旅行中にも気軽にできるトランプ遊び7選(遊び方付き)

トランプ遊び

旅行中のちょっとした時間にできて、誰もが知っている遊びといえば、トランプ!

今回の記事では、旅行中の移動時間や空き時間に気軽にできるトランプ遊びを7つ紹介します。コンパクトで荷物にもならず、お手軽に楽しむことができるトランプは、旅行のお供にぴったりです。遊び方についても詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

<1. 旅行でトランプ遊びが楽しめるシチュエーションは?>

<2. みんなで遊べる定番のトランプ遊び>

<3. 瞬発力も試されるトランプ遊び>

<4. 一人でも遊べるトランプ遊び>

1. 旅行でトランプ遊びが楽しめるシチュエーションは?

旅行中、なんとなく手持ち無沙汰になる瞬間はどうしてもあるものです。そんなとき、トランプがあればみんなで遊ぶことができ、楽しい時間を過ごすことができるでしょう。たとえば船や電車などの移動中、テーブルや広めのスペースがあれば、トランプ遊びが可能です。

ホテルや旅館であれば、施設から貸し出してもらえることもあり、夜にワイワイ遊ぶのも楽しいでしょう。少しの空き時間もトランプ一つで楽しい時間が増えるので、旅行のお供におすすめです。

2. みんなで遊べる定番のトランプ遊び

大人数での旅行の際、みんなで遊べる定番のトランプ遊びを紹介します。人によって覚えているルールは異なるかもしれません。地域によって違うこともあるでしょう。遊ぶときはどういったルールでいくか決めてから始めましょう!

2.1 大富豪(大貧民)

大富豪は、自分の前の人が出したカードよりも強いカードを出していき、最初に手札が全てなくなった人が勝利となるゲームです。戦略性が高く、手札が弱くても思わぬ大逆転も起こりうることから、旅行中のグループなどで盛り上がります。移動時間が長いときや、宿泊中の夜に遊ぶと、あっという間に時間が過ぎてしまうかもしれません。

大富豪のイメージ

【カードの強さ】

最も弱いものから、3、4、5、6、7、8、9、10、11(J)、12(Q)、13(K)、1(A)、2、ジョーカー

【ルール】

  1. トランプ全枚を裏向きで人数分配る
  2. 親が好きなカードを出し、それよりも強いカードを次の人が出す
  3. 出されたカードより、さらに強いカードを出す...と続けていく
  4. 出せるカード、または出したいカードがない場合「パス」で次の人へ
  5. 全員が「パス」になれば場のカードを流し、最後にカードを出した人が親となる
  6. 1~5を繰り返し、最初にカードが無くなった人が勝利(大富豪)
  7. 最下位(大貧民)が決まるまでゲームを続け、順位を決める
  8. 次ゲーム開始前に、大貧民の最も強いカード2枚、大富豪の不要なカード2枚を交換する

なお、親が出せるカードは1枚に限らず、同じ数字のカードが2枚以上あればセットで出しても構いません。しかし、その場が流れるまでは、親が出した枚数と同じ枚数で、さらに場のカードよりも強い数字を出す必要があります。

基本のルールは以上ですが、大富豪には追加ルールも多数存在します。大富豪が次ゲームでも大富豪になれなければ強制的に大貧民になる「都落ち」、2人連続で同じマークのカードが出れば、以降も同じマークしか出せなくなる「縛りルール」など、さまざまです。

2.2 ババ抜き/ジジ抜き

トランプ遊びの代表的なゲームです。大人から子どもまでわかりやすいルールが魅力と言えるでしょう。旅行中のちょっとした空き時間にぴったりです。

また、運の要素が強いことで、どう転ぶかわからない面白さがあります。どのカードを引くか、表情を見ながら考えるなどちょっとした心理戦もあるので、大人同士でも意外と盛り上がります。ジジ抜きであれば、最後までどのカードが残るかわからないハラハラ感もありますよ。

