【2024年】京都の人気観光スポット53選! ジャンル別に厳選してご紹介

渡月橋

<トップ画像出典:写真AC

観光名所には事欠かない京都。誰もが知る定番の観光スポットもあれば、ひそかな人気を集める穴場のスポット、最近になって少しずつ注目され始めているスポットもあります。

今回は、そんな京都の観光スポットをジャンル別に厳選して紹介。行ったことのある場所も、まだ立ち寄ったことのない場所も、気になるところからチェックしてみてください。

目次

<1. 京都の自然・公園・植物園>

<2. 京都の歴史的建造物>

<3. 京都の神社・仏閣>

<4. 京都の参道・路・橋>

<5. 京都の街並み>

<6. 京都の水族館>

<7. 京都の美術館・博物館>

<8. 京都のレジャースポット・テーマパーク>

<9. 京都の商店街>

<10. 京都のタワー・展望台>

<11. 京都のショッピング施設・複合施設>

<12. 京都のアクティビティ>

1. 京都の自然・公園・植物園

四季折々の顔を見せる自然にまつわるスポットから紹介します。

1.1 京都府立植物園

京都 京都府立植物園
<出典元:写真AC

開園は1924年(大正13年)。日本最古にして、総面積約24ヘクタールという広大な敷地を持つ公立植物園です。

見どころは、8つの部屋で構成された回遊式の「観覧温室」、四季折々の美しい花や木を鑑賞できる正面花壇、200m続くくすのき並木などです。他にも、はす池、大芝生地、ばら園、植物生態園など20ほどのエリアを散策できます。

春はおよそ150種450本ほどの桜の森と、真っ赤なチューリップ群の対比が有名で、秋の燃えるような紅葉も素敵です。

  • 住所:京都府京都市左京区下鴨半木町
  • 開園時間:9:00~17:00(入園は16:00まで)
  • 観覧温室:10:00~16:00(入室は15:30まで) ※昼夜逆転室は冬期(11月~4月まで)閉室しています
  • 定休日:12月28日~1月4日まで
  • 公式サイト:京都府立植物園

1.2 鴨川

京都 鴨川
<出典元:写真AC

京都市内を南北に流れる鴨川は、都市の中にありながら美しい川面をたたえた憩いのスポット。三条から四条の河川敷にカップルが等間隔に座る光景は、鴨川の風物詩の一つです。

5~9月に設営される「鴨川納涼床」は、桃山時代に始まったといわれる歴史ある習わし。二条から五条にかけての鴨川西岸の河原に、旅館や料亭などが座敷を作って料理を提供します。

周辺には落ち着けるカフェや料理店が点在。四季の自然を眺めながら川沿いの遊歩道を歩くだけでも京の風情を体感できます。

  • 住所:京都府京都市
  • 公式サイト:鴨川(京都府 公式)

1.3 円山公園(まるやまこうえん)

京都 円山公園
<出典元:写真AC

八坂神社の東に位置する京都市内で最も古い公園です。円山公園として誕生したのは1886年(明治19年)のこと。明治時代より前には八坂神社の境内となっていました。

この公園のシンボルといえるのが、「祇園の夜桜」として有名な祇園しだれ桜。正式名は一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)。初代は昭和22年に枯死(こし)し、現在、園内中央にあって人々に親しまれているのは二代目のしだれ桜です。

  • 住所:京都府京都市東山区円山町
  • 公式サイト:円山公園

2. 京都の歴史的建造物

古い建造物を訪れると、その歴史に思いを馳せ、また現代にまで残されてきた意味を考えたりするものです。京都にはそんな建造物がたくさんあります。

2.1 南座

京都 南座
<出典元:写真AC

江戸時代初期から続くとされる日本最古の劇場。元和年間(1615~1623年)に、京都四條河原に公許(こうきょ、正式な許可のこと)された七つの櫓(芝居小屋)の伝統を受け継いで、今日まで興行を続けています。

とくに歳末の吉例顔見世興行(きちれいかおみせこうぎょう)は、戦中も途絶えることなく続いてきた京の年中行事。1年を通して歌舞伎や一般演劇の公演も行われ、「超歌舞伎」などの新しい試みにも挑戦して、歌舞伎ファンのみならず若い世代や外国人観光客からの支持も得ています。

  • 住所:京都府京都市東山区四条大橋東詰
  • 営業時間・定休日:公演内容により異なります
  • 公式サイト:南座

2.2 京都御苑・京都御所

京都 京都御苑・京都御所
<出典元:写真AC

京都の中心にある京都御所は、平安時代から1869年(明治2年)に東京遷都が行われるまで、千年以上にわたって天皇の住まいがあった場所。さらに、公家屋敷街だった一帯を公園に造り変えて国民公園としたのが京都御苑です。

65ヘクタールという広大な敷地内では、京都御所をはじめとする歴史ある建物や跡地を見学でき、四季折々の自然と触れ合えます。初めて訪れるなら宮内庁の職員による「京都御所参観ツアー」に参加するのもおすすめ。

京都御所について、詳しくは『京都御所の見どころ13選!見学時間から一般公開された京都御苑の歴史まで徹底紹介』もぜひご覧ください。

  • 住所:京都府京都市上京区京都御苑3
  • 営業時間:24時間営業
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:京都御苑・京都御所

2.3 二条城

京都 二条城
<出典元:写真AC

徳川家康が上洛した際の宿泊所として1603年(慶長8年)に築城した平城です。3代将軍家光の時代に大改修が行われて今日の規模になりました。

歴史好きな人なら、徳川家康と豊臣秀頼との会見、そして大政奉還がなされたのも二条城の二の丸御殿だったことをご存知なのではないでしょうか。

その二の丸御殿は国宝、二の丸御殿の正門にある唐門は重要文化財に指定されています。

ほかにも国の特別名勝に指定されている二の丸庭園、本丸内の天守台から眺める眺望なども見どころ。なお、本丸御殿は保存修理工事が行われており、2023年に完了予定です。

