世界最古の薬局として、すっかり日本でもおなじみのサンタ・マリア・ノヴェッラ。フィレンツェを訪れる際の定番ショッピングスポットですね。

今回は、そんなサンタ・マリア・ノヴェッラの隠れた名品をご紹介したいと思います！人とはちょっと違うお土産を探している方にもおすすめです！

サンタ・マリア・ノヴェッラで見つけた個性的なお土産

サンタ・マリア・ノヴェッラで日本人観光客の皆さんがだいたい購入しているものは石鹸、フレグランス、ポプリが多い様子です。どの製品も日本で購入するよりもお買い得で、旅の思い出の品として自分用に、またはご家族やお友達のプレゼント用にしても魅力的ですね。

そんな人気のお土産を買うのももちろんステキですが、実はサンタ・マリア・ノヴェッラにはあまり知られてない個性的なお土産があるんです。

撮影：Italyii ライター yukaco

それは、隠れた名品でありながら、サンタ・マリア・ノヴェッラの原点とも言える「ハーブのエッセンス」。1614年に考案・処方されてから、現在までずっと変わらずに同じ製法で作り続けられているという歴史的なハーブエッセンスです。

クラシカルなパッケージも、そのままプレゼントにしても喜ばれそうですね。

シンプルな容器と液体が、主張しすぎずオシャレ

撮影：Italyii ライター yukaco

中身を開けてみると、シンプルな容器に無色透明の液体が入っています。開けて香りを嗅いでみると、爽やかなハーブの香りがします。

でも、実はこのエッセンス、なんとアルコール度数70度もあるのです。これをどのようにして使うのかというと......。

なんと、ミネラルウォーターの入ったコップに一滴垂らすだけで、香り高いハーブウォーターに変身してしまうのです！ （※アルコール度数が高いので、垂らす量にはくれぐれもご注意を。）

撮影：Italyii ライター yukaco

ミントやシナモンのエッセンスが、心身をリフレッシュさせてくれます。実際に水に数滴落としたものを飲んでみると、ふんわりと香るハーブが喉を通るときにスッキリした清涼感を残してくれます。

ハーブエッセンスの使い方はいろいろ！リフレッシュしたい時にも...

ちなみに私は水に溶かすだけでなく、花粉症が酷いときにマスクにほんの少し垂らして使っています。

気分をリフレッシュしたいときには、こめかみあたりに原液を少し塗りこんでもスッキリします。工夫次第で色々な使い方ができそうですが、ナチュラルなハーブの香りが凝縮されたエッセンスは、オシャレなお土産として重宝しそうですね。

※アルコール扱いとなるので、大量購入した際は免税範囲にご注意ください。また、アルコール度数が非常に高いので、体に合わないと感じた際はすぐにご使用をおやめください。

撮影：Italyii ライター yukaco

最近は、石鹸やフレグランスといったイメージが強いサンタ・マリア・ノヴェッラの製品ですが、これは世界最古の薬局らしいお土産と言えるのではないでしょうか。

ちょっぴり通なこちらの製品、アルコール度数が高いため扱いが少し大変ですが、さまざまな使い道があります。フィレンツェへ足を運んだ際は、ぜひ手にとってみてくださいね！

店舗情報

名前：サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局（Santa Maria Novella）
住所：Via della Scala, 16, 50123 Firenze
公式サイト（日本版）：http://www.santamarianovella.jp/

※編集部註：この記事でご紹介しているハーブエッセンスは「アックア・ディ・サンタ・マリア・ノヴェッラ（Acqua di Santa Maria Novella）」という製品名です。このほか、リキュールなども扱っています。