添乗員おすすめ!! 海外旅行に持って行く、おすすめ持ち物4選!

大判ストール 風呂敷 イメージ図

こんにちは、たびこふれライターの山上やすおです!

いや~なかなかコロナが落ち着かない昨今が続きますが...

みなさん、海外旅行の熱は冷めていませんか?

私は海外添乗から離れて今月でちょうど1年が経ちました...。もう今は添乗とは全く違うお仕事をさせていただいていまして、「もう海外添乗はいいかな...」っと...思う...事なんかなく!

早く関空に行きたい!

早く機内食が食べたい!

あんなに苦手だった●●(←自主規制)にすら行きたい!!

という具合に、熱は冷めるどころか日を追うごとに熱くなっている今日この頃です。

そして、長らく開けていなかった添乗員グッズを、先日ちょっと時間があったので整理してみたんですが、そういえば「添乗員さんってどんなもの持っているの~?」ってお客様から聞かれることが多かったことを思い出して、今回記事にしてみることにしました!

なかなか大手を振って海外旅行!という気にはなれない状況ですが、願掛けも込めて、今のうちに海外旅行の準備をしてみませんか?

目次

貴重品はどうやって持っているの?

大きく分けると貴重品の完璧な持ち方は以下の二つかなと思います。

貴重品の持ち方イメージ図

大切なことはパスポートケースを使用して、服の中にしまいこんでしまうことです!

これは最初の海外旅行ではみなさん結構されているんですが、旅慣れてくると「いや、こないだそんなに危ない目に合わなかったし...」とだんだんしなくなってくるのが特徴です。

また、ツアーの初日ではしっかりしまい込んでいるのに、ツアーの後半になると気持ちが緩んできて、つい鞄に入れてしまったりすることもありますね。

私も昨年イギリスに添乗した時に...ええ、お客様がスリに遭いましたよ。ロンドンのタワーブリッジが開く絶好の写真チャンスにまんまとパスポートを取られてしまいました。

「パスポートケース使っていなかったんですか!?」とお客様に聞くと、

「いや、パスポートケースには入れてたけど、それを鞄に入れててん...涙」

「おバカ!(←私の心の声)」ということがありました。

ケースごとすられたパスポートのイメージ図

ほんとこういうのは気が緩んでくると起こりますし、緩んでいる人はスリにはわかるんです。なんといっても彼らはプロですからね。

みなさんは被害に遭わないように絶対に気を付けてくださいね!

おすすめ1:無敵の履物「クロックス」

まず私が必ず持って行くもの、それは「クロックス」です。ご存じでしょうか?

「靴の形をしたゴム草履」のようなもので、クロックス「っぽい」ものも最近はよく見られますね。

クロックス イメージ図

これ、何がいいかっていうと、どこでも使えること

飛行機やバスでの長距離移動でずっと靴で足を締め付けられているのって疲れますよね。そんなときにこのクロックスを履くと足元はラクラク。

「え?でもそれだったら普通のスリッパでよくない?」と思われるかもしれませんが、ホテルにチェックインした後にちょっとだけスーパーに出たいとき、普通のスリッパでは出られませんよね?

バスルームがユニットバスの場合、フロアにシャワーの水が飛び散るのは海外のホテルの宿命です。普通のスリッパなら水を吸ってしまいますよね?

なのでクロックス。

「え?でもそれだったらビーチサンダルでよくない?」と思われるかもしれませんね。

ビーチサンダル イメージ

でもホテルのレストランに行くときに、ビーチサンダルはちょっとラフすぎるかもしれませんよね?

雨の日の観光、一足しかない靴を濡らしたくないからサンダルで観光に出ようと思ったとき、ビーチサンダルだと長く歩くと親指と人差し指の間が痛くなったりするかもしれませんよね?

なのでクロックス。ということです。

男性のものは少しかさばるものですが、それ以上の見事な活躍を見せてくれます!ぜひご旅行にはクロックスを!(←まわし者ではない)


おすすめ2:使い方いろいろ「ストール」

私は一年中必ず、飛行機に乗る時から持って行きます。「ストール」、おすすめはちょっと大判なものですね。

大判ストール イメージ図

何がいいかっていうと一つあればいろんな使い方ができるんですよね。

一番よく使うのは防寒としてだと思います。

飛行機やバスの中の冷房はご自身で調整できないので、寒く感じることってありますよね?そんな時に上着を着て...っていうのも、もちろんいいんですが...それでも寒い?

それは...首元がスースーするからなんです!!

首元を温めておくと比較的暖かく感じますし、広げて体を覆っても風を遮ってくれるのでかなり体感温度は変わります。

また、カーテンのないバスだったら日よけにもなりますし、外が暑い時には帽子の代わりになりますし、うっかり教会に短パンやノースリーブで行って入場拒否されたときにはそれを羽織るとOKになりますし、女性の方がイスラム圏を旅するときには頭髪を隠すためのアイテムにもなります!

