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沖縄でおすすめの離島ガイド! 有名な島から穴場まで20選
沖縄には数多くの離島があります。各島には独自の文化や自然が息付いており、観光スポットやアクティビティも豊富です。
今回は数ある離島の中から、有名な島も穴場の島も含めたおすすめの20島をご紹介します。それぞれの島の観光スポットやアクセス方法などの基本情報もあわせて紹介しているので、ぜひ沖縄旅行の参考にしてみてください!
目次
1. 沖縄の離島の楽しみ方
離島への旅は「移動が大変」と思われがちですが、実は沖縄本島から車で日帰りできる島もたくさんあります。それぞれの離島には独自の魅力があり、マリンスポーツを楽しむのもよし、歴史スポットを巡るのもよし。その島ならではの動物に出会えることもあり、自分好みに旅を計画できるのも大きな魅力です。
一方で、離島へのアクセスは島ごとに異なり、飛行機やフェリーの便が限られている場合もあります。天候の影響で遅延や欠航が起こることもあるため、事前に運行状況を確認し、旅程には余裕を持たせましょう。
2. 与那国島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県八重山郡与那国町与那国
- 面積:28.95平方キロメートル
- 人口:1,699人 ※「島しょ別住民基本台帳人口及び世帯数(令和6年1月1日現在)」(沖縄県公式ホームページ)より。他の島も以下同(別の出典記載のないもの)
- 主要な観光スポット:西崎(いりざき)、立神岩(たちがみいわ)
- アクセス:那覇空港から与那国空港まで約1時間20分
与那国島(よなぐにじま)は、日本最西端に位置する島です。日本よりも台湾の方が近いため、天気の良い日には台湾の山並みを望むこともできます。島の中央には宇良部岳(うらぶだけ)や久部良岳(くぶらだけ)がそびえ、起伏の激しい地勢と断崖絶壁が囲むダイナミックな地形が特徴です。また、海中には海底遺跡があり、多くのダイバーや観光客が訪れる人気の観光スポットとなっています。
さらに詳しい観光スポット情報については、以下の記事をご覧ください。
3. 波照間島
<出典元:写真AC>
- 住所: 沖縄県八重山郡竹富町波照間
- 面積:12.73平方キロメートル
- 人口:461人
- 主要な観光スポット:高那崎(たかなざき)、ニシ浜ビーチ
- アクセス:那覇空港から石垣空港まで約1時間、石垣島から高速船で約1時間40分
波照間島(はてるまじま)は、八重山諸島に属する離島のひとつで、有人島としては日本最南端に位置しています。断崖絶壁が1キロほど続く「高那崎」には、最南端の碑が立っており、打ち寄せる波の迫力を体感できます。また、島の北西部に位置するニシ浜ビーチも見どころのひとつ。その透明度の高さから「波照間ブルー」と呼ばれています。
さらに波照間島の魅力を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
4. 黒島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県八重山郡竹富町黒島
- 面積:10.02平方キロメートル
- 人口:217人
- 主要な観光スポット:黒島研究所、黒島灯台
- アクセス:石垣島から高速船で約25〜30分
黒島(くろしま)は、八重山諸島に属する離島のひとつで、島の形がハート形に見えることから「ハートアイランド」とも呼ばれています。また、人口約200人に対して牛が3,000頭以上もいることから、別名「牛の島」としても知られています。黒島の海は産卵のためにウミガメが訪れる神秘的な場所で、島内にはウミガメの保護や研究を行う「黒島研究所」があり、ウミガメだけではなくヤシガニなどの絶滅危惧種の展示も行っています。
5. 竹富島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富
- 面積:5.43平方キロメートル
- 人口:341人
- 主要な観光スポット:西桟橋、カイジ浜
- アクセス:那覇空港から石垣空港まで約1時間、石垣島から高速船で約10〜15分
竹富島(たけとみじま)は、八重山諸島に属する離島のひとつで、沖縄の原風景が色濃く残る島です。見どころのひとつに「西桟橋」があり、もともとは西表島への農作業の拠点として使われていましたが、現在はその役目を終え、国の有形文化財に登録されています。
