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富士市・富士宮市 〜鎌倉殿ゆかりの地を巡る旅〜 おすすめスポット7選

記事投稿日:2022/09/24最終更新日:2022/09/24

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和田義盛神社

雄大な富士山と駿河湾を有する富士市・富士宮市(以下、富士地域)は、「富士の巻狩」や「富士川の合戦」など、歴史的にも有名な出来事があった地域です。そのため、源頼朝や曽我兄弟など、歴史上の人物にゆかりのある史跡がたくさんあります。

この記事では、私が散策した史跡の中から、おすすめスポット7選をご紹介します♪豊かな自然に囲まれた富士地域の歴史に出会い、歴史を知り、この地域の魅力を感じていただけたら幸いです。

目次

1. 曽我寺

曽我寺

富士川の合戦の際に、父の仇討ちを果たした曽我兄弟のお墓と、2人の銅像があるお寺です。

正式名称は「鷹岳山福泉寺」ですが、地元の人からは「曽我寺」と呼ばれ、長年親しまれています。

山門
<山門をくぐると、木の葉が風で揺れる心地良い音が出迎えてくれます>

木々に囲まれ、緑豊かなお寺。

山門をくぐって一歩足を踏み入れると、空気が変わるのを感じます。

心なしか、お寺の中は穏やかに時間が流れているような気がしました。

今も静かに佇む曽我兄弟のお墓と銅像は、曽我兄弟の歩んだ歴史を感じさせてくれます。

とても静かで落ち着いた雰囲気のお寺で、私も曽我兄弟に思いを馳せ、お墓に手を合わせました。

曽我寺

  • 住所:静岡県富士市久沢229
  • アクセス:JR身延線 入山瀬駅から徒歩 約10分
  • 駐車場・トイレ:あり

2. 和田義盛神社

和田義盛神社

富士川の合戦の際、和田義盛は源頼朝から、今泉村(現在の富士市中心部の東北一帯)周辺の警備を命じられたといわれています。

後にその土地を「和田」と呼び、この土地の人々は義盛を守護神としてこの神社を建てたと伝えられています。

住宅街にひっそりと建つ和田義盛神社。神社へ向かうまでの路地感が良い。
<住宅街にひっそりと建つ和田義盛神社。神社へ向かうまでの路地感が良い>

決して大きな神社ではありませんが、いわゆる路地裏のような場所にあり、その雰囲気が個人的にはお気に入り。

人々に長年大切に守られているのが伝わってきました。

和田義盛神社

  • 住所:静岡県富士市今泉8-7
  • アクセス:岳南鉄道本吉原駅から徒歩 約10分

※駐車場はありませんのでご注意ください

3. 鎧ヶ淵親水公園

鎧ヶ淵親水公園

富士川の合戦の際、源頼朝がこの淵で鎧を脱ぎ、体を洗ったといわれています。現在は親水公園として整備されています。

鎧ヶ淵親水公園

富士市原田地区は、湧き水が豊富なことで知られており、ここ鎧ヶ淵にも、冷たくて綺麗な湧き水が流れています。

そのため、5月から6月にかけてホタルを見ることもできます。

冷たくて綺麗な湧水。淵の中には鯉も泳いでいました。
<冷たくて綺麗な湧き水。淵の中には鯉も泳いでいました>

"頼朝が合戦の際に鎧を脱ぎ、体を洗ったと伝えられている場所"というだけでも何だかワクワクしてしまいますが、とにかく水の綺麗さに感動しました!散歩の途中の休憩や寄り道スポットとしてもおすすめです。

鎧ヶ淵親水公園

  • 住所:静岡県富士市原田字滝川1165-3
  • アクセス:岳南鉄道 岳南原田駅から徒歩 約15分

※駐車場はありませんのでご注意ください

4. 白糸の滝

白糸の滝

観光スポットとしても人気の高い白糸の滝。無数の絹糸が垂れているような絶景に、思わず見惚れてしまいます。

1年を通して水温が約12℃と低いため、特に夏はとても涼しく、マイナスイオンをたっぷりと浴びられる避暑地としてもおすすめです。

秋には紅葉を楽しむことができます。
<秋には紅葉を楽しむことができます>

白糸の滝は、富士の巻狩の際に源頼朝が訪れたといわれています。頼朝は滝の美しさに感動し、「この上に いかなる姫や おわすらん おだまき流す 白糸の滝」 と、和歌を詠んだといわれています。頼朝も感嘆した白糸の滝は、富士山世界文化遺産の構成資産になっています。