  • 住所:京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541(元離宮二条城)
  • 営業時間:8:45~16:00(閉城 17:00)
  • 定休日:12月29日~12月31日 ※二の丸御殿観覧休止日は別途あり
  • 公式サイト:二条城

2.4 寺田屋

京都 寺田屋
<出典元:写真AC

1862年(文久2年)、薩摩藩の尊攘派志士9名が同伴の指導者・島津久光の命によって殺害された寺田屋事件、そして1866年(慶応2年)、滞在中の坂本龍馬が幕吏の襲撃を受けたものの危うく難を逃れた坂本龍馬襲撃事件、2つの事件の舞台となったのがこの寺田屋です。

建物は鳥羽伏見の戦いで焼失し、後の時代に当時の敷地の西隣に再建されたものですが、庭には倒幕派薩摩藩士の石碑に加えて龍馬の像や石碑があり、幕末ファンにとっての聖地ともいえるスポットとして人気を集めています。

  • 住所:京都府京都市伏見区南浜町263
  • 営業時間:10:00~15:40
  • 定休日:月曜日
  • 関連サイト:寺田屋(京都観光オフィシャル「京都観光Navi」)

2.5 平等院

京都 平等院
<photo by sese_87

平等院は1052年(永承7年)、時の関白藤原頼通が父・道長より譲り受けた別荘を仏寺に改める建てられました。その翌年に完成した鳳凰堂は、10円玉の図案に使用されている建物として有名です。

もう一つ見逃せないのが、2001年、平等院に隣接する場所に建設された平等院ミュージアム鳳翔館(ほうしょうかん)。国宝の梵鐘(ぼんしょう)、仏像、扉絵などを展示する日本初のテンプルミュージアムで、日本の美を堪能できます。

  • 住所:京都府宇治市宇治蓮華116
  • 営業時間:8:30~17:30(受付終了 17:15)
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:平等院

3. 京都の神社・仏閣

京都にある神社・仏閣の数は2,000を超えるともいわれています。前に行ったことのある場所でも、年を経て訪れてみるとまた違う感慨が得られるかもしれません。ここでは、おすすめの神社・仏閣を紹介します。

3.1 清水寺

京都 清水寺
<出典元:写真AC

「清水の舞台」で知られる清水寺は、今から約1200年前、平安京遷都以前からの歴史を持つ寺院。

毎年年末に話題になる「今年の漢字」は奥の院の舞台で発表されます。仁王門・西門、三重塔、音羽の滝、随求堂(ずいぐどう)の胎内めぐりなど、見どころや写真映えするスポットがたくさん。

修学旅行などで行ったことがあるという人でも、改めて訪れるとさまざまな新しい発見があるはずです。

  • 住所:京都府京都市東山区清水1丁目294
  • 営業時間:6:00~18:00 ※閉門時間は季節や行事により変更があります
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:清水寺

3.2 高台寺

京都 高台寺
<photo by Kyoto-Picture

豊臣秀吉の正室であった高台院(北政所)が、秀吉の死後に冥福を祈るため建てた寺院。高台寺前の石畳の道は高台院の名前をつけた「ねねの道」として親しまれています。

高台寺はまた、春の桜(しだれ桜)や秋の紅葉を楽しめるスポットとしても人気。とくに秋の夜間ライトアップでは、臥龍廊(がりゅうろう)から眺める臥龍池(がりゅうち)、観月台(かんげつだい)から眺める偃月池(えんげつち)の水面に紅葉が映り込んで幻想的な雰囲気に。拝観経路終盤の竹林の道も必見です。

  • 住所:京都府京都市東山区高台寺下河原町526
  • 営業時間:9:00~17:30 (17:00受付終了)
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:高台寺

3.3 八坂神社

京都 八坂神社
<出典元:写真AC

古くから「祇園さん」の名で呼び親しまれている京都の八坂神社。7月1日~31日には京都市を東西に貫く四条通で八坂神社の祭礼「祇園祭」も行われます。

八坂神社の創祀(そうし)には諸説あり、最も古いとされる説では656年 (斉明天皇2年)に高麗より来朝した使節が新羅国の牛頭(ごず)山の神を祀(まつ)ったことに始まるのだとか。また、869年(貞観11年)に大流行した疫病を鎮めたともいわれています。祇園祭はこれが始まりで、以来、厄除けの社として信仰を集めています。

八坂神社について、詳しくは『八坂神社を徹底レポート! ご利益・アクセス・見どころ・御朱印などをご紹介』もぜひご覧ください。

  • 住所:京都府京都市東山区祇園町北側625
  • 営業時間:9:00~16:00
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:八坂神社

3.4 安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)

京都 安井金比羅宮
<出典元:写真AC

飛鳥時代に藤原鎌足が一族の繁栄を願って作った仏堂「藤寺」が起源とされる安井金比羅宮。現在では京都最強ともいわれる「悪縁切り」が叶うパワースポットとして知られています。高さ1.5m、幅3mの絵馬の形をした「縁切り縁結び碑(いし)」には穴があり、身代わりのおふだである「形代(かたしろ)」を持って願い事を念じながらくぐると悪縁を切り、また良縁を結ぶこともできるそう。碑には無数の形代が貼られています。

安井金比羅宮について、詳しくは『安井金比羅宮で悪縁を切れる? 神職の方に直接お話を聞いてみました』もぜひご覧ください。

  • 住所:京都府京都市東山区弁天町70
  • 営業時間:終日参拝可能 ※お守り、絵馬等の授与所は9:00~17:30
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:安井金比羅宮

3.5 建仁寺(けんにんじ)

<出典元:Instagram

臨済宗建仁寺派の大本山にして京都最古の禅寺。建仁寺の寺宝として知られるのが、俵屋宗達(たわらやそうたつ)の最高傑作「風神雷神図屏風」。教科書などで誰もが見たことがあるはずです。保存のため本物は京都国立博物館に寄託されていますが、建仁寺には高精細な複製作品が展示されています。

