氷見漁港と氷見市中心街の満喫ルート! 富山湾の魚介にまんがロード

氷見漁港と氷見市中心街の満喫ルート

富山県北西部に位置し、日本有数の漁港として知られる「氷見(ひみ)漁港」。氷見漁港がある氷見市は、自然の恵みを感じる富山観光をしたい人におすすめのスポットです。迫力満点の朝セリの見学、富山湾の海の幸を使った新鮮な海鮮丼をいただく、氷見名物のブリ漁について学ぶなど、漁港ならではの貴重な体験ができます。

また、氷見市は「忍者ハットリくん」や「怪物くん」などを世に生み出した漫画家 藤子不二雄Ⓐ先生の出身地としても有名です。藤子不二雄Ⓐ先生ゆかりのスポットをめぐる聖地巡礼は、ファンなら一度は憧れるのではないでしょうか。まんがロードや光禅寺を含む聖地巡礼は、氷見市中心街を網羅的に巡れる点で、観光目的で訪れたすべての人が楽しめます。

また、氷見市中心街にたどり着くまでのJR氷見線の車窓からは、雄大な日本海が望めます。富山湾のダイナミックな自然を感じ、藤子不二雄Ⓐ先生の軌跡を辿る旅にご案内しましょう!

目次

<1. 氷見漁港とは>

<2. まずは氷見漁港の朝セリの見学>

<3. 海鳥にえさやりも! 氷見のクルージングを楽しもう>

<4. 氷見市漁業文化交流センター(ひみの海探検館)>

<5. 氷見の海鮮料理をいただこう!>

<6. 藤子不二雄Ⓐ先生の聖地巡礼>

<7. 氷見漁港場外市場 ひみ番屋街へ行こう!>

<8. 比美乃江(ひみのえ)公園展望台から夕日を眺めよう>

<9. 氷見のその他おすすめの観光スポット>

<10. 氷見漁港へのアクセス方法>

1. 氷見漁港とは

氷見漁港

氷見漁港は日本海側でも有数の漁獲量を誇る漁港として知られており、種類豊富で新鮮な魚介を求めて日本全国から観光客が訪れます。冬にはブリ、春にはイワシ、夏にはマグロなど、1年を通して150種類以上の魚が水揚げされるため「天然の生簀(いけす)」と呼ばれることも。

氷見駅から氷見漁港までは、徒歩20分ほどです。駅前には常時タクシーが待機しているので、タクシーに乗って漁港まで行ってもいいでしょう。

2. まずは氷見漁港の朝セリの見学

氷見漁港の朝セリは、火曜〜土曜の朝6:30から行われています。一般の人が近くに行って見学することはできませんが、施設の2階からの見学が可能です。朝セリの終了時間は日によってまちまちのため、どうしてもセリを見学したい場合は、朝6時台に訪れるのが無難です。

私たちには聞き取れない専門用語が飛び交ったり、フォークリフトが行き交ったりと活気のある朝セリを見れば、この後の氷見観光への期待感がさらに膨らみます。

3. 海鳥にえさやりも! 氷見のクルージングを楽しもう

氷見漁港では、富山湾をクルージングすることができます。気候や海の状態を考慮して、クルーズ船の運行は5月頃から10月頃までと期間が決まっています。

クルーズ船からは、海鳥へのエサやりができます。気象条件がよければ、海越しに3,000m級の山々が連なる「立山連峰」が見られることもあり、富山の雄大な自然を一度に堪能できるアクティビティです。

4. 氷見市漁業文化交流センター(ひみの海探検館)

氷見市漁業文化交流センター

氷見漁港にある「氷見市漁業文化交流センター」を訪れれば、氷見に関するさまざまな情報をキャッチできます。これから食べる魚介類が、どのような漁によって獲られるかや、氷見の歴史について学ぶことができ、楽しく知的な時間を過ごせるでしょう。

氷見市漁業文化交流センター内の「岸壁市場」

氷見市漁業文化交流センター内の「岸壁市場」では、漁港で獲れた魚介をさまざまな料理でいただけます。他にも新鮮な魚が捌かれリーズナブルな価格で販売されていたり、お弁当やお惣菜として並んでいたりするため、地元民と観光客が分け隔てなく利用できる場所です。

魚を捌く様子が間近で見られる!

