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ベルギー旅行でおすすめのお土産10選。買って良かったものだけを紹介!
お土産探しといえば、海外旅行の楽しみの一つ。この記事では、「ベルギーに来たらこれ!!」という定番のものから、「あの街のあの場所でしか買えない」ような特別なものまで、10個のおすすめお土産をご紹介。どれもベルギー在住の筆者が実際に使ってみて本当に良いと思ったもの、日本に持ち帰った際に喜ばれたものなど実体験に基づいて紹介していますので、間違いなしですよ!
目次
<5. ベルギー旅行のおすすめ土産:ChoFleur のチョコレート>
<7. ベルギー旅行のおすすめ土産:プチプラコスメ KIKO MILANO>
<8. ベルギー旅行のおすすめ土産:RITUALSのハンドクリーム>
1. ベルギー旅行のおすすめ土産:ベルギービール
<撮影:ヴァングァーサ彩乃>
ベルギーと言えばやっぱりベルギービール 。ベルギーには約1,500種類ほどのビールがあり、2016年にはユネスコの無形文化遺産にも指定されています(註:ベルギービールそのものだけでなく、ベルギービールを取り巻く文化も含まれます)。この項目では、なぜベルギーのビールが特別なのか、説明しましょう。
1.1 ベルギービールの概要・希少性・味
ベルギービールの特徴といえば、その多様性にあります。アルコールの度数、製造方法、ダークビールやフルーツビール など多種多様な味わい、この全ての組み合わせがそれぞれのビールの個性になっているのです。ベルギービールの多種多様ぶりは、ビールが苦手な人でも必ずお気に入りが見つかるともいわれています。
日本のビールは、飲みごたえ・のどごしが大事にされるのが特徴ですが、ベルギーのビールは舌で味わいながら楽しみます。また、瓶の中で熟成させることも特徴で、よく見ると瓶の底に酵母が溜まっているのが見えます。日本でもベルギービール専門のバーがあるなど人気が出てきていますが、まだまだベルギーでしか手に入らないビールはたくさん!
多くの村や町にそれぞれ醸造所があり、地ビールがたくさんあるとイメージするとよいでしょう。人との出逢いもそうですが、ベルギーではビールとの出逢いも一期一会。気になったらその場でゲットしましょう!
1.2 ベルギービールの重たさ、大きさなど
ビールをお土産に買う時に気になるのが、どのくらいの量を日本に持ち込めるのか、重くないのか、割れないかというポイント。日本に持ち込む際は、1本760ml×3本までが免税範囲になります。もしこれを超過した場合でも、1リットル当たり200円の税金を払えば大丈夫です。その際は税関で必ず申告しましょう。ただし、この場合は1本当たり1キロ強あるものを運ぶため、自身のスーツケースの中身と相談して、機内に預けることのできる重さを超えないように注意してくださいね。
スーツケースへのパッキング方法は、お店によっては緩衝材で巻いてくれるところがあるので、まずは購入したお店で聞いてみてください。その上からバスタオルや衣類で巻けばOK。筆者は何度もこの方法でパッキングしていますが、今まで瓶が割れたことはありません。
割れて中身がこぼれるのが心配な方は、事前に大きめのポリ袋などを用意してパッキング時に入れるとより安心できますよ。
>>税関-海外旅行者の免税範囲はこちら(外部サイトに遷移します)
1.3 日本で渡したときの反応や予算について
日本では売っていないベルギービールをお土産に渡せば、喜ばれること間違いなし。ビール好きの筆者の父に渡したときは、毎回違った感想を言ってくれます。ビールそのものを楽しむのはもちろんですが、飲み終わったボトルもインテリアとして、おしゃれに飾るのもおすすめです。
予算については、ほとんどのビールが10ユーロ前後で購入することができます。一番安く買えるのは、「Colruyt 」 などの大きめのスーパーですが、種類が多く珍しいものが手に入るのは専門店。特にブルージュでは、多くの専門店が観光地の分かりやすい場所にあります。自分用に気になるビールを買って、日本で特別な日に飲むのもいいですね。
【関連記事】ベルギーのスーパーマーケットって?
