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6月28日、羽田~ケアンズ直行便が初就航!ヴァージン・オーストラリア航空でケアンズに出掛けよう♪
~2023年6月28日、ケアンズと東京・羽田が"初めて"直行便で結ばれます~
こんにちは!たびこふれ編集部の吉田です。
オーストラリア・ケアンズは、日本との時差がわずか1時間、そして世界遺産グレート・バリア・リーフをはじめ、自然も観光スポットもアクティビティも充実している人気の旅行先。そんなケアンズに、東京・羽田から、乗り換えなし!直行便で行けるようになります。
この記事では、ヴァージン・オーストラリア航空の新路線(東京・羽田~ケアンズ)と記者説明会の様子、そしてケアンズの魅力についてお伝えします。
目次
ケアンズとは?
<ミラミラフォールズ/提供:ヴァージン・オーストラリア航空>
クイーンズランド州にあるケアンズは、日本から最も近いオーストラリア北部の空の玄関口。
世界遺産グレート・バリア・リーフ(約2,000kmに渡って連なる世界最大のサンゴ礁群)、クイーンズランドの湿潤熱帯地域(世界最古の熱帯雨林)への観光拠点としても人気の都市です。
ヴァージン・オーストラリア航空とは?
リチャード・ブランソン卿によって2000年に設立されたヴァージン・オーストラリア航空は、オーストラリア最大の航空会社のひとつであり、広範なネットワークの国内線と、短距離国際線サービス、チャーター便、貨物便を運航しています。
<国内線ネットワーク/提供:ヴァージン・オーストラリア航空>
グループ本社はオーストラリアのブリスベンにあり、7,000人以上の従業員を擁し、オーストラリアの航空業界で22年以上にわたり競争を続けています。
ヴェロシティ・フリークエント・フライヤーは、1,100万人以上の会員数を持つ、受賞歴のあるロイヤルティプログラムです。そこで貯めたポイントはヴァージン・オーストラリア航空だけでなく、全日空、シンガポール航空、ユナイテッド航空、カタール航空、エティハド航空などの国際的なパートナー航空会社を通じて、世界500カ所以上の目的地へのフライトに交換できます。
ヴァージン・オーストラリア航空は、AirlineRatings.comによるエアライン・エクセレンス・アワードの航空会社トップ10に入り、ベスト・キャビン・クルー賞を連続で受賞するなど、注目を浴びています。【ヴァージン・オーストラリア航空 公式サイトより引用】
東京・羽田~ケアンズ直行便の詳細
- 就航日:2023年6月28日
- フライトスケジュール:
VA78便 羽田/ケアンズ(21:45/06:15)
VA77便 ケアンズ/羽田(13:15/20:00) - 運航日:毎日
- 使用機材:ボーイング 737-8型機
- 座席タイプ:ビジネスクラス、エコノミーX、エコノミークラス
※エコノミーXは、足元スペースがより広いエコノミー席です - 運賃タイプ:
ビジネスクラス:広々とした空間、上質な快適さと特典を満喫できる料金タイプ
フレックス:出発予定時刻前の変更に柔軟に対応できる料金タイプ
チョイス:座席・日時指定で自分好みの選択で決定する料金タイプ - 公式サイト:ヴァージン・オーストラリア航空
<機内イメージ/提供:ヴァージン・オーストラリア航空>
羽田空港の出発が21:45なので、仕事を終えた後でも十分間に合います。そして、ケアンズに到着するのは朝06:15。到着日からたっぷり遊べるだけでなく、オーストラリアの他のエリアに乗り継ぎぐことも可能です。
とても便利なフライトスケジュールなので、弾丸ツアーを組むこともできますよ。
記者説明会を詳しくレポートします
新就航までちょうど4か月というタイミング、2月28日に記者説明会が開催されました。
どんなプログラムだったのか、詳細をレポートします!
会場はオーストラリア大使館。中に入るのは初めてなので、ワクワク&ドキドキです。
資料とお土産
記者席には、発表資料とお土産がありました。
「あ~、TimTam(ティムタム)だ!!」
ティムタムは、クリームを挟んだビスケットがチョコレートでコーティングされているお菓子。地元オーストラリアではもちろん、お土産にも人気です。たびこふれ記事にたびたび登場しているので、(食べたことはないのに)わたし的にはすっかりお馴染みになっています。
ぜひ、こちらの記事「オーストラリア土産はティムタムだけにあらず!オーストラリアで愛され続ける懐かしのお菓子5選」もご覧ください。
説明会スタート
説明会は、オーストラリア州政府観光局 日本局長・べインズ氏による、
「ケアンズ~羽田線の就航は、観光業界に利益をもたらすものと考えています。旅行市場が回復する中、コロナ前の水準まで戻ることが期待されています。需要を喚起するためにも、ヴァージン・オーストラリア航空の成功をサポートします。このたびは、就航おめでとうございます。」という開会挨拶でスタート。
次に、ヴァージン・オーストラリア航空・ローラック氏より、今回の新就航路線「羽田~ケアンズ線」の説明があり、そして、リチャード・ブランソン氏による、
「2つの象徴的な都市がつながることは、私たちにとって極めて大きな一歩です。ヴァージン・オーストラリア航空が東京の羽田とオーストラリアのケアンズを結ぶ史上初めての航空会社になったことを、大変誇りに思います。
ヴァージン・オーストラリア航空が、"これまでとは異なることの実現"をミッションに掲げて設立してから23年、旅行者について再定義しながら、力強く発展していることを嬉しく思います。」というビデオメッセージが上映されました。