また、方丈(ほうじょう)という建物の中の雲龍図襖絵、法堂(はっとう)の天井に描かれた双龍図なども鑑賞や撮影が可能。大雄苑や潮音庭といった庭園もあり、ゆっくりと訪れたいお寺です。

建仁寺について、詳しくは『京都最古の禅寺、建仁寺は知る人ぞ知るインスタ映えスポット!』もぜひご覧ください。

  • 住所:京都府京都市東山区大和大路四条下る四丁目小松町584
  • 営業時間:10:00~17:00 ※年中行事による拝観時間の変更日あり
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:建仁寺

3.6 東福寺

京都 東福寺
<photo by Kanesue

東福寺もまた由緒ある禅寺です。寺名は奈良の東大寺、興福寺の二大寺から1字ずつ取ってつけられました。主要伽藍の北にある洗玉澗(せんぎょくかん)という渓谷には、偃月橋(えんげつきょう)、通天橋、臥雲橋(がうんきょう)という3つの木造橋廊が架かっています。これらから眺める秋の紅葉は、京都の紅葉名所ランキングで常に上位に挙がるほど有名。あえて秋ではなく、春先のもみじの若葉を見に行くのも一興です。

  • 住所:京都府京都市東山区本町15丁目778
  • 営業時間:
    4月~10月末まで 9:00~16:00 ※拝観受付終了は16:00、16:30に閉門
    11月~12月 第一日曜日まで 8:30~16:00 ※拝観受付終了は16:00、16:30に閉門
    12月 第一日曜日~3月末 9:00~15:30 ※拝観受付終了は15:30、16:00に閉門
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:東福寺

3.7 蓮華王院 三十三間堂

<出典元:Instagram

「三十三間堂」は蓮華王院の本堂の通称。お堂の柱間(柱と柱との間)が33あるという建築上の特徴に由来しています。33という数字は、観音菩薩が三十三の姿に変化できることにもとづいているそう。

本尊は蓮華王、すなわち千手観音。お堂の中央には国宝の千手観音坐像が安置されています。そして圧巻なのは前後10列の階段状の壇上に整然と並ぶ、同じく国宝の千体千手観音立像。1000体の観音立像は、どれ一つとして同じ顔をしたものはないといわれています。

  • 住所:京都府京都市東山区三十三間堂廻り町657
  • 営業時間:8:30~17:00(11月16日~3月は9:00~16:00)、受付終了は30分前
  • 定休日:年中無休
  • 公式サイト:蓮華王院 三十三間堂

3.8 金閣寺

京都 金閣寺
<出典元:写真AC

京都の神社・仏閣の中でも最も有名な金閣寺の正式名称は「鹿苑寺(ろくおんじ)」。その中にある舎利殿が「金閣」という名前で、そのため金閣寺と呼ばれています。

庭園内の鏡湖池(きょうこち)に映り込んだ金閣は「逆さ金閣」として知られますが、水面にはさざなみが起きていることが多くシャッターチャンスを捉えるのはなかなか難しいです。

また、雪がうっすらと積もった「雪の金閣寺」も美しく、雪の降る日は見学希望者の行列ができることもあります。

  • 住所:京都府京都市北区金閣寺町1
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:金閣寺

3.9 仁和寺

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真言宗御室派の総本山である仁和寺(にんなじ)。出家した宇多天皇が寺内に御室(おむろ)を建てて住んだことから、「御室御所(おむろごしょ)」とも呼ばれています。

およそ200本の桜が咲く名所としても知られ、春には多くの人が来訪。とくに中門内の西側一帯にある遅咲きの御室桜(おむろざくら)の林は特に有名です。

江戸時代には儒学者・貝原益軒が、この御室桜を吉野の桜に比べても勝るとも劣らないと絶賛したそうです。

  • 住所:京都府京都市右京区御室大内33
  • 営業時間:9:00~16:30
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:仁和寺

3.10 上賀茂神社

京都 上賀茂神社
<出典元:写真AC

正式名称は「賀茂別雷(かもわけいかづち)神社」。

京都最古の歴史を持つお社であり、その起源は実に2600年以上前、ご祭神である賀茂別雷大神が、本殿から北北西2kmにある神山(こうやま)に降臨したことにまで遡るとされています。

春は桜、秋は紅葉を楽しむために多くの人々が集い、にぎわいを見せます。

上賀茂神社について、詳しくは『上賀茂神社(賀茂別雷神社)の見どころ・パワースポット・御朱印などを徹底解説』もぜひご覧ください。

また、5月には上賀茂神社と下鴨神社の例祭である葵祭も行われ、「路頭の儀」という祭儀では平安装束をまとった約500人が行列を作って市内を練り歩きます。

  • 住所:京都府京都市北区上賀茂本山339
  • 営業時間:5:30~17:00
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:上賀茂神社

3.11 下鴨神社

京都 下鴨神社
<出典元:写真AC

正式名称は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」。鴨川の下流にまつられていることから、下鴨神社もしくは「下鴨さん」と親しみを込めれて呼ばれています。

上賀茂神社と並んで京都最古といわれる歴史を持ち、やはり起源は神話の時代にまで遡ります。

境内には縁結びの霊験あらたかな社、相生社(あいおいのやしろ)があり、そのそばには2本の木が1本に結ばれた「連理の賢木(れんりのさかき)」が祀られています。

下鴨神社そのものがパワースポットとして人気が高く、境内にある原生林「糺の森(ただすのもり」も太古からの鎮守の森といわれています。

下鴨神社について、詳しくは京都屈指のパワースポット!下鴨神社は縁結びにご利益あり』もぜひご覧ください。

  • 住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59
  • 営業時間:6:00~17:00
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:下鴨神社

