

オーストラリアには、コアラやカンガルーをはじめとした、とてもユニークな動物がたくさん住んでいます。それらと触れ合える動物施設は多く存在しますが、意外と「普通の動物園ってどんな感じ?」と思いませんか。オーストラリア在住11年目にして、初めて訪れた動物園の様子を紹介します。
目次
- パース動物園(Perth Zoo)とは?パース中心部からアクセスも便利
- パース動物園の園内の様子
- パース動物園は展示の仕方が面白い!
- パース動物園は定番動物も豊富!
- オーストラリア動物エリア「ブッシュウォーク」の工夫
- 子ども向けスペースも充実!
- 園内に置かれているものもかわいい
- まとめ
パース動物園(Perth Zoo)とは?パース中心部からアクセスも便利
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パース動物園(Perth Zoo)とは、西オーストラリア州の州都パースにある州立の動物園です。1900年の開園以来、120年以上にわたり地域の自然保護と教育の拠点として親しまれています。
オーストラリアの固有種をメインにした動物施設のほとんどが人里離れた地域にあるのに対し、この動物園はパース中心部からほど近いサウスパースにあります。そのため、市内からバスやフェリーで簡単にアクセスできます。
都市にある動物園の割には約17ヘクタールと広大な敷地で、約1,200頭の動物が飼育されており、全部回るなら所要時間は最低でも2時間は必要です。筆者は90分しか時間がなかったのですが、それなりにさくさく見ても最後はかなり早足になってしまい、それでも全部回れなかったほどです。
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気になる入園料ですが、大人(16歳以上)40ドル、子ども(4~15歳)20ドルと、日本の動物園と比べるとかなりお高めの値段設定と感じてしまいます。
ただ、ミニグループ料金というものがあり、これだと大人2人と子ども2人の合計で105.40ドルと20ドル近くお得です。これは家族でなくても適用されます。
年間パスも用意されており、大人で104ドル、子ども59ドルと、年に3回以上行くならお得になっています。
パース動物園の園内の様子
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入ってすぐにインフォメーションセンターがあります。こちらで地図をもらって見て回ろうとしましたが、環境保護の観点から紙の地図は用意していないとのこと。
園内に大きな地図がところどころにあるので、それを参考にすればいいとのことでしたが、とりあえずデスクにあった地図の写真を撮らせてもらいました。
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<左下の赤丸がインフォメーションセンター>
これを見ると、テナガザルやアフリカサバンナ、アジアの熱帯雨林、オーストラリアのブッシュウォークエリアなどどれも興味深く、とりあえず右回りに見ることに。
そうして最後は時間がなく、全部は回れなかったのですが、面白かったポイントごとに紹介します。
パース動物園は展示の仕方が面白い!
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<頭上のトンネルを行きかうリス猿>
各動物の行動の特徴が分かるよう、展示の工夫がされており、いわゆる北海道の旭山動物園を思い出しました。
そもそも都会の中にあるというのに、とても緑豊かな動物園です。パース自体が州都でありながら緑が多いので、街並みにもマッチしており、人工的な緑を感じません。
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<ヒクイドリの銅像>
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<本物のヒクイドリ。お食事中>
凶暴なヒクイドリがフェンスの低い場所にいるけど大丈夫!?と驚いたと思えば、実は銅像であり、本物は奥の方で見られるなんて工夫も。
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<地上ではジャンプをしない、木の上で生活をするツリーカンガルー>
飛び出す危険のない動物は、できるだけ視界を妨げずに観察できるようになっています。
パース動物園は定番動物も豊富!
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やはり動物園といえば、ライオンとキリンとシマウマと......
と、いう動物はちゃんといます!
