京都の食べ歩きスポットまとめ! 祇園や嵐山など人気エリアを紹介

京都 街並み

日本を代表する観光地のひとつで、国内外から大勢の人が訪れている京都。風情ある街並みや寺社、四季折々の景観などが人気ですが、観光しながら食べ歩きを楽しみたいという人も多いでしょう。

本記事では、祇園や嵐山などのエリアごとに分けて、京都で食べ歩きに適したお店を紹介します。テイクアウトして気軽に食べ歩きが楽しめるお店をピックアップしたので、京都観光を検討中の人はぜひ参考にしてください。

目次

<1. 京都には食べ歩きスポットが充実!>

<2. 祇園や清水での食べ歩き>

<3. 四条や河原町、錦市場での食べ歩き>

<4. 嵐山での食べ歩き>

<5. 伏見稲荷大社周辺での食べ歩き>

<6. 宇治での食べ歩き>

<7. まとめ>

1. 京都には食べ歩きスポットが充実!

観光名所が各地に点在している京都には、食べ歩きを満喫できるスポットが充実しています。

京都らしい抹茶やゆばなどを使ったグルメから、インスタ映えするフォトジェニックなスイーツまで、各地でさまざまな食べ歩きグルメを堪能できるでしょう。

特に、京都を代表する観光地のひとつである祇園周辺や嵐山エリア、繁華街である四条や河原町エリア、宇治抹茶で有名な宇治エリアなどで食べ歩きを楽しめるようになっています。

2. 祇園や清水での食べ歩き

花街情緒を味わえる祇園や、「清水の舞台」で有名な清水寺がある清水エリアは、京都で必須の観光地の1つ。

国内外から多くの観光客が集まるこれらのエリアには、老舗のお茶専門店の本店や京生麩の専門店など、京都らしさを感じられる名店が揃っています。

ここでは、祇園や清水エリアで食べ歩きにおすすめのお店を紹介します。

清水二寧坂
<出典元:写真AC

祇園辻利 祇園本店

祇園には、1860年創業・宇治茶で有名な「祇園辻利(ぎおんつじり)」の本店があり、宇治茶を使ったドリンクやスイーツ、そばなどを味わえます。

1階では茶葉やお菓子のほか、冷抹茶や抹茶ソフトの購入が可能です。抹茶をそのまま閉じ込めた「抹茶氷」を使用したドリンクや、濃厚な抹茶をふんだんに使ったソフトクリームなどを通して、こだわりの抹茶の味を気軽に楽しめるでしょう。

2階と3階はゆっくり飲食できる「茶寮都路里(さりょうつじり)」となっているので、観光の途中で休憩がてら立ち寄るのもおすすめ。茶寮都路里では、抹茶パフェや抹茶のかき氷のほか、わらび餅・抹茶そばなどをオーダーすることが可能です。

祇園京くらら

「祇園京くらら」は、独特の触感が特徴的な京生麩の専門店です。あられやあんこなどさまざまな食材と組み合わせられた京生麩は、その美味しさはもちろん、インスタ映え間違いなしの華やかな見た目で人気。

「ほうじ茶あん」や夏季限定の「ラムネあん」「桃あん」などスイーツとして楽しめるもののほか、「田楽味噌赤みそ」や「わさび磯辺焼き」など、ご飯のお供として味わえるものもあります。

1本350円から購入可能で、友人や家族、職場の人へのお土産として購入するのもおすすめです。

  • 住所:京都府京都市東山区祇園町北側294
  • 公式サイト:祇園京くらら

伊藤軒/SOU・SOU 清水店

1864年(元治元年)に創業した京都の老舗菓子屋「伊藤軒」と、京都発のテキスタイルブランド「SOU・SOU」のコラボ商品などが購入できるお店です。

カラフルでかわいらしい見た目の「串和菓子」や、お店一推しの「SO-SU-U カステイラ生クリーム添え」、黒糖味の「飲む水羊羹」などはどれも清水店限定のテイクアウトメニュー。すべてワンコインで購入できます。

清水店は伝統的な建物が立ち並ぶ「産寧坂(さんねいざか)」沿いにあり、情緒溢れる和の雰囲気とポップなディスプレイを掛け合わせた空間で、お土産物などを選ぶのも楽しいでしょう。

