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まるでゲレンデ!"死ぬまでに行きたい絶景地"『ウユニ塩湖』に現れる、白銀の世界!
Hola!(スペイン語で、『やあ』の意)
今回は、南米ボリビアにあります、絶景界の裏番長、『ウユニ塩湖』をご紹介したいと思います。見渡す限りの水平線はまるで海のよう。しかも湖面は空を映す鏡のようになっていて、本当に美しいですねえ...。
ウユニ塩湖。またの名をウユニ塩原と呼ぶその場所は、人々の心を打つ幻想的な姿を見せてくれます。新潟県とほぼ同じ面積でありながら、その高低差はわずか50cm。どこまでも見渡せちゃいます。雨季に雨水が数cm溜まるとそこは、鏡の世界へと大変身。流れていく雲はもちろん、太陽が昇る時も、満天の星空も、想像を超えた色彩へ。今まで感じたことのないこの不思議な世界。
標高3760mのこの場所は太古の昔、海底だったのです。海底が隆起し、徐々にウユニ塩湖が形成されていきました。ウユニは色んな要因が重なり膨大な量の塩のみが残り現在の姿になったとされています。大量の塩は、海底だった頃の名残なんですね。
雨季には神秘の表情を見せてくれるウユニですが、乾季のウユニだって負けていません。見てくださいこの、見渡す限りの白銀の世界を。しかも、10月は乾季なのに雨が降ることも多く、鏡張りと白銀の世界、両方体験できちゃうかもしれません!
この地に住む人々は、ミネラルたっぷりの塩が生活の糧なんです。乾季には雨水が干上がるため、塩の小山を作り、手作業で採取し販売しているんです。地殻変動、乾燥、薄い空気、猛烈な紫外線、そして塩。このダイナミックな美しさの裏には、そこに住む人々の素朴な暮らしがあるのです。
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世界の絶景編集部
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