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しかし、実はゾウはいません。
日本人としてはゾウのいない動物園とはちょっとびっくりでしたが、その理由を聞くとオーストラリア的にはちょっと納得でした。
その理由とは、『敷地が小さく、現代の基準に合う"群れで暮らす大型ゾウの飼育環境"を確保できないため、全頭を他園へ移したから』というものです。
ゾウは本来群れで生活する動物です。そのため、単独飼育はもちろん、少数での飼育も動物福祉上よくないこととされています。
私にとってパース動物園は広いと思っていましたが、ゾウの群れを飼育するには十分なスペースが確保できていないとのことです。
動物福祉に重きを置くオーストラリアらしい理由だと思います。
オーストラリア動物エリア「ブッシュウォーク」の工夫
他の動物エリアとは違って、オーストラリア動物エリアは『ブッシュウォークエリア』となっています。
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ブッシュウォークとは『茂みを歩く』という意味で、いわゆるオーストラリアでの一般的なハイキングです。
ハイキングをしながら動物を探すような仕組みになっており、まさに野生動物の多いオーストラリアのリアルなブッシュウォークを再現しています。
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もちろん、攻撃性のある動物はフェンス越しという感じになりますが。
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<カンガルーが付いてきていませんか?と書かれた扉>
それほど動物が自由に動いているので、エリアから出るときにはカンガルーが出て行かないように扉があります。
実際にはクオッカやタスマニアデビル、ハリモグラなどもいるようですが、残念ながらこのエリアに着いたときには時間がなく、じっくり動物を探す時間がありませんでした。
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でも、コアラはしっかりと分かりやすいところにいるので安心です。
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<2025年生まれのきょうだいのディンゴ>
ブッシュウォークを出て出口に向かう途中で、ディンゴも見られました。
ディンゴはオーストラリアの固有種と勘違いされやすいですが、実は約4,000年前にアジアから持ち込まれた犬なので固有種ではありません。しかし4,000年もオーストラリアに生息しており、オーストラリア自然界の生態系の頂点の捕食者であるため、オーストラリアの動物として紹介されています。
それにしても、犬が頂点に立ってしまうほどオーストラリアの動物は平和なのです。
子ども向けスペースも充実!
今回、久しぶりに動物園というものに行ってみて思ったのが、実は子どもよりも大人の方が観察好きで、長く見ていたいと思うのではないかということでした。
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動物を見ているだけでは、子どもは飽きてしまうかもしれませんが、ちゃんと子ども向け遊具や広い芝エリアもあるので、子どもが発散できるようになっています。
また、今回は行かなかった『ズーラシックパーク』なるものがあります。
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恐竜の展示をしているようで子ども向けかと思ったので、限られた時間の中では行きませんでしたが、あとから公式サイトを見てみると、それはそれで楽しそうでした。
子どもには間違いなく喜ばれそうです。
園内に置かれているものもかわいい
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園内のベンチや遊具などに動物のデザインがあってかわいいです。
こんなものも見つけてしまいました!
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<エミューとカンガルー、裏にはコアラもいるメリーゴーランド>
これはさすがに子ども向けなので乗りませんでしたが、とてもオーストラリアらしくてかわいいです。
まとめ
40ドルという入場料に驚いての入園でしたが、さくさく見て回っても90分ではまったく時間が足りないくらい、見応えがありました。入場料とは別料金で、28種類の動物に対する体験型プログラムも用意されているようです。
これまでオーストラリアの固有種をメインとした動物施設には行ったことがありましたが、どちらかといえば子ども向けのように感じていました。しかし、パース動物園は子どもから大人まで楽しめ、何度でも訪れたくなる場所です。
Perth Zoo
- 所在地(住所):20 Labouchere Road, South Perth, Western Australia, 6151
- 電話番号:+61 8 9474 0444
- 営業時間:9:00~17:00
- 定休日:なし(クリスマスも元日も開園)
- 入場料:大人40ドル、子ども20ドル、シニア31.70ドル(体験は別料金)
- 公式サイト:Perth Zoo
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ナイーブME
- 西オーストラリア州南部のド田舎でヤギとアルパカの世話をしながら建築業を営む兼業農家。都会のオシャレな情報よりも、僻地のクセある情報に強いです!