ババ抜きのイメージ

【ルール】

  1. トランプ全枚を裏向きで人数分配る
    ババ抜き:ジョーカー1枚を入れておく/ジジ抜き:ジョーカーとカード1枚を抜いておく
  2. それぞれの手札の中に、同じ数字のカードがあれば2枚1組にして捨てる
  3. 全員捨て終わったら、一人目が次の人のカードを中身が見えないようにして1枚引く
  4. 引いたカードと同じ数字が手札にあれば、2枚1組にして捨てる
  5. 時計回りに順番に引いていき、手札が全て無くなれば勝利
  6. 最後の一人が残るまで続ける
    ババ抜き:最後にジョーカー1枚を持っていた人が負け
    ジジ抜き:最後に余った1枚を持っていた人が負け

2.3 ポーカー

ポーカーはカード5枚の組み合わせを作り、その役の大きさを競うゲームです。山札を置く場所さえあれば、移動中でも気軽に行えるでしょう。ルールは多種多様ですが、ここではチップなしでも手軽に遊べるドローポーカーのルールを紹介します。

ポーカーのイメージ

【カードの強さ】

最も弱いものから、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11(J)、12(Q)、13(K)、1(A)

※同じ役の場合、より強い数の組み合わせの役になっているほうが勝利となる

【ルール】

  1. ジョーカーを抜いたトランプを用意する
  2. トランプを裏向きで1人5枚ずつ配り、残ったカードは山札にして真ん中に置く
  3. 順番に一人ずつ、自分の手札の不要なカード1~5枚と山札を交換する
  4. カードの交換は一人3回まで行える
  5. 最後に手札を見せ合い、もっとも強い組み合わせの人が勝ち

【カードの役】

  • ワンペア:同じ数が2枚1組ある
  • ツーペア:同じ数が2枚2組ある(2が2枚、4が2枚、5が1枚など)
  • スリーカード:同じ数が3枚ある
  • ストレート:マークに関係なく、数字が順番に5枚並んでいる
  • フラッシュ:数字に関係なく、同じマークが5枚そろっている
  • フルハウス:同じ数が2枚1組(ワンペア)、同じ数が3枚(スリーカード)ある
  • フォーカード:同じ数字が4枚ある
  • ストレートフラッシュ:同じマークの数字が順番に5枚並んでいる
  • ロイヤルストレートフラッシュ:同じマークの10、J、Q、K、A

3. 瞬発力も試されるトランプ遊び

大人数でじっくりと楽しむゲームもおすすめですが、瞬発力が試されるスピーディな遊びも盛り上がります。

3.1 スピード

スピードは2人で遊ぶゲームです。1試合がサクッと終わるため、順番に遊んだり、ちょっとしたトーナメント戦にしたりしても盛り上がります。トランプを広げられる床や机のある場所でやってみましょう。

スピードのイメージ

【ルール】

  1. ジョーカー除く全カードを赤(ハート・ダイヤ)と黒(スペード・クローバー)に分ける
  2. どちらかをお互いの手札にし、よくシャッフルする
  3. お互いに4枚ずつ表に並べ、残りのカードは手札として手に持っておく
  4. 「スピード」の掛け声で、手札からお互いに1枚ずつ中央におく(台札)
  5. 自分の場に出ている4枚の中で、台札に数字がつながるカードを上に重ねていく
  6. カードを出して減った場のカードは手札から補充し、4枚の状態を保つ
  7. どちらも出せるカードが無くなれば、再度4を行い、カードを出していく
  8. 先に全カードを台札として出した方が勝ち

3.2 豚のしっぽ

豚のしっぽは大人数でも盛り上がるゲームです。ルールが単純なので、初めて遊ぶ人もすぐに参加できます。カードを円形に広げられるスペースが必要になるので、宿泊先の部屋などで行うのが良いでしょう。ルールは多種多様ですが、ここでは特に盛り上がる、瞬発力が試される形にアレンジしたルールを紹介します。

豚のしっぽのイメージ

【ルール】

  1. カードを裏向きにして、円になるように丸く広げる
  2. 広げたカードから1枚引き、表にして円の中央に置く
  3. 一人ずつ順番に、円の中から好きなカードを引いて中央に出す
  4. 前に出ていたカードと同じ色、もしくは同じ数字だった場合、全員で素早くカードに手を乗せる
  5. 手を出すのが最も遅い人が、中央に出ているカードを全て引き取る
  6. 円にしていたカードが全てなくなったら終了
  7. 引き取ったカードが最も少ない人の勝ち(最も多い人が負け)

