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【カンボジア】初めての方、必見!カンボジアの旅
今回の舞台は、カンボジア。コロナ禍で海外への渡航を自粛していましたが、ついに解禁しました。初めての方にも分かりやすいように、カンボジアの実情をお届けします。
目次
カンボジアについて
カンボジアは東南アジアに位置する国です。 国土面積は日本の半分くらいで、タイ、ベトナム、ラオスに面しています。
公用語はクメール語で、プノンペンやシェムリアップなどの都市や空港、宿泊施設などでは英語が通じる場合もありますが、ほとんどの場合はクメール語が用いられます。
クメール語はもちろん、英語も聞き取りができる程度の私ですが、翻訳アプリを駆使して、何とかコミュニケーションを図ることができました。
カンボジアの観光名所として有名なのは、アンコールワット。クメール帝国時代に建設された、広大な石の寺院の遺跡群です。その他には、東南アジア最大の湖として知られるトンレサップ湖、黄金に輝くカンボジア王宮、現地の暮らしが垣間見えるナイトマーケットなど、様々な観光スポットが存在します。
プノンペンやシェムリアップが観光地の定番となりますが、今回は、クラチェに滞在しました。公共交通機関が充実していない箇所も多いので、基本的にはタクシーやトゥクトゥクで移動することになります。旅の期間が決まっている場合は、行き先を明確にしてから行動するようにしましょう。
旅の準備
旅の準備として、まず必要なのはパスポート。海外旅行が久しぶりという方は、期限の確認をしましょう。また入国の際にビザも必要となりますので、こちらも事前に用意しておくとスムーズです。
次に検討するのは、航空券。私の場合、中部国際空港からマニラを経由しカンボジアへ行きました。フィリピン航空はエコノミークラスの場合、座席にモニターがないものもありますが、機内では寝てしまうことが多い私はそれほど気になりませんでした。機内食もおいしかったです。
余力があれば日本にいる間に、日本円からドルへの両替をしましょう。カンボジアの現地通貨はリエルですが、ほとんどの箇所ではドルでの支払いが可能です。ドルで支払ってもリエルでおつりがくるので、混乱してしまうこともありますが...。とりあえず、ドルの通貨を持参するようにしましょう。
カンボジアの楽しみ方
観光名所を巡ることも楽しいですが、暮らしに密着した過ごし方もおすすめです。今回の旅では特に、現地の人と交流を大切にしました。カンボジアも都市によって雰囲気が異なるので一概には言えませんが、私が訪れたクラチェは温厚で親しみやすい方が多いという印象でした。
子どもたちの笑顔もキラキラしていて、今を精一杯楽しんで生きる姿に胸を打たれました。
カンボジアの料理は、日本人の口に合うものが多く、どれもおいしかったです。個人的には、ベトナムのフォーを彷彿させるようなヌードルと肉と野菜を甘辛いタレで炒めたロックラックがお気に入りでした。
各地にあるマーケットでは、その土地ならではの産物を目にすることができます。
旅中に気をつけた方が良いこと
カンボジアの旅路で気をつけた方が良いことをいくつかご紹介します。
1つ目は、スリやひったくりなどの軽犯罪です。備えあれば憂いなしということで、気をつけていく必要があります。また、タクシーやトゥクトゥクに乗る際に高額な請求をされることもありますので、事前に値段の確認や交渉をしてから乗車するようにしましょう。
2つ目は、衛生面です。日本では考えられないような光景に遭遇することもあります。店舗によっては、油を何日も使い回していたり、水道水をそのまま飲料水として出しているところもあるので、こちらも注意が必要です。
3つ目は、感染症です。カンボジアに長く滞在している方に聞いたお話ですが、短期滞在でも余力があれば、マラリアと狂犬病の予防接種をした方が良いと話されていました。特に狂犬病は深刻で、菌を持っている野犬に噛まれてしまうと、最悪の場合死に至ることも...。私は未接種だったので、常に周りを見渡し、野犬と距離を取りながら過ごしていました。
旅に出掛けよう
今回は、カンボジアの実情についてお伝えしました。貧困というイメージが先行している方もいらっしゃるかもしれませんが、首都プノンペンは開発がかなり進んでおり、現在も建設ラッシュとなっています。
地域によって雰囲気が違うので、さまざまな発見がある面白い国です。ぜひ、カンボジアを訪れてみてください。
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南谷有美
- フリーランスのカメラマン。