フランス/売切り限定！ピエールエルメのパリ本店のバラ味クロワッサン

Bonjour!

言わずとしれた美食の街パリですが、パリで確実に美味しいものにありつくにはいくつかのコツがあります。そのコツのひとつが「事前の下調べ」。パリでは行き当たりばったりで美味しいものにたどりつくのが本当に難しいです。また、以前安くて美味しかったレストランでもシェフが変わって味が落ちたにもかかわらず、値段は上がり高くてイマイチなレストランになってしまう事も時々あるので、情報は最新のものを入手しておく事が肝心です。

そんなちょっぴり気難しい美食の街パリで、確実に驚きの味覚体験に出会えるのが日本でも有名なパティスリー、ピエールエルメパリ（Pierre Hermé Paris）。世界に店舗を構えるハイクオリティパティスリーのピエールエルメですが、今回はパリ左岸にあるボナパルト通りの本店をご紹介します。

（サンシュルピス教会の近くにある。）

ピエールエルメは言わずと知れたパティスリー界の大御所。その芸術的で斬新な味の組み合わせから「パティスリー界のピカソ」と呼ばれるほど。

数あるピエールエルメパリのお店の中でもこちらの本店を訪れたい理由は、本店と15区の店でしか売っていない「イスパハンクロワッサン」を味わっていただく事。エルメ自身も自信作と公言しているこのクロワッサンは数量限定の売り切り。確実に食べたい場合は午前中に訪れる事をおすすめします。

（手前から2番目のパンがイスパハンクロワッサン。）

「イスパハン」とは、可愛いピンクのマカロンにフランボワーズとライチ、バラのクリームがサンドされたフランスの伝統的なお菓子の事。ピエールエルメのイスパハンはマカロンの上に飾られた赤いバラの花びらとフランボワーズが本当に美しく、女子なら誰でもテンションがあがる見た目です。そのお味もエルメ自身が「一生に一度食べてみてほしい味覚」と公言するほど。

（ピンクのケーキがイスパハンです。）

限定販売の「イスパハンクロワッサン」はそんなイスパハンの繊細な味をクロワッサンで再現した逸品です。実はピエール・エルメのクロワッサンは世界一に選ばれたほど有名なのですが、そんなエルメの絶品クロワッサンがさらにバージョンアップ。サクサクの表面にフランボワーズとアイシングがトッピングされ、フワフワのクロワッサンの中心にはフランボワーズとライチの果肉の入ったバラ風味のコンフィチュールが。一口かじるだけで一気に幸せな気分になれる美味しさです。パン類ですので値段も本家イスパハンほどお高くなく、気軽に買ってサンジェルマンデプレを食べ歩きするのがオススメ！

小さな店舗の為、店内に入るにはいつもかなりの行列ができていますが、たくさんのスタッフが手際よく対応してくれます。順番が回って来るまでに大体頼むものを決めておきましょう。商品を見ながら指差しで注文できます。