3.12 北野天満宮

京都 北野天満宮
<出典元:写真AC

「天神さん」や「北野さん」とも呼ばれ親しまれている北野天満宮は、全国にある天満宮・天神社の総本社です。

学問の神さまとして知られる菅原道真がまつられていることから、全国の受験生や受験生の家族が参拝する神社として知られています。

境内には複数の牛の像があり、頭をなでると賢くなるとも、自分の体の悪いところをなでるとその箇所が良くなるともいわれています。

また、年が明ける頃から菅原道真公ゆかりの梅50種1,500本ほどが開花し始め、例年2月初旬から3月下旬には「梅苑」が公開されます。

北野天満宮について、詳しくは『北野天満宮の見どころガイド ~七不思議や周辺スポット紹介も~』もぜひご覧ください。

  • 住所:京都府京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所
  • 営業時間:7:00~17:00 ※変更の可能性あり
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:北野天満宮

3.13 六角堂(紫雲山頂法寺)

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六角堂は天台系の単立寺院で、正式名称は「紫雲山頂法寺」といいます。

創建したのはあの聖徳太子。本堂の形が六角形であることからこの名で呼ばれ、「いけばな発祥の地」としてもよく知られています。

境内には聖徳太子をまつった建物「太子堂」があり、その西側の池の中にある井筒は、聖徳太子沐浴の古跡と伝えられています。

また、六角堂は京都の中心ともいわれ、玉砂利に囲まれた「へそ石」という六角形の石を見ることもできます。

  • 住所:京都府京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町
  • 営業時間:6:00~17:00 ※納経は8:30から受付
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:六角堂(紫雲山頂法寺)

3.14 銀閣寺(慈照寺)

<出典元:Instagram

銀閣寺こと東山慈照寺(とうざんじしょうじ)は、臨済宗相国寺派の寺院。金閣寺に対し、銀閣寺と称せられるようになったのは江戸時代からだそうです。

銀閣と呼ばれる国宝の観音殿は、ワビサビを感じさせる東山文化を象徴する建物。室町期の楼閣庭園建築として唯一現存する貴重な建造物でもあります。

また、観音堂の前の錦鏡池を中心とした庭園(池泉回遊式庭園)も見どころ。砂をきれいに円錐形に積み上げた「向月台(こうげつだい)」、向月台の周囲に広がる砂で作られた「銀沙灘(ぎんしゃだん)」も一見の価値ありです。

  • 住所:京都府京都市左京区銀閣寺町2

  • 営業時間:
    夏時間(3月~11月)8:30~17:00(下山17:20)、
    冬時間(12月~2月)9:00~16:30(下山16:50)
    ※最終入場は、夏時間の場合17:00まで、冬時間の場合16:30まで

  • 定休日:なし
  • 公式サイト:銀閣寺(慈照寺)

3.15 平安神宮

京都 平安神宮
<出典元:写真AC

朱塗りの社殿が鮮やかな平安神宮。意外にもその歴史は新しく、創建されたのは明治28年(1895年)に平安遷都1100年を記念してのこと。

平安京創始の桓武天皇と明治維新の基を開いた孝明天皇を祭神としています。

日本三大大鳥居の一つに数えられる大鳥居、境内の入り口にある応天門、本殿南側の大極殿(だいごくでん)、東西の蒼龍楼と白虎楼とどれを取っても絢爛にして壮麗です。

また、明治時代を代表する日本庭園「神苑」も、四季折々の趣きを感じられる名園です。

  • 住所:京都府京都市左京区岡崎西天王町97

  • 営業時間:
    境内参拝 6:00~17:00(お守・ご朱印は7:30~)
    神苑拝観受付 8:30~17:30
    ※時期によって異なります

  • 定休日:なし
  • 公式サイト:平安神宮

3.16 岡崎神社

<出典元:Instagram

速素盞鳴尊(すさのをのみこと)と奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、三女五男八柱御子神(やはしらのみこがみ)を祭神とする岡崎神社。

ユニークなのは、境内に狛犬......ではなく狛うさぎが鎮座していること。そればかりか、本殿には「招き兎」が、本殿手前にある手水舎には天を仰ぐ「子授けうさぎ」の像があります。

さらに小さな置物のようなうさぎからおみくじが取り出せる「うさぎのおみくじ」も。このあたりはかつて野生の野うさぎが生息していたとのことで、今では知る人ぞ知るうさぎ神社として人気を集めています。

  • 住所:京都府京都市左京区岡崎東天王町51(東天王 岡﨑神社)
  • 公式サイト:岡﨑神社

3.17 南禅寺

京都 南禅寺
<出典元:写真AC

歌舞伎で石川五右衛門が発する「絶景かな、絶景かな」という名ゼリフ。その舞台となったのが南禅寺の「三門」です。

三門は天下龍門との別名でも呼ばれ、日本三大門の一つに数えられています。上層の「五鳳楼」に上がると、周辺の木々の向こうに京都市街が広がる光景を望めます。

ほかにも法堂、水路閣、南禅院、方丈庭園とカメラを構えたくなる場所が盛りだくさん。境内めぐりを楽しんだら、門前名物である湯豆腐をいただくのも楽しみの一つです。

  • 住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町
  • 営業時間:12月1日~2月28日 8:40~16:30、3月1日~11月30日 8:40~17:00
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:南禅寺

3.18 伏見稲荷大社

京都 伏見稲荷大社
<出典元:写真AC

伏見稲荷大社は全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮。本殿でお参りしてさらに奥に進むと、朱塗りの鳥居がどこまでも連なる「千本鳥居」がお目見え。

近年、とくに外国人観光客に大変な人気があり、外国人が選ぶ日本の観光スポットランキングで数年間連続トップに君臨しているほどです。

その千本鳥居を抜けると奥の院の名で知られる「奥社奉拝所」があり、さらにその先には標高約233mの「稲荷山」があります。

約4km、2時間ほどをかけてこの山を巡ることを「お山めぐり」といい、かつてあの清少納言も参詣したそうです。

  • 住所:京都府京都市伏見区深草薮之内町68
  • 営業時間:24時間
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:伏見稲荷大社

3.19 天龍寺

京都 天龍寺
<出典元:写真AC

嵐山を代表する寺院である天龍寺は臨済宗天龍寺派の大本山であり、「古都京都の文化財」として世界遺産にも登録されています。

1339年、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために創建。嵐山や渡月橋、亀山公園などもかつては天龍寺の境内でした。