お洒落なカフェや売店
<滝を楽しんだ後は、お洒落なカフェや売店で休憩を>

売店やカフェなども充実しているため、滝と併せて涼みながらゆっくりと過ごすことができます。

白糸の滝 カフェ

白糸の滝には何度も訪れていますが、訪れる度にその壮大さと綺麗さに感動します。個人的には、特に夏に行くのがおすすめです。滝の近くへ行くと、まるで天然のクーラーのような涼しさです。

先程ご紹介した源頼朝の和歌など、歴史的な背景を知ると白糸の滝がさらに魅力的に感じます。

5. 音止(おとどめ)の滝

音止の滝

白糸の滝のすぐ近くにもう一つ、音止の滝があります。この「音止」という名前の由来は...。

富士の巻狩の際、曽我兄弟はこの滝の近くで、父の仇である工藤祐経の仇討ちの相談をしていました。しかし、滝の音が大きく、2人の声がかき消されてしまったため、神に念じました。すると驚くことに、一瞬滝の音が止んだと伝えられています。

この話が、音止の滝の名前の由来だとされています。

白い絹糸のようにやさしく流れる白糸の滝に対し、音止の滝は逞しく大きな音を響かせながら流れています。

確かにこれでは、曽我兄弟の声が滝の音にかき消されてしまうのも納得してしまいます。

白糸の滝/音止の滝

  • 住所:静岡県富士宮市上井出273-1
  • アクセス:東名高速道路 富士IC または新富士ICから車で約30分。JR富士宮駅からバスで約30分
  • 駐車場・トイレ:あり

6. 曽我の隠れ岩

曽我の隠れ岩

白糸の滝から3分程歩いたところに、この岩はどっしりと構えています。

この岩は、富士の巻狩の際に、曽我兄弟が父の仇である工藤祐経の陣屋を偵察したのち、2人が身を潜めて密儀を行った岩だといわれています。

2人くらいであれば、この岩の影にすっぽりと隠れ、誰にも姿を見られることはなく密儀ができるだろうな、と思うほど、大きくて迫力のある岩です。真ん中に大きなひび割れがある岩は、とても印象的でした。

白糸の滝の徒歩圏内には、他にも「工藤祐経の墓」や「お鬢水(おびんみず)」といった史跡がありますので、そちらも併せてぜひ巡ってみてくださいね♪

曽我の隠れ岩

  • 住所:静岡県富士宮市上井出340
  • アクセス:白糸の滝 駐車場から徒歩約3分

※白糸の滝駐車場をご利用ください

7. 富士山本宮浅間大社

富士山本宮浅間大社

2023年の大河ドラマの主人公・徳川家康が造営した富士山本宮浅間大社は、全国に1,300社以上ある浅間神社の総本宮です。

境内には立派な流鏑馬像があります。かっこいいですね...!
<境内には立派な流鏑馬像があります。かっこいいですね...!>

北条義時をはじめとした多くの歴史上の人物が、この浅間大社に厚い崇敬を寄せたといわれています。

源頼朝もその1人で、富士の巻狩の際に流鏑馬を奉納したと伝わっています。毎年5月に開催されている流鏑馬祭りは、頼朝が浅間大社に流鏑馬を奉納したことが起源だといわれています。

浅間大社の境内には、湧玉池や水屋神社など見どころがたくさんあり、連日多くの参拝者が訪れています。

富士山本宮浅間大社

  • 住所:静岡県富士宮市宮町1-1
  • アクセス:JR富士宮駅から徒歩約15分
  • 駐車場・トイレ:あり

最後に...

富士山

いかがでしたか。富士地域には、歴史深い史跡がまだまだたくさんあります。

今回、教科書やメディアで情報を得るだけではなく、実際に自分の足で史跡を訪れ、自分の目で見て触れることにより、歴史の奥深さ・面白さを知ることができました。

今では、車の運転中や出先で史跡を見かけると、由緒やゆかりのある人物が気になって調べてしまいます。

一度ハマると本当に面白い歴史や史跡の魅力。日本一の山・富士山と共に長い歴史を歩んできた富士地域の史跡からは、歴史上の人物が辿った道のりを知り、彼らの想いを感じることができます。

富士地域は、史跡がたくさんあるだけではなく、自然豊かで、何より人が温かいです。史跡巡りをする際にも、きっとそれを感じていただけるはず。

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