2023年のホーチミン旅行で訪問してほしい観光エリアはココ!

ベトナム

2023年にベトナムのホーチミン旅行を計画している人の中で「ホーチミン市内中心部以外のエリアに行きたい」と考えている人もいるでしょう。ホーチミン中心部は行政区画で言う「1区」となり、市民劇場(オペラハウス)や聖母マリア教会、ベンタイン市場といったガイドブックでもお馴染みの観光スポットが集まっているエリアとなります。

一方で以下で紹介するエリアは、2023年のホーチミン旅行者におすすめしたい1区の隣の区。タクシーで30分圏内で行くことができるので、半日観光で楽しめるのが魅力です。

目次

自分で現地情報を収集しよう

ホーチミン

ここで紹介する観光エリアを訪問する際は、事前に現地情報を集めておくのがおすすめです。日本人旅行者のホーチミン平均滞在日数は4~5日間となりますが、丸1日遊べるのは2~3日。そのため、行って後悔しないように予めある程度の町情報は頭に入れておいてください。

また、旅行ガイドブックには載っていないエリアばかりとなるので、ネットサーフィンをして複数の旅行情報サイトやブログサイトから現地情報をかき集め、どんなお店があるのかは調べておくことをおすすめします。

日本人旅行者に高い人気を誇る中華街「チョロン」

日本人旅行者に高い人気を誇る中華街「チョロン」

ガイドブックにも必ず掲載されている「チョロン」は日本人旅行者に高い人気を誇るエリアです。チョロンは大きな市場という意味を持つ呼称となり、実際は5区と6区に跨る中華街です。ベトナム最大の中華街ですが、日本の横浜中華街のような華々しさはなく、問屋がひしめく下町といった雰囲気が広がっているのが特徴です。

日本人旅行者に高い人気を誇る中華街「チョロン」

観光名所としては巨大卸売り市場のビンタイ市場や道教の寺院・天后宮などが挙げられます。町自体は広いのですが、町中に冷房が効いた店舗施設がないので、気温が上がる前の午前中に訪れてサクサクと観光して、昼前に戻ってくるのがおすすめのルートです。

ホーチミンの富裕層が暮らす「フーミンフン」

ホーチミンの富裕層が暮らす「フーミンフン」

続いてご紹介するのはホーチミンの高級住宅地として90年代後半に沼地を開拓した「フーミンフン」です。自然と人の調和をコンセプトに緑豊かな町並みが広がる一方、富裕層が多く暮らすためフェラーリやランボルギーニがそこかしこで走っている様子は見る価値ありです。

フーミンフン

その他、1~5億円が相場となるヴィラタイプの一軒家や、クレセントモール・VIVOCITYといった近代的なショッピングセンターは観光名所ではないものの、日本とは一風変わった風景を目の当たりにすることができます。

夕暮れ以降はクレセントモールの川沿いが景色がよく現地人に人気があります。また、川に沿ってオープンエアのバーやレストランもいくつかオープンしているので、1区とはまた異なるお洒落な時間を満喫できます。

ホーチミン最大のベットタウン「トゥードゥック市」

トゥードゥック市

ホーチミン市の1区サイゴン川の向こう岸にはトゥードゥック区と9区が広がっていましたが、2020年に合併してホーチミン市内最大のベッドタウン「トゥードゥック市」となり、現在ホーチミンで最も注目されているエリアとなります。

ベッドタウンなので観光名所はありませんが、ベトナム人の若者が多く集まるカフェやSNSで話題の飲食店、屋台街にナイトマーケットなど、旅行者でも楽しめるスポットはたくさんあります。

トゥードゥック市

現在はドンコイ通り先の埠頭で水上バスが運行開始していますが、トゥードゥックにも行くことができるので観光気分も満喫できます。トゥードゥックを余すことなく観光したい場合は、以下で紹介する2区のタオディエンと一緒に回ってみてください。

西洋の町で半日ショッピング「タオディエン」

タオディエン

1区からタクシーで20分で行けるタオディエンは、上記で紹介したフーミンフンと肩を並べる高級住宅地となります。ただし、フーミンフンとは異なり欧米人が多く暮らす町となるのがタオディエンの特徴。そのため、町並みも欧米の雰囲気が漂っていますし、現地在住欧米人が経営するフレンチやイタリアン、スパニッシュなどはどれも日本人旅行者におすすめできます。

またコロナ後は旅行者向けのお土産雑貨店も増えてきて、ここでしか買えないちょっと値が張る雑貨や食品土産もおすすめできます。

レストラン

タオディエンはお洒落な町並みなので、通りを歩くだけでも十分観光を満喫できます。ただし、タオディエンは1区にはない多国籍に富む本格レストランが多いので、ランチかディナータイムをここで過ごすことを強くおすすめします。

また、前述したようにトゥードゥックの隣町となるので、タオディエン&トゥードゥックで半日観光を楽しむのもいいかもしれません。トゥードゥックから1区までもタクシーで30分の距離なので、すぐに帰ってこれます。

ホーチミン市内観光をより楽しむコツ

今回は日本人旅行者にとって定番処となる1区以外のエリアをご紹介しました。旅行者の中にはガイドブックに載っているモデルコースをなぞるのように弾丸トラベルをする人も多いですが、ここで挙げたエリアを訪れた際は、時間を持て余すくらい余裕を持った観光計画を立ててみてください。

絶対に行きたい場所だけ押さえておいて、あとは行き当たりばったりで気になるお店に入ってみる、といった歩き方が似合うのがホーチミンです。ぜひゆったりとした旅を楽しんでいってください。

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古川悠紀

ホーチミンに移住して自由気ままに生きています。ライター業と取材を生活の糧にしているためベトナム全土を駆け回っています。趣味はバドミントン!

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