魚をさばく様子

岸壁食堂の注文カウンターのすぐ横では、メニューに使用される魚が捌かれる様子を見学できます。魚がするすると三枚おろしになっていき、お刺身用に均等に美しく捌かれていく様子に見入ってしまいます。自分では到底できない職人技にとても感動しました。

遊びながら氷見漁港と魚について知ろう

大漁旗ジグソーパズル

氷見市漁業文化交流センターの中心には、氷見漁港の歴史や名物のブリ漁について楽しく学べるコーナーが設置されています。

氷見の大漁旗を完成させるジグソーパズルは、大人も夢中になってしまうほど難易度が高いです。ちなみに大漁旗とは、漁に出た漁船が、大漁で帰港するときに船上に掲げる旗のこと。そのため遠くからでも見えやすいように、派手な絵柄になっています。

ブリ漁について学ぼう

定置網の模型

氷見市漁業文化交流センターの南側には、氷見漁港で行われる漁について、映像や漁場の模型を通して学ぶことができます。

ブリ漁に使用する定置網の模型を見ていたところ、地元のガイドさんがさらに詳しく解説してくれました。定置網内の「運動場」と呼ばれるスペースでブリを自由に泳がせ警戒させないこと、漁場に入ったブリをすべてではなく3割だけ獲ることなど、ストレスを与えずに継続的に美味しいブリを水揚げするめの工夫がいくつもあることを初めて知りました。

氷見市漁業文化交流センター

  • 住所:富山県氷見市中央町7番1号
  • 営業時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
  • 休日:毎週水曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌平日及び年末年始
  • 公式サイト:氷見市漁業文化交流センター

5. 氷見の海鮮料理をいただこう!

氷見や漁港で行われる漁について深く知ってからいただく海の幸は絶品!ということで、ここでは氷見漁港周辺で、海鮮料理がいただけるお店をいくつかご紹介します。

ひみ岸壁市場・岸壁食堂

岸壁食堂

氷見市漁業文化交流センター内のひみ岸壁市場の飲食スペース「岸壁食堂」は、氷見漁港を眺めながら食事ができる絶好のロケーション。木を組み上げて作ったようなシンプルなデザインの座席、漁港をイメージした大漁旗や漁網といったディスプレイが、港の雰囲気を醸し出す食堂です。海を眺めたいなら窓際の席、大漁旗を背景にして写真映えしたいなら壁側の席がおすすめです。

氷見漬けちらし定食

旬の魚介を使用した、人気の「氷見漬けちらし定食」をいただきました。新鮮な魚介を漬けにした贅沢すぎる海鮮丼です。甘めのお醤油で漬けられたイカやマグロなどの魚介と硬めの酢飯との相性がよく、いいものをお腹いっぱいいただく至高のひとときを過ごせました。

氷見漬けちらし定食は、氷見漬けちらし、魚介だしが香るすり身のお味噌汁、お漬物、ひじきがセットになって税込1,380円です。

定食

他にもお刺身の盛り合わせ定食、旬の魚介の昆布締め定食、ブリしゃぶ定食などのメニューがあります。天然の生簀と呼ばれる氷見漁港にある食堂だからこそ叶う種類豊富な海鮮メニューに心が踊ります。

ひみ岸壁市場・岸壁食堂

  • 住所:富山県氷見市中央町7番1号氷見市漁業文化交流センター
  • 営業時間:9:00~16:00 ※ネタがなくなり次第終了
  • 休日:水曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌平日及び年末年始
  • 公式サイト:ひみ岸壁市場・岸壁食堂