数多くある見どころの中でも人気があるのが、日本で最初に史跡・特別名勝に指定された「曹源池庭園(そうげんちていえん)」。

左に嵐山、正面に亀山・小倉山を借景とし、曹源池を中心とする池泉回遊(ちせんかいゆう)式庭園です。

秋の紅葉をはじめとして、ゆったりと流れる時間の中で四季折々の自然を味わえます。

  • 住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
  • 営業時間:8:30~17:00(受付終了16:50)
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:天龍寺

3.20 車折神社(くるまざきじんじゃ)

京都 車折神社
<出典元:写真AC

車折神社の祭神は、平安時代後期の儒学者である清原頼業(きよはらよりなり)。そのこともあって学業成就、さらに金運、良縁、厄除けなどのご利益もある開運神社として知られています。

そして近年知られるようになったのが、芸能人がよく訪れるパワースポットであること。境内末社の「芸能神社」があり、さらに朱塗りの玉垣が2000枚以上も並べられていて、その中には玉垣を奉納した芸能人らの名前を見つけられます。

  • 住所:京都府京都市右京区嵯峨朝日町23
  • 営業時間:9:30~17:00
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:車折神社

3.21 苔寺(西芳寺)

<出典元:Instagram

35,000平方メートルの広さの庭園におよそ120種の苔が広がっているために「苔寺(こけでら)」と呼ばれている西芳寺。

1300年前の奈良時代に行基(ぎょうき)菩薩が開山し、それよりも以前には聖徳太子の別荘があったともいわれています。

境内にある庭園は、上段の枯山水(かれさんすい)式庭園が日本最古の禅宗庭園、そして下段の池泉回遊式庭園を苔が覆っていて、緑の絨毯を敷きつめたような景観が眺められます。

ただし、西芳寺の参拝には「往復はがきによる事前申込」が必要。参拝は中学生以上(年に数回、小学生以下でも参拝が可能なお子さま参拝を実施)、参拝冥加料は1人4,000円以上となっています。

  • 住所:京都府京都市西京区松尾神ヶ谷町56

  • 営業時間:事前申込制。通常午前中のみの開門です。申込状況によっては、午後開門することもあります ※上記は予告なく変更される場合があります

  • 公式サイト:苔寺(西芳寺)

3.22 鞍馬寺

京都 鞍馬寺
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鞍馬寺は牛若丸(源義経)が天狗とともに修行した地として知られる霊山・鞍馬山の南斜面に位置する神秘と伝説に満ちたお寺。

同寺に伝わる「鞍馬蓋寺縁起(あんばがいじえんぎ)」によると、鑑真(がんじん)和上の高弟である鑑禎(がんちょう)上人が、770年(宝亀元年)に毘沙門天を本尊として安置したのが始まりとのこと。

本殿にたどり着くには、鞍馬山のふもとから約1km続く参道を登る必要があります。

ケーブルカーを使うこともできますが、その場合も最後は300mの坂道と155段の石段が待っています。

  • 住所:京都府京都市左京区鞍馬本町1074
  • 営業時間:9:00~16:15
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:鞍馬寺

3.23 貴船神社(きふねじんじゃ)

京都 貴船神社
<出典元:写真AC

鞍馬山と貴船山(きぶねやま)に挟まれた場所に鎮座する貴船神社。

非常に古い神社ですが、記録が残っておらず創建の年代は不詳。社伝では神武天皇の母である玉依姫命(たまよりひめのみこと)が水神を祭ったのが始まりとされています。

絵馬発祥の社、縁結びの結社(ゆいのやしろ)、水占みくじ(みずうらみくじ)などで知られ、近年は若い女性やカップルに人気。周囲は有名な紅葉の名所でもあります。

貴船神社について、詳しくは『水の神様を祀るパワースポット・貴船神社の見どころ』もぜひご覧ください。

  • 住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町180

  • 営業時間:
    本宮 6:00~18:00(12月1日~4月30日)、
    6:00~20:00(5月1日~11月30日)、
    授与所受付 9:00~17:00(水占みくじ、御守、御朱印などの授与受付)

  • 定休日:なし
  • 公式サイト:貴船神社

3.24 三千院

<出典元:Instagram

三千院は延暦年間(782年~806年)に、最澄が比叡山東塔に建物を構えたことがはじまりで、その後数度の移転を重ね、1871年(明治4年)に現在の場所に移りました。

国宝の阿弥陀三尊など数々の文化財を安置する三千院ですが、境内の2つの庭も人気。客殿の周囲にある「聚碧園(しゅうへきえん)」は池泉観賞式庭園で、縁側で抹茶をいただきながら美しい景色を眺められます。

宸殿前から往生極楽院にかけて広がる「有清園(ゆうせいえん)」は池泉回遊式庭園で、青苔の地面に杉や檜などが並ぶ光景に心奪われます。

  • 住所:京都府京都市左京区大原来迎院町540
  • 営業時間:9:00~17:00(11月 8:30~17:00、12月~2月 9:00~16:30)
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:三千院

3.25 東寺(教王護国寺)

京都 東寺
<出典元:写真AC

平安遷都とともに建立された東寺は、現在に唯一残る平安京の遺構です。真言密教の根本道場であり総本山で、本尊は薬師如来。1994年(平成6年)に世界遺産に登録されました。

国宝である54.8mの高さの五重塔は、京都駅からも見える京都のシンボル。その足元には「瓢箪池(ひょうたんいけ)」を中心とした回遊式庭園があります。

金堂、講堂、食堂(じきどう)、御影堂なども有名。講堂に安置された立体曼荼羅、御影堂の不動明王も必見です。

  • 住所:京都府京都市南区九条町1
  • 営業時間:開門5:00~17:00
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:東寺

