あの"モモ"も実はチベット料理!カトマンズでおすすめのチベット料理5選

ネパールと言えば、モモ!と思う人も少なからずいらっしゃるんじゃないでしょうか。

最近は日本のネパール料理店でも、モモがメニューにある店が増えてきました。実は、モモは元々はチベット料理。他にも、ネパールではチベット由来の食べ物が浸透しています。

今回は、実はチベット由来のメニューとおすすめのお店をご紹介します!

目次

ネパールにはチベット料理が定着している

ネパールでは、15時〜17時くらいの間に、カジャと呼ばれる軽食を食べる文化があります。軽食といっても、日本人にとっては立派な主食。「食事=ダルバート」と考える人が多いので、ダルバート以外はすべて軽食扱い、ということのようです。

実は、このカジャの時間に食べるメニューが、チベット料理由来のものが多いんです!ネパールに昔からあった食べ物というわけではなく、チベットから逃れてきた難民の方々が持ち込み、それがネパール人の中でポピュラーになった、という話をよく耳にします。

比較的安全!雨季でも安心して食べられるチベット料理

慣れない土地での食事は危険がつきもの。ネパールでは未だに、日本では起きることのない種類の食中毒がたくさん発生しています。特に旅行で来た場合には、その土地の衛生状況はすぐには理解できないものです。

その点、チベット由来のメニューは、寒い山岳地帯を想定しているからか加熱済みの物が多く、食あたりも起こしづらいんです。体が慣れていないうちは、加熱された食べ物を探して食べるようにしましょう!

ネパールで市民権獲得済み!餃子?小籠包?いいえ、「モモ」です!

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<テイクアウトのスチームモモ(水牛):50ルピー、お持ち帰りするのも一般的なので、だいたいどのお店でもパッキング用のアルミパックがあります。>

皆さんご存知のモモ。小籠包のような形の場合と、餃子のような形の場合と分かれています。スチームモモ、フライドモモ、スープモモなど、店によって提供方法は様々です。少し変わったものでは、Cモモ(シーモモ)という、揚げたモモをトマトや唐辛子で作ったソースに絡める、というのもあります。

中身として使われるのは、鶏肉や水牛の肉、パニールというチーズや、野菜です。 英語では、MOMO:Veg(ベジタブルモモ)、MOMO:Chicken(チキンモモ)、MOMO:Buff(水牛モモ)と表記されています。

モモを食べるならここ!

  • New Everest Momo Center
  • 営業時間:10時〜20時

時々食べたくなる、スパイシーな焼きそば「チョウミン」

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<チキンチョウミン:70ルピー、日本のソース焼きそばよりもさっぱりと感じるかも!ソースではなく、醤油ベースだからでしょうか。>

チベット焼きそば、チョウミン。味付けは醤油ベースで、スパイスが入ったり野菜や肉が入ったりしています。

ネパール料理には麺類が少ないので、お昼ご飯など麺を食べたいなあ...というときにはおすすめです。炒めるだけなので、頼めば比較的早くでてきます。肉抜きのベジチョウミンもありますし、チキン、水牛、卵入り、ミックス...など選べます。辛さは調整できるので、お店の人に伝えてみましょう!

胃腸がスパイスに疲れたら...チベット版のすいとん「テントゥク」

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<べジテントゥク:250ルピー、薬味がいくつかついてきます。山椒をかけてみると、じわっとくる辛さがスープに合います。>

薄くて幅広の麺がスープに入って提供されるテントゥク。ワンタンの皮、と表現するとイメージがつきやすいかもしれません!

とろみのあるスープにたっぷり入ったワンタンの皮がちゅるんと美味しい。スープの味付けは店によって違いますが、あっさりしたポタージュのような、豚骨のような...。(実際には豚骨は入っていないです!)べジテントゥクを頼んでも、スープにとろみがあってコクもあるので大満足。病み上がりのときや、胃腸が疲れているときにおすすめです。

テントゥクを食べるならここ!

  • Norling Tibetan Restaurant
  • 営業時間:11時〜19時30分
  • 定休日:土曜日

ネパールでは貴重なスープヌードル「トゥクパ」

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<エッグトゥクパ:100ルピー、麺に甘酸っぱいスープが絡んで美味しい!寒い時期にも、額に汗がじわっとにじみます。>

テントゥクに引き続き、スープに入った麺。テントゥクは麺といってもワンタンに近いですが、トゥクパは細めのうどんのような麺が入ったスープです。野菜もりもりなことが多く、スープは甘酸っぱい場合が多いかな、という印象です。

エッグトゥクパ(卵入りのトゥクパ)を頼むと、かきたまではなくて卵焼きがトッピングされてでてきます!これはこれで、歯ごたえがあって美味しい♪

番外編:軽食じゃないけど...日本人なら絶対ハマる!「ギャコック(チベタン鍋)」

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<ギャコック:一人前600ルピー、他のおかずもセットです。人数−1で頼むのがおすすめ!>

ギャコック、というのはチベットの鍋料理。木耳や春雨、沢山の野菜といろいろなお肉、豆腐などが入った鍋です。いろいろな食材のお出しがスープに出ていて、日本人なら「ほっ」とする味です。ネパール料理にちょっと飽きてきたな...という頃に、是非食べに行ってみてください。カトマンズ・タメルのレストラン『Utse』では、ギャコックを頼むと一緒にチキンチリ(酢豚のチキンバージョン)やモモ、チョウミン、フライドライスなど他のおかずもついてきます。

ギャコックを食べるならここ!

  • Utse Restaurant(Hotel Utseの1階)
  • 営業時間:7時頃〜21時頃

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ヒヅメ ヒトミ

ネパール・カトマンズ近郊の農村に住んで、農業中心の生活を満喫しています^^現地の生活者目線で、日本人に伝えたいネパールの文化・旅行情報を発信中!

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