【北海道】札幌からのドライブに最高!積丹ブルーで有名な神威岬に行ってきました。

神威岬

こんにちは。フォトグラファーのひさみつです。今回は北海道札幌市民が夏に1日ドライブでよく訪れる積丹半島に行ってきました。積丹ブルーと呼ばれる美しい海と絶景をぜひ最後までご覧ください。

目次

神威岬ってどんな場所?

神威岬は札幌から約100km離れた場所にあり、積丹半島に位置します。積丹ブルーと呼ばれる青い海が人気で、毎年6〜8月には雲丹漁が行われることから、北海道内外問わず高い人気を誇る観光地です。札幌市に長年住んでいた僕は、毎年夏になると積丹に雲丹を食べにいくのを楽しみにしていました。札幌からは車で片道2時間半〜3時間かかります。やや遠いのですが、海を横目にドライブするのは最高に楽しくて、日頃のストレスも忘れて景色を楽しむことができます。また夏季限定ではありますが札幌から高速バスも運行しています。

実際に神威岬に行ってみた!

札幌から神威岬へ

札幌の都会の喧騒を抜けて、ひたすら西へと向かいます。途中の小樽市と余市町を超えて2時間ほど進むと、道の周りがどんどん自然に囲まれてきます。

海が見えてきた

平取町を抜けて積丹町に入ると、一気に視界が開けて、海が広がってきました。

海

海と山

この「左!山!」「右!海!」な道がどこまでも続く感じがたまりません。たまに海岸沿いに小さな漁師小屋が立っているのも、漁業が栄える町の雰囲気が漂ってきてワクワクします。

神威岬

そして札幌から約100km、ゆっくり走って約3時間。ようやく神威岬に到着しました。

駐車場

約180台駐車可能な駐車場は大型車も入れてかなり広い造りになっています。駐車場は無料です。24時間トイレもありました。

カムイ屋

駐車場の横にはお土産屋さんや食堂も併設されていました。ここから歩いて、神威岬の突端まで向かいます。

案内板

神威岬

チャレンカの小道案内

駐車場から突端までは片道約30分。約770mの「チャレンカの小道」を進みます。

女人禁制の門

こちらの「女人禁制の門」です。ここから先が、「チャレンカの小道」と呼ばれる、約770mの遊歩道です。風が強い日などは危険であるため、封鎖されることもあります。天気の良い日に訪れたいですね。

先ほどの「女人禁制の門」そして「チャレンカの小道」。一体どんな由来があるのだろうかと思って調べてみると、意外な逸話があることがわかりました。

「源義経ってご存知ですか?歴史の授業で習った彼です。歴史上は平泉で自害したとされる源義経ですが、実は難を逃れて北海道(当時は蝦夷地)に逃げ延びており、その後中国に渡ったという逸話があるそうです。蝦夷地(当時の北海道)に逃げ延びた義経は、平取(びらとり)でチャレンカという女性と恋に落ちます。しかし中国に渡りたかった義経は、チャレンカを置いて蝦夷を経ちます。それを知ったチャレンカは神威岬の突端まで義経を追いかけますが、時すでに義経は蝦夷を経っていました。悲しみにくれたチャレンカは神威岬から身を投げ、大きな岩へと姿を変えました。その岩は神威岩と呼ばれています。以来、チャレンカの怒りで、この海を通った船に女性や和人が乗っていると、立ち所に船が沈んでしまうようになり、このことから女人禁制の地と言われています。」

遠い昔の伝承で、現在は女性でも渡れるようになっています。そんな女人禁制の門を超えていくと。

神威岬

神威岬

神威岬からの眺め

神威岬からの眺め

青い海、そして青い空が広がっています。この透き通るような青い海を、「積丹ブルー」と呼ぶみたいです。

積丹ブルーの海

この景色を見るために札幌から3時間車を走らせる価値はあるでしょう。この場所でしか見られない景色が神威岬にはあります。

神威岬

チャレンカの小道

チャレンカの小道の道中では、鉄筋で作られた道や石畳の道を通ることになります。足元が危ない場所もあるので、しっかり手すりに掴まりながら進んだほうが良さそうです。

神威岬の突端

そして約770m。時間にして20分ほど進むと、神威岬の突端が見えてきました。

神威岩

突端から見える景色。正面に見えるのが「神威岩」です。

その先はどこまでも続く水平線。ずっと眺めていると、空と海の境界がだんだん曖昧になってきて、不思議な気持ちになってきます。

日本一の漁獲量を誇る北海道で最高のウニを食べよう!

北海道はカニやイクラなどの海産物が有名ですが、実はウニの漁獲量も日本一なのです。ここ積丹半島では、毎年6月〜8月にかけてウニ漁が行われており、その時期になると美味しいウニを食べることができます。

ウニ丼

中でも代表的なお店は神威岬にある「食事処うしお」や積丹岬にある「食事処うろこ」などですが、積丹を車で走っていると道のいろんなところに「うに丼」を書かれた看板があり、多くのお店がウニ丼を提供しています。

ウニの提供は漁の状況に左右されるため、悪天候で漁に出られない日が続くとお店に並ばないこともあるそうです。だからこそ食べられた時の感動も特別なものがあります。

関連記事

終わりに

いかがでしたでしょうか?今回は北海道の絶景と海産物が楽しめる積丹半島についてご紹介しました。

おすすめはウニ漁が行われる6〜8月です。天候によっては歩けない道もあるので注意が必要ですね。札幌から積丹半島の間には、以前紹介した小樽市や、ワインやりんごで有名な余市町など、魅力的な観光地がたくさんありますので、1日かけてゆっくりドライブを楽しまれてはいかがでしょうか?

それでは今回はこの辺で。最後までお読みくださりありがとうございました。

夕景

えびす岩 大黒岩 夕景
<北海道余市町にある「えびす岩・大黒岩」です。朝焼けとともにみる景色は絶景です。僕が北海道で一番好きな岩です>

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