中米の楽園コスタリカ 2022年9月最新 日本発ーコスタリカ着おすすめルート

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日本をはじめ、世界各地ではまだコロナとの戦いが続いていますが、多くのところではコロナによる規制が緩和、もしくは完全に撤廃されてきています。観光業を国の一大産業とするコスタリカは、かなり早い段階からコロナに関する様々な制限を排除し、観光客の呼び戻し、産業の活発化を図っていました。前回の記事では、コスタリカのアフターコロナに向けての状況、入国条件の変更などをレポートさせていただきました。

>>前回の記事:中米の楽園コスタリカ アフターコロナへの取り組みと入国条件

本記事では、筆者が直近(2022年9月)に日本からコスタリカに向けて、移動・乗り継ぎ・入国した際のリアルな様子、またおすすめのルートをお伝えします。

目次

コスタリカへの入国条件

パスポート

コスタリカでは、2022年4月に変更された入国条件の完全撤廃に伴い、日本人はコスタリカへパスポートのみで入国できるようになりました。そのため、コスタリカの入国の際に、隔離や新型コロナウイルス感染症陰性証明書の提示、ワクチン接種証明書、海外旅行保険強制加入などがまったく必要なくなりました。

ただし、日本からコスタリカへの直通便がないため、経由地での入国条件を確認する必要があります。

コスタリカへの移動ルート

空港

コスタリカへ旅行するにはいくつかの移動ルートがありますが、一般的なのはアメリカ経由、またはメキシコ経由です。この2つの代表的なルートが、比較的安く、フライト時間、また乗り換え時間が短くて済みます。

前回の報告の時点では、アメリカ入国・経由の際に、陰性証明書やワクチン接種証明書などが必要でしたが、現在(2022年9月時点)ではワクチン接種証明書(2回以上の接種)があれば、出発前のPCR検査による陰性証明書や到着後の隔離は不要になります。ただ空港でのチェックインの際に、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の要請により、ワクチン接種に関する宣誓書、及びコンタクトトレーシング(入国者情報:米国滞在時の連絡先(電話番号とEMAILアドレス))を提出する義務があります。これらの用紙は、ご利用の航空会社のウェブサイトからダウンロード、または空港でのチェックインの際に受け取り、記入することができます。

またコロナの前からですが、アメリカ入国には事前にESTA(エスタ:電子渡航承認システム)の申請が必要になります。

メキシコ入国・経由の際には、証明書や追加書類などの準備・提出は一切不要で、パスポートのみでOKです。メキシコ経由は、アメリカ入国よりも事前準備がかなり少なくて済むというメリットがあります。

ワクチン接種に関する宣誓書のフォームは下記のリンク先からダウンロードすることができます。

>>ワクチン接種に関する宣誓書のフォームはこちら

コンタクトトレーシングのフォームは各航空会社により異なりますので、航空券のご予約の際にご確認ください。

コンタクトトレーシング

アメリカ経由ルートの場合(今回筆者が利用したルート)

空港

今はコロナ、ロシアとウクライナの戦争や円安の影響により、各社航空券の値段が非常に高くなっています。航空券の検索サイトなどで安いチケットを見つけても、無料預け荷物が含まれていなかったり機内食やアメニティーが有料であったりしますので、チケット購入の際は詳細を確認する必要があります。

今回、筆者が利用したアメリカ経由のルートは、東京 成田NRT → アメリカ ロサンゼルスLAX → コスタリカ サンホセSJO です。

東京 成田NRT → アメリカ ロサンゼルスLAX は、ZIPAIRという日本航空JALの100%出資子会社のLCCです。アメリカ ロサンゼルスLAX → コスタリカ サンホセSJO はDelta航空を利用しました。

ZIPAIRは、ロサンゼルスまで直通で、最低設定価格では機内持ち込み手荷物2つ(合計7kgまで無料)のため、預け荷物1つと機内食付きのセット(8,800円)を購入し、片道52,000円。

Delta航空は、コスタリカまでの直通&チケット代$300と預け荷物1つ$30で、片道$330(約46,200円)。

コロナ前は、日本ーコスタリカを往復10万円で行けていた時期もあったので、このことからチケット代がかなり高額になっていることがわかります。

メキシコ経由ルートの場合

メキシコを経由した場合は乗り継ぎ時間やフライト時間などが最短で済みますが、チケット代がかなり高額になります。現在、日本からメキシコへの直行が全日空ANAのみとなり、最低でも片道25万円以上です。ただメキシコからコスタリカまでは、各航空会社 片道2-3万円程度の直通フライトを提供しているため、費用を抑えることができます。

長いフライト時間や乗換時間などによる体力面での心配、または事前の必要書類の準備や申請がうまくできるか不安がある場合は、メキシコ経由のルートがおすすめです。また、全日空ANAの大手航空会社を利用する安心感やマイルの活用により、メキシコ経由の方がお得になる場合もあります。

注意点

空港

今回、ご紹介したコスタリカ行きの2つのルートですが、航空会社によって様々な制限や規則がありますので、チケットの購入の前にしっかりご確認のうえ購入してください。チケット代が安く見えても、預け荷物や機内食、機内での飲み物までも有料になり追加料金の支払いが必要になることがあります。また、機内食等が有料でも、搭乗までに空港内で自分で購入した軽食や飲み物を機内に持ち込むことができる航空会社もありますので、事前に詳細を十分ご確認ください。

またアメリカ経由の場合、入国のための書類を用意したり、ESTAの申請が必要になり、事前準備が必須となります。

最後に

日本では円安の加速に、物価の上昇、ロシアとウクライナの戦争ゆえの燃料費の高騰など、2022年は予期していなかった事態が続いていますが、中米の楽園コスタリカは今のところ大きな影響はありません。

世界中で渦巻く様々なできごとも、コスタリカの大自然の中にいると姿を消してしまいます。美しい山も川も海も、たくさんの動植物たちも、世界の喧騒に影響されることなく悠々と暮らしています。中米の楽園コスタリカの大自然の中でゆったりとリフレッシュして、体と心と頭をリセットしてみませんか。

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多種多様な大自然と生きる国コスタリカに魅せられ在住4年目です。コスタリカの小さな田舎町に住み、大自然と またその大自然と共存する人々から、人生について多くのことを学んでいます。日本では見られない動物たち、また世界でも珍しい動植物がたくさん存在するここコスタリカで、大自然と動物たちと共に、ワクワクする毎日を送っています。小さな国ですが、見どころ満載のコスタリカの魅力をたくさんお伝えできればと思います。

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