2. ベルギー旅行のおすすめ土産:ビールコースター
<撮影:ヴァングァーサ彩乃>
ベルギービールには、それぞれ専用のグラスがあります。それぞれのビールの良さが際立つように形や大きさなど様々な工夫がされているのです。でも、グラスをスーツケースに入れて持ち運ぶのは割れるのが心配。そんな時は、軽くておしゃれな柄がたくさんのベルギーコースターをお土産にするのはいかがでしょう。
それぞれのビール専用のグラスがあるように、コースターもビールによってデザインが異なっています。おしゃれで軽いので、お土産にもおすすめ。紙でできているものがほとんどですので、実際に毎日使うよりもインテリアとして置いておき、ときどき使用するといいですよ。ブルージュの「Bier Palais」というお店のすぐ横にはお土産屋さんがあり、そこでは15種類ほどのコースターが袋に入って販売されています。1袋2~4ユーロで買うことができます。
<参考>Bier Palais Googleマップ:
3. ベルギー旅行のおすすめ土産:ジェネーバ
この項目では、少しツウなお土産を買いたい方におすすめ、オランダやベルギーで食前酒として親しまれているお酒「ジェネーバ(イェネーファ、イェネーバとも)」をご紹介します。ジェネーバはお隣の国オランダ発祥で、ジンの元祖ともいわれるアルコール度数の高い蒸留酒。ベルギーでもジェネーバ祭りが開かれるほど人気のお酒です。その特徴は味の豊富さ。フルーツ系はもちろん、チョコレート味など、変わり種もありますよ。
ビールに比べて見つけるのが少し難しいかもしれませんが、スーパーに置いてある場合もあります。ベルギーの東部に位置し、オランダとの国境近くにあるハッセルトという街にいくとジェネーバのミュージアムもあり専門店も見つけることができます。お酒好きの人へのお土産にすると、その珍しさから喜ばれること間違いなし。
<参考>ハッセルト Googleマップ:
4. ベルギー旅行のおすすめ土産:セロリソルト
<撮影:ヴァングァーサ彩乃>
お料理好きな友達へのお土産にぴったりなのが「セロリソルト 」。その、ベルギーでしか手に入らないメーカーによる調味料はいかがでしょうか。ベルギーでは、おつまみにチーズを頼むと必ず一緒についてくるのがセロリソルト。その名の通り、セロリの粉末と塩が一緒になった調味料です。普通の塩を使う感覚で、サラダにかけたりスープの隠し味に使ったりと様々な使い方ができます。さっぱりとした味わいで、濃厚なチーズに合わせたり、クリーム系のスープに仕上げとして使うのもおすすめです。
また、トマトを使ったカクテルやサラダの隠し味としても活躍しますよ。セロリソルトは、ベルギーではどこのスーパーに行ってもほぼ置いてあります。2ユーロ弱で購入でき、お土産にも自分用にもおすすめです。
5. ベルギー旅行のおすすめ土産:ChoFleurのチョコレート
<撮影:ヴァングァーサ彩乃>
日本でもベルギーチョコレートは大人気ですよね。せっかくなら、ベルギーにしか売っていないチョコレートを選ぶとよいでしょう。さまざまなチョコレート屋さんを試したチョコ好きの筆者がおススメするのは、アントワープに店舗をかまえる 「ChoFleur 」。フランス語で「チョコレートの花」という造語です。店内はこぢんまりとしており、チョコレートがネームプレートと一緒に並ぶだけのシンプルなお店です。
ベルギーチョコレートといえば、ナッツをペースト状にしたものをチョコでコーティングした「プラリネ 」が有名です。このプラリネはもちろん、柑橘系をはじめとするフルーツ系のチョコレートなど36種類のチョコレートが楽しめます。購入するときは箱の大きさを指定し、そこに好きな味を選んで詰めてもらいましょう。甘過ぎないチョコレートで、小ぶりな可愛い見た目も人気の理由。店員さんもとてもフレンドリーで、試食もさせてくれますよ。
ChoFleurの基本情報
- 名前:ChoFleur
- 住所:Nationalestraat 42, 2000 Antwerpen, ベルギー
- 営業時間:10:00~18:00
- 公式サイト:ChoFleur
6. ベルギー旅行のおすすめ土産:蚤の市
<撮影:ヴァングァーサ彩乃>
見つけるのはお宝?それともガラクタ?掘り出し物が必ず見つかる蚤の市で、一点物のお土産を見つけてみましょう。ブリュッセルのジュドバル 広場では、365日蚤の市が行われています。こんなものが商品!?というのもあれば、ブランドのコート、アンティーク陶器など、とにかくたくさんの商品で溢れています。
どれも一点モノなので、時間のある方はぜひ立ち寄ってじっくり見て回ってみてください。筆者のおすすめは、色とりどりで鮮やかなブローチです。店主との交渉にもよりますが、30ユーロ前後で購入することができます。かさばらず、小さいので荷物にもなりません。アンティーク好きの友達へのお土産にいかがでしょうか?
