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リアルイベントが戻ってきた!楽しんで走る「ファンラン」イベント5選
冬のスポーツというと思い出すのが、マラソンや駅伝などの走る競技。
子どもの頃のマラソン大会では、非常に嫌々参加していた記憶しかありません。そんな辛いイメージの長距離走ですら、誰もが楽しんで参加できるイベントがアメリカにはたくさんあります。すっかり長くなってしまったコロナ禍でイベントはバーチャルでの開催が多かった中、この秋からぼちぼち本格的な開催を決める団体も多く、参加を呼びかける宣伝などをよく目にするようになりました。
そこで今回は、5つの楽しそうなランニングイベントをご紹介します。
目次
- 1. シャボン玉が笑顔を誘う「バブルラン」
- 2. 大人になっても泥遊びは楽しい「マッドラン」
- 3. 全身カラフルに染まる「カラーラン」
- 4. 歩き飲み!? いえいえとても健全なイベント「ビアラン」
- 5. 世界初、走る音楽祭「ネオンラン」
- まとめ
シャボン玉が笑顔を誘う「バブルラン」
子どもの頃、家の前や庭で吹いては追いかけたり、パチンと弾いたりして楽しんだシャボン玉。お風呂の中でも、石鹸やシャンプーの泡で遊んだりしたものです。さらに大人になってからも、洗車を自分でするときにブクブク泡立ててすることが楽しかったり...。まん丸くて、虹色に輝くこの泡には、人を楽しく、笑顔にする力があると思いませんか?
バブルランは、そんなブクブクの泡の中を駆け抜けるマラソンイベント。走ったり、歩いたり、踊ったり、子どもも大人も一緒に、ベビーカーを押したりしながら5km走は、笑顔の耐えない陽気で楽しい時間になること間違いなしです。
大人になっても泥遊びは楽しい「マッドラン」
<(C)Tough Mudder>
マッドランで思い浮かべるのは、軍隊の人たちが匍匐前進で泥まみれになりながら、さまざまな障害物を乗り越えるトレーニング。そんな厳しい要素と気まぐれな楽しみを組み合わせのがこのレースです。要するに、「どろんこ障害物レース」ですが、子どもの頃、特に男の子は泥んこになって遊ぶのがきっと楽しかったはず。そんな体験が大人になって堂々とできるなんて、こんなに気分か解放される体験はないのではないでしょうか。
筆者も数年前、このようなマッドランに参加しました。
実は泥の中を走ったり進んだりするのは、滑るし埋もれるし想像以上に体力がいります。ただ真っ直ぐ進みたいだけなのに、それすらうまくいかない。その代わり、たった5kmというそこまで長くない距離なのに、ゴールではとてつもない達成感を得ることができます。
全身カラフルに染まる「カラーラン」
まず、このカラーランに出場するランナーのルールは、真っ白なウェアで参加すること。ランナーたちは、コースの各地点で振り撒かれるカラーパウダーの中を駆け抜け、5km先のゴールに着く頃には、全身カラフルに染まります。もちろん服だけではなく、顔はもちろん、髪の毛から足先まで全部からカラフルに。そして、そしてゴールでは、ガンガンかかる音楽に、ダンスを楽しむエリア、カラーで染まった自分たちを写真撮影できるフォトブース、さまざまなリテイルやフードブースなども出展されていて、まるでお祭りやパーティーに迷い込んでしまったみたいです。
そしてこのカラーラン、楽しいだけで終わるイベントではありません。2012年のスタート以来、80を超える地元および全国の慈善団体と協力して、これまで500万ドル以上を慈善団体に寄付を行ってきたのだそう。楽しく参加して、その参加費が必要な人たちに使わているのです。
歩き飲み!? いえいえとても健全なイベント「ビアラン」
レースのスタート地点は地元の醸造所、そしてゴールする場所も醸造所。2012年に発足して以来、アメリカ各地のを回って開催しているのがこの「ビアラン」。ちょっと筆者は、のんびり歩きでもOKなゆるい感じでビールを飲みながらのレースなの?なんて思ってしまったのですが、残念ながらというか危険ですので当たり前なのですが、飲みながら走るわけではなく、レースを終えたら「お疲れ様!頑張ったね!」ということで、でそこの地ビールをみんなで一緒に楽しむというもの。
現在はコロナ禍により、バーチャルによるイベントを積極的に開催中。これまでにこのランイベントで消費した地ビールの数は251,382杯、そしてその売り上げの利益を地元の非営利団体に寄付できた合計金額は239,447ドルにも上るそう。アルコール絡みなので大人限定と思いきや、とても健全な家族向けの楽しいランイベントです。
世界初、走る音楽祭「ネオンラン」
Night Nation Runは、音楽祭とランイベントのブレンドであるのが大きな特徴。世界初のランニング・ミュージックフェスティバルとも謳っています。走るコースにはDJ、ライトショー、バブルゾーン、ネオン、ブラックライトなどが設置され、まるでクラブにいるみたい。このイベントはネオンライトがテーマなので、当然、空が暗くなってからがクライマックス。フィニッシングライン(ゴール)には、大きなメインステージでライブコンサート、このイベントのアフターパーティーが待っています。
夜中までの開催なので家族向けではないですが、若者にとても人気のイベントで、これまでに世界中で100万人を超える人々が来場、参加しているそう。2022年は現在のところ、アメリカの33都市による開催が予定されています。
まとめ
いかがでしたか?
筆者も体験したことがないイベントもありました。今後、リアルイベントが続々と復活してくるでしょう。皆様が興味の湧くイベントはありましたでしょうか?ぜひ現地で参加してくださいね!
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SOLO
- ビーチ、青空、パームツリーのカリフォルニアに憧れて20年前に単身渡米、ロサンゼルス郊外オレンジ・カウンティー在住のライターおよび編集者。エクササイズ、新しいレストラン巡り、パーティー好き。最近の趣味は30年ぶりに始めたサクソフォーン。