そして、うっかりエコバッグを忘れてしまったときには、ジャパニーズ風呂敷の文化を見せつけてレジの方を驚かせてみましょう☆

風呂敷 イメージ図

なお、「防寒」だけの意味ではユニクロのウルトラライトダウンが「小さい・軽い・暖かい」の3拍子が揃った最高のアイテムであることは、添乗員の中ではほぼ常識になっています。そちらも併せてお持ちください♪

おすすめ3:折りたためる「トラベルケトル」

これは行く国の方面にもよりますが、ヨーロッパの多くの国には湯沸かしのためのケトル(ポット)を置いていないことがあります。

ケトル イメージ図

「こんなポットすら置いていないホテルに泊まらせやがって!!」ってお客様に怒られそうになるんですが、別にいいホテルでないからポットが置いていないんじゃないんです。

単純に、その国の人達はポットがあっても使わないから置いていないだけなのです。

ですので、紅茶文化のイギリスなどでは大体のホテルにポットを置いています。コーヒー文化のイタリアなどでは多くのホテルにポットがありません。

「え?コーヒー飲むのにお湯使うじゃんか!」って思われるかもしれませんが、彼らはポットで沸かしたお湯でコーヒーなんて作りません。コーヒーは外にバリスタが淹れてくれたものを飲むみに行く文化です。だから彼らにポットは必要ないんです。

ただ、残念ながら私たち日本人はやっぱりホテルに入ったらお茶が飲みたくなったり、おうちからお好きなドリップコーヒーを持って行ったり、お味噌汁が恋しくなったりするでしょう。

若いメンズだったら小腹レスキューにカップヌードルなんていいのかもしれません。

そしてそんな時、お湯が好きな時に沸かせるって...ありがたいんですよね。

ホテルのバーなどでお湯をもらえることもありますが、チップが必要だったり、人がいなかったり、「お湯だ」っつってんのにぬるま湯だったり、もう大変。

なので、私は利便性と心の安定のためにポットを持って行くようにしています。

ポット+ほっとする飲み物セットでお持ちになることをおすすめします(私はポット+梅酒♪)。

ちなみに、私がおすすめするポットはこんな感じの、折りたためるタイプです。やはりポットそのままを持って行くとかさばりますしね、最近ポットはこんなに小さくなったんですよ。

ぜひ、探してみてくださいね^^

折り畳みできるポット イメージ図

>>ホップスモールで「折りたためるトラベルケトル」を見てみる

おすすめ4:雨の日にダンスを!「雨具のズボン」

最後に、私は添乗前に週間天気予報をチェックするんですが、残念ながらまずまず雨の予報が出ていたとしたら...持って行くものは「雨具のズボン」です。

雨具のズボン イメージ図

雨具として折り畳み傘はお持ちいただくと思います。ただ、もし、まずまずの雨が降っていたとしたら。そしてそれよりも怖いのは、その観光が午前中の観光だった時です。

折り畳み傘で上半身は守れますが、足元はどうしても濡れてしまいますよね?そしてその濡れた観光の後、すぐホテルに入って着替えることができるのなら別に大したことはないんですが、午前中の観光だった場合。ズボンが濡れたままで午後のバスで長距離移動をしないといけないとき、どれほど気持ちが悪いか想像できますでしょうか?それに加え、靴まで濡れてしまっていたらもう最悪!!

なので、私は「あ~~今回ちょっと雨が多そうかな...」と思ったら必ず雨具のズボンを持って行きます。そして、実際その日になって、小雨なら傘だけ、まずまず降っていたら雨具のズボンと、最初にご案内をしたクロックスに履き替えます。そうすると・・・もはや怖いものなんてありません!

そしてその時の周りの人からの羨望の目を浴びると、もはや気分は「雨に唄えば」!踊りだしたくなること間違いありません!

雨の日に踊りだす イメージ図

あいにくの雨。でもその被害を少しでも抑え、楽しい観光をしましょうね♪

最後に...

いかがでしたでしょうか?

実は...そんなに大したことは書いていないのかもしれません。

というのも、私は「小細工はするな!その環境で生きていけ!」という原始人のような添乗スタイルなので、小道具をあまり持って行くのが好きではない...というか、いろいろ買ったけど結局使ったのは最初の1~2回だけで、「ぶっちゃけいらんかったな...」というなんちゃって便利グッズもたくさんあるんです。

ですので、ここではこれはぜひ!!というものだけに絞らせていただきました。あとは皆さんいろんなサイトをご覧いただき、ご自身に合うものを探していただけたらいいのではないかと思います♪

まだ海外旅行は先になるのかもしれませんが、こうして熱を絶やさないように楽しみに待って、安全に旅行できる日が来たらその時には思いを爆発させてくださいね♪

あと、私は海外旅行の添乗員に加え、博物館学芸員の資格を持つ「美術系添乗員」として活動をしています!

そんな私の、美術を簡単に楽しむためのYouTubeチャンネル「こやぎ先生の美術ちゃんねるも絶賛運営中です☆

こやぎ先生の美術ちゃんねる

海外旅行では外せない美術館!

どうせ行くならもっと楽しめるように、今からちょっとかじってみませんか?☆


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山上やすお

国内外の添乗員として1年の半分ほどを現地で過ごすかたわら、日本にいるときには各地で美術のカルチャー講師をしています。博物館学芸員資格保有。「旅に美術は欠かせない!」の信念のもと、美術の見方、楽しみ方を記事にしていきます。

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