<参考>ジュドバル広場 Googleマップ:
7. ベルギー旅行のおすすめ土産:プチプラコスメ KIKO MILANO
<撮影:ヴァングァーサ彩乃>
美容がお好きな方にとって、海外旅行に行った友人からもらってうれしいものといえば、海外限定コスメではないでしょうか。ここでは、日本未上陸のコスメをチェックしてみましょう。女性へのばらまき土産にピッタリなのが、プチプラコスメの「KIKO MILANO (キコ ミラノ)」のアイテムです。ヨーロッパの若い女性に人気のブランドで、日本にはまだ店舗がないので、希少性もばっちりです。
日本でもじわじわと人気に火がつきつつあるKIKO MILANO、ブリュッセルもしくはルーベンで購入できます。発色の良いリップグロス、使い方によって色味の変わるアイシャドーなどなど、一度お店に入るとついつい長居してしまいます。なかでも、一本1ユーロから買うことのできるマニキュアは、リーズナブルな上に速乾性がピカイチ。カラーも豊富で、女性へのお土産にはもってこいです。
>>KIKO MILANO公式サイトはこちら(外部サイトへ遷移します)
8. ベルギー旅行のおすすめ土産:RITUALSのハンドクリーム
<撮影:ヴァングァーサ彩乃>
続いては、筆者も愛用しているベルギーで大人気の自然派系コスメブランドをご紹介。「RITUALS」はオランダ発祥の自然派系コスメブランドで、スキンケアをはじめルームフレグランスやせっけんなどが販売されています。ベルギーでも大人気で、ベルギー人の友人宅に行くとかなりの確率で家のどこかにRITUALSを見かけるほど。
何を隠そう、筆者もRITUALSの大ファン!なかでもハンドクリームは、べたつかずほんのりと優しい香りでおすすめです。日本でおこなった筆者自身の結婚式で、披露宴ギフトとして用意したところ、多くのゲストに喜ばれました。値段も8~10ユーロとお手頃なので、プチギフトにうってつけです。
>>RITUALS公式サイトはこちら(外部サイトに遷移します)
9. ベルギー旅行のおすすめ土産:ソース類
海外のスーパーに行くと、日本では見かけない名前やパッケージの写真にワクワクしませんか?ベルギーには、選ぶのが楽しくなるたくさんのソースがあります。
<撮影:ヴァングァーサ彩乃>
ジャガイモが主食のベルギーでは、フライドポテトが国民食のひとつです。フライドポテト専門のお店もたくさんあり、お店によって使用する油やジャガイモが異なっています。お店でフライドポテトを買うと、ソースを選ぶことができるのが特徴。お店のようなフライドポテトを家庭でも楽しめるように、たくさんのソースがスーパーで売られています。
また、各家庭にほぼ必ずと言っていいほど家庭用のフライヤーがあり、ジャガイモを自分たちでカットして調理するのです。マヨネーズだけでも、数種類のブランドや、トリュフ入りなどたくさんのフレーバーがあります。ソースはだいたい2ユーロ前後で購入することができ、小さめの瓶、もしくはプラスチックの容器に入っています。サイズは日本のソース類とあまり変わりません。
味は試してみないと分かりませんが、好奇心の強いお友達にぜひ買ってみてください。激辛のソースもあるので、辛いものが好きな方はこれらをチャレンジしてみてもいいかもしれません。
【関連記事】ベルギーで絶対に食べてほしい「フリッツ」
10. ベルギー旅行のおすすめ土産:ゲントのマスタード
<撮影:ヴァングァーサ彩乃>
首都であり空港のあるブリュッセルや、ベルギーで一番人気の観光地ブルージュまで電車で30分というアクセスの良さと、中世の情緒漂う落ち着いた雰囲気で、近年人気の高まってきているゲント。そのゲントからおすすめのマスタードをご紹介します。老舗のマスタード屋さんはよくおすすめのお土産としてガイドブックに載っていますが、筆者がおすすめするのは、そのマスタード屋さんの反対側にある大肉市場の中のマスタードです。
以前は生肉や加工肉の取引が行われていた大きな倉庫で、現在はフランダース地方の特産物を楽しむことができるお店として、レストランとショップ一体型の施設になっています。ベルギーのマスタードは粒入りで、ピリッと辛いのが特徴。
この大肉市場の中で売られているマスタードは4つの味があります。リッチなテイストが楽しめる「エクストラマスタード」、バルサミコ酢が混ぜてありさっぱりとした風味の「バルサミコマスタード」、昔ながらの味を楽しめる「マスタードアラアンシエン」、ゲントのビールをブレンドした「ストロプクスマスタード」です。
一つ一つのサイズは子供の手のひらサイズで、お土産にピッタリ。テイスティングもできるので、自分で試した上で買えるのもうれしいポイントです。
大肉市場の基本情報
- 名前:大肉市場(Het Groot Vleeshuis)
- 住所:Groentenmarkt 7, Ghent 9000, Belgium
- 営業時間:火~日10:00~18:00
- 休業日:月曜
11. 最後に
いかがでしたでしょうか。魅力たっぷりのベルギーには、個性豊かなお土産がたくさん。思い出話を添えてお土産をプレゼントすれば、きっと喜ばれることでしょう。ベルギーを思う存分楽しんでくださいね。
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ヴァングァーサ彩乃
- 2017年9月から、ベルギー人との結婚を機に移住。ゲント在住、語学学校でオランダ語を勉強しながら、現地の個人ガイドとして活動しています。ベルギービールとチョコレートが大好きで、休みの日には自転車で地方を巡っています。