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北海道の旅行で必要な持ち物は何? 夏や冬など季節別にも解説
北海道へ旅行する際、どんな持ち物を用意したらいいかお悩みの方もいるでしょう。せっかくの旅行なのに、いざというときに現地で困ってしまう事態は避けたいですよね。
四季によってさまざまな自然を楽しめる北海道は、旅行する時期によっても必要な持ち物にも違いがあります。今回は北海道旅行で必要な持ち物について、基本的な持ち物から季節別の持ち物まで紹介していきます。
目次
1. 北海道旅行で必要になる基本の持ち物
まずは季節を問わず、北海道旅行へ持って行ったほうがよい基本の持ち物を紹介します。
現金やクレジットカード
<出典元:写真AC>
普段は現金とクレジットカードのどちらかしか使わない場合でも、北海道への旅行にはどちらも持って行くのをおすすめします。
現金だけだと、旅行中に足りなくなったり想定外の大きな出費があったりしたときに困ります。逆にクレジットカードだけだと、現金しか使えないお店での支払いに困ります。クレジットカードが1枚以上と、ある程度の現金を用意しておくと安心です。
免許証や健康保険証
<出典元:写真AC>
北海道旅行ではレンタカーを利用するケースも多いため、レンタカーを運転する予定があれば、免許証は必ず持って行きましょう。免許証は身分証明書として使えますし、急に運転することになった場合に備えて、運転する予定がなくても持って行きましょう。高速道路を利用する予定があれば、ETCカードも忘れずに。
また、急な体調不良や予期せぬケガで病院にかかる可能性もあるため、健康保険証も持っておきましょう。普段使用している財布から旅行用の財布へ中身を入れ替える場合は、免許証や健康保険証も忘れずに入れ替えましょう。
スマートフォンと充電器
<出典元:写真AC>
スマートフォンは連絡手段としてはもちろん、ネット検索や電車の時間の確認、写真や動画の撮影など、旅行には欠かせないでしょう。使用する場面が多ければバッテリーもどんどん消費してしまうため、充電器も忘れないようにしましょう。また、モバイルバッテリーやレンタカーで使用できるUSBカーチャージャーなどもあると安心です。
化粧品類
<出典元:写真AC>
宿泊先のホテルや旅館に備えられているものを使用する場合は問題ありませんが、敏感肌の場合など普段使っているものを使用したい場合は忘れずに持って行きましょう。アメニティに力を入れている宿泊施設もあるものの、シャンプー類はあってもスキンケア用品までは置いていないケースも多いので、事前に宿泊先のサイトなどでラインナップを確認しておくのがおすすめです。
薬、衛生用品、生理用品など
<出典元:写真AC>
北海道旅行では飛行機や電車、バス、レンタカー、船などさ まざまな乗り物を利用する機会があるため、乗り物酔いに備えて酔い止め薬を持参しておくと安心です。普段あまり乗り物酔いをしない人でも、長時間の乗車や慣れない土地での移動で気分が悪くなる恐れもあるため、念のため用意しておくとよいでしょう。乗り物酔い以外にも、体調を崩したときに備えて胃腸薬や風邪薬などもあると安心です。
また、ティッシュや除菌シート、ビニール袋などの衛生用品もあると便利です。コンタクトレンズを使用している場合は、ケア用品も忘れないようにしましょう。ワンデータイプなら1日の終わりに捨てるだけなので、旅行日数分だけ持ってくればよいのでおすすめです。
生理用品は現地のコンビニやドラッグストアなどで調達しても問題ありませんが、生理予定日が重なっているのがあらかじめわかっていれば、ある程度持参しておくと慌てずに済みます。
エコバッグや折りたたみバッグ
<出典元:写真AC>
北海道には魅力的なお土産が多いので、買い物の際にはエコバッグや折りたたみバッグがあるとよいでしょう。買い物をする度に有料のレジ袋を購入してもよいですが、大きめのエコバッグや折りたたみバッグであれば荷物をまとめやすく、買い物以外にもさまざまなな荷物を入れられて便利です。
雨具
<出典元:写真AC>
突然の雨に備えて、折りたたみ傘やレインコートを用意しておくとよいでしょう。なるべくかさばらないよう、コンパクトなものを選ぶのがおすすめです。
2. 夏の北海道旅行に必要な持ち物
基本の持ち物に加えて、夏の北海道旅行に必要な持ち物を紹介します。北海道の夏は30℃を超える真夏日は少ないものの日差しが強い日も多く、朝晩は肌寒い日もあるため、日差し対策や体温調節のしやすい服装や持ち物を心がけることが大切です。
薄手の上着
<出典元:写真AC>
北海道は天候によっては夏でも朝晩は冷えることがあったり、日中でもエアコンが効いて肌寒かったりする場合があるため、薄手の上着を用意しておくと重宝するでしょう。また、薄手の上着は寒さ対策以外にも、紫外線対策としてさっと羽織るのにも便利です。
帽子やサングラス
<出典元:写真AC>
北海道には豊かな自然にあふれた観光地がたくさんあるので、野外での観光が多い場合は帽子があるとよいでしょう。北海道であっても夏の日差しは強いので、日焼け対策や熱中症対策としても帽子があると安心です。また、強い日差しから目を守るために、サングラスもあるとよいでしょう。
