【ベトナム】年末年始の主要観光都市の楽しみ方紹介!(2023~2024年度)

2023~2024年の年末年始にベトナムに訪れる人は、「現地でどんな楽しみ方ができるの?」と考えていることでしょう。長らく続いた新型コロナ後、初の海外旅行という人も少なくないはずです。

そこで、ここではベトナムの人気都市ハノイ・ダナン&ホイアン・ホーチミンに年末年始に訪れる旅行者向けに、現地の楽しみ方を詳しく解説します。

目次

年末年始に南国らしさを求めるなら「南部ホーチミン」へ行こう

ホーチミン

12月~1月の年末年始は日本では冬の季節となります。寒い日々が続く中、飛行機に乗って東南アジアの南国の世界でバカンスを満喫したい、と考える人は多いことでしょう。

そんな人におすすめの観光地は「南部ホーチミン」です。北部ハノイの12月~1月は「ベトナムの冬」と言われており、ハロン湾やニンビンといった野外の世界遺産観光地はかなり冷え込みます。

ホーチミン

リゾート地の中部ダナンは雨季のピークを迎えます。毎日複数回のスコール(数十分の集中豪雨)は覚悟しなければなりません。

一方で南部ホーチミンは長らく続いた雨季が明け、乾季の入口となるシーズンです。雨がまったく降らないわけではありませんが、滞在中ほとんどの時間で晴れることでしょう。また、ホーチミンは年間を通じて気温が高い熱帯気候です。ショッピング、スパ、メコンツアーなど、旅行者が思い描くベトナムの時間を過ごせるはずです。

年末年始のハノイ&ダナン旅行は「高級スパ」が旅のハイライト

高級スパ

上述したように、ハノイは日によっては肌寒く感じることがあり、またダナンは雨降りが心配です。そこで、両都市でおすすめしたい年末年始の過ごし方の1つが「高級スパでリラクゼーション」です。

円安のいまでも予算1万円前後で2~3時間のパッケージコースを体験できるのはベトナムならでは。お店によっては完全個室・お風呂&サウナ付きといった贅沢な時間を過ごすことができるので、ベトナム旅行を通じて旅のハイライトとなることでしょう。

年末年始のベトナム・ダナン旅行は「夜のホイアン」を満喫しよう

ホイアン

年末年始にベトナム中部ダナンに訪れる旅行者は、「夜のホイアン」で素敵な時間をおくることができます。年末年始のダナン&ホイアンは雨季となりますが、夜は比較的晴れる日が多いため、傘や雨合羽必要なく散策できる可能性が高いです。

ホイアンは世界遺産の旧市街観光が主となりますが、夜は「屋台巡り・ナイトマーケット散策・手漕ぎボートに乗って灯篭流し」といったノスタルジックな時間を過ごせます。子供からお年寄りまで満足できるので、年末年始らしい古き良きひとときを求めている人におすすめできます。

リゾートホテルライフで南国バカンスをエンジョイ

南国バカンス

ダナンはベトナム最大級のビーチリゾート地となります。広大な敷地面積を有するリゾートホテルも数多くあり、屋外プールやスパ、シーサイドレストラン、テニスコートなどが整備されているため、ホテルライフも満喫できます。

せっかくベトナムに来たのだから、とガイドブックに載っているルートを観光するのも良いですが、リゾートホテルで半日から1日ゆっくりと過ごす時間も捨てがたいです。

大晦日は深夜0時に花火が上がる!どこで過ごすのがおすすめ?

屋上

ハノイ・ダナン・ホーチミンの3都市では、毎年大晦日の深夜0時に打ち上げ花火が実施されます。ベトナムでは法律で個人の打ち上げ花火が禁止されているため、例年自治体が主催しています。

2023年度も開催されるかは直前にならないと分かりませんが、もし開催されるのであれば、美しい花火を鑑賞しながら新年を迎えるのもベトナムらしいです。

打ち上げ花火の鑑賞におすすめできる場所は「屋上スカイバー」となります。高級感漂うオープンエアのナイトバーとなりますが、花火もしっかりと愛でることができるはずです。

また、市内中心の5つ星ホテルに泊まっているのであれば、ホテル屋上でバーが営業しているかもしれません。こちらの方が現地人が少なく、ゆっくりできるのでおすすめです。

年末年始はお店の営業状況を現地で確かめる

ベトナム

日本は昔から新暦で正月を祝いますが、ベトナムは旧暦で正月を迎えます。最近は新正月もイベントを開催するようになりましたが、祝日は1月1日のみとなります。

また、コロナ以前であれば12月31日の午後から1月1日いっぱい閉店するお店が多く、1月2日から通常営業でした。しかし、今年2023~2024年年末年始はお店によって営業方針が異なる様子がうかがえます。

実際の営業状況は町を歩きながら確認するようにしてください。

高級レストランは予約が必須。料金の注意点も

高級レストラン

年末年始のベトナム旅行では食事も奮発したいところです。まず、上述したように年末年始の営業状況は各レストランによってさまざまですので、数日前に予約をするのがおすすめです。

近年は旅行者向け・ベトナム富裕層向けの高級レストランが市内に増えてきました。ドレスコードはありませんが、最低限予約してから行くのが現地のマナーと言えます。

また、レストランやスパといったサービス業では、1月1日に限り通常料金より2~3割ほど高く設定するお店が多いです。これは従業員に休日出勤手当を払わなければならないためです。

まとめ:年末年始のベトナム旅行。旅の目的を事前に考えよう

2023年から2024年の年末年始にベトナム旅行が決まっている人は、日本を発つ前に現地でやりたいことを考えておくのがおすすめです。ハノイ・ダナン・ホーチミンと観光エリアによって気候や楽しみ方は大きく異なるため、「雨が降ってきたけど、どこに行けばいいか分からない」とならないように、事前に計画を練っておくと良いでしょう。

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古川悠紀

ホーチミンに移住して自由気ままに生きています。ライター業と取材を生活の糧にしているためベトナム全土を駆け回っています。趣味はバドミントン!

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