台北で食べておきたいおすすめ「魯肉飯(ルーロー飯)」3店!

ほかほかのご飯の上には、とろとろ~になるまで煮込んだ飴色の豚肉が。台湾B級グルメの王様とも呼べる「魯肉飯(ルーローハン/ルーローファン)」は、台湾旅行の途中で絶対食べておきたい料理の1つ。

台北には美味しい魯肉飯を提供する店がたくさんありますが、今回は特におすすめしたい3店をピックアップしてみました。口に運んだ瞬間にんま~りしてしまいそうな美味しい魯肉飯を次の旅行で探しに出かけてみてください。

目次

1. ハイセンスな空間でゆったり食事が楽しめる「滷肉飯店

滷肉飯店

南京復興駅6番出口から徒歩1分の場所にある「滷肉飯店」は、大きな窓と開放的な店内が印象的なまるでカフェの様な魯肉飯専門店。

滷肉飯店

店内に一歩足を踏み入れると目に飛び込んでくる一枚板の大きなテーブル。シンプルでハイセンスな内装や照明を見ると「ここで本当に魯肉飯が食べられるの?」と質問したくなる様な空間。

ギャラリー
<イートインコーナーの隣には、店内で使用している食器が陳列されたギャラリーのようなスペースが>

注文はテーブルに置かれたメニューに書き込むスタイルで、先にレジで支払いを済ませてから、店内奥のカウンターで料理を受け取ります。

滷肉飯便當

2種類の日替わりおかずがセットになった「滷肉飯便當/二菜(ルーロー飯弁当/おかず2品)65元」は、中までしっかり味が染み込んだ油豆腐(台湾風厚揚げ)と、滷筍絲(台湾風メンマの煮込み)が白いミニボウルの中でダイナミックに盛り付けられた1碗。ここに「滷蛋(煮たまご)/20元」をトッピングすれば、ビジュアルも完璧な「茶色づくし」ごはんを楽しむ事ができます。

じっくり煮込んだ豚肉は、見た目とは裏腹に優しい仕上がり。硬めに炊いた白米にタレをしっかり絡めてからおかずと交互に口へ運べば、メンマの程よい塩味と肉の甘みが口の中でバランス良く融合します。

大き目にカットされた豚バラ肉は脂身が多いかな?と思うのですが、重すぎず癖も無くあっさりした味付けで、女性でもぺろり完食できそうなほどライトな仕上がり。

一瞬で完食してしまいそうな1碗ですが、黄身の中央まで味が染み込んだ煮卵を食べ忘れない様にご注意ください!

滷肉飯店 LÓOBAH RESTAURANT

  • 住所:台北市松山區南京東路三段261號1F
  • 営業時間:11:30~20:00
  • 定休日:日曜
  • 公式サイト:滷肉飯店

2. 一度食べたら虜になる、路地裏にひっそり佇む「大稻埕魯肉飯

大稻埕魯肉飯

メニュー

イベント用品や包装用品などの卸売問屋が立ち並ぶ、台北駅北側の華陰街と太原路エリア。路地裏から市場に抜ける途中にある「大稻埕魯肉飯」は、台北っ子や外国人観光客に人気の行列が絶えない魯肉飯専門店。

お昼時は店内に座ってから料理が運ばれて来るまでの待ち時間が少し長めですが、忙しそうな店内や窓から見える市場を眺めながら待てば、あっという間に時が流れます。

こちらの店も注文はメニューに書き込んでから、先に支払いを済ませるシステム。日本語は通じませんがアイコンタクト多めの接客なので、そこまで緊張しないかと思います。

醃小黃瓜
<付け合わせの小皿料理は、口の中がすっきりする「醃小黃瓜(キュウリの甘酢漬け)/35元」がおすすめ>

甘めの味付けで脂身多めの、細かく刻んだ豚肉がたっぷり掛かった「魯肉飯・小/30元」と共に必ず注文していただきたいのが「半熟荷包蛋(半熟目玉焼き)/20元」。とろりとした黄身を少しずつ崩しながらご飯をかき混ぜると、味がマイルドに変身します。

刺激が欲しい場合は、ラー油をちょい足しして味変。パンチのきいた辛味とニンニクの香りで食がもりもりすすみます。

台北駅から新幹線に乗車する際に、中山エリアでショッピングする時に、わざわざ立ち寄って欲しいと思える趣のある素敵なお店です。

大稻埕魯肉飯

  • 住所:台北市大同區長安西路220巷17號
  • 営業時間:11:30~20:00
  • 公式サイト:大稻埕魯肉飯

3. 予約必須の人気店!こだわりの1碗をじっくり味わいたい「My

My灶

松江南京駅2番出口から徒歩3分。大通りから1本路地を入った場所にある、レトロな佇まいの「My灶」は、平日夜でも予約なしで入るのが難しいと言われる人気の台湾料理店。

店内

一昔前にタイムスリップしたかの様なノスタルジックな店内は、日本の雰囲気も漂っていてカジュアルすぎない空間。家族や仲良しさんと一緒はもちろん、大人数でも利用できる嬉しい店。

滷肉飯
<台湾独特の香りをほとんど感じない、とろける様な仕上がり>

1碗90元の滷肉飯はこの店の看板メニュー。ビルグルマンにも選ばれた人気の滷肉飯は、大き目にカットしたぷるぷるの豚肉が、白いご飯の上でキラキラと輝いています。しっかり煮込まれた豚肉はこっくりした味わい。濃いめの茶色...というビジュアルですが、日本人好みの優しい味付け。ごろごろっとした豚肉に旨みがぎゅっと詰まっていて、噛むごとに美味しさが染み出てきます。

他店に比べると価格はやや高めの1碗ですが、一度は立ち寄っていただきたい店。ここで味わう滷肉飯はきっと思い出の1碗となるでしょう。

My灶

  • 住所:台北市中山區松江路100巷9-1號
  • 営業時間:11:30~14:00、17:30~21:30
  • 公式サイト:My灶

終わりに

台湾の食堂でメニューをじっくりチェックすると、「魯肉飯」「滷肉飯」2つの漢字を見かけますが、どちらも同じ料理で、発音も(ルーローハン/ルーローファン)同じです。

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ちょびこ

台北在住。旅と可愛い雑貨とビールが大好き。語学勉強が趣味です。台北や台北近郊を散歩しながら見つけた、この土地の魅力をお伝えさせていただきます♪

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