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ヒュッゲを愉しむ晩夏のデンマーク6:アウトサイドなルイジアナ美術館編
窓子デース!!
全7回でお届けする"窓子が体験した晩夏のデンマーク"。今回はその6回目です。
アウトサイドなルイジアナ美術館
ついに観光も最終日。
お土産の買い忘れのための予備日とチボリ公園に行く予定の日でしたが、前日に全て終わってしまったので、娘宅でのんびりしようと思っていました。
しかし、娘婿ママから再三のお誘いで、断っても断ってもLINEが来る!(笑)
3回目にはあきらめて彼女の提案に乗りました。娘婿ママは、去年一緒に沖縄旅行したことを感謝してくれていたのでした。ありがたや笑
それで彼女のお誘いがルイジアナ美術館だったというわけです。
ルイジアナ美術館?
なんかアメリカ南部にある名前だし、なぜ北欧にある美術館に命名したんだろーと考えたら、そもそもアメリカはヨーロッパからの移民の国でした。
故郷を懐かしんで名付けたかもしれません。(単なる憶測です。)
で、慌ててググってみたところ、有名な作品が何もない。しかし大変人気の美術館だと書いてありました。
というわけで、半ば強制的に、またも知らないところへレッツゴー!
美術館にしては入り口は小さいです。もとは個人の邸宅だったところを美術館にしたとか。
突き抜けてすぐに海が見えます。
たくさんの人達が、散歩したり見学したりして楽しんでいました。
ミュージアムショップも充実。
まだスーツケースに入れば、このフェルトポーチは欲しかった。
買って帰っても、並べるテーブルがない素敵なお皿。
なぜか真っ先にミュージアムショップ(訳:お土産屋さん)を見てしまう母娘。
もう、スーツケースには何も入らないとわかっているのに(泣)
窓子は知らなかったけど、イサム・ノグチのスペードの彫刻。何がスペードなのかあまりわからず。絵心なくてスミマセン。
彫刻やこのような作品の展示がたくさんありました。
<ある意味、まわりと融合されている作品>
この日は雨の予報でしたが薄曇り。
さて、今度は室内展示を見て回ります。
この暖炉、娘婿パパ宅で見たぞ!120年前の家を買ってリノベ中でした。
この暖炉、デザインからすると割と近年だと思うけれど美術館入りのデザインだったのか!
この絵の絵の具は尖って突き出ていました(笑)
デンマークでは有名な画家だけど、理解できないのよねーと娘婿ママ。
この美術館の特徴は、どこからでも外に出られるところです。
そして、回廊は常に外の作品が見えるように展示されています。羽を広げているのはポケモンの仲間にいませんでしたか?(笑)
この作品は美術館の中でも有名な作家だとか。
一瞬カオナシがいる!と思ったら親指がモチーフ(笑)娘に親指と言われるまでわからず...。
疲れたらカフェでお茶を。
やっぱり最後までケーキ(笑)
少し晴れ間が出てきました。
竹の一種で編んだ巨大オブジェ。2階から撮しています。
直前に窓子が読んだ記事は、この風景をベタぼめしていました。池と調和する彫刻。確かに素晴らしかったです。
晴れた!
ルイジアナ美術館は近代美術を扱っていますが、それ以上に心を和ませるのは、庭園の美しさでしょう。
親子連れでピクニックに来たり、散歩がてら海を見に来たり、美術とは関係ないところでも市民に親しまれているようです。
最後に、一番心に残った作品を見てください(^ν^)
アイスランドに住む画家の自画像だけを展示した広いスペース。ここまで集めたら、すでに絵日記。
自画像は一貫してパンツ一丁の姿で描かれています。
酒を飲んだり、歌ったり、ピアノを弾いたり、車を運転したり、大工仕事をしていたり。本当にただのパンツ一丁の男の日常なんです。
無限の孤独を感じたのは、画家がアイスランドというさっむい名前の国に住んでいるからでしょうか(笑)
※娘婿ママの英語を理解できず、アイスランドの画家じゃなかったらスミマセン。
ちなみに、アイスランドは氷の国ではありません。
アイスランドと名付ければ他国が関心を示さないだろうと考えたらしい。だから氷の国の方にグリーンランドと名付けたとか。
なかなかやるな昔のデンマーク人(笑)
いよいよ次回は最終回。
長らくお待たせいたしました。いよいよヒュッゲを語る回になります。タイトルはデンマークの食卓。
Farvel!(ファベール)またね!
ルイジアナ近代美術館
- 住所:Gl Strandvej 13, 3050 Humlebæk, デンマーク
- TEL:+45 49 19 07 19
- 営業時間:火~金11:00~22:00、土日11:00~18:00
- 休館日:月曜日
- 入館料:大人145DKK、学生125DKK、子ども(18歳未満)無料
- 公式サイト:ルイジアナ近代美術館
ヒュッゲを愉しむ晩夏のデンマーク
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窓子
- 10年来の飛行機嫌いを克服して海外旅行が趣味になりつつある映画好きのSWオタクにしてトレッキー、さらに新撰組熱血ファン。勤務先は旅行会社 コールセンター。たまに不要な知識を暴走させてお客様と長話をしてしまう難癖あり。