氷見 魚市場食堂

氷見漁港にあるもう1つの食堂として「魚市場食堂」があります。朝セリが見学できる氷見漁港の施設の2階にあり、朝どれの新鮮な魚介をいただくことができます。朝6:00から営業をしていて、朝ごはんとして海鮮丼をいただけるのは漁港にある食堂ならでは。営業時間は15:00までのためお気をつけくださいませ。

  • 住所:富山県氷見市比美町435 氷見漁港魚市場2階
  • 営業時間:平日 6:00~15:00、土日・祝日 6:00~15:30 ※ネタがなくなり次第終了
  • 休日:年末年始、臨時休業あり

ばんや料理 ひみ浜

氷見漁港から徒歩5分圏内にあるのが「ばんや料理 ひみ浜」です。前日までの予約が必須の、魚料理を中心としたコース料理を提供するお店です。せっかく氷見観光に来たならちょっとリッチな食事にしたいと考えている人は利用してみてください。

  • 住所:富山県氷見市比美町21-15
  • 営業時間:昼の部 11:00~14:00、夜の部 17:00〜(ラストオーダー18:30)
  • 休日:不定休
  • 公式サイト:ばんや料理 ひみ浜

居酒屋 まる甚(じん)

氷見駅から徒歩10分〜15分ほどのところにあるのが、ランチも提供する「居酒屋 まる甚」です。海鮮丼以外にも「かき天ぷら」や「カニたっぷり釜飯」など、ひと手間加えた海の幸をいただけるお店です。

  • 住所:富山県氷見市伊勢大町2-4-5
  • 営業時間:昼の部 11:00~14:00、夜の部 17:00〜(ラストオーダー18:30)
  • 休日:火曜、第2・第4水曜、定休日が祝日または祝日の前日の場合は営業(振替休日あり)
  • 公式サイト:居酒屋 まる甚

海鮮料理おがわ

氷見駅から南に5分ほど進んだところにある「海鮮料理おがわ」は、地元で長く親しまれてきたお店。魚介料理と氷見うどんを提供しています。

人気メニューの「おまかせ氷見うどん」は、お刺身、氷見うどん、天ぷらと、氷見の美味しいものがセットになったメニューです。駅から近いため、電車を待つ時間に食事を済ませるにはぴったりでしょう。

  • 住所:富山県氷見市伊勢大町2-7-51
  • 営業時間:7:00~16:00
  • 休日:火曜(祝日の場合は営業)
  • 公式サイト:海鮮料理おがわ

6. 藤子不二雄Ⓐ先生の聖地巡礼

忍者ハットリくん

午前中は氷見漁港周辺の散策を楽しんだなら、午後からは、藤子不二雄Ⓐ先生の聖地巡礼をするのはいかがでしょうか。藤子不二雄Ⓐ先生は現在も愛され続ける作品を多く生み出した人気漫画家で、昨年惜しまれつつも亡くなりました。

実は、藤子不二雄Ⓐ先生は、富山県氷見市出身です。漫画家になる前の経歴として、富山新聞の新聞記者という顔を持っていました。彼の作品のひとつである「まんが道」に登場する「満賀道雄(まんがみちお)」は、彼自身をモデルとしたキャラクターです。作品内では、架空の新聞社である立山新聞社で、主人公の満賀道雄が働くシーンが描かれています。

そんな藤子不二雄Ⓐ先生の軌跡や作品について知りながら、街歩きを楽しむのは氷見観光の醍醐味です。人気キャラクターが観光客をおもてなししてくれる「まんがロード」、忍者ハットリくんの世界観が氷見市の景観に溶け込んだ「忍者ハットリくんカラクリ時計」、藤子不二雄Ⓐ先生が幼少期を過ごした「光禅寺」、デジタルまんがスクリーンを通してキャラクターたちと触れ合える「氷見市潮風(しおかぜ)ギャラリー」まで、ファンにはたまらない情報をたっぷりまとめました。

まんがロード・忍者ハットリくんポスト

まんがロードの標識

藤子不二雄Ⓐ先生ゆかりの数々のスポットの中心を通る「まんがロード」では、至る所に人気キャラクターが登場します。氷見の主要観光名所を案内する標識、消防署のシャッター、商店街のアーケードのサイドなど、目を凝らしてキャラクターを見つけてみましょう。

