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2025大阪・関西万博開幕直前!大阪メトロ夢洲駅が開業

こんにちは!たびこふれライターの中尾です。
今回紹介するのは大阪・関西万博の最寄駅となる大阪メトロ(地下鉄)中央線の夢洲(ゆめしま)駅です。
夢洲駅は2025年4月13日から開催される2025大阪・関西万博に合わせ、2025年1月19日に開業しました。
2025大阪・関西万博は開催前ですが、実際に行ってみての感想を記事にしましたので、大阪・関西万博へ大阪メトロ(地下鉄)を利用して行こうとお考えの方はぜひご覧ください。
目次
大阪メトロ 中央線 夢洲駅
大阪メトロ
<大阪メトロ公式HPより引用>
まずは大阪メトロから紹介しましょう。大阪メトロは愛称で正式名称は『大阪市高速電気軌道株式会社』です。元は大阪市交通局でしたが、2018年の民営化により現在に至ります。鉄道としては地下鉄8路線、ニュートラム1路線の9路線を運営しています。縦横無尽に張り巡らされている東京の地下鉄に対し、大阪は縦縦横横の路線なので路線図さえしっかり見れば分かりやすいと思います。
大阪メトロ中央線
【記号】C 【路線番号】4号線 【区間】夢洲駅(C09)~長田駅(C23) 【距離】21.1km 【駅数】15駅
大阪・関西万博へのゲートウェイとなる夢洲駅は中央線の起点・終点になります。(上記路線図で中央左端)
大阪メトロ中央線の車両
2022年にデビューした30000A系。大阪・関西万博開催中の輸送力強化のために運行しています。
30000A系の車内。白い壁とベージュの床、緑と黄色の2トーンの座席となっています。
2023年にデビューした400系。宇宙船をイメージした独特なフォルムになっています。
400系の車内です。壁は黒と白のシックな2トーン、シートは薄緑から深緑まで緑をベースにしています。
★30000A系と400系以外に、中央線は近鉄けいはんな線と相互乗り入れしているので、近鉄電車も運行しています。
夢洲駅に降り立ってみた!
夢洲駅の構内図
<大阪メトロ公式HPより引用>夢洲駅に向かって6号車が先頭車両になります。逆は1号車が先頭車両となります。
<大阪メトロ公式HPより引用>
ホーム階は地下2階にあります。ホーム階から改札階は3本の登り口と1本のエレベーターがあります。出口は1ヶ所しかありませんので何号車に乗っても同じ出口へ向かうことになります。
夢洲駅のホーム階(地下2階)
<ホーム階の6号車付近から撮影>
ホームは1本です。
夢洲駅に向かって先頭車両(6号車)付近のa階段・エスカレーター(この時は上り運転)です。
3号車付近のbエスカレーター(この時は上り2本下り1本の運転)です。この後ろにエレベーターが1基あります。
改札階まで上がるエレベーターは1基のみ。3号車付近にあります。
【アドバイス】
到着時、出発時ともにエスカレーターは1号車・3号車・6号車に面しています。エレベーターは3号車に面しています。
夢洲駅の改札階(地下1階)
a階段を上ったところにある「カームダウン・クールダウンスペース」です。
夢洲駅に向かって先頭車両の6号車に乗るとa階段・エスカレーターで改札階(地下1階)で上がることになると思います。
a階段・エスカレーターで改札階(地下1階)で上がると改札口まで一番距離があります。ホーム階(地下2階)から改札階(地下1階)までのエレベーターは1基。b階段付近にあります。
bエスカレーターを上がった改札階(地下1階)です。bにはエスカレーターしかありません(階段なし)ので、注意が必要です。
c階段・エスカレーターで上がるのが一番改札口が近いです。
c階段から改札口まで改札口に向かって右手に巨大な液晶画面があります。長さなんと55m!
