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【イギリス】イルミネーションの溢れるエジンバラでマジカルなクリスマスを過ごしませんか?
<エジンバラのクリスマスマーケット>
世界遺産の街として知られるエジンバラは、1年を通して大勢の観光客がやってくる街です。
50万人の人口の街に年間500万人もの観光客がやってくるそうです。 特にフェスティバルの催される7月と8月、そしてクリスマスと年末には多くの観光客が訪れます。エジンバラは想像するよりもはるかに北にある地域です。なんと北緯55度56分。日本で考えると樺太、そしてモスクワと同じ緯度です。
しかし、エジンバラは緯度から想像する気候とは違い、温和な海洋性気候ですので、冬に雪が降ることはあまりなく、積もることは年数回です。とは言え、緯度は高いので、夏は白夜に近いほど日が長く真夜中を回っても明るいのですが、冬になると風は冷たく、日は短くなり、陽が昇るのは午前9時頃、そして3時半過ぎには暗くなってきます。
そんな寒い冬でも人気のあるエジンバラのクリスマス。その人気の理由は町中に溢れるクリスマスデコレーションとイルミネーション、そしてクリスマスマーケットです。
エジンバラのクリスマスのフェスティブなムードを味わってください。
目次
クリスマス・デコレーション
<DOME>
エジンバラは11月半ばから街の中心地はクリスマスデコレーションで彩られ街が華やぎます。特に街の中心にあるホテル、カフェ、バーは華やかに飾りつけされ、夜にはライティングで輝くので、街を歩いているだけでクリスマス気分が盛り上がります。
ここでいくつかの人気のデコレーションを紹介します。
ザ・マウンドの大きなクリスマスツリー
<大きなもみの木のクリスマスツリー>
エジンバラのクリスマスのシンボルは、毎年ノルウェーから送られるもみの木のライトアップです。18メートルにもなる大きなもみの木は、エジンバラの真ん中のザ・マウンドという道の上部に飾られ、クリスマスの期間中ライトアップされます。1947年から続いている伝統だそうです。
このもみの木がライトアップされるとエジンバラのクリスマスシーズンの始まりです。
インスタ大人気のザ・ドーム
<DOME inside>
エジンバラのクリスマスに今や欠かせないほど有名なクリスマスデコレーションは、ドームというカフェレストランです。
建物の壁面にはたくさんのライティングとくるみ割り人形などのデコレーションが施され一際目立ちます。インスタスポットとして毎日たくさんの人が写真を撮りに訪れます。
カフェの中には大きなクリスマスツリーが飾られ、中もインスタ映えするクリスマスムード全開ですので、予約なしでは店に入ることはできない人気店となっています。
【ザ・ドーム(DOME)】
- 住所:14 George St, Edinburgh EH2 2PF
- 公式サイト: The Dome
セント・アンドリュース広場のウィンターガーデン
<プロジェクションの施されたクリスマスツリー>
サンタクロースやエルフに会えるウインターガーデンには、10mのプロジェクションの施されたクリスマスツリーがあります。
<MAP:ウォルドルフ アストリアホテルのあるプリンシズストリートの西側>
エジンバラの目貫通りのプリンシズストリートやジョージストリート、そしてセントアンドリュース広場のカフェやホテルは、豪華なデコレーションで通る人を楽しませてくれます。
<シェバル・ザエジンバラ・グランドホテル>
<タイガーリリーホテルのクリスマス飾り>
<タイガーリリーホテルのクリスマス飾り(夜)>
<スコッチ・モルトウイスキー・ソサエティー>
<レストラン・コンティニ>
そして個人の家々のクリスマスデコレーションも素敵です。エジンバラの市街地に保存されているジョージアン様式とヴィクトリア様式の建物は天井が高いため、デコレーションが映える作りです。
クリスマスになると家々が競うようにクリスマスデコレーションを飾り、歩く人々を楽しませてくれます。
<メルビル クレセント12番地>
<大きなクリスマスリースのある家>
<大きなクリスマスツリーが出窓に飾られています>
【ジョージストリート(George Street)】
【メルビル クレセント12番地(No12 Melville Crescent)】
クリスマスイルミネーション
<エジンバラ城のイルミネーション>
エジンバラのクリスマスを盛り立ててくれるイルミネーションをご紹介します。
エジンバラ城のライトアップ
エジンバラのシンボルのエジンバラ城は、クリスマスカラーのライトアップで色が刻々と変わります。
お城では期間中キャッスル・オブ・ライツというイベントを行っていますので、お城の中に入ってイルミネーションを楽しむことができます。
【エジンバラ城のイルミネーション( Castle of Lights)】