笑ゥせぇるすまん

まんがロードを歩くと出会える忍者ハットリくんや怪物くん、「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造など、特徴的な服装やフォルムのキャラクターたちにとても癒されます。

忍者ハットリくんポスト

まんがロードにある「忍者ハットリくんポスト」は、聖地巡礼の記念として必ず写真に収めたい1つ目のスポットです。涙パワーを持つ女の子「シンゾウ」をおんぶする姿が愛らしいですよね。

まんがロードでは、藤子不二雄Ⓐ先生が富山湾にいる魚をモチーフに考案した「氷見のカナ紳士録」のキャラクターたちにも出会うことができます。カニやエイの姿をした個性豊かなキャラクターたちの近くを通ると、何かが起こるかも...!?

忍者ハットリくんカラクリ時計

湊川にかかる橋

忍者ハットリくんポストから徒歩3分ほどのところにある「忍者ハットリくんカラクリ時計」は、藤子不二雄Ⓐ先生の聖地巡礼の記念として写真に収めたい2つ目のスポットです。市街地の中心を流れる「湊川」にかかる橋の上で、約5分間にわたって忍者ハットリくんのキャラクターたちが水を使ったショーを行います。

12月頃から5月上旬頃までは冬季休業に入るため、今回うかがったタイミングでは「修行中」ということでハットリくんたちには出会えませんでした。初夏に修行を終えてここに戻ってくるのを楽しみにしています。

光禅寺

光禅寺

まんがロードのちょうど真ん中辺りから横道に逸れると現れるのが「光禅寺」です。藤子不二雄Ⓐ先生は、小学校時代までを家族と共にここで過ごしました。

藤子不二雄Ⓐ先生ゆかりの地としてはもちろんのこと、映画『怪物くん』のPRで嵐の二宮和也さんなど名だたる俳優陣が訪れたことでも知られています。そのため、二宮さんファンが聖地巡礼に訪れる姿もよくあり、当時の二宮さんがしたのと同じポーズで、怪物くんの石造と記念写真を撮っていく女性ファンが多いとのことでした。

石像

怪物くんと「プロゴルファー猿」の石像の間に立つと、あまりの大きさに圧倒されます。平均的な女性の背丈ほどの石造ですが、表情は穏やか。推しキャラの隣に立てば、聖地巡礼の3つ目の記念写真撮影スポットになるでしょう。

お墓のパラソルヘンべえのイラスト

境内奥には、藤子不二雄Ⓐ先生とそのご家族が眠るお墓があり、観光客でも手を合わせることができます。お墓には、藤子不二雄Ⓐ先生のお母様が好きだったという「パラソルヘンべえ」のイラストが掘ってあります。パラソルヘンべえは、境内を案内してくれたボランティアさんも墓石に掘ってあることから知ったという、先生の作品の中でもあまり知られていないレアなキャラクターです。

光禅寺

  • 住所:富山県氷見市丸の内1-35
  • 関連サイト:光禅寺

氷見市潮風ギャラリー

氷見市潮風ギャラリー

藤子不二雄Ⓐ先生の聖地巡礼の締めくくりとして訪れたいのが、映像や仕掛けのあるアートを通して人気キャラクターと触れ合える「氷見市潮風ギャラリー」です。

平成27年度から、藤子不二雄Ⓐ先生ゆかりのスポットやモニュメントが数多くある氷見市比美町(ひみまち)・中央町を中心としたエリアを「氷見市 藤子不二雄Ⓐまんがワールド」と総称しています。この中核施設として、先生の作品の原画や複製原画などを展示しているのが氷見市潮風ギャラリーです。

1階では原画や複製原画と、先生が青春時代を過ごしたことで知られるアパート「トキワ壮14号室」を再現した展示を見ることができます。1階の展示スペースは撮影禁止です。

氷見市潮風ギャラリーの2階

自由に撮影ができる2階には「記念写真コーナー」「まんが図書館」「デジタルまんがスクリーン」「ミラクルまんがアートコーナー」があります。

聖地巡礼の記念として写真に収めたいスポット4つ目は、記念写真コーナーの巨大パネルです。生き生きとした表情と定番の決めポーズをする人気キャラクターと一緒に、思い思いのポーズで写真に写りましょう!