改札口手前はかなり広いスペースになっています。改札口はこの1ヶ所のみになります。
改札口の右手に5基の精算機があります。
改札口の左手に2基の精算機があります。
改札階(地下1階)にあるトイレです。a階段・エスカレーターで上がった近くにあります。
手前からベビーケアルームが2室、多機能トイレが2室、オールジェンダートイレが6室、男性トイレが小便器6個、個室3室、洗面台3個、女性トイレが個室7室、洗面台3個です。手前に利用状況の案内ボードがあります。
ベビーケアルームの隣には飲料水とおむつの自動販売機があります。
オールジェンダートイレです。時代の流れですね。
改札階(地下1階)の改札外
改札外からの駅構内。上部の電飾が色んなメッセージを表記しています。改札機は切符、ICカード、クレジットカードなど多様性になっています。
現在は無人の夢洲駅の改札口。16の改札(だったと思う...)があります。
改札外に自販機が3台、スマートフォンなどの充電器が1台(現金不可)、Wi-Fiレンタルが1台(現金不可)あります。
小規模ながらローソンが出店しています。
夢洲駅のチケット販売機は10台あります。(現在はほとんどカバーがかかっていますが...)
改札を出て左に進むと大きなスペースがあります。混雑時はここに人が滞留するのかな?
地上階へと上がる階段とエレベーターです。
階段・エレベーターの逆サイドにはエレベーターが2基あります。
エレベーターは上り2基、下り2基の4ラインあります。
舞洲駅の地上階
夢洲駅の地上階に上がってきました。
地上から見た夢洲駅の外観です。
大阪メトロ・夢洲駅の出口に出ると左手に大阪・関西万博の東ゲートがあります。
東ゲートの前には広いスペースがあります。このスペースは何を意味するのかな...。
正面には万博会場が見えています。
夢洲駅の周辺を歩いてみた!
埋め立ての工場地帯なので、何にもありません...。
2025大阪・関西万博に東ゲートは目の前
夢洲駅の地上に上がると東ゲートが目の前に見えます。
大阪・関西万博の目玉である大屋根リングが見えます。
夢洲駅で気づいたこと
①1日乗車券「エンジョイエコカード」は加算運賃が必要
路線図を見ると夢洲駅に行くには加算運賃が必要になると記載があります。ICカードやクレジットカードも使用できるので気づきにくいのですが、便利な1日乗車券「エンジョイエコカード」を使うと改札手前の精算機にて追加運賃を払わなくてはいけません。
逆に夢洲駅から乗車の場合は、改札手前の自動券売機でコスモスクエアまでの330円分の運賃を支払いその券を使って入場する必要があります。出札の時は手前の精算機でコスモスクエアまでの330円券を入れて差額が出ますので、1日乗車券「エンジョイエコカード」を入れると精算ができます。なので、ちょっと面倒です。
②エレベーターの数が少ない
ホーム階(地下2階)から改札階(地下1階)までのエレベーターは1基しかありません。
改札を出て改札階(地下1階)から地上階までのエレベーターは2基しかありません。
地上階のエレベーター乗り降り口は入場ゲートの反対側にあります。
したがって、正面まで移動しなければいけません。結構、距離があります。安全面を考慮しての配置だと思いますが...。
③トイレ渋滞が起きるかも...
大阪メトロ・夢洲駅構内のトイレは1ヶ所。地下1階にあります。手前からベビーケアルームが2室、多機能トイレが2室、オールジェンダートイレが6室、男性トイレが小便器6個、個室3室、洗面台3個、女性トイレが個室7室、洗面台3個です。手前に利用状況の案内ボードがありますが、開催期間中は大混雑するような気がします。
④精算機や自動券売機の台数が少ない
精算機は改札手前の右側に5台、左側に2台しかありません。ICカードやクレジットカード利用が多いと見込んでいると思うのですが、たくさんの外国人が来場するので混みあうと思います。
自動券売機は12台ありますが...。この時は開催前なので2台しか利用できませんでしたが、開催後はすべて稼働することでしょう。
⑤混雑が未知数...
正直、これが一番怖いです。どれだけ混みあうのだろう...。
関連リンク集
- 大阪メトロ公式HP
- 大阪メトロ公式X(旧ツイッター)
- 大阪メトロ公式Facebook
- 大阪メトロ公式YouTube
- 2025大阪・関西万博公式HP
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- 【2025年】大阪・関西万博に参加予定の国ってどんな国?(日本ではあまり知られていない国編)
※当記事は2025年2月15日に訪問した時の物です。最新の情報は各HPにてご確認ください。
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中尾勝
- 旅が大好き!国内海外を問わず飛び回っていますが、海外へは2011年に渡航して以来、出国していません。今は原点に戻り国内を旅しながら日本の良さを体感中。