入島料を払って伝統文化巡り 八重山諸島・竹富島の魅力を徹底解説します。

沖縄県の竹富町にある竹富島は、八重山諸島のひとつ。石垣島から船で10分ほどと、最も気軽に行ける島です。そしてほかの島々と比べて小さいので、短時間で見どころを回れるのが魅力。昔ながらの集落など八重山の伝統文化が色濃く残っている竹富島の魅力・見どころを紹介します。

目次

竹富島上陸の前に、入島料を払いましょう

竹富島

竹富島では任意で入島料を支払うシステムになっています。これは「竹富島地域自然資産財団」が、島の保全活動やトラスト活動を目的に徴収しているもの。もちろん強制ではないので、無理に払う必要はありません。しかしひとり300円と決して高くなく、かついろいろ特典があるので、観光に来たなら、ぜひ島の保全のために払いましょう。

記念品

入島料は石垣港及び竹富港のターミナル内に設置しています。クレジットカード決済可能。そして購入してチケットを竹富港の案内書に提示すると、入島証明書や可愛らしい記念品がもらえる上、島内一部のお店では割引が適用されます。

竹富島へのアクセスと島内移動手段

フェリー

竹富島へのアクセスは、主に石垣港からの高速船で、所要時間は10分。そのほか西表島の大原港と小浜島からの航路があります。八重山観光フェリーと安栄観光から運営しており、料金は石垣港から大人片道700円。お得な往復割引があります。また安栄観光は、障がい者割引があります。

石垣島からの船の様子を動画に撮りました。小型の船ですが、石垣港を出てすぐに驚くほど速度を上げます。船は諸島内のためかそれほど揺れません。そしてあっという前に目の前の竹富島に到着しました。

水牛車

竹富港に船が到着したら、集落までのバスがあります。また島内各所にもバスが運行していますが、いずれも事前予約が必要なので注意しましょう。バスの他にレンタルサイクルがあります。

また港から集落まで徒歩10分。ビーチに行くのにも徒歩で十分回れます。実際にこの取材では、徒歩でのみ移動しました。そのほか30分かけて島内をのどかに観光する水牛車があります。

竹富島の魅力1:八重山独特の石垣と家屋群

集落

竹富島の集落に来て、真っ先に目を引くのは伝統的な家屋群です。家の周りを石垣で囲われた様式は、竹富島以外の石垣島など、かつて八重山諸島ではどこでも行われており、石垣島でもわずかに現存します。しかし竹富島には今でも多数の伝統家屋群が残っています。1987年に重要伝統的建造物群保存地区に選ばれました。

案内板

集落の特徴は次の通りです。石灰岩でできた石垣で囲み、赤瓦の屋根、そして魔よけのシーサーが鎮座します。さらにサンゴ砂の道や草花の植え込みがあるのが特徴。年間を通じて高温多湿な島で暑気を逃すため様々な配慮がなされています。

島に来たら最初に集落の中心にある、なごみの塔に行きましょう。高台に登って一望すれば、伝統的な竹富の集落が見渡せます。

竹富島の魅力2:伝統文化の息吹を痛感

小城盛

竹富島の集落を歩いていくと伝統的な建物や遺跡に出会えます。小城盛(クスクムイ)は、かつて付近の海上を行く異国の船を監視しました。何かあればすぐに石垣島に狼煙を上げて通報。現在は国の文化財に指定されています。

うたき

そして八重山諸島や沖縄に多数存在する聖地「御嶽(うたき) 」。竹富島にもいくつかの御嶽があります。神社のように入り口に鳥居がありますが、観光客は基本的に、そこから先には進むのはお控えください。鳥居の前から見学しましたが、その先には不思議と独特な気のようなものを感じました。

竹富島の魅力3:ビーチからの絶景・日差しの強さに注意

海

伝統的な家屋や建物に気が行きがちな竹富島ですが、ここは常夏の島。集落の外を歩いていけば、その先にエメラルドグリーンのサンゴ礁の海が広がっています。

特に島の西側。西桟橋のあたりからコンドイ浜を経由してカイジ浜までのビーチ沿いは、絵にかいたような南国の熱気と美しい海、そして遠くに見える島々の絶景が最高です。また本土では見ることのないサンゴのかけらやフルーツ類をじっくり眺めていたら、時がたつのを忘れてしまいます。

ビーチ

ビーチを訪問したときは、ちょうど干潮時。小さな星の砂があることで知られているカイジ(皆治)浜では、沖合に砂洲ができていました。歩いても渡れたので、そこまで行き、砂洲からの眺めを堪能。水着を持ってこなかったことを後悔しました。

ただ特にビーチに長くいるとすぐに日焼けします。日焼け止めは塗っておいた方がよいでしょう。そういえばコンドイ浜にいた複数の野良猫たちも日陰で休んでいました。

竹富島の魅力4:あまり気づかれない穴場スポット

仲筋井戸

竹富島を歩いていると穴場のようなスポットにも出会えます。例えば島の集落の境目にある仲筋井戸。見落としがちなところにありますが、ここはかつて竹富島の水源として非常に貴重な存在でした。

新里村遺跡

また港周辺も見逃しがちですが、穴場の見どころがあります。港から集落ではなく外周道路沿いに歩いていくと新里村遺跡があります。12~13世紀ごろの集落跡で、今はガジュマルの木に覆われていました。帰りの船の待ち時間があればぜひ立ち寄ってみましょう。

竹富島の魅力5:オリジナル工芸品の販売・アトリエ五香屋

アトリエ五香屋

竹富島の南側の集落に素敵なアトリエがありました。こちら五香屋は、竹富島にインスピレーションを受けた作家が陶芸を中心に様々な雑貨・作品を販売しています。

店内

許可をもらって、店内を撮影。あまりにも素敵な作品がそろっていましたので、特に気になったお茶碗をお土産に買いました。帰ってから実際に使用していますが、使いやすく、見ていて和める素敵なお茶碗です。また五香屋では最近ネットショップを始められました。

アトリエ五香屋

竹富島の食堂・宿泊施設について

竹富そば

竹富島には多くの食堂・カフェがあります。本場の竹富そばや八重山そばを出しているお店、泡盛が飲める店やおしゃれなバーも存在。島の雰囲気を感じながら大いに楽しみましょう。

泉屋入り口

竹富島には宿泊施設も目白押し。島の南東にある高級リゾートの「星のや」をはじめ、集落内にいろんなホテル、民宿、ゲストハウスがあります。竹富島の観光は日帰りで十分ですが、もっとゆったり竹富気分を味わうのでしたら、宿泊するのも楽しいでしょう。

石垣島から最も近い竹富島は、気軽に行ける八重山文化の宝庫

シーサー

竹富島は、石垣島から島影が見え、高速船で10分と最も気軽に行けるだけでなく、日帰りで十分観光できるので大変お手軽です。しかし、八重山の伝統的な集落を始め、歴史的な遺跡、名所の数々、そして美しいビーチが広がっているリゾートアイランド。

八重山観光に来たなら八重山文化の宝庫と言える竹富島に真っ先に行ってみましょう。

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万代正平

旅行が好きな旅人。日本国内は、北海道の網走、道東周辺から沖縄の八重山諸島・与那国島まで47都道府県すべて行ったことがあります。2020年2月までは毎年東南アジアに渡航しており、東南アジア10か国すべて訪問しました。海外では他にヨーロッパ(英国、ベルギー、アイルランド)アメリカ、中国、香港、マカオ、台湾、韓国への渡航経験があります。2020年春以降は、主に国内の旅行を中心に活動しています。

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