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サウナの聖地?ヘルシンキの「Loÿly(ロウリュ)」はこんなところ!
日本で大ブーム中の「サウナ」ですが、発祥はフィンランドと言われています。
フィンランドでは、日本人がお風呂に入るのと同じ感覚でサウナに入るようで、日本の銭湯のように公衆サウナがあり、最近では自宅にサウナを持つ家庭も増えているそうです。
今回は、そんなサウナの聖地とも言えるフィンランド・ヘルシンキにある人気のサウナ施設「Loÿly(ロウリュ)」に行ってきたので、ご紹介します。
目次
「Loÿly(ロウリュ)」とは
「Loÿly(ロウリュ)」という言葉は、フィンランド語で「蒸気」を意味し、サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させて楽しむフィンランド式サウナの入浴法のことを指します。
今回ご紹介するサウナ施設の「Loÿly(ロウリュ)」は、ヘルシンキの街の南の海沿いに位置し、ヘルシンキの中心部から路面電車で10分ほど、徒歩でもアクセス可能です。
2016年にオープンしたモダンでスタイリッシュな外観で、サウナとレストランが併設されています。
人気の施設なので予約をしていくことをおすすめします。
※2023年4月現在、2時間で23ユーロです
「Loÿly(ロウリュ)」の楽しみ方
まずは受付を済ませ、ロッカーで水着に着替えます。
ロッカーからサウナエリアに入ると、暖炉などがあるスタイリッシュなラウンジが。
自由に入れるサウナはふたつあり、ひとつは伝統的な薪サウナ、もうひとつは薪を焚いた煙を使用したスモークサウナです。その他にグループ向けの貸切サウナもあるようです。
サウナ内はプライベートな空間なので、NGではないかもしれないものの、なかなか気が引けて写真を撮れなかったのは残念ですが、薪サウナの入口だけパシャリ。
薪サウナは、片側がガラス張りになった少し明るめの空間。日本でも見かけるオシャレなドライサウナのイメージでした。
スモークサウナは薪サウナと違い暗い空間で、スモークの香りが漂います。いずれも好きなタイミングでサウナストーンに水をかけるロウリュが可能です。特にスモークサウナはなかなか熱くて、しばらくすると水風呂に入りたくなりますが、ここで入るとしたらなんとバルト海!!
3月のフィンランドはまだまだ寒く、水温は5℃以下。
悩みましたが、サウナ後に海、それもバルト海に飛び込める機会なんてそうそうないので、勇気を出して入ってみました!
身体が痺れるような冷たさで一瞬しか浸かりませんでしたが、気持ちいいというよりも達成感がすごかったです。
バルト海ダイブの後は、テラスのリクライニングチェアで、海とヘルシンキの街並みを眺めながら至福のととのいタイム。
「Loÿly(ロウリュ)」にはレストランエリアもあるので、サウナ後に1杯飲んだりサ飯(?)を食べることも可能です。
Loÿly(ロウリュ)基本情報
- 住所:Hernesaarenranta 4, 00150 Helsinki, フィンランド
- TEL:+358-9-6128-6550
- 公式サイト:Loÿly
まとめ
ヘルシンキには、「Loÿly(ロウリュ)」以外にもサウナ施設が多数ありますし、ホテルにもサウナがついていたりします。
サウナ好きはもちろん、そうでなくても、ぜひ本場のサウナを体験してみてはいかがでしょうか。
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ロマーニャ
- 現在イタリア在住の元旅行会社社員です。旅はライフワークで、これまでに訪れた国は40か国以上。主にイタリアとヨーロッパの情報についてご紹介します!