デジタルまんがスクリーン

デジタルまんがスクリーンでは、人間の心を取り扱うセールスマン喪黒福の名台詞「ドーン!」を本人から頂戴した後に、現実に引き戻されて視界がグニャグニャになるあのシーンに入り込めます。他にも、忍者ハットリくんのまんがの世界に入り込むことができます。

Aマーク

藤子不二雄Ⓐ先生の聖地巡礼を通してさらに愛着が沸いたキャラクターと触れ合う時間は、最高の思い出になるでしょう。

氷見市潮風ギャラリー

  • 住所:富山県氷見市中央町3番4号
  • 開館時間:10:00~17:00
  • 休館日:年末年始(12月29日〜1月3日)
  • 入館料:大人200円(高校生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料)
  • 公式サイト:氷見市潮風ギャラリー

7. 氷見漁港場外市場 ひみ番屋街へ行こう!

ひみ番屋街

午前中は氷見漁港周辺を散策、午後からはまんがロードを中心とした藤子不二雄Ⓐ先生の聖地巡礼をしたなら、最後は氷見のお土産を探しに行きましょう。

氷見漁港から徒歩5分ほど、氷見市潮風ギャラリーからは徒歩10分ほどの場所にある「ひみ番屋街」は、氷見市を中心とした富山県内の美味しいものが集まる場所です。氷見市の観光・食・産業の中枢となることを目的として、30店舗の専門店と飲食店が集まる氷見漁港場外市場です。

ひみ番屋街

氷見漁港で水揚げされた魚介の干物や、プリン専門店「ひみぷりん」のスイーツはお土産にすれば喜ばれること間違いなしの定番人気の氷見土産です。

氷見といえば富山湾で獲れる魚に注目が集まりがちですが、実は、氷見市は県内でも有数の肉牛の産地でもあります。

氷見牛の握り

氷見牛を提供する「極 Ban Gyu」で、氷見牛の握りをいただきました。レアの焼き加減が最高に映える氷見牛の握りは、2貫で税込800円と少しお高め。しかし、シャリが隠れるほど大きくカットされた氷見牛の握りが提供されると、納得の価格だと感じました。低温熟成された氷見牛は、塩だけでいただいても十分な旨みと甘みが感じられます。

ひみ番屋街の足湯

ひみ番屋街は、週末には雑貨や串焼きなどの出店が並ぶこともあり、さらに活気を帯びます。敷地内には無料の足湯があるため、足湯に浸って旅の疲れを癒すのもいいでしょう。

氷見漁港場外市場 ひみ番屋街

  • 住所:富山県氷見市北大町25-5
  • 営業時間:物販施設 8:30~18:00、鮮魚施設 8:30~18:00(※鮮魚は売り切れ次第終了)、フードコート 8:30~18:00、飲食施設 11:00~18:00、回転寿司 10:00~20:00
  • 休日:1月1日
  • 公式サイト:氷見漁港場外市場 ひみ番屋街

8. 比美乃江(ひみのえ)公園展望台から夕日を眺めよう

比美乃江公園展望台

ひみ番屋街まで足を運んだなら、道を挟んだ海沿いにある「比美乃江公園展望台」にも立ち寄ってほしいです。日本にある展望台の中でもトップクラスに美しい展望台のデザインに、惚れ惚れしてしまいますよね。

比美乃江公園展望台からの眺め

展望台からの眺めはもちろん美しく、右手には氷見漁港と氷見の街、目の前には富山湾の奥の立山連峰、左手には能登半島が望めます。夕暮れ時を狙って訪れれば、日本海に夕日が沈む様子を見られます。