長袖の服
<出典元:写真AC>
ハイキングなどをする場合は、夏でも長袖の服を用意しておきましょう。植物でかぶれたり虫に刺されたりするのを防ぐために、なるべく肌の露出を控えた服装がおすすめです。なるべく動きやすく、速乾性のあるものだとよいでしょう。
日焼け止めスプレー
<出典元:写真AC>
北海道であっても夏は日差しが強いため、日焼け対策は必要です。朝のうちに日焼け止めを塗っていても、野外での観光が多ければ途中で塗り直したいと思うこともあるでしょう。スプレータイプの日焼け止めがあると、野外でも手軽に塗り直せて便利です。
虫よけスプレー
<出典元:写真AC>
夏の北海道旅行では、山や湖、牧場や観光農園など、豊かな自然にあふれた観光地を目的地にしている人も多いでしょう。大自然の中では虫刺されに気をつける必要があるため、虫除けスプレーがあると安心です。
3. 冬の北海道旅行で必要な持ち物
基本の持ち物に加えて、冬の北海道旅行に必要な持ち物を紹介します。北海道の冬は寒さが厳しく降雪も多いため、寒さ対策や雪対策に関する持ち物を用意することが大切です。
また、外は厳しい寒さでも室内は暖房がしっかり効いていて暖かい場合も多いので、簡単に体温調節ができるように持ち物を工夫できるとよいでしょう。
手袋やマフラー
<出典元:写真AC>
冬の北海道はとにかく寒さが厳しいので、手袋やマフラーなどの防寒グッズは必須といってよいでしょう。朝晩は特に冷え込むのはもちろん、北海道の冬は最高気温が氷点下の日もあるため、防寒グッズでなるべく肌の露出を減らしましょう。
ニット帽
<出典元:写真AC>
北海道の厳しい寒さのなかで過ごすには、頭部の防寒対策も忘れないようにしましょう。頭部は身体のなかでも熱を奪われやすい部位のひとつなので、ニット帽を被ることで熱が逃げるのを防ぎ、保温効果を高められます。雪が降ってきた場合も、ニット帽を被っていれば傘がなくてもしのぐことが可能です。また、ニット帽は耳も覆うことができるので、耳の防寒対策にもなります。
厚手の靴下
<出典元:写真AC>
足元も冷えやすいので、厚手で丈が長めの靴下があるとよいでしょう。薄手のものやスニーカーソックスなどは足元が冷えやすいため、厚手で温かい素材で、足首をしっかり覆える丈のものがおすすめです。雪が積もっていると靴下が濡れてしまうこともあるので、替えの靴下も用意しておきましょう。
厚手の上着
<出典元:写真AC>
冬に北海道へ行くなら、暖かいアウターを用意しましょう。北海道の厳しい寒さには、風を通さない暖かい素材のアウターがおすすめです。厚手のコートやダウンコートなど、防寒素材のものを選びましょう。フードが付いていると、雪が降ってきた際にさっと被れるのでおすすめです。
スノーブーツ
<出典元:写真AC>
冬の北海道では、足元はスノーブーツなど滑り止めがついているものを選ぶと安全です。雪が積もっていたり凍結していたりすると歩きにくく、慣れていない人にとっては非常に滑りやすくて危険です。特にスニーカーやパンプスでは滑りやすくすぐに中まで濡れてしまうので、なるべく雪用の靴を用意しましょう。
スノーブーツがない場合は、靴の裏面に貼るタイプの滑り止めや、靴底に取り付けるスノースパイクなどを活用してみてもよいでしょう。
使い捨てカイロ
<出典元:写真AC>
寒さをしのぐために、使い捨てカイロもいくつか用意しておくと便利です。貼らないタイプであれば手軽に温まることが可能なので、バッグにいくつか入れておくとよいでしょう。
貼るタイプの場合は、首の後ろや腰、お腹、足首など、太い血管が通っているところに貼ると温かさを感じやすいといわれています。ただし、インナーなど肌に近い部分に貼ったり、貼った部分を圧迫したりすると、低温やけどを引き起こす危険があるため注意しましょう。肌への負担を軽減するためには、アウターの内側などに貼るのがおすすめです。
使い捨てカイロは基本的に燃えるゴミに捨ててはいけないので、旅行先の自治体のルールに従って捨てるか、持ち帰ってから処分するようにしましょう。
防水スプレー
冬の北海道は雪が降っていることが多いので、防水スプレーを用意しておくと安心です。アウターや鞄などに雪がついたまま室内に入ると雪が溶けてビショビショに濡れてしまい、素材を傷めてしまったり、乾かすのに時間がかかったりしてしまいます。防水スプレーをしておけば雪が降っていても水を弾いてくれるので、濡れにくくなって安心です。外に出る前にアウターや鞄、帽子、靴などに防水スプレーをしておきましょう。
日焼け止めやサングラス
<出典元:写真AC>
冬の北海道では多くの場所が積雪しており、雪からの照り返しで日焼けをしたり、眩しく感じたりすることがあります。冬だからといって油断せず、日焼け止めやサングラスがあると重宝するでしょう。
北海道旅行では、北海道の気候に合った持ち物を用意することが大切です。せっかくの旅行なのに現地で困ることのないよう、事前に必要な持ち物を確認し、快適な北海道旅行を楽しみましょう。
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