なお、手を出す条件は「同じ色や同じ数字」でなくても構いません。たとえば「同じマーク」「特定の数字」など、独自の条件をつけても楽しいでしょう。

4. 一人でも遊べるトランプ遊び

一人旅の場合や、一人での待ち時間・移動時間にトランプ遊びをするのもおすすめです。中にはカードがなくても、スマホアプリなどで遊べるものもあります。一人での空き時間がある場合に、やってみてください。

4.1 ソリティア

クロンダイクとも呼ばれるソリティアは、一人で遊べるトランプ遊びの代表です。必ず成功するわけではないため、ほどよい難しさがあり、つい夢中になってしまいます。パソコンやスマホがあれば、アプリやインターネットで遊べるものもあるでしょう。

【準備】

ソリティアのイメージ(最初の並べ方)

場札として裏にしたカードを左から1枚、2枚、3枚、4枚、5枚、6枚、7枚とそれぞれ縦に重なるように並べ、計7列を作る。残ったカードは山札とし、7列それぞれの一番手前のカード1枚だけを表にする。場札の上には、組札としてカード4枚分が置けるスペースを確保しておく。

【ルール】

ソリティアのイメージ(ゲーム途中の様子)

  1. 場札の中で「数字が続く」かつ「続くと色が赤と黒の交互になる」カードを探す
  2. 1でカードが見つかったら、数字の小さいカードを大きいカードの上に移動させ、数字が見えるようにして重ねる
    (例)赤の「5」に黒の「4」を重ねる、黒の「11(J)」に赤の「10」を重ねる
    ※ 赤と黒の交互で数字が続いている場合、つながっているかたまりごと移動できる
    (例)赤の「5」に黒の「4」のかたまりごと動かして、黒の「6」に重ねられる
  3. 表向きのカードが無くなった列は、一番手前の裏向きのカードを表に向ける
  4. 「1(A)」が出たときは、マークごとに分け、組札として並べる
  5. 「1(A)」に続くカードが出たら、マークごとに重ねていく
    (例)組札に「スペードの1(A)」がある状態で、場札の一番手前のカードに「スペードの2」があれば、「スペードの2」を組札の「スペードの1(A)」の上に重ねる
  6. カードのなくなった列には、「13(K)」が置ける
  7. 動かせるカードがなくなったら山札を1枚めくり、再度1〜7を行う
  8. 移動できるカードがあれば、見つけた時点で移動させる
  9. 場札、山札がなくなり、組札に各マーク1(A)~13(K)を重ねられたら成功

4.2 ピラミッド

ピラミッドも一人で楽しめるトランプ遊びです。ルールが比較的単純なため、サクサク進めることができます。

【準備】

ピラミッドのイメージ(最初の並べ方)

カードで7段のピラミッドを作り、1~6段目は裏に、7段目のカードのみ表に向ける。一番上は1枚、その次の2段目は2枚、3段目は3枚...7段目は7枚になるよう並べる。1枚のカードに、下の段のカードが2枚重なる形でカードを重ねて置く。

【ルール】

ピラミッドのイメージ(ゲーム途中の様子)

  1. 1.7段目のうち、2枚足して13になるカード、または「13(K)」を取る
  2. 重なりがなくなった一つ上の段のカードは、めくって表向きにする
  3. 1~2を行い、取れるカードが無くなったら山札を1枚めくる
  4. 山札からめくったカードを含め、1~2を行う
  5. 山札からめくったカードで何もできない場合、めくったカードは捨て札として重ねる
  6. 4を行い、カードを減らしていく
    ※ 捨て札の一番上のカードと、ピラミッドのカードの2枚で13になる場合、それらを取ることができる
  7. ピラミッドのカード全てを取り除くことができれば成功

以上、旅行でも気軽にできるさまざまなトランプ遊びを紹介しました。移動中やちょっとした空き時間、宿泊先での夜など、トランプがあるだけでより楽しい時間にすることができるかもしれません。旅行に出かける際は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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