが合ったので、毎年土用の丑の日の前後におこなわれている下鴨神社のみたらし祭を体験してきました!

みたらしまつり 下鴨神社

みたらし祭とは、下鴨神社境内にある御手洗池の湧き水の中に入って無病息災を願うものです。

太陽サンサンで風も吹いていないジリジリとした暑~い日だったのですが、御手洗池の湧き水は一瞬動けなくなるくらいキンキンに冷たくて気持ちがよかったです♪

みたらし祭の流れとしては以下の通りです。

  1. 受付で献灯料を納めます
  2. 靴を入れる袋をもらい、靴を脱ぎます
  3. 串に刺さっているロウソクを受け取り、池に入ります
  4. 池の途中に献花台があるので、串からロウソクを外し、火をつけ献灯します
  5. 池からあがったところにベンチとすのこがあるので、靴を履きます
  6. 御神水を飲んで、終わりです

みたらし池

池自体はあまり大きくありませんが、石畳のようなゴツゴツとした石の上を歩くので歩きづらくて少し痛かったです...。

また、水深は足首と膝の真ん中くらいだったのでそんなに深くはないですが、多くの人が一度に動くので水面はかなり揺れました。そのため、膝上くらいまでガッツリと裾をまくって入るのがおすすめです!

橋 下賀茂神社

御神水は、紙コップを使用し自分で竹筒から汲むものと、神社関係者から陶器の器に入ったもののどちらかを選んでいただくことができます。キンキンに冷えた水を飲むことで心も身体もどこかすっきりした感じがしました。

年に1度の祭典なので参加するのはなかなか難しいですが、もし土用の丑あたりに京都を訪れる機会があれば、ぜひ訪れてもらえると嬉しいです♪

下鴨神社

  • 住所:京都市左京区下鴨泉川町59
  • TEL:075-781-0010
  • 開閉門時間:6:00~17:00 ※神事等により変更の場合有り
  • 公式サイト:下鴨神社

南禅寺水路閣でちょっと不思議な気持ちに...

京都といえば神社仏閣など和のイメージが強い中、南禅寺水路閣は古代ローマのような雰囲気を感じることができるということで、この不思議な感覚を味わいたくて南禅寺を訪れました♪

南禅寺 三門
<三門>

南禅寺と言えば、正面にドーンと三門が構えていて、その奥に法堂があり、多くの人が想像する京都にある寺院のイメージ通りなのですが、今回訪れたかったのは南禅寺にある水路閣です!

三門を通って右奥に進んでいくと水路閣があります。

水路閣

水路閣の見た目はまるで古代ローマの水道橋 ポン・デュ・ガール...!

ほんの少し前まで和の空気に包まれていたはずだったのに、突然現れる洋の空気に驚きと感動がありました...!また、暑い夏の日差しも感じさせないくらいの涼しさで、暑さでやられていた身体にはとても優しかったです。

水路閣

水路閣を目の前にした瞬間、変わる気温と空気。

ずっとずっと訪れてみたかった水路閣は、息をのむような美しさと儚さと不思議さをまとっていました。

臨済宗 大本山 南禅寺

  • 住所:京都市左京区南禅寺福地町86
  • TEL:075-771-0365
  • 公式サイト:南禅寺

また、今回は訪れられなかったのですが、南禅寺から歩いて行けなくもない...くらいの距離に、こちらも有名な世界最長の傾斜鉄道跡、蹴上インクライン(けあげいんくらいん)があります!

イメージでは山奥に廃線になった線路が残っていて、そこが映えスポットになっていると思っていたのですが、実際は街中にあり、通行量の多い道路と並行する形で走っていた線路が残っていました。

周辺には車を停めるところがないため、車で行かれる場合は南禅寺周辺の駐車場に停めてそこから歩いて見に行くことになりそうです...。こちらもずっと行ってみたかったのですが、暑さの限界で今回は断念してしまいました...。ただ、線路を歩けるという貴重な体験ができるので、時間と体力に余裕のある方はぜひこちらも訪れてみてください♪

蹴上インクライン

おたべと京ばあむのお土産めぐり

京都といえば八つ橋・京ばあむ♪ということで、今回は「おたべ本館」と「atelier京ばあむ」に行ってお土産を購入しました♪

「おたべ本館」は2階建てで1階がショップ、2階で工場見学と体験教室がおこなわれています。今回はタイミングが合わなかったのですが、ただお菓子を購入するだけでなく、京都土産の定番八つ橋の工場見学や体験教室もできるのでおすすめです!

おたべ本館

  • 住所:京都市南区西九条高畠町35-2
  • TEL:075-681-8284
  • 営業時間:10:00~18:00
  • 公式サイト:おたべ本館

また、歩いて200歩くらいのところに「atelier京ばあむ」があります。こちらは1階はショップ、2階は工場見学、3階がカフェになっています。

1階のショップではお菓子を購入することができるだけでなく、ドーナツなどのイートインもできるのでこちらもおすすめです♪ただ、お店の中に座れる場所はほとんどないので、店内で食べるのは少し難しいです...。ちなみに、店内はバームクーヘンがモチーフの内装になっていてかわいかったです◎

どちらのお土産も京都駅やSA・PAなどで購入できますが、工場見学をしつつお土産を購入してみるのもいいかもしれません!普段食べているお菓子の製造工程をみることで、新たな発見があったり、ここでしか買えないフレーバーを購入することができるたりすることもあります♪

京ばあむトラック
<京ばあむトラック>

Atelier 京ばあむ

  • 住所:京都市南区西九条高畠町1
  • TEL:075-585-3795
  • 営業時間:10:00~18:00
  • 公式サイト:京ばあむ

定番も楽しみつつ、新たな出会いも求めてみませんか...?

京都・奈良旅行といえば、清水寺・金閣寺・大仏を見に行って、湯葉やてまり寿司を食べて、八つ橋をお土産に購入して帰る!...という感じで行程がパターン化されてしまっていました...。

"変わり映えしない旅行でもまぁいっか"と思っていたのは、やっぱり定番の観光地・お土産は外せない!定番さえ訪れておけば間違いない!と思い込んでいたからです。

とはいいつつも、やっぱり旅行の醍醐味といえば新たな出会い!でも、定番を全て外すのはちょっと寂しい...。

ということで、定番をおさえつつその季節ならではの体験なども楽しむのはいかかでしょうか?今までとは少し違った旅行の思い出ができるかもしれません♪

新しい京都・奈良の楽しみ方の参考になれば嬉しいです☆

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