そのほかにも、竹富島にはさまざまな魅力があるので、詳しい見どころについては以下の記事をご覧ください。
6. 西表島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県八重山郡竹富町西表
- 面積:289.62平方キロメートル
- 人口:2,391人
- 主要な観光スポット:ピナイサーラの滝、カンビレーの滝、西表野生生物保護センター
- アクセス:那覇空港から石垣空港まで約1時間、石垣島から高速船で上原港まで約40分〜1時間/大原港まで約35〜40分
西表島(いりおもてじま)は、八重山諸島最大の島です。島のほとんどが亜熱帯ジャングルに覆われており、2021年に世界自然遺産に登録されています。希少な動植物の宝庫としても知られており、中でも「イリオモテヤマネコ」は西表島にしか生息しない国の特別天然記念物です。
島の自然や魅力などの詳しい情報については、以下の記事をご覧ください。
7. 石垣島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県石垣市
- 面積:222.24平方キロメートル
- 人口:50,191人
- 主要な観光スポット:川平湾(かびらわん)、平久保崎(ひらくぼざき)
- アクセス:那覇空港から石垣空港まで約1時間
石垣島は、八重山諸島の拠点都市で、国内の主要都市から飛行機でアクセスできる離島初心者におすすめの島です。代表的な観光地である「川平湾」は、エメラルドグリーンの海が広がる絶景スポットで、グリーンミシュランガイドで三つ星を獲得した名勝です。また、石垣島は「星空保護区」としても認定されており、特に北東端の「平久保埼」では、夕日と星空の両方を楽しめます。
石垣島には、ほかにも星空スポットがたくさんあるので、詳しくは以下の記事をご覧ください。
8. 伊良部島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県宮古島市伊良部
- 面積:29.07平方キロメートル
- 人口:4,741人
- 主要な観光スポット:牧山展望台、青の洞窟
- アクセス:那覇空港から宮古空港まで約50分、宮古島から伊良部島まで車で約20分
伊良部島(いらぶじま)は、宮古列島に属する離島のひとつです。2015年に開通した「伊良部大橋」により、宮古島から車でアクセスできるようになりました。無料通行の橋としては日本一の長さを誇り、美しい「宮古ブルー」の海を眺めながらドライブが楽しめます。「青の洞窟」も人気の観光スポットで、シュノーケリングやダイビングをしながら神秘的な光景を楽しむことができます。
9. 宮古島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県宮古島市
- 面積:158.54平方キロメートル
- 人口:50,242人
- 主要な観光スポット:前浜ビーチ、東平安名崎(ひがしへんなざき)
- アクセス:那覇空港から宮古空港まで約50分
宮古島は、宮古列島の中心となる島です。川がなく水が濁りにくいため、周辺の海は高い透明度を誇り、その美しさは「宮古ブルー」とも呼ばれています。宮古島の代表的なビーチである「前浜ビーチ」は東洋一の美しさと称されるほどです。宮古島には、ほかにも絶景スポットがたくさんあります。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
10. 阿嘉島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県島尻郡座間味村阿嘉
- 面積:3.80平方キロメートル
- 人口:237人
- 主要な観光スポット:阿嘉大橋、さんごゆんたく館
- アクセス:沖縄本島泊港から高速船で約50分
阿嘉島(あかじま)は、慶良間(けらま)諸島に属する離島のひとつです。隣接する慶留間島(げるまじま)と外地島(ふかじしま)とは橋でつながっており、島巡りの拠点にもぴったりです。透明度の高い美しい海が大きな見どころで、その美しさは「ケラマブルー」とも呼ばれており、多くのダイバーやシュノーケラーが訪れています。
11. 渡嘉敷島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県島尻郡渡嘉敷村
- 面積:15.31平方キロメートル
- 人口:675人
- 主要な観光スポット:阿波連(あはれん)ビーチ、東展望台
- アクセス:沖縄本島・泊港から高速船で約40分