3.26 龍安寺

京都 龍安寺
<出典元:写真AC

龍安寺は1450年に室町時代中期の武将、細川勝元が創建した禅寺です。

臨済宗妙心寺派の寺院であり、本尊は釈迦如来像で、1467年の応仁の乱で一度は焼失したものの1499年に再建されました。

有名な枯山水式の方丈庭園「石庭(せきてい)」は、かつてイギリスのエリザベス2世女王が公式訪問した際に絶賛したことから世界的にも知られるようになりました。

幅25m・奥行き10mの敷地に白砂を敷きつめ、大小15の石を配置されており、作庭者や作庭時期、作庭意図には諸説ありますがはっきりとはわかっておらず、謎多き庭でもあります。

  • 住所:京都府京都市右京区龍安寺御陵下町13

  • 営業時間:
    3月1日~11月30日 8:00~17:00、
    12月1日~2月末日 8:30~16:30

  • 定休日:なし
  • 公式サイト:龍安寺

3.27 醍醐寺

<出典元:Instagram

空海の孫弟子にあたる理源大師聖宝(りげんだいししょうほう)が、醍醐山(笠取山)に草庵を建てたことから始まったとされる醍醐寺。

真言宗醍醐派の総本山であり、200万坪以上の広大な境内を抱え、およそ15万点の寺宝を所蔵しています。

平安時代から「花の醍醐」と呼ばれる桜の名所で、太閤秀吉が催した「醍醐の花見」も有名です。

入り口の桜のトンネル、霊宝館のしだれ桜、国宝・五重塔前の桜など見るべき花見スポットも多く、毎年4月には「豊太閤花見行列」も催されます。

  • 住所:京都府京都市伏見区醍醐東大路町22

  • 営業時間:
    夏期:3月1日~12月第1日曜日まで 9:00~17:00、
    冬期:12月第1日曜日の翌日~2月末日まで 9:00~16:30
    ※閉門時間30分前で受付終了(春期期間中は拝観時間の変更あり)

  • 定休日:なし
  • 公式サイト:醍醐寺

3.28 御金神社(みかねじんじゃ)

京都 御金神社
<出典元:写真AC

御金神社は、お金にまつわる神社として多くの参拝客を集める金運神社。

京都中京区の街なかにあり、金色の鳥居に金色のお守り・おみくじ・絵馬と、黄金色にあふれたスポットです。

ギャンブルや宝くじ、資産運用のためにと訪れる人が多く、お金や宝くじを入れておくと金運が上がる「福包み守り」という財布、数量限定の「金運金箔御朱印」が人気。

主祭神の金山毘古命(かなやまひこのみこと)は金・銀・銅をはじめとする金属の神様。そこから転じて金運アップの神社となっていったそうです。

  • 住所:京都府京都市中京区西洞院通御池上ル 押西洞院町614
  • 営業時間:参拝は終日可能、社務所受付は10:00~16:00
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:御金神社

3.29 今宮神社

京都 今宮神社
<出典元:写真AC

997年(正暦5年)、平安京に広がる疫病や災厄を鎮めるために創建された今宮神社。健康長寿にご利益があるとされる一方で、「玉の輿(たまのこし)神社」としても知られています。

今宮神社で玉の輿祈願が行われるようになったのは、徳川家光の側室となった桂昌院(けいしょういん)がこの神社を崇敬していたため。

桂昌院は西陣の八百屋に生まれて「お玉」と呼ばれていたのが、やがて将軍のもとへ嫁ぎ、ついには五代将軍・徳川綱吉の母に。このことが「玉の輿」という言葉の由来になったともいわれています。

  • 住所:京都府京都市北区紫野今宮町21
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:今宮神社

3.30 永観堂

京都 永観堂
<出典元:写真AC

永観堂の正式名称は「聖衆来迎山 無量寿院 禅林寺(しょうじゅらいごうさん むりょうじゅいん ぜんりんじ)」。古くより「秋はもみじの永観堂」といわれ、その紅葉の美しさは古今和歌集にも詠まれているほどです。

とりわけ放生池の周囲は絶好の散策路で、水面に映る逆さもみじと極楽橋を思い存分鑑賞可能。また境内の一番高い場所にある多宝塔からは、境内の紅葉やその向こうの京都の町並みが一望できます。

紅葉の見頃は11月下旬。夜間ライトアップも華やかでおすすめです。

  • 住所:京都府京都市左京区永観堂町48(禅林寺)
  • 営業時間:10:00~17:00(受付は16:00で終了)
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:永観堂

4. 京都の参道・路・橋

京都には風情のある道や橋も。ふと京都らしさを感じるのは、もしかしたら何気ない路上を歩いているとき、なのかもしれないですね。

4.1 二寧坂・産寧坂・清水坂

京都 二寧坂・産寧坂・清水坂
<出典元:写真AC

二寧坂・産寧坂は清水寺の参道の一部。また、清水坂は松原通の別名で、清水寺の仁王門へと続いています。

それぞれの坂の両脇には多くの土産物店や飲食店が並び、歩いているだけで京都らしい雰囲気を味わえます。

産寧坂の名は、豊臣秀吉の正妻(北の政所)「ねね」が、子供の誕生を念じて坂を登って清水寺にお参りしていたことに由来するという説があります。

また、二寧坂は産寧坂の手前にあることから呼ばれるようになったとも。さらにその手前には一念坂があります。

  • 住所:京都府京都市東山区(二年坂)
  • 関連サイト:二寧坂(京のさか道 一念坂・二年坂)

4.2 哲学の道

京都 哲学の道
<出典元:写真AC

熊野若王子神社前の冷泉通若王子橋から今出川通銀閣寺橋までの約1.5kmの散歩道が哲学の道です。

小川にはコイやカモ、ウグイが生息し、初夏には蛍が飛び、なぜか至るところに猫の姿が目につきます。散策しているとつい足を止めたくなるカフェなどのお店もたくさん。自然や季節を感じながら歩くにはもってこいの素敵な散策コースです。

  • 住所:京都府京都市左京区浄土寺石橋町61
  • 公式サイト:哲学の道(哲学の道保勝会)

4.3 渡月橋(とげつきょう)

