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【フィンランド】ヘルシンキ近郊のヌクーシオ国立公園にある「ハルティアレイクロッジ」
ヌクーシオ国立公園は、映画「かもめ食堂」のロケ地として知られていますが、35個あるフィンランドの国立公園のひとつでもあります。
ヘルシンキ市街から車で約30分で到着することができ、まさに「これぞフィンランド!」のイメージ通りの森と湖の自然を満喫できる場所として、地元でも人気のスポットです。
今回は、そのヌクーシオ国立公園のフィンランドネーチャーセンターハルティアに隣接するホテル「ハルティアレイクロッジ」を紹介します。
目次
ハルティアレイクロッジのコンセプト
このホテルでは、フィンランドでは当たり前になっている持続可能な活動(SDGs)と環境への配慮を重視しており、100%再生可能なエネルギーで運営されています。また環境に配慮する施設に与えられる「グリーンキー認証」を2021年に受けています。
例えば、食事面では、食材を残さないように個別盛りで提供し、施設内の家具は、ホテルに合うリサイクルのものを探してきて、塗装やリフォームをして使っています。レストランの椅子などは、統一されていません。
お部屋は、宿泊棟に20ルームとグランピングサイト10棟で構成されています。アクティビティは、可能な限り自然に浸ってもらうため、カヌー、トレッキング、ハーブ摘みなど、様々なメニューが用意されています。
さらに、パブリックエリアには何とサウナがありました。さすがフィンランドですね。
宿泊棟、グランピングサイト共有のフォレストラウンジがあり、23時までオープンしています。
一日の疲れを、ワインやクラフトビールを飲みながら、ゆっくりくつろげる場所として利用することができます。
あえてテレビが設置されていないので、ゆったりとした時間に浸れる、非日常を体験できる場所として最高です。
ハルティアレイクロッジの部屋
宿泊棟、グランピングサイトともに冷暖房は完備しています。宿泊棟のみシャワーが付いています。
お部屋は全体的にシンプルな造りになっています。
コンセプトは「自然に浸る」なので、シンプルですが必要最低限必要なものは揃っています。
各部屋も、リサイクルが徹底しており、コート掛け一つとってもスキー板が使われていました。
他にもランプシェードや物置もリサイクルのものが使われていますが、安っぽさはなく、逆に落ち着いていてお洒落な感じさえしました。
ハイキングコース
色々なアクティビティを体験できますが、今回20分くらいのところにある展望台まで歩いてみました。(往復2キロのコース)
一番簡単に歩けるコースと言うこともありますが、舗装されていて、車いすでも行くことができるくらい歩きやすいコースでした。
それでも、歩いてみると、静寂に包まれて鳥の鳴き声や風が通る音、森の自然を感じることができました。
展望台からの景色を動画でご覧ください。(曇りだったのが残念です。)
まとめ
今回は数時間の滞在だったので、すべての魅力を味わうことはできなかったのですが、短時間の滞在でも、フィンランドの自然を感じることができました。
また、さすがSDGsランキング第一位の国フィンランドらしく、観光一つとっても首都のヘルシンキから1時間もかからずに、それを体感できる施設があることは素晴らしいと感じました。
ハルティアレイクレイクロッジはサステナブルな旅を提唱するフィンランドのほんの一部分だと思います。
ぜひまたゆっくりと体感してみたいと感じました。
Haltia Lake Lodge(ハルティアレイクロッジ)
- 住所:Solvallanrinne 2, 02820 Espoo, フィンランド
- TEL:+358-40-5444707
- 公式サイト:Haltia Lake Lodge
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- 国内旅行が好きな、「たびこふれ」の中の人です。