渡嘉敷島(とかしきじま)は、慶良間諸島最大の島です。人気の観光スポットは、島の南部にある「阿波連ビーチ」。美しい弓形の白浜が特徴で、マリンスポーツが盛んです。さらに、島内の展望台からは雄大な景色が広がり、運が良ければクジラの姿も見られることも。
渡嘉敷島には、ほかにもたくさんの見どころがあるので、詳しくは以下の記事をご覧ください。
12. 慶留間島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県島尻郡座間味村慶留間
- 面積:1.15平方キロメートル
- 人口:52人
- 主要な観光スポット:高良家(こうらけ)、慶留間橋
- アクセス:沖縄本島・那覇港から阿嘉港まで高速船で約50分、阿嘉島から徒歩約10分
慶留間島(げるまじま)は、阿嘉島と外地島の間に位置する島です。かつて中国と那覇を行き来する船の中継地として栄え、船乗りの街として発展していたことから、島内には多くの船頭屋敷が残っています。特に「高良家」は、19世紀後半に仲村渠(なかんだかり)親雲上(ぺーちん)によって建てられた琉球王府時代の船頭主家で、国の重要文化財に指定されています。
13. 久米島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県島尻郡久米島町
- 面積:59.53平方キロメートル
- 人口:7,240人
- 主要な観光スポット:はての浜、イーフビーチ
- アクセス:那覇空港から久米島空港まで約30分
久米島(くめじま)は、沖縄本島の西側に位置する島で、かつて「琉球列島で最も美しい島」と称されていました。大きな見どころである「はての浜」は、海の上に浮かぶ真っ白な砂州で、東洋一の美しいビーチとして知られています。自然あふれる久米島には、自然が生み出す絶景スポットが盛りだくさん。
詳しくは以下の記事もご覧ください。
14. 久高島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県南城市知念久高
- 面積:1.36平方キロメートル
- 人口:224人
- 主要な観光スポット:ハビャーン(カベール岬)、イシキ浜
- アクセス:那覇空港から安座真港まで車で約50分、安座間港から高速船で約15分
久高島(くだかじま)は、琉球神話における創世神アマミキヨが降り立った「神の島」として知られています。島全体が聖地であり、アマミキヨが降臨したとされる「ハビャーン(カベール岬)」や琉球の五穀発祥の地としての伝説が残る「イシキ浜」など、神聖なスポットが点在しています。島には立ち入り禁止区域や、自然物の持ち出し禁止といった厳格なルールが定められているため、訪れる際は事前に公式サイトやガイドブックなどでルールを確認しておきましょう。
15. 津堅島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県うるま市勝連津堅
- 面積:1.88平方キロメートル
- 人口:347人
- 主要な観光スポット:ニンジン展望台、トゥマイ浜
- アクセス:那覇空港から平敷屋港まで車で約1時間5分、平敷屋港から高速船で約15分
津堅島(つけんじま)は、沖縄本島の勝連(かつれん)半島沖に位置する島で、島の6割がニンジン畑であることから、通称「キャロットアイランド」として親しまれています。島の最高地点にある「ニンジン展望台」からは、沖縄本島やトゥマイ浜ビーチの景色を一望できます。透明度の高い海と白い砂浜が続くトゥマイ浜は、釣りや海水浴が楽しめる人気の観光スポットです。
さらに津堅島について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
16. 伊計島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県うるま市与那城伊計
- 面積:1.72平方キロメートル
- 人口:211人 ※「行政区別人口及び世帯数(令和6年9月30日現在)」(うるま市公式ホームページより)
- 主要な観光スポット:海中道路、伊計ビーチ
- アクセス:那覇空港から車で約1時間30分
伊計島(いけいじま)は、沖縄本島の北東に位置する島です。勝連半島から海中道路を経由してアクセスできるため、海の絶景を満喫できる人気のドライブコースとなっています。まるで海の真ん中を走るような景色が楽しめることから、CMや映画のロケ地としても使われています。
そのほかにも、伊計島には歴史スポットなどの見どころもたくさんあるので、さらに詳しい情報については、以下の記事をご覧ください。
