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【北海道】超濃厚!積丹(しゃこたん)で食す生ウニ丼!
<積丹のウニ丼>
北海道には読み方が難しい地名が多くありますが、「積丹」って読めますか?「しゃこたん」と読みます。積丹ブルーなどは聞いたことないでしょうか。
日本海の濃いブルーが日光に当たると薄いブルーになり、水面がきらきらと反射し透き通ったブルーが見ることができます。曇りの日や晴れの日で色味も違うので何度行っても楽しめます。そんな積丹で食べることができる生ウニがとってもおいしいんです!
そこで今回は、積丹の生ウニをご紹介します。
目次
- 積丹(しゃこたん)ってどこにあるの?
- 積丹ウニの旬はいつ?
- 積丹ウニはなぜおいしいのか?他の地のウニとの違いは?
- 積丹の生ウニ丼が食べられるお店はココ!【お食事処 鱗晃(りんこう)】
- 積丹生ウニ丼実食!!!
- 積丹ウニ まとめ
積丹(しゃこたん)ってどこにあるの?
積丹半島は北海道の西側にあり、地図を見ると突き出ている半島です。
積丹の中で有名な観光地・神威岬までは、札幌から車で100km、2時間30分ほどの距離です。
途中、小樽など観光地を通るので立ち寄ってみてもいいかもしれません。
また神威岬までのルートは海沿いの道を走ります。特に晴れた日は、景色が素晴らしい道になっていますので、わき見運転注意です!
<神威岬>
積丹ウニの旬はいつ?
冒頭でも言いましたが、積丹で有名なのはなんといってもウニ!!
積丹半島に入ると生ウニが食べられるお店がずらっと並びます。ウニ漁が始まって食べられるのは6月に入ってから。例年6月上旬から8月下旬ごろまでが食べ頃です。生ウニが食べられるのは夏だけですが、他の季節でも蒸しウニ丼などで、ウニを食べることができます。
積丹ウニはなぜおいしいのか?他の地のウニとの違いは?
積丹ウニが特に美味しいその秘密は・・・ウニの大好物、積丹半島に生息する『細目昆布』にあります!
粘り気が強くとろろ昆布や納豆昆布の原料となる細目昆布を主食としているからこそ、濃厚で口の中でとろ~りとろける生ウニになるのですね~。
と、いうことは、昆布が有名な場所ではウニもおいしいということになりませんか?
その通り、昆布で有名な「利尻昆布」「日高昆布」を食べて育ったウニもとってもおいしいんです。
利尻島で利尻昆布を食べて育ったウニは、積丹のウニと同じく6月から8月まで食べることができます。日高では日高昆布を食べて育ったエゾバフンウニが4~5月に食べることができ、日高の春ウニとして人気です。
昆布の中でも味に違いがあり、利尻昆布は昆布本来の味が濃く、磯の香りが強いそうです。それに比べ積丹の昆布は雑味が少なく優しい味のため、積丹のウニも優しい味に仕上がるそうです。
積丹の生ウニ丼が食べられるお店はココ!【お食事処 鱗晃(りんこう)】
生ウニ丼が食べられるお店「お食事処 鱗晃」は、積丹岬島武意海岸の駐車場の前にあります。
お店の方にそのこだわりを伺うと、仕入れや保存方法にはとても気を使っているそうです。地元の漁師の方から直接買い付けをしていて、積丹産の新鮮なウニを食べることができます。
鱗晃では、ウニだけでなく新鮮な海の幸を食べることができ、お土産としても自家製の佃煮などお土産が買うことができるのも魅力です♪
美味しいウニを食べるにために一番重要なのは、ウニの保存方法!!
ウニを保存する水や水温が重要だそうですが、詳しくは社外秘とのことでした!また鱗晃では、保存料にミョウバンなどの添加物は一切使用していないそうです。ミョウバンを使用しないことで保存期間が極端に短くなってしまうそうです。
ですが、ミョウバンを使用しないことで、ウニそのものの味を楽しむことができ、特にウニの甘味を味わうことができます。保存期間が短いことで新鮮さを保つにはとても手間がかかるそうですが、お客さまに新鮮なウニをたべていただきたいので、このこだわりは譲れない!とのこと。
ウニ丼ひとつにも、たくさんのこだわりがつまっているんですね!
本州の方で「ウニってこんな味だったんですね!もともと苦手だったけれど食べられるようになりました!」とおっしゃるお客様が多くいらっしゃるそう・・・
ウニが苦手だな~と思っていらっしゃる方はもしかしたら"ミョウバンの味"が苦手なのかもしれませんよ。
夏のウニの時期になるとお店の外まで行列が!!
鱗晃には、おいしいウニを求めて、北海道内だけでなく全国からお客さまが集まります♪ 目の前に島武意海岸へとつながるトンネルがあるので、ご飯を食べた後に島武意海岸の観光もできます。ウニと観光が一度にできるなんていいですね!
積丹生ウニ丼実食!!
ウニ丼をオーダーすると、下のご飯がみえないほどの量のウニが!味の濃いウニが口の中でとろ~り。さきほどお話したミョウバンを使用しないことでこんなに甘味がでるのか!とびっくりしました。
私も本当のウニの味を初めて知ってしまいました笑。
「口の中からなくならないでほしい」と思いながら、とろけるウニを食べ進めます、、、
もう、お箸が止まりません!!
積丹ウニ まとめ
いかがでしたか?
積丹のウニはおいしい昆布を食べて育ち、最適に保存され、添加物を使わないで提供されることから、新鮮なおいしい生ウニが食べられるんです!
ぜひあなたも、美味しいウニを食べに積丹へ行ってみてはいかがでしょうか。
お食事処「鱗晃」の基本情報
- 住所:〒046-0327 北海道積丹郡積丹町大字入舸町
- TEL:0135-45-6651
- 公式HP
一般社団法人 積丹観光協会の基本情報
- 住所:〒046-0201 北海道積丹郡積丹町大字美国町 積丹町観光センター
- TEL:0135-44-3715
- 公式HP
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SS
- 北海道に転勤して2年目。国内海外問わず旅行が好きです。