清水京あみ

「清水京あみ」は、清水寺のふもとにある手作りスイーツとコーヒーを味わえるお店です。1982年にお土産店としてスタートしており、パティシエが店内のキッチンで手作りした保存料を使用していないスイーツと、店長自らが焙煎したコクのあるコーヒーが特徴。

スイーツのなかでは生地にニッキを練り込んだ「八ツ橋しゅー」が特に人気で、味は抹茶とバニラの2種類から選べます。八つ橋独特のニッキの香りや、濃厚なクリームなどを楽しめる一品です。

ほかにも、不思議な食感のクッキー「HORORO」が販売されており、こちらは日持ちするためお土産としての購入にも適しています。

食べ歩きはもちろん、ほっと一息つける明るく清潔な店内で、休憩しながらスイーツやコーヒーを味わうのもおすすめです。

  • 住所:京都府京都市東山区清水1-262
  • 公式サイト:清水京あみ

3. 四条や河原町、錦市場での食べ歩き

京都随一の繁華街で、交通アクセスもよく多くの人が訪れる四条や河原町。「京の台所」とも称される「錦市場」も近くにあり、ショッピングをしたり食文化を楽しんだりと、さまざまな過ごし方ができるエリアです。

ここでは、四条や河原町、錦市場で食べ歩きに適したお店を紹介します。

錦市場
<出典元:写真AC

京都芋屋 芋と野菜

パーソナルトレーナーとして活動している代表の、身体づくりのサポートや焼き芋の美味しさ・魅力を届けたいとの思いから始まった「京都芋屋 芋と野菜」。

2022年「さいたまスーパーアリーナけやきひろば」で開催された全国規模のイベント「さつまいも博」にて、準グランプリを受賞したお店です。

長時間かけて熟成された糖度の高い焼き芋や、「超極蜜スイートポテト」など、お芋の美味しさをふんだんに感じられる商品が揃います。

四条河原町店では、店舗限定商品として「芋ちっぷす」や「芋蜜ソフトクリーム」を味わうことも可能です。

SUGiTORA

寺町商店街と新京極商店街の間にあり、隠れ家のような雰囲気が特徴的な「SUGiTORA」。見た目もかわいい本格的なジェラートや、オリジナルのパフェ・ドリンクなどが味わえるお店です。

テイクアウトジェラートはシングルカップ・ダブルカップ・シングルコーン・ダブルコーンのなかから選べ、散策時の食べ歩きに最適。

北海道で育った乳牛の牛乳を使用した「ミルク」や、カカオ収穫後60日以内に仕立てた新鮮なチョコレートを使用した「60デイズショコラ」、カシスの渋みとアールグレイの香りが特徴的な「赤い果実とアールグレイ」などの絶品ジェラートを楽しめます。

お店の2階はカフェスペースになっており、季節に合わせたパフェやドリンクセットなどをゆっくり味わうことも可能です。

  • 住所:京都府京都市中京区中筋町488-15
  • 公式サイト:SUGiTORA

錦一葉&まめものとたいやき

「錦一葉&まめものとたいやき」は、宇治抹茶スイーツ等を手掛ける「錦一葉」と、嵐山で人気の「まめものとたい焼き」とのコラボ店です。

一推しは賞味期限1分とされている「あんバター」のたい焼きで、バターが溶けてしまうと出来立ての味わいが変わってしまうことから、このようなキャッチフレーズがついているのだとか。あんバターのほか、つぶあん・こしあん・カスタードなどのたい焼きが用意されています。

また、錦市場のお店では、錦一葉による京都宇治茶を使用した抹茶ラテやほうじ茶ラテがオーダーできる点も魅力。かわいい姿のたい焼きと一緒に、上質な宇治抹茶のほろ苦さを活かしたドリンクをオーダーするのもよいでしょう。