展望台にはカメラやスマホをセットできるスタンドが設置されているため、一人旅で訪れてもこの絶景と一緒に写真に収まることができるのが嬉しいです。

比美乃江公園

  • 住所:富山県氷見市北大町

9. 氷見のその他おすすめの観光スポット

氷見駅から氷見漁港の間には、名物の魚介や氷見牛がいただけたり、藤子不二雄Ⓐ先生の聖地巡礼ができたりと、ここでこそ楽しめる魅力的なコンテンツが多くあります。

また、氷見市中心街を少し離れると、市街地とは異なる氷見の魅力に出会えます。その中でも、街歩きやドライブのついでに立ち寄りたい美しい建築や雰囲気のいいカフェをご紹介します。

氷見市海浜植物園 シーサイドパーク

氷見市海浜植物園 シーサイドパーク

氷見駅から、氷見漁港とは真逆の東方面に歩いて20分ほどの場所にある「氷見市海浜植物園 シーサイドパーク」は、地元の子供連れからの人気が高いスポットです。

4階からニョキっと伸びるサボテンのような、特徴的な建築デザインが目印。気になる出っぱりの内部は、展望カフェレストラン「seaside cafeソラトキ」になっています。

氷見市海浜植物園 シーサイドパーク

  • 住所:富山県氷見市柳田3583
  • 開館時間: 10:00〜16:00(最終入園15:30)
  • 休館日:火曜(祝日の場合は開園)、祝日の翌日(ただし土日・祝日の場合は開園)、年末年始(12月29日〜1月3日)
  • 入館料:大人(高校生以上)500円、4歳以上の幼児〜中学校の生徒及びこれらに準ずる者 300円、4歳未満 無料
  • 公式サイト:氷見市海浜植物園 シーサイドパーク

氷見市芸術文化館

氷見市芸術文化館

昨年7月に工事が終わったばかりの、新しく美しい建築が目を引く「氷見ひみ市芸術文化館」。氷見駅から歩いて30分ほど、氷見市潮風ギャラリーからは歩いて15分ほどのところにあります。

カフェなどは入っていませんが、学習スペースではWi-Fiやコンセントが自由に使えるので、旅の途中の休憩やリサーチをする際に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

氷見市芸術文化館

  • 住所:富山県氷見市柳田3583
  • 開館時間:9:00〜22:00
  • 休館日:水曜(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日(土日・祝日の場合は、これらの日後最初の土日・祝日ではない日)、年末年始(12月29日~1月3日)
  • 公式サイト:氷見市芸術文化館

10. 氷見漁港へのアクセス方法

怪物くんの像

最後に、氷見漁港へのアクセス方法をご紹介します。

富山駅から「あいの風とやま鉄道」の高岡・金沢方面行きに乗車し、高岡駅で下車します。高岡駅から「JR氷見線」に乗り換え、氷見駅で下車後、徒歩20分ほどで氷見漁港に到着します。

富山駅から氷見駅までは、片道700円です。富山駅から高岡駅まではSuicaなどの交通系ICカードが使えますが、JR氷見線では使えません。お気をつけくださいませ。

氷見駅周辺のおすすめスポットを、氷見漁港・まんがロード・ひみ番屋街と大きく3つのスポットに分けてご紹介しました。氷見市は、地元富山の人も定期的に訪れるだけあって、日本海側の自然のダイナミズムを感じられる素晴らしい場所です。

朝早くから営業をしている食堂、朝セリやクルージングなどの楽しみは港町ならでは。藤子不二雄Ⓐ先生の聖地巡礼では、普遍的な魅力を持つキャラクターたちに、癒しとパワーをもらえます。

氷見を訪れたなら、太陽が昇るときから陽が沈むまで、めいっぱい氷見の街歩きを楽しんでみてくださいね。

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岩井なな

北陸在住の取材ライターです。美術館や図書館などのインテリジェンスなスポットを中心に、北陸の魅力をお伝えします!アパレル業界出身で、プライベートではファッションとコーヒーが好き。オシャレホテルに泊まるのが最高の癒しです。

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