- 住所:Castlehill, Edinburgh EH1 2NG
- 公式サイト:エディンバラ城
ジョニーウオーカーのプロジェクトマッピング
<ジョニーウォーカー クリスマスプロジェクションマッピング>
有名なスコッチウイスキーブランドのジョニーウォーカーのエジンバラのビジター体験施設のあるビルの壁面は、クリスマスのプロジェクションマッピングで彩られます。
お馴染みの創業者のジョン・ウォーカーをモチーフにしたロゴが出てくる色鮮やかなプロジェクションが通る人々を楽しませてくれます。
【ジョニーウォーカー・プリンスズストリート( Johnnie Walker Princess Street)】
- 住所:145 Princes St, Edinburgh EH2 4BL
- 公式サイト:Johnnie Walker Princes Street
クリスマスマーケット
<2023クリスマスマーケットの地図>
エジンバラのクリスマスに欠かせないイベントは、クリスマスマーケットです。エジンバラのクリスマスマーケットは新市街のプリンシズストリートとジョージストリートにクリスマスマーケットが設けられます。
イーストプリンシズストリートガーデンのクリスマスマーケット
<イーストプリンシズストリートガーデンのクリスマスマーケット>
プリンシズストリートガーデンの東側には、エジンバラのメインのクリスマスマーケット、そして西側には子供用の移動遊園地のファンフェアが設けられます。
クリスマスマーケットの中には、大きな観覧車とスターフライヤーが設置され、クリスマスの飾りなどを売る店や、ソーセージ、クレープなどの食べ物や飲み物を売る店が並びます。ライトアップされたお城や旧市街地が見えるクリスマスマーケットは格別な美しさがあると人気です。
【クリスマスマーケット @イーストプリンシズストリートガーデン (East Princes Street Garden )】
- 住所:Princes St, Edinburgh EH2 2DG
- 公式サイト:イーストプリンシズストリートガーデン
ジョージストリートのクリスマスマーケット
<スケートリンク(Lidl on Ice)>
プリンシズストリートに並行に走っている道、ジョージストリートには、座って食べたり飲んだりすることができる落ち着いたクリスマスマーケットがあります。
メリーゴーランド、そして特設のスケートリンクが毎年設置されホリデームードを盛り立ててくれます。
<メリーゴーランドのあるジョージストリートのクリスマスマーケット>
サンタ・ラン (Santa Run)
サンタラン(サンタクロースの衣装を着て走る)は、エジンバラ発祥の病気に苦しむ子供を支援するチャリティーイベントです。エジンバラで最初に開催されたのは2006年です。2009年に大阪で日本で初めて行われたサンタランは、エジンバラに留学していた日本人女性の声がけから始まったそうです。
エジンバラでは、エジンバラ城下のウエストプリンシズガーデンを2.5km走ります。大人気のイベントで参加するためのチケットは毎年売り切れてしまうそうです。たくさんのサンタの服を着た住民が集まる可愛らしい風物詩のようなイベントになっています。
【ウエストプリンシーズガーデン (West Princes Garden】
- 住所:Princes St, Edinburgh EH2 2HG
- 公式サイト:ウエストプリンシーズガーデン
まとめ
<エジンバラ城のライトアップ>
エジンバラのクリスマスはいかがでしたか?他にもエジンバラはクリスマスの時期になるとスノークイーンやクリスマスキャロル、くるみ割り人形などのクリスマスのショーやコンサートが多くあり、また子供向けのポーラーエクスプレスの汽車の中で行われるショーなどもあり、家族で楽しめます。
クリスマスデコレーションで溢れた、楽しく心の温まるエジンバラのクリスマスをぜひ訪れてください。ここでは紹介しませんでしたが、エジンバラの大晦日はホグマネイ(Hogmanay)という大晦日から1月1日未明まで夜通しのパーティーが繰り広げられ、エジンバラ城で打ち上がる花火が有名です。
クリスマスから元旦までイベントとイルミネーションの溢れるマジカルなエジンバラをお楽しみください。
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Sachiko
- 名古屋市出身、海外滞在歴30年、38カ国490以上の都市を訪れました。多趣味で、アート系のクラッシック鑑賞、バレエ・ダンス鑑賞、美術鑑賞、アンティーク収集から、スポーツ系のテニス・ダイビング、グルメまで色々なことが好きですので、様々な視点で皆様に旅の楽しさがお伝えできればと思っています。捨て猫2匹をインドネシアで拾い、日本まで連れてきました。