京都 渡月橋
<出典元:写真AC

渡月橋は、桂川(大堰川)に架かる、長さ約155m・幅約12.2mの橋。春は桜、秋は紅葉など1年を通して絶景を眺められる、嵐山を代表するスポットの一つです。

風情ある名前は、鎌倉時代の天皇・亀山上皇が橋の上空を移動する月を見て、「くまなき月の渡るに似る」と詠んだことに由来。

12月に嵐山全体で催されるイベント「京都・嵐山花灯路」のときは橋のライトアップも行われます。

  • 住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町
  • 関連サイト:渡月橋(京都観光オフィシャル「京都観光Navi」)

5. 京都の街並み

京都なのに、エキゾチックで写真映えしそうな、こんな場所もあります。

5.1 ドゥリムトン村

<出典元:Instagram

ドゥリムトン村とは、亀岡市の山の中、2ヘクタールの土地にイギリスの田舎町を再現したスポット。レストラン、雑貨店、宿泊施設(B&B、Bed&Breakfast)、チャペルまである、まさに小さなイギリス村です。

モデルとなったのはイギリスで最も美しい村があるとされるコッツウォルズ地方。空間プロデューサーであるオーナーが、資材や家具、小物にまでこだわって作り出した、何ともフォトジェニックな世界。

ただし、テーマパークなどではなく、あくまでレストランとB&Bがメインになっています。

  • 住所:京都府亀岡市西別院町柚原水汲12

  • 営業時間:
    月~金曜日11:00~16:00(LO14:00、ドリンクのオーダー15:00迄)
    土日祝日 10:30~20:00(LO 19:00)

  • 定休日:なし
  • 公式サイト:ドゥリムトン村

6. 京都の水族館

水族館もご紹介。海のない京都だからこそ人気の場所です。

6.1 京都水族館

京都 京都水族館
<photo by lasta29

京都水族館は、京都市の梅小路公園内に2012年3月14日にオープンした、人工海水を使った日本初の内陸型大規模水族館です。

3階建ての建物内は12の展示エリアに分かれ、オオサンショウウオ、くらげ、アザラシ、オットセイ、ペンギンなどを鑑賞可能。イルカパフォーマンスも人気を博しています。

鴨川にも生息し、世界最大級の両生類であり特別天然記念物でもあるオオサンショウウオも人気で、オオサンショウウオのポーチやぬいぐるみも販売されています。

  • 住所:京都府京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
  • 営業時間:日により異なるため、公式サイトでご確認ください。
  • 定休日:なし ※施設点検、気象状況などで臨時休業する場合あり
  • 公式サイト:京都水族館

7. 京都の美術館・博物館

古くからある美術館、博物館に加え、2016年には国内最大級の鉄道博物館もオープンしています。リニューアルしている施設もあるので、過去に訪れたことがある人も改めて訪れて新しい展示を楽しんでみては。

7.1 京都国立博物館

京都 京都国立博物館
<出典元:写真AC

1897年(明治30年)に開館した国立博物館。おもに平安から江戸にかけての京都に関連した文化財を展示・研究しています。

平常展示を行う平成知新館、年に2~4回の特別展を行う明治古都館に分かれ、さらに野外展示品が置かれる東の庭と西の庭、ロダンの考える人が展示されている噴水エリアなどがあります。

平成知新館には、国宝の仏像である「多聞天立像」や「五智如来坐像」を展示。有名な建仁寺の「風神雷神図屏風」もオリジナルをここで鑑賞できます。

  • 住所:京都府京都市東山区茶屋町527

  • 営業時間:
    9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで ※2021年3月25日まで庭園のみ開館

  • 定休日:月曜日、年末年始
    ※月曜日が祝日・休日となる場合は開館し、翌火曜日を休館とします

  • 公式サイト:京都国立博物館

7.2 京都文化博物館

<出典元:Instagram

京都文化博物館は 1988年(昭和63年)、京都の歴史と文化を分かりやすく紹介する文化施設として開館。

その後、開館23年目にして初なる大規模改修を行い、 2011年(平成23年)には「ほんまもん」を体感できる博物館をテーマとしてリニューアルしました。

総合展示室では京都の歴史・文化を3つのエリアに分けて紹介。フィルムシアターでは京都府所蔵の古典・名作映画を順次上映。特別展示室では年間を通じて多彩な特別展を開催しています。

  • 住所:京都府京都市中京区三条高倉
  • 営業時間:総合展示 10:00~19:30(入場は19:00まで)
  • 定休日:月曜日
  • 公式サイト:京都文化博物館

7.3 京都市京セラ美術館

<出典元:Instagram

1933年(昭和8年)、昭和天皇の大礼を記念しに開館した公立美術館。2020年のリニューアルに伴い京セラが命名権を取得して、「京都市美術館」から呼称が変更。このときコレクションルームも新設されました。

明治以降の京都を中心とした日本画、洋画、彫刻、工芸、書、版画など3700点を超える作品を収蔵。年数回、テーマを変えた展覧会を開催しています。

また敷地の北東に新設した「東山キューブ」では、現代アート、アニメーション、コミック、ファッションなどを幅広く紹介する試みを展開しています。

  • 住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
  • 営業時間:10:00~18:00 ※入場は閉館の30分前まで
  • 定休日:月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
  • 公式サイト:京都市京セラ美術館

7.4 京都鉄道博物館

京都 京都鉄道博物館
<出典元:写真AC

2016年(平成28年)、梅小路公園内に開館した国内最大級の鉄道博物館。もともとあった梅小路蒸気機関車館を拡張・リニューアル。オープン初日には1万4000人もの入場者が集まったことでも話題になりました。

普段見ることができない貴重な車両の見学や、SLへの乗車、電車の運転シミュレーション体験も可能。また、前身の梅小路蒸気機関車館の頃から残る、蒸気機関車の扇形車庫も見ることができます。