4. 嵐山での食べ歩き

四季折々の美しい景色や、世界遺産「古都京都の文化財」のひとつ「天龍寺」などが見どころとなっている嵐山は、食べ歩きが充実しているスポットとしても知られています。

ここでは、嵐山で食べ歩きにおすすめのお店をピックアップしたので、ぜひ嵐山散策の際は参考にしてください。

嵐山渡月橋
<出典元:写真AC

良彌(よしや) 本通り店

「良彌(よしや)」は、京都嵐山で70年以上和食の伝統を守り続ける老舗の和食店です。本格的なコース料理が味わえる店舗などもあるなか、嵐山駅や渡月橋からすぐのところにある「良彌 本通り店」では、食べ歩きしやすい「ゆばチーズ」を味わえます。

サクサクとしたゆばの皮と歯ごたえのあるすり身・とろけるチーズが絶妙にマッチした一品で、嵐山の名物として多くの人に親しまれているものです。

ほかにも、数量限定の「ゆば明太」「えびマヨ」「たこねぎサクレ」などの天ぷらがあり、京の食材をぷりぷりとした食感で楽しめるでしょう。

商品には卵や小麦が使用されておらず、安心して食べられる点も魅力です。

  • 住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町
  • 公式サイト:良彌 本通り店

手づくり工房 京豆庵 京都嵯峨嵐山店

「手づくり工房 京豆庵 京都嵯峨嵐山店」は、嵐山の竹林へと続く入口にある豆乳スイーツを食べられるお店。

SNSで話題となっている「逆さにしても落ちない豆腐ソフトクリーム」が人気で、ソフトクリームをひっくり返して写真を撮るという、おもしろい体験ができるでしょう。

店内では、ほかにも豆乳プリンや豆乳ドーナツなどが販売されており、すべての商品に100%国産の大豆が使われています。味のよさはもちろん、健康や美容によいスイーツを味わえる点も大きな魅力です。

京 嵯峨野 竹路庵 本店

風光明媚な嵐山にて、定番の和菓子や季節にあった和菓子などを楽しめる「京 嵯峨野 竹路庵 本店」。

特にわらび餅が自慢のお店で、厳選した原材料からつくられた、もちもち食感のわらび餅は絶品です。研究に研究を重ねた香ばしいきな粉がわらび餅によく合い、和菓子好きなら一度は味わいたい一品でしょう。

店頭では「特別仕立てわらび餅」をはじめとする3種類のわらび餅のほか、嵐山だんごやみたらし団子などを味わえます。

「いちご大福」や「道明寺桜餅」などの季節の和菓子がシーズンに応じて用意されていたり、お土産用のどら焼きなどを購入できたりする点もポイントです。

zarame 嵯峨嵐山本店

「zarame 嵯峨嵐山本店」は、京都の素材を活かした京綿菓子の専門店です。

綿菓子のもととなるザラメからこだわって商品をつくっており、独自の風味となるように開発されている点が特徴。トッピングには、京都宇治抹茶や丹波産黒豆きな粉など、京都や国産の素材が使用されています。

風情ある嵐山の風景にふわふわで色鮮やかな綿菓子はよく合い、SNS映えする写真の撮影もできるでしょう。

また、店内ではドリンクや綿菓子付きのかき氷、和柄のパッケージが印象的なお土産なども販売されています。

5. 伏見稲荷大社周辺での食べ歩き

美しい「千本鳥居」が特徴的で、海外からも多くの観光客が訪れる「伏見稲荷大社」。京都の中心部からもアクセスしやすく、一度は行ってみたいと思う人は多いでしょう。

ここでは、そんな伏見稲荷大社周辺で食べ歩きを楽しめるお店を紹介します。

伏見稲荷大社
<出典元:写真AC

祢ざめ家(ねざめや)

「祢ざめ家(ねざめや)」は創業1540年、あの豊臣秀吉が屋号をつけたという歴史を持つ老舗の和食店。

古くから「おいなりさん」と呼ばれ親しまれてきた伏見稲荷大社付近にて、「いなり寿し」を食べられるお店として有名です。甘い出汁が染み込んだ油揚げや食感がよい麻の実などが特徴的で、やみつきになる味わいを楽しめるでしょう。

また、「いなり寿し」だけではなくスズメやウズラの焼き鳥、うなぎ丼なども人気。昭和初期に建てられた和風の店構えは風情があり、店内で食事をするのもおすすめです。

  • 住所:京都府京都市伏見区深草御前町82
  • 公式サイト:祢ざめ家

私のカレ

「私のカレ」は、伏見稲荷に2023年6月にオープンした新しい商業施設「京都伏見稲荷OICYビレッジ」内にある、テイクアウト、食べ歩きに特化したカレーパンのお店です。