17. 瀬底島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県国頭郡本部町瀬底
- 面積:2.99平方キロメートル
- 人口:782人 ※「瀬底島(2020年1月31日現在)」(本部町役場公式ホームページより)
- 主要な観光スポット:瀬底ビーチ、アンチ浜
- アクセス:那覇空港から車で約1時間30分
瀬底島(せそこじま)は、沖縄本島北部の本部(もとぶ)港から瀬底大橋でつながる小さな島です。1985年に架けられた瀬底大橋により、車で気軽にアクセスできる離島になりました。島の西側に広がる「瀬底ビーチ」は、白砂と透明度の高い海が美しく、特に夕日の絶景スポットとして有名です。瀬底大橋の下にある「アンチ浜」も人気の観光スポットのひとつで、浅瀬が多く、子供連れのファミリーが楽しむのにぴったりです。
18. 水納島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県国頭郡本部町瀬底水納島
- 面積:2.16平方キロメートル
- 人口:20人
- 主要な観光スポット:水納ビーチ、カモメ岩ビーチ
- アクセス:那覇空港から渡久地(とぐち)港まで車で約1時間30分、渡久地港から高速船で約15分
水納島(みんなしま)は、沖縄本島から約1.5kmの位置にある島で、三日月のような特徴的な形から「クロワッサンアイランド」とも呼ばれています。エメラルドグリーンの海と白い砂浜が特徴で、マリンスポーツが盛んです。特に人気なのが「水納ビーチ」で、サンゴ礁やカラフルな魚たちが生息する透明度の高い海を楽しめます。
19. 伊江島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県国頭郡伊江村
- 面積:22.69平方キロメートル
- 人口:4,295人
- 主要な観光スポット:城山(ぐすくやま)、ニャティヤ洞(ガマ)、伊江島ハイビスカス園
- アクセス:那覇空港から本部港まで車で約1時間55分、本部港からフェリーで約30分
伊江島(いえじま)は、沖縄本島北部の本部(もとぶ)半島から約9kmの位置にある島です。海抜172メートルの岩山「城山(ぐすくやま)」は島のシンボルで、山のとがった特徴的な形から、別名「伊江島タッチュー」とも呼ばれています。タッチューとは、「先のとがったもの」という意味で、伊江島を代表する観光名所となっています。
さらに詳しい見どころについては、以下の記事をご覧ください。
20. 伊是名島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県島尻郡伊是名村
- 面積:14.13平方キロメートル
- 人口:1,274人
- 主要な観光スポット:伊是名城跡、海ギタラ・陸ギタラ
- アクセス:那覇空港から運天(うんてん)港まで約2時間、運天港からフェリーで約55分
伊是名島(いぜなじま)は、沖縄本島北部にあり、琉球王国の創始者「尚円王(しょうえんおう)」との深い縁を持つ島です。島には、かつて難攻不落とされた「伊是名城跡」や、王族の聖墓である「玉御殿(たまうどぅん)」が残されています。玉御殿は尚円王の家族と親族を祀る場所として、国指定重要文化財にもなっています。
さらに詳しい情報については以下の記事をご覧ください。
21. 伊平屋島
<出典元:写真AC>
- 住所:沖縄県島尻郡伊平屋村
- 面積:20.67平方キロメートル
- 人口:1,106人
- 主要な観光スポット:クマヤ洞窟、米崎海岸、野甫大橋
- アクセス:那覇空港から運天港まで車で約2時間、運天港からフェリーで約1時間20分
伊平屋島(いへやじま)は、沖縄県最北端に位置し、数千年前から人が住んでいたとされる長い歴史を持つ島です。島には神聖な場所が多く、その代表が「クマヤ洞窟」です。江戸時代の国学者がここを天照大神の「天の岩戸」とする説を唱えたことで注目を集め、県の天然記念物にも指定されています。
さらに詳しい情報については、以下の記事をご覧ください。
本記事では、沖縄のおすすめの離島を厳選してご紹介しました。それぞれの島には沖縄本島とは異なる自然や文化、個性的な魅力が詰まっています。次の沖縄旅行で「離島も訪れてみたい」と思うきっかけが生まれたのではないでしょうか?気になる離島が見つかった方は、ぜひその島を訪れてみてくださいね。
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