ハワイ旅行の飛行機でどう過ごす?服装やお化粧、持ち込む荷物を確認!

ハワイ
<Photo by wojoan /Pixabay

日本からハワイへ旅行するとき、ほとんどの方は飛行機で移動することでしょう。その場合の移動時間は、成田空港からダニエル・K・イノウエ空港までとした場合7時間30分前後、ダニエル・K・イノウエ空港から成田空港までは、8時間5分~30分です。※2019年7月時点の情報。航空会社・季節・偏西風の影響などにより変動します

思ったよりも長時間の移動になるわけですが、そこで気になるのがハワイ旅行中の飛行機でどう過ごすか。機内ではできるだけリラックスして、疲れを溜めないことが、その先のハワイ旅行を楽しむポイントです!

この記事では、ハワイ旅行の飛行機で過ごすときのポイントについて、服装やお化粧、荷物の管理などを徹底解説していきます。

目次

1. 日本~ハワイ間の飛行機移動を確認しよう

ハワイ旅行に慣れている人は、飛行時間をうまく使って時差ボケを回避したり、体力を温存したりしています。この項目では、空港へ行く前から空港で過ごすときに知っておきたいことを紹介しましょう。

日本~ハワイの時差と飛行時間を確認しよう

成田空港
<成田空港>

日本とハワイの時差は、マイナス19時間。例えば日本時間が6月1日8時なら、ハワイは前日の5月31日13時。日本時間が6月1日20時ならハワイは同日6月1日の1時です。日本時間を5時間進め、19時までなら前日の日付に、それ以降は同日と考えるとわかりやすいかもしれません。

たとえば、20時に日本を発つと、飛行時間は7時間30分ですから、ホノルル着はハワイ時間の同日朝8時30分に逆戻り。日本時間にすると深夜3時半頃です。帰りの場合は正午にホノルルを発つとして、成田に着くのは日本時間の翌日20時半頃になります。

出発時間まで空港ではどう過ごす?

残念ながら筆者はビジネスクラスの利用でも、ステータスやゴールドカード保持者ではないので、航空会社やカード会社のラウンジは利用できません。しかし万が一の渋滞や事故なども考えて、空港へはできるだけ早めに出かけるようにしています。

主な過ごし方としては、搭乗口にできるだけ近いエリアで食事や休憩、最後の手荷物チェックなどこれから長時間飛行機に乗ることを考慮した上で過ごすのが良いでしょう。成田空港の場合は個人向け有料ラウンジもあります。下記の記事はハワイ・ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル空港)での過ごし方を解説していますが、行きと帰りどちらも余裕のある過ごし方にしたいですね。

【関連記事】ホノルル空港で暇つぶし。到着時と出発時はこう過ごそう!
>>参考:成田空港公式サイト-有料ラウンジ(外部サイトに遷移します)

飛行機の座席はどこが良い?

機内のイメージ
<飛行機内の座席イメージ>

ツアーの場合は座席が決まってしまっていることがありますが、個人で予約する場合は、ネットから事前に座席を指定しておきましょう。筆者がおすすめする座席は、以下のパターンです。

  • 後方の座席:エコノミークラスは後方の座席から搭乗することが多いため
  • 通路側の席:お手洗いに行く際、隣の席の人に気をつかうことが少ない
  • お手洗いのすぐ前の席:席をリクライニングしても後ろに人がいない

小さなお子さんのいるご家族は、バシネット(乳幼児用の簡易ベッド)のある座席を早めに指定しておくといいですね。

飛行機の中では寝た方がいい?起きていた方がいい?

筆者は時差ボケを防ぐために、行きの飛行機の中では機内食もとらず、見たい映画も見ず、寝るようにしています。おいしい機内食も、公開前の映画も(日本航空の場合)、復路のお楽しみにとっておきます。

ハワイに到着する時間帯は、日本時間の深夜から明け方がおすすめ。普段なら寝ている時間に到着することです。ただし、この時間帯はすぐにホテルへチェックインできるとは限りませんから、眠れなくてもできる限り体を休めておき、体力を温存しましょう。

【関連記事】旅のプロが伝授!ハワイをとことん楽しむ時差ぼけ対策

2. ハワイへ行くときの飛行機ではこんな服装がおすすめ!

機内では、できる限りくつろげるようにジーンズなど締め付けるものは避けて、ジャージ素材などリラックスできる服装がおすすめです。また、夏場でも外国の航空会社は機内温度が低いことがあるため、羽織れるものを1枚手荷物に入れておくといいですね。

筆者は、足がむくまないように搭乗寸前に靴下を着圧ソックスに履き替え、お手洗いで席を立つことも考えてスニーカーはかかとを踏めるタイプにしています。

3. ハワイへ行くときの飛行機。お化粧はどうする?

保湿グッズ
<乾燥する機内では、保湿グッズが役立ちます>

飛行機の中では寝ることを前提に、搭乗前にお手洗いで化粧を落とし、歯磨きも済ませています。とはいえ、機内の乾燥は相当なもの。洗顔後には化粧水と美容液で保湿、コンタクトレンズも外します。手荷物には、いつもスプレー式の化粧水と目薬を常備しています。

ハワイ到着前には、日焼け止めやBBクリームを塗って、眉毛を描くなど最低限の化粧をしています。ただし、朝ごはんの後はお手洗いがかなり混みます。化粧をするからといって独占しない配慮も必要ですね。

4. 飛行機に持ち込む荷物、預ける荷物はこう分ける!