蒸気機関車は20両がそろい、子供だけではなく鉄道ファンも十分に楽しめる施設になっています。

京都鉄道博物館について、詳しくは「京都鉄道博物館をご案内!~展示車両から運転士体験まで楽しみ方色々~」をご覧ください。

  • 住所:京都府京都市下京区観喜寺町
  • 営業時間:10:00~17:00 ※入館は16:30まで
  • 定休日:水曜日、年末年始(12月30日~1月1日)他 ※祝日、春休み、夏休み等は開館
  • 公式サイト:京都鉄道博物館

8. 京都のレジャースポット・テーマパーク

京都には日本初といわれるテーマパークがあるのをご存知でしょうか? そこがこの東映太秦映画村です。

8.1 東映太秦映画村

京都 東映太秦映画村
<photo by Ryosuke Yagi

時代劇の世界を、オープンセット、イベント、アトラクションなどで再現し、映画をライブ体験できる日本初のテーマパークとして1975年(昭和50年)にオープンしました。

時代劇の殺陣ショー、俳優のトークショーなどのほか、パディオス内にある「スーパー戦隊×仮面ライダー ヒーローランド」では、これまでに東映が制作した歴代特撮ヒーローの世界を体験可能。

最近ではTVアニメ「鬼滅の刃」の世界に入り込んだような体験ができる劇中再現セットの展示も人気に。

  • 住所:京都府京都市右京区太秦東蜂岡町10
  • 営業時間:10:00~17:00 ※時期により異なります
  • 定休日:施設改装による臨時休業 2021年4月12日~2021年4月16日
  • 公式サイト:東映太秦映画村

9. 京都の商店街

少し変わったグルメを味わいたいなら、この商店街にもお立ち寄りください。

9.1 錦市場

京都 錦市場
<出典元:写真AC

約390mの長さのアーケードに、約130の店舗が軒を連ねる錦市場。

新鮮な野菜、魚などの旬の食材と一緒に惣菜やスイーツも売られていて、店舗内のイートインスペースなどで飲食が可能。「京の台所」で気軽に美おいしいグルメを味わえます。

特筆すべきは、ほかではあまり見ないユニークなメニューが多いこと。例えばすずめの串焼き、たこたまご、はも天・はもカツ、甘栗の焼ポン、フォンデュ団子など。すべてを制覇したい気分になること間違いなしです。

  • 住所:京都府京都市中京区西大文字町609
  • 営業時間・定休日:各店舗により異なります
  • 公式サイト:錦市場

10. 京都のタワー・展望台

京都駅から見えるあのタワーがずっと気になっていた、という人はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

10.1 京都タワー

京都 京都タワー
<出典元:写真AC

京都駅烏丸中央口前にそびえる京都タワーは、1964年(昭和39年)に開館した京都のランドマーク。台座となっているビルを含めた高さは131mで、京都市内では最も高い建造物です。

地上100mの展望室に登ると、京都の市街地を360度ぐるりと見渡すことができます。展望室3階にはスカイラウンジとレストラン、台座のビルの屋上にはビアガーデンがあり、「京都タワーホテル」に泊まることも可能です。

  • 住所:京都府京都市下京区烏丸通七条下る 東塩小路町 721-1
    営業時間:10:00~21:00(最終入場20:30)
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:京都タワー

11. 京都のショッピング施設・複合施設

新しい京都の顔を見せてくれるショッピング施設。これからもっと増えていきそうです。

11.1 京都駅ビル

京都 京都駅ビル
<出典元:写真AC

京都駅に直結し、ホテル、百貨店、専門店、レストラン、劇場、広場などから構成された大型複合商業施設。

中央改札からエスカレーターを上がると4階から11階まで突き抜けた大階段があり、階段下には室町小路広場というステージがあります。屋上の大空広場や空中経路からは京都の景色も一望できます。

内部を見て回るだけでも楽しめることもあってか、外国人観光客からも人気。京都駅で時間があるときには、ぜひ観光スポットの一つとして探索してみてください。

  • 住所:京都府京都市下京区東塩小路釜殿町
  • 営業時間・定休日:各施設により異なります
  • 公式サイト:京都駅ビル

11.2 京都タワーサンド

<出典元:Instagram

2017年(平成29年)、京都タワーの地下1階~地上2階の3フロアが京都タワーサンドとしてリニューアル。地下1階は「美食」、1階は「土産」、2階は「体験」というコンセプトで構成された商業施設です。

とくに地下1階美食フロアのFOOD HALLは人気。和洋中、バーやスイーツなどさまざまな店舗の料理や飲物がフードコートスタイルで楽しめます。

京都駅近くで空腹を満たしたいとき、とくに何を食べるか決めていなくても気軽に立ち寄れるグルメスポットです。

  • 住所:京都府京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町721-1
  • 営業時間:B1F 11:30~23:00、1F 10:00~21:00、2F 10:00~19:00
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:京都タワーサンド

12. 京都のアクティビティ

最後に、京都に行ったら一度は体験していただきたいアクティビティを紹介します。

12.1 保津川下り

京都 保津川下り
<出典元:写真AC

そもそも「川下り」とは、保津川を使って物資を下流の京都・大阪に輸送することにはじまった言葉なのだそう。亀岡市から京都嵐山まで、16kmの距離を遊覧船に乗って下る保津川下りは、日本でも最長の川下りだとされています。

所要時間は通常でおよそ90分、水量が少ない時期には120分ほどかかります。

穏やかに進むところもありますが、流れが急なところもあってスリルを味わいながらの行程。周囲の景色も堪能できますが、船頭さんの軽妙なトークも楽しみの一つです。

  • 住所:京都府亀岡市保津町下中島2
  • 営業時間:10:00~15:00
  • 運休日:12月29日~1月4日
  • 公式サイト:保津川下り


数々の観光スポットがありすぎて、とても一度には回りきれないのが京都の魅力であり奥深さ。

この記事を参考に、歴史に触れる、パワースポットを探すなど、自分なりのテーマを決めて計画を立ててみるのも良いのではないでしょうか。そして、あなただけの特別で素敵な京都を探してみてください。

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