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【日本百名山】1座目は地獄と天国を体験した月山登山(山形県)
こんにちは!たびこふれライターの中尾です。
山形県の月山(がっさん)は僕の記事に2度登場しています。今年2022年は2011年から登り続けた月山登山が10回目を迎えたため、今後は登山の視野を広げていこうと思い、日本百名山に挑戦しようと思いました。
その1座目として月山の登山レポートをお送りいたします。
【目次】
- 日本百名山1座目 月山
- 月山8合目駐車場
- 月山中の宮・御田原神社/御田原参籠所
- 弥陀ヶ原湿原を通過
- 無量坂を登る
- 9合目仏生池小屋に到着
- オモワシ山を右に見ながら
- 行者返しを登る
- 雄大な大峰を背に縦走する
- 月山頂上・月山神社に到着
- 月山頂上の三角点へ
- 下山開始します!
- 9合目仏生池小屋に到着
- 月山中の宮・御田原神社/御田原参籠所まで下ってきました
- 月山8合目駐車場に到着
- 今年の月山登山の感想
日本百名山1座目 月山
月山情報
- 登山日:2022年8月27日(土)
- 天候:曇り⇒雨⇒豪雨⇒曇り⇒晴れ⇒曇り
- 日本百名山1座目:月山(山形県)
- 標高:1,984m
- 登山ルート:羽黒山コース(8合目から頂上の往復)
- 距離:片道約4.5km
- 標準所要時間:片道約3時間
- 難易度:初級者向け
- 僕にとっての難易度:中級者向けだと思います
- 服装:晴れていれば登り始めは半袖半ズボンでもOKです。しかし、頂上直下では汗が原因で身体を冷やしてしまうので、脱ぎ着できる服装がベストです
注意点
- 注意点1:月山登山は7月1日に開山する月山神社を参拝することを目的としています。したがいまして、登山シーズンは例年7月1日~9月15日頃になります。(ここ3年は8月31日に閉山)
- 注意点2:登山装備が必要です。また7月中は雪渓やアイスバーンを横断したり登ったりするので、アイゼンが必ず必要です
- 注意点3:月山はとても天候が変化しやすいので雨具は必携です
関連サイト
- 公式サイト:月山ビジターセンター|磐梯朝日国立公園 イベント案内 月山情報
- 公式サイト:出羽三山神社
日本百名山登山に関する注意点
- 僕の技術では全部登れません...
- 誰でも登れそうな山をピックアップしながら計画的に登ります
- 無理なく楽しんで登ろうと思っています
- 頼れる乗り物は活用します(笑)(索道や路線バスなど)
登山に関して僕自身が実行していること
- 登山保険に加入しています
- 登山・下山届を提出しています
- 緊急用の医薬品や食料をザックに入れ、飲料水を多めに持参しています
- 朝食を食べてから登っています。(特に炭水化物)
- ストックがあった方が良いと痛感しました
- 雨具やヘッドライトを必ず持ち歩いています
月山8合目駐車場
【5:15出発】農家民宿を出発する時は曇り空でしたが、月山8合目駐車場に着くころにはポツポツと雨が降ってきました。
月山中の宮・御田原神社/御田原参籠所
【5:25到着/5:35出発】御田原神社(みたはらじんじゃ)で登山の安全を祈念しました。
弥陀ヶ原湿原を通過
【5:40通過】月山8合目に広がる弥陀ヶ原湿原(みだがはらしつげん)を突っ切り登山道へ入ります。
無量坂を登る
【6:00通過】弥陀ヶ原湿原を抜けると無量坂があります。ジグザクと高度を上げていきます。登り始めには少しきつい坂で、息が上がります。
無量坂を登りきると大きな岩場が続きますので足元に気をつけて進みましょう。
9合目仏生池小屋に到着
【6:45到着】9合目の仏生池小屋に到着しました。
【6:50出発】このまま登り始めましたが、身の危険が及ぶほど激しい雨に行く手を塞がれ、仏生池小屋に避難しました。
【7:20再出発】雨雲レーダーで真っ赤な地域を脱したため、再出発しました。約30分の時間ロスです。
眼下に9合目仏生池小屋を見ながら足を進めます。
オモワシ山を右に見ながら
【7:30通過】仏生池小屋を過ぎてしばらく登るとオモワシ山(1,828m)の看板があります。真の頂を隠して、自らを頂上と「思わし」めることに由来しているそうです。
行者返しを登る
【7:45通過】30m位の急斜面の中ほどに、行者返しの木碑が建っています。役行者(えんのぎょうじゃ)が山頂を目指した時に、蜂子皇子に使える除魔童子に修行の未熟を悟らされ、羽黒山に返されたとの伝説がある場所です。
雄大な大峰を縦走する
【7:50通過】まもなく稜線に出ます。
【8:00通過】稜線に出ました。風に飛ばされないように注意が必要です。
【8:05通過】木道を右側通行で歩きます。
【8:10通過】木道が終わります。
【8:10通過】頂上の月山神社が見えてきました。
月山頂上・月山神社に到着
【8:20到着】まずは参拝料500円を支払い、参拝します。境内は写真撮影禁止です。
南西側の景色。
今年いただいた月山神社の御朱印。紙への直書き、書き置き朱印です。
月山神社にて希望者に配布している「登拝認定証」です。日付は自分で書き込みます。
金剛杖は2本目です。今年も無事頂上に立つことができました。
少し下ったところに月山頂上小屋とトイレがあります。
手前が月山頂上小屋、奥が月山神社です。晴れていれば左後方に鳥海山が見えます。
こちらは南側の稜線。牛首、姥ケ山、姥沢方面、湯殿山神社方面への登山道が続いています。
月山頂上の三角点へ
【9:00着】月山神社から8合目へ少し下り、左手に登ったところに月山頂上の三角点があります。
下山開始!
【9:10出発】下山開始します!
【9:15通過】木道の始まり。
【9:20通過】木道の終わり。正面は大峰(おみね)1,909mです。
【9:20通過】稜線を背に下ります。
雄大な景色が広がります。
9合目仏生池小屋に到着
【10:00到着】9合目仏生池小屋に到着。
【10:10出発】トイレを済ませ、9合目仏生池小屋を出発します。
弥陀ヶ原湿原の全景が見えてきました。
月山中の宮・御田原神社/御田原参籠所まで下ってきました
【11:25到着】御田原神社まで下ってきました。今年も月山に登れたことに感謝です。
来年は兎年なので月山も人気が出るでしょうね!
今年いただいた御田原神社の御朱印。紙への直書き、書き置き朱印です。
月山8合目駐車場に到着
【11:40到着】8合目駐車場に到着した時は再び曇り空でした。
今年の月山登山の感想
- 地獄は9合目で身を危険を感じるほどの豪雨。そのまま登らず9合目仏生池小屋に避難して正解でした
- 天国は頂上付近の雲上の大パノラマが楽しめたこと
- 雨合羽を着込んで登りましたが、暑さでの汗で結局は身体がずぶ濡れになりました
- 登山道が豪雨の影響で滝になっていました
- 月山神社も御田原神社も御朱印は直書きの書き置きのままでした。羽黒山や湯殿山は直書きです
※当記事の情報は2022年8月27日登山時のものです。登山の際は必ず事前に下調べ・準備の上で行動してください
>>「ライター・中尾の『日本百名山』登山レポート」(一覧)はこちらから
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中尾勝
- 旅が大好き!国内海外を問わず飛び回っていますが、海外へは2011年に渡航して以来、出国していません。今は原点に戻り国内を旅しながら日本の良さを体感中。