スーツケース
<スーツケースのイメージ>

筆者の場合、1週間程度のハワイ旅行なら、預け入れるスーツケースは1個(多くの航空会社では、エコノミークラスの場合、23kgの荷物が2個まで預けられます)、機内に持ち込む手荷物も1個です。ここで気になるのが、何をスーツケースに入れて何を手荷物として持ち込み可能か、ということではないでしょうか?

スーツケースに入れるものは?

まずは宿泊日数分の着替え。最近はランドリー施設があるホテルも多いので、その場合は少なめでもいいでしょう。滞在中、おしゃれなレストランなどに出かけることもあるでしょうから、男性は襟付きのシャツと長ズボン、女性はワンピースとストール(寒さ予防のためにも)、小さめのバッグやサンダルなどを用意しておくといいですね。もちろん、ハワイの正装であるアロハやムームーを現地で購入するという手もあります。

洗面用具はもちろん、常備薬やコンタクトレンズの保存液なども忘れずに。またハワイのホテルには歯ブラシがありませんから、日本から用意していきましょう。ほとんどのものはハワイで買えますから、忘れても問題はありません。ただし、生理用品やお子さんのオムツなどは日本製の方がいいといわれています。

手荷物に入れるのは?

筆者が手荷物で飛行機に持ち込むのは以下のものなどです。また、手荷物で持ちこめる液体の量は制限がありますので、こちらも注意が必要です。

  • パソコン
  • カメラ
  • スマートフォン
  • 充電器
  • コード類(ポーチでひとつにまとめます)
  • 化粧直し用の化粧品(液体量の制限に注意)
  • 歯ブラシと歯磨き粉(液体量の制限に注意)
  • ティッシュ
  • 濡れティッシュ
  • マスク
  • 寒さよけのストールまたは羽織もの
  • 筆記用具
  • 財布やパスポートなどの貴重品(布製のポシェットに入れていつも身に付けています)
  • 気圧の変化から耳を防ぐための耳栓とガム

【関連記事】持ってきて大正解!女子必携のハワイ旅行持ち物リスト

5. ハワイから帰るときの飛行機でおすすめの服装は?

帰国便の搭乗時間は、記事の冒頭で書いたように行きより長い8時間30分程度(航空会社・季節によって変わります)、日本に着くのは夕方以降となる便が多いでしょう。時差ボケを防ぐためには、行きとは反対に帰りの飛行機では寝ないことをおすすめします。帰国便では、機内食や映画などを思う存分楽しんでくださいね。

服装は行きと同様に、機内でリラックスできる締め付けのない服装がおすすめです。やはり冷房対策に羽織るものを1枚。女性の場合は、搭乗したらお化粧を落として保湿対策をしておきましょう。ちなみに筆者が寒い季節にハワイへ出かける場合は、ダウンやコートは圧縮袋に入れてスーツケースに入れ、帰国後すぐに取り出して着るようにしています。

【関連記事】12月~2月のハワイは寒い?気温や服装、持ち物などの疑問に答えます!

6. 帰国時の預け入れ荷物で注意が必要なこと

そんなにお土産を買ったつもりはないのに、帰りのパッキングをしようとするとなぜか増えている荷物。重すぎて空港で荷物を広げることになったり、超過料金をとられたりすることのないように注意が必要です。

スーツケースに入れてよい重量目安や注意点

日本航空や全日空などの日系航空会社は、エコノミークラスの場合は23kgまでの荷物を2個まで、合計46kgまで無料で預けられますが、それを超えると超過料金が発生します(航空会社によって変動します)。

ペットボトルのお水などは機内に持ち込めないことはご存じだと思いますが、お酒・化粧品など瓶に入っているもの(瓶入りのハチミツやジャム、使いかけの調味料なども同様)も手荷物に入れると没収されます。必ずスーツケースに入れましょう。

なお、預けたスーツケースは、無作為に開けられて検査されることがあります。検査された荷物には、黄色い紙が入れられているのですぐにわかります。

>>参考:成田空港公式サイト-液体物の持ち込みについて(国際線)(外部サイトに遷移します)

パッキングのときにあると便利なもの

スーツケースの隙間を無駄なく活用し、重量超過しないようにするには、以下のものがあると便利です。

  • ジップロック(密閉できるビニールの袋)
  • 梱包用の気泡緩衝材
  • スーツケースの重さをはかる簡易はかり(吊りはかり)
  • 折りたためるナイロンバッグ(現地でスーツケースを買っている人も見かけます)

まとめ

「備えあれば憂いなし」ということわざがありますが、ハワイ旅行も同じことです。事前にしっかりハワイ旅行に関する情報や知識を入手し、入念な準備をしておくことでその楽しさは何倍にも膨らむことでしょう。飛行機の中は普段とは違う環境ですから、できるだけリラックスして過ごし、ハワイを存分に楽しみたいものですね。

とはいえ、ハワイ旅行で一番大切なことは、現地の人とコミュニケーションをとろうとする気持ち。せっかくの機会ですから、現地の人たちとたくさん触れ合って、ハワイの素敵な思い出を作ってくださいね。

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たなかみえ

東京生まれの東京育ち、書くことを生業としています。インタビュー、取材でお会いした100人を超える有名、無名の方々に伺ったお話が私の財産です。大好きなハワイの風、匂い、人、場所。読んでくださる皆さんと共有できたらいいな。ハワイ州観光局公認ハワイスペシャル検定上級取得。

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