自慢のカレーパンは、イートイン、食べ歩き、テイクアウトのどのスタイルにも合うように、「ひとくち」&「スティック」の2種類が用意されている点が特徴。

さまざまな香辛料が配合されているカレーや、胃もたれしにくくなるよう工夫してつくられたパン生地など、味や生地にもこだわりが見られます。

カレーパンとの相性抜群でフレーバー豊かな自家製ラッシーもあるので、一緒に味わってみてはいかがでしょうか。

  • 住所:京都府京都市伏見区深草一ノ坪町 13-5 伏見稲荷OICYビレッジ 1F
  • 公式Instagram:私のカレ

果菓(かか) 伊藤軒 伏見稲荷店

京都の老舗菓子屋「伊藤軒」が運営する「果菓(かか) 伊藤軒 伏見稲荷店」。伏見稲荷らしい狐をモチーフにしたスイーツや、ドリンクなどを味わえるお店です。

狐の形のこし餡饅頭がついた「くだもの串和菓子」は見た目がかわいく、写真映えするとSNSなどで人気。ほかにも、「【塩】いもチップス」や「りんごパイソフト」、色鮮やかな「くずアイス」など、多種多様なメニューが揃います。

京阪電車「伏見稲荷」・JR奈良線「稲荷」の2つの駅や、伏見稲荷大社からアクセスしやすい場所にあるので、参拝の前後に気軽に立ち寄れるでしょう。

6. 宇治での食べ歩き

京都の南に位置し、世界遺産である「平等院」や紫陽花の名所などで知られる宇治。観光スポットのほか宇治抹茶も有名で、抹茶スイーツやドリンクを食べ歩きで楽しむのがおすすめです。

ここでは、宇治で食べ歩きをする際に訪れたいお店を2つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。

宇治橋
<出典元:写真AC

伊藤久右衛門(いとうきゅうえもん)宇治本店

江戸後期からお茶づくりに携わっている歴史を持ち、品質にこだわり、豊かな香り・味わいの宇治茶を販売していることで知られる「伊藤久右衛門(いとうきゅうえもん)」。

「宇治本店」は、白いのれんが掲げられた外観や和モダンな店内が特徴的なお店で、自慢の宇治茶や抹茶スイーツなどを味わえます。

人気No.1の「宇治抹茶ガトーショコラ 宇治のこみち」や、インスタ映え間違いなしの見た目がかわいい「抹茶パフェアイスバー」のほか、本店限定の「宇治抹茶生どらやき」・数量限定の「宇治てぃらみす」などがおすすめ。

店内には茶房もあり、ゆっくり休憩しながら、和の食材をふんだんに使用した抹茶パフェなどを味わうことが可能です。

抹茶共和国

「抹茶共和国」は、おしゃれで見た目もかわいい宇治抹茶ドリンクなどを楽しめる、モダンな雰囲気が特徴的なお店です。

瓶に入ったインクをモチーフにした小さなボトル入りのドリンクは、伝統文化である抹茶をスタイリッシュに楽しめる一品。ドリンクの味にもこだわっており、高品質な宇治産一番茶を石臼で挽いた宇治抹茶と、生乳100%の北海道牛乳などの素材が使用されています。

また、ドリンクだけでなく、濃厚な抹茶ティラミスなどのスイーツも人気です。白を基調とした店内もフォトジェニックで魅力的なため、休憩目的で訪れるのもよいでしょう。

  • 住所:京都府宇治市宇治妙楽26-2
  • 公式サイト:抹茶共和国

7. まとめ

貴重な神社仏閣や歴史ある街並みなどで知られる京都には、食べ歩きを楽しめるスポットが充実しています。

各地に抹茶スイーツやドリンク、見た目がかわいい和菓子やゆばなどを味わえるお店があり、観光しながらさまざまなグルメを味わえることでしょう。

本記事を参考に、ぜひ京都での食べ歩き旅を楽しんでみてくださいね。

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