<提供:ヴァージン・オーストラリア航空>
さらに、ケアンズ観光局 CEO・オルセン氏より、
「ケアンズ行き直行便の就航は、日本人旅行者の皆様に、同地域に展開する多くの新しいホテル、レストラン、サステナブルな観光をしていただく絶好の機会となるでしょう。
日本全国、特にANAが運航する多くの地方都市に居住の皆様へ、今回の接続便が新たな旅行機械の推進力になるよう、大いに期待を寄せていいます。」と挨拶があり、ケアンズ観光局・坂本氏よりケアンズの魅力についてプレゼンテーションがありました。(ケアンズの魅力については、のちほど詳しくお伝えします。)
最後に、クイーンズランド州政府観光大臣・ヒンチリフ氏より、
「ケアンズとグレートバリアリーフに日本の旅行者が舞い戻り、私たちの悠々としたライフスタイル、そしてユニークかつ世界クラスの観光体験をご堪能いただけることを嬉しく思います。
コロナ後は、ケアンズとグレートバリアリーフでの忘れられない休暇、そしてクイーンズランド州が誇る温かいおもてなしが、日本の皆様を出迎え、お楽しみいただくことができます。
ヴァージン・オーストラリア航空の直行便により、カンガルーとの遭遇、世界遺産の熱帯雨林、目を見張るような先住民族文化をこれまでになく気軽にご体験いただけるようになります。
一生に一度の休暇は、ぜひクイーンズランド州で。皆様、お会いしましょう。」と閉会の挨拶がありました。
その後、クイーンズランド州政府観光局PRビデオが上映され、質疑応答があり、フォトセッション(登壇者の撮影会)がありました。
CAのみなさんに囲まれて、登壇者がズラリ。新就航路線への期待の大きさが感じられるような、錚々たる顔ぶれです。
懇親会
説明会の後は、懇親会がありました。ケアンズ公式観光大使で"リーマントラベラー"の東松寛文さんによるケアンズのお話を聞きながら、軽食とコーヒーをいただきました。
>>東松寛文さんのサイト「リーマントラベラー ~働きながら世界一周~」はこちら
<奥から時計回りに、タスマニアサーモンのサンドイッチ、ラミントン、ミートパイ>
さすがはエコ先進国オーストラリア。フォークはプラスチックではなく、木製です。時間はちょうどお昼の12時。タスマニアサーモンのサンドイッチはしっとり美味しく、ミートパイはズッシリ食べ応えがあり、空腹の私には嬉しかったです。
そして、ラミントンは"オーストラリアを象徴する食べ物"に選ばれるほど、地元で愛されているお菓子です。基本的なラミントンは、四角いスポンジケーキの周りをチョコレートソースでコーティングし、ココナッツをまぶしたものですが、今回いただいたのはベリー系の味でした。
ぜひ、ラミントンを紹介するこちらの記事「ティムタムだけじゃない!まだまだあります手軽なオーストラリアの有名お菓子たち」も読んでみてくださいね。
<軽食コーナーの上には、素敵な絵(競馬かな?)がかけられていました>
懇親会は、登壇者のみなさんと名刺交換したり、追加で質問したり、もぐもぐしたりで、あっという間にお開きの時間になりました。
説明会&懇親会は2時間ほどで終了。みなさん、お疲れさまでした。
ケアンズの魅力を紹介します
最後に、ケアンズの魅力をご紹介しましょう。
ケアンズの魅力は、なんといっても大自然。一年中温かく、穏やかな気候で過ごしやすく、リラックスできるところです。しかも、日本との時差が1時間なので、身体にも優しい点も魅力の一つです。
<グレートバリアリーフ cクイーンズランド州政府観光局>
私も一度だけケアンズを訪れたことがあります。世界遺産グレートバリアリーフのサンゴ礁があまりに大きくて、海が美しかったことにはとても感動しました。
シュノーケリングやダイビングで、海の中から楽しむのはもちろん、ヘリコプターやセスナで空から見るのもおすすめです。
<キュランダ観光列車/提供:クイーンズランド州政府観光局>
キュランダ観光では、ちょっとレトロで懐かしい雰囲気の列車に乗り、世界最古の熱帯雨林の景観を楽めます。
さらに、ラフティング、熱気球、星空観測など、自然を満喫できるアクティビティも充実しているので、老若男女問わず、誰もが楽しめますよ!
<床がガラスになっているスカイレール/提供:クイーンズランド州政府観光局>
ちなみに、私の一番のお気に入りは熱気球です。早朝に空から眺めるケアンズは、幻想的な雰囲気の中、太陽が昇り、カンガルーたちが駆け、街がだんだん起きていく様子を感じることができました。実際の体験は、天気や季節や時間によって違うと思いますが、いつまでも記憶に残ること間違いなしです。
<懇親会の際にいただいたラミントン。さくさくした生地にベリー系のジャムがたっぷり!>
もちろん、ケアンズはグルメも充実しています。オージービーフを使ったステーキやミートパイ、ラミントン、オーストラリアワインなどなど。最近は、朝からオープンしているカフェも増えているそうなので、朝からお出掛けするのも良いですね。
アクティビティを満喫したり、非日常を体験したり、日頃の疲れを癒したり、美味しいものを食べたり・・・ケアンズにはいろいろな楽しみ方があります。
次の海外旅行は、ぜひ羽田からケアンズに行ってみませんか?
公式サイト リンク集
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よしだようこ
- たびこふれ編集員兼ライター。ライターとしては発展途上中ですが、編集はお任せあれ♪
東京生まれの東京育ち。旅好きの原点は両親の実家(長野&岐阜)への帰省。美